クリプタンサス属(ヒメアナナス属)は属の中に約63種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは2種類の原種と、いくつかの園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方や購入する際のリンクも用意しています。よければ、そちらもご活用ください。
■目次
■クリプタンサス属(ヒメアナナス属)の簡易比較

学名:Cryptanthus bivittatus
生活形:多年草
草丈:約15~20cm
開花:不定期※開花後枯れる
花色:白色
葉色:緑色・黄色・赤紫色・桃色・白色・黒色
生育型:ロゼット型
備考:この植物の魅力は、多数の葉が中心から外側へと優美に広がり、花のように美しいロゼットを形成する所と、葉の中に赤ピンク色と濃緑色から暗色に変わるストライプ状の斑が入り魅惑的で可愛らしい模様が楽しめる所にあります。また葉の形は細長い披針形をしてるためシャープな雰囲気があり、葉縁部が波打つため優雅さも兼ね備える外観をしています。そのため本種は、優美さと洗練された雰囲気を持ちながら、その美しい葉色のため、大人の女性の魅惑的な雰囲気を添えるカラーリーフとして楽しまれます。ただし、原産地はブラジルで熱帯雨林に自生しているため、寒さにとても弱く日本では屋外で栽培しにくいです。そのため、日本では一般的にインテリアグリーンとして栽培されています。

学名:Cryptanthus zonatus
生活形:多年草
草丈:約15~20cm
開花:不定期※開花後枯れる
花色:白色
葉色:緑色・赤色・橙色・暗褐色・白色・黒色
生育型:ロゼット
備考:この植物の魅力は、多数の葉が中心から外側へと優美に広がり、花のように美しいロゼットを形成する所と、葉の中に黒色と白色のボーダーの状の斑が入りモダンな模様が楽しめる所にあります。また葉の形は細長い披針形をしてるためシャープな雰囲気があり、葉縁部が波打つため優雅さも兼ね備える外観をしています。そのため本種は、優美さと洗練された雰囲気を持ちながら、その美しい葉色のため、シックで落ち着いた雰囲気を添えるカラーリーフとして楽しまれます。ただし、原産地はブラジルで熱帯雨林に自生しているため、寒さにとても弱く日本では屋外で栽培しにくいです。そのため、日本では一般的にインテリアグリーンとして栽培されています。
学名:Cryptanthus fosterianus
生活形:多年草
草丈:約15~30cm
開花:不定期※開花後枯れる
花色:白色
葉色:緑色・桃色・赤紫色・赤褐色・暗褐色・黒色・白色
生育型:ロゼット
備考:この植物の魅力は、多数の葉が中心から外側へと優美に広がり、花のように美しいロゼットを形成する所と、葉の中にボーダーや覆輪など斑が入り個性的な模様を作り、環境や個体差で緑色・桃色・赤紫色・赤褐色・暗褐色・黒色・白色などの葉色が楽しめる所にあります。また葉の形は細長い披針形をしてるためシャープな雰囲気があり、葉縁部が波打つため優雅さも兼ね備える外観をしています。原産地はブラジルで熱帯雨林に自生しているため、寒さにとても弱く日本では屋外で栽培しにくいです。そのため、日本では一般的にインテリアグリーンとして栽培されています。
■クリプタンサス属(ヒメアナナス属)の主な種と園芸品種の紹介
クリプタンサス・ビビッタツス

クリプタンサス・ビビッタツスとは!
クリプタンサス・ビビッタツス(学名: Cryptanthus bivittatus)は、別名では「アーススター(Earth star)」とも呼ばれる多年草です。
クリプタンサス・ビビッタツスの原産地はブラジルにあり、自生地は熱帯雨林の林床にある。
クリプタンサス・ビビッタツスの特徴
- クリプタンサス・ビビッタツスの魅力:この植物の魅力は、多数の葉が中心から外側へと優美に広がり、花のように美しいロゼットを形成する所と、葉の中に赤ピンク色と濃緑色から暗色に変わるストライプ状の斑が入り魅惑的で可愛らしい模様が楽しめる所にあります。また葉の形は細長い披針形をしてるためシャープな雰囲気があり、葉縁部が波打つため優雅さも兼ね備える外観をしています。そのため本種は、優美さと洗練された雰囲気を持ちながら、その美しい葉色のため、大人の女性の魅惑的な雰囲気を添えるカラーリーフとして楽しまれます。ただし、原産地はブラジルで熱帯雨林に自生しているため、寒さにとても弱く日本では屋外で栽培しにくいです。そのため、日本では一般的にインテリアグリーンとして栽培されています。
- 草姿:草丈は約15~20cm、生育型はロゼット型で、基部に葉が密生して放射状に広がる。そのため、株の外観は薔薇の花を思わせます。株は一生に一度だけ開花し、開花後には株は枯れて、周りに子株を生成して世代交代を行います。
- 葉の特徴:葉はロゼットを形成し、基部から地面に沿うように放射状に広がる。葉の長さは約15~25cm、葉の概形は狭披針形から線状披針形を呈し、葉縁部はうねるように波打つ傾向がある。葉の色は個体差があり、緑色・黄色・赤紫色・桃色・白色・黒色などのうち2色で組み合わされ、斑の入り方は縞斑となる。
- インドアグリーン:クリプタンサス・ビビッタツスは高い耐陰性があるため、太陽光が直接届かないような、窓際の明るい屋内でも栽培する事ができます。ただし、完全に太陽光が当たらない暗い環境で栽培するのは厳しいため、栽培環境のLuxがどの程度あるか計測して置き場を決めるとよいでしょう。基本的に2500~15000Luxあれば、株が充実して美しい葉を展開しながら健康な成長を促す事が可能となります。完全に太陽光が届かない場所であれば、植物育成ライトを使用して栽培する事も可能です。
クリプタンサス・ビビッタツスの園芸品種の紹介
エレーヌ
学名:Cryptanthus bivittatus ‘elaine’
葉の色: 赤桃色・茶色(黒色)・白色
草丈:約10~20cm
備考:葉の色は茶色(黒色)を基調として、赤桃色の覆輪と、白色の虎斑がはいる。そのため、ベリーとチョコレートのお菓子を想像させる可愛らしいカラーリーフとなります。
ピンク スターライト

