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科:シュウカイドウ(Begoniaceae) 属:シュウカイドウ/ベゴニア(Begonia) 種:ベナリエンシス(benariensis) 別名:ビック ベゴニア(Big Begonia) 開花時期:4月~11月 花の色:赤色●桃色●白色〇 葉色:緑色●茶色●黒色● 分類:常緑多年草 草丈:30~80cm 誕生花:2月3日/5月15日 花言葉:「親切」「片思い」「愛の告白」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ベゴニア(ベナリエンシス種)は学名Begonia × benariensis、別名「ビック ベゴニア(Big Begonia)」とも呼ばれ、ドイツのべナリー社により交配されうまれた雑種の常緑多年草です。※センパフローレンス種(begonia x semperflorens-cultorum)の中にまとめられている場合もあります。
ベゴニア(ベナリエンシス種)は、四季咲きベゴニアとして一般的に親しまれているセンパフローレンス種ととても似ていますが、比較するとべナリエンシス種は花が直径約8cmと大きく草丈や葉もセンパフローレンス種より大きく成長します。
ベゴニア(ベナリエンシス種)は、センパフローレンス種と同様に日当たりが悪い場所でも生育が衰えず春から晩秋まで殆ど休みなく花を咲かせ続け、茎や葉は多肉質でこんもり地面を被覆する様に茂り、光沢ある葉はカラーリーフとしても楽しめます。
園芸ではコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたり、また花壇や植え込みに並べて植えたり縁どりしたりと利用されます。園芸品種には、様々な花色があり一重咲きの大きな花を咲かせる「シュアファイヤー シリーズ(surefire)」や非常に背が高く大株になりブロンズ色の葉と直径7cmの大きな花が魅力的な「ワッパー シリーズ(Whopper)」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
開花時期は春から晩秋、花色は桃色や赤色、白色があり、個々の花は通常5~8cmで花弁が4枚(4数花)もしくは八重咲きして、花序は小花が集まり集散花序の花を咲かせます。草姿は直立で高さは約30(80)cm × 幅は約30(80)cmまで成長します。葉色は緑色や黒色(褐色)で光沢があり、葉身は腎臓形もしくは卵形で葉縁に鋸歯があり、葉序は互生葉序につきます。
ベゴニア(ベナリエンシス種)は挿し木により増やす事が出来ます。育てる際は夏の暑さに耐えますが強い日差しを苦手にしており、また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れてしまうため越冬させる場合は管理に注意が必要です。