ペラルゴニウム(フィリシフォリューム)の特徴
原産:南アフリカ 科:フクロソウ(Geraniaceae) 属:ゼラニウム/ペラルゴニウム/テンジクアオイ(Pelargonium) 種:デンティカラタム(denticulatum) 品種:フィリシフォリューム (Filicifolium) 開花時期:4月~10月(夏は休む) 花色:桃色●赤色● 葉色:緑色● 分類:常緑低木 草丈:約30~60cm 誕生花:3月19日/7月24日/8月11日 花言葉:「好み」「決心」「真実の愛情」「君ありて幸福」「思いがけない出会い」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ペラルゴニウム(フィリシフォリューム)は心を落ち着かせる様な葉にパイン(松の香り)もしくはバルサムの香りがあり、シダの葉を連想させる様な非常に細かく分裂した装飾的な葉をもつ魅力的な園芸品種です。花は春と秋に咲き、上部の2個の花弁に赤色の斑点が入る桃色の小花を茎頂部に数個集める花姿をつくります。
開花時期は春から晩秋(夏は休む)、花色は桃色と赤色で、個々の花は花弁が5枚の5数花、花序は茎頂に小花が数個集まり散形花序の用に花を咲かせます。草姿は直立で分枝が良く高さは約30(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は2回~3回羽状全裂して、葉序は互生葉序につきます。
ペラルゴニウム(デンティカラタム種)は他の一般的やセンテッドゼラニウムと違い四季咲き性があり春と秋に花を開花させる事ができます。葉は細く線状でシダ植物を連想させる様な葉の形(2~3回羽状全裂)をしており非常に装飾的で、また強いパイン(松)の香りがあり、触れると辺りに香りが漂う為、接触の多い場所(玄関先や小道等)に鉢植えのまま並べられたり、花壇等のグランドカバー等に利用されたりします。また精油にしてアロマテラピーに利用されたり、ポプリに入れて楽しまれたりもするようです。
ペラルゴニウム(デンティカラタム種)は一般的に挿し木で増やされますが、種によって増やされる事もあります。育てる際は夏の暑さに耐える一方で、長雨等によるジメジメとした過湿を苦手にしており、また冬の寒さも苦手にしているため越冬する際は管理に注意が必要でしょう。
センテッド・ゼラニウム(ニオイゼラニウム)の種類 | ||
ローズ系
| フルーツ系
| ミント・スパイス系
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ゼラニウムの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ペラルゴニウム(フィリシフォリューム)の育て方