科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:ヒューケレラ(Heucherella) 品種:フォーエバー パープル(forever purple) 花色:白色〇桃色● 葉の色:紫色● 分類:常緑多年草 草丈:30cm 草姿:ロゼット状 開花時期:5月~7月 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヒューケレラ(フォーエバー パープル)は比較的に背が高く盛り上がりのある草姿をつくり、しっとり気品のある紫色の葉と、熱と湿気に強い所が魅力的な園芸品種です。葉色は1年を通して深紫色で、葉は大きさが長さ最大11cm × 幅は最大10cm迄になり、葉縁部分は浅く5~7裂する装飾的な葉の形をしています。
開花時期は晩春から夏、花色は白色もしくは薄桃色、個々の花は直径約0.6cmの鐘形で、花序は小花が集まり総状花序をつくります。草姿はロゼット状で基部から葉柄と花茎を出し高さ約30cm × 幅は約50cmまで成長します。葉色は紫色、葉身は拳状に5~7回浅裂して、葉序は根生葉につきます。
ヒューケレラは学名× Heucherella、別名「フォーミーベルズ(Foamy Bells)」とも呼ばれており、1912年にフランス人のエミール・ルモアーヌ(Emile Lemoine)によってヒューケラ(Heuchera)とティアレラ(Tiarella)が交配されて、うまれた属間雑種の常緑多年草です。また属名の「ヒューケレラ」の名前の由来は交配された「ヒューケラ」と「ティアレラ」からきています。
ヒューケレラの特徴(魅力)は、ヒューケラとティアレラの二つの個性を引き継いでいる所にあります。例えばヒューケラを由来とする全ての色と葉の形、ティアレラを由来とする深く切れ込みの入った葉の形と葉の中心部に入る褐色の班等があります。
ヒューケレラの葉は基部から出てくる葉(根生葉)のみで構成されており、基本的に葉の形は拳状に縁部分が深く3回~7回裂けており装飾的です。花は最大60cm迄伸びる花茎を何本も基部から出し、また花茎には何本も花穂が連なりボリュームある花を開花させます。
園芸では優雅に広がる美しい草姿や豪華な花姿を鑑賞する目的で花壇や植え込みの縁どりに利用されたり、花壇の中央部で高さやボリュームを出す植物として利用されたり、またコンパクトで管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られたりします。その他にも間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るためシェードガーデン等にも利用出来ます。
園芸品種には、気温により赤色・黄色・橙色に変色する魅力的な葉色をもつ「ブラスランターン(brass lantern)」や黄色と赤紫色の二色の葉色がネオンライトの様な美しさを感じさせる「ストップライト」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
ヒューケレラは一般的に株分けで増やされますが、基部の挿し木や種により増やす事も出来ます。育てる際は基本的に丈夫で育てやすいものの夏の強い日差しや乾燥を苦手にしているため管理場所等に注意が必要でしょう。
ヒューケラ(ツボサンゴ)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
おすすめのカラーリーフを下のリンクから紹介しています。