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科:フクロソウ(Geraniaceae) 属:ゼラニウム/ペラルゴニウム/テンジクアオイ(Pelargonium) 種:シトロネラム(citronellum)/クリスプム(crispum)/ライモネウム(limoneum) 英名:レモンゼラニウム(lemon scented geranium) 開花時期:4月~7月 花色:桃色●白色〇 葉色:緑色● 分類:常緑低木 草丈:約30~200cm 誕生花:3月19日/7月24日/8月11日 花言葉:「好み」「決心」「真実の愛情」「君ありて幸福」「思いがけない出会い」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
レモンゼラニウムは、レモンの香りがするペラルゴニウムの総称で一般的にシトリオドラム(P ‘citriodorum’)やシトロネラム種(P.citronellum)、クリスプム種(P.crispum)やライモネウム(P x limoneum)等が含まれる常緑低木です。
レモンゼラニウムは他のセンテッド・ゼラニウムと同様に、一般的に葉の香りを楽しむ目的で育てられています。葉は触れるとレモンの香りが辺りに漂う為、接触の多い場所(玄関先や小道等)に鉢植えのまま並べられる事が多く、また窓際に置き風に乗って漂ってくる香りを楽しむ事も出来ます。その他にも料理やお菓子に入れて香りや装飾を楽しんだり、精油にして心を落ち着ける香りとしてアロマテラピー等に利用されたりします。
またシトロネラム(P.citronellum)のレモン(シトロネラール)の香りは自然の殺虫特性をもつため、コンパニオンプランツとして利用されたり蚊を忌避させる事に利用されたりします。シトロネラールが二酸化炭素や汗の匂い(揮発性分)等に釣られて寄ってくる蚊の匂いセンサーを麻痺させる効果があり、蚊に刺され難くなります。※ただし鉢植えを置いただけでは殆ど効果なく肌につけた部分が避けられるという感じです。
レモンの香りがするレモンゼラニウムは複数の種(P ‘citriodorum’/P.citronellum/P.crispum/P x limoneum)と品種からなるため、葉の形や花の色、樹形が若干ことなります。
レモンゼラニウムは一般的に挿し木で増やされますが、種によって増やされる事もあります。育てる際は夏の暑さに耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿を苦手にしており、また冬の寒さも苦手にしているため越冬する際は管理に注意が必要でしょう。
センテッド・ゼラニウム(ニオイゼラニウム)の種類 | ||
ローズ系
| フルーツ系
| ミント・スパイス系
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ゼラニウムの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。