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原産:ヨーロッパ/アジア 科:フクロソウ(Geraniaceae) 属:ゲラニウム(geranium) 種:プラテンセ(pratense) 品種:ダークレイター(dark reiter) 花の色:紫色● 葉色:紫色●黒色● 分類:多年草 草丈:70cm 開花時期:6月~9月 花言葉:「変わらぬ信頼」「陽気」「慰める」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ゲラニウム(ダークレイター)は高さ幅ともに30cm程度と非常に背が低くコンパクトな草姿をしており、殆ど黒色の紫色の葉が魅力的な園芸品種です。花は明るめの紫色で、重厚感を感じさせるブラックリーフとの相性もよく落ち着きあるお庭によく合うでしょう。
開花時期は初夏から秋、花色は紫色、個々の花は直径約3~4cmで花弁が5枚(5数花)、花序は集散花序に咲きます。草姿は分枝がよく高さ約30cm × 幅は約30cmまで成長します。葉色は紫色もしくは黒色で秋に赤色や橙色に紅葉し、葉身は拳状に7裂して、葉序は根生葉もしくは互生葉序か対生葉序につきます。
ゲラニウム(プラテンセ種)は他の一般的なゲラニウムと比べて背が高く最大90cm迄成長し、茎は分枝しながら同程度広がります。また葉は他のゲラニウムと比べて細く尖って繊細な見た目をしており、葉色は品種により紫色の葉や黒葉があり、また秋になると赤色や橙色へと美しく紅葉するため花のない時期もカラーリーフとしても楽しめます。また花もゲラニウムでは珍しい八重咲き品種や豊富な花色があるため、栽培されているゲラニウムの中でも高い人気を誇ります。
園芸では花壇の中央付近に植えられる事が多く、直立に伸びる茎は上部で分枝して最大90cmまで伸びるため単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。園芸品種には、空を連想させる様な透き通る青色の八重咲きする花が魅力的な「ブルースカイズ」や上品でエレガンスな雰囲気を漂わせる紫色の八重咲きする花をさかせる「プレナム ビオラセウム」、透き通る様な青色の花とブラックリーフが魅力的な「ダークレイター」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。
ゲラニウム(プラテンセ種)は挿し木もしくは株分けにより増やすことが出来ます。育てる際は夏の暑さや冬の寒さに強く、丈夫で殆どお世話を必要としないため初心者にもおすすめな多年草です。
ゲラニウムの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。