学名:Cryptanthus bivittatus ‘pink starlite’
葉の色: 桃色・クリーム色・濃緑色・暗褐色
草丈:約10~20cm
備考:葉の色が桃色・クリーム色・濃緑色・暗褐色の複色で、葉の中に縞斑が入る。特に桃色が際立つため、可愛らしい印象を添えるカラーリーフとなります。
レッドスター

学名:Cryptanthus bivittatus ‘red star’
葉の色: 赤色(赤桃色)・黒色
草丈:約10~20cm
備考:葉の色が赤色(赤桃色)と黒色の複色で、葉の中に縞斑が入ります。そのため、お部屋の中にインテリアとして飾るとゴシック様式のモダンな雰囲気を作ったり、また高級感を感じさせるラグジュアリーな雰囲気を添えることができるでしょう。
ソレイユ
学名:Cryptanthus bivittatus ‘solil’
葉の色: オリーブ色・茶色・薄橙色
草丈:約10~20cm
備考:葉の色は全体的にくすんだ、オリーブ色・茶色・薄橙色の複色で、葉の中に縞斑がはいります。そのため、アンティークな印象を添えるカラーリーフとなります。
トラフヒメアナナス

トラフヒメアナナスとは!
トラフヒメアナナス(学名: Cryptanthus zonatus)は、別名では「クリプタンサス・ゾナタス」とも呼ばれる多年草です。
トラフヒメアナナスの原産地はブラジルにあり、自生地は熱帯雨林の林床にある。
トラフヒメアナナスの特徴
- トラフヒメアナナスの魅力:この植物の魅力は、多数の葉が中心から外側へと優美に広がり、花のように美しいロゼットを形成する所と、葉の中に黒色と白色のボーダーの状の斑が入りモダンな模様が楽しめる所にあります。また葉の形は細長い披針形をしてるためシャープな雰囲気があり、葉縁部が波打つため優雅さも兼ね備える外観をしています。そのため本種は、優美さと洗練された雰囲気を持ちながら、その美しい葉色のため、シックで落ち着いた雰囲気を添えるカラーリーフとして楽しまれます。ただし、原産地はブラジルで熱帯雨林に自生しているため、寒さにとても弱く日本では屋外で栽培しにくいです。そのため、日本では一般的にインテリアグリーンとして栽培されています。
- 草姿:草丈は約15~20cm、生育型はロゼット型で、基部に葉が密生して放射状に広がる。そのため、株の外観は薔薇の花を思わせます。株は一生に一度だけ開花し、開花後には株は枯れて、周りに子株を生成して世代交代を行います。
- 葉の特徴:葉はロゼットを形成し、基部から地面に沿うように放射状に広がる。葉の概形は狭披針形から線状披針形を呈し、葉縁部はうねるように波打つ傾向がある。葉の色は一般的に白色と黒色(暗褐色)の複色で、斑の入り方は虎斑となりますが、葉の色に個体差があり、緑色・赤色・橙色・暗褐色・白色・黒色などの範囲で色が異なる場合もある。
- インドアグリーン:トラフヒメアナナスは高い耐陰性があるため、太陽光が直接届かないような、窓際の明るい屋内でも栽培する事ができます。ただし、完全に太陽光が当たらない暗い環境で栽培するのは厳しいため、栽培環境のLuxがどの程度あるか計測して置き場を決めるとよいでしょう。基本的に2500~15000Luxあれば、株が充実して美しい葉を展開しながら健康な成長を促す事が可能となります。完全に太陽光が届かない場所であれば、植物育成ライトを使用して栽培する事も可能です。
トラフヒメアナナスの園芸品種の紹介
クリプタンサス・フォステリアヌス
クリプタンサス・フォステリアヌスとは!
クリプタンサス・フォステリアヌス(学名: Cryptanthus fosterianus)は、別名では「クリプタンサス・ゾナタス」とも呼ばれる多年草です。
クリプタンサス・フォステリアヌスの原産地はブラジルにあり、自生地は熱帯雨林の林床にある。
クリプタンサス・フォステリアヌスの特徴
- クリプタンサス・フォステリアヌスの魅力:この植物の魅力は、多数の葉が中心から外側へと優美に広がり、花のように美しいロゼットを形成する所と、葉の中にボーダーや覆輪など斑が入り個性的な模様を作り、環境や個体差で緑色・桃色・赤紫色・赤褐色・暗褐色・黒色・白色などの葉色が楽しめる所にあります。また葉の形は細長い披針形をしてるためシャープな雰囲気があり、葉縁部が波打つため優雅さも兼ね備える外観をしています。原産地はブラジルで熱帯雨林に自生しているため、寒さにとても弱く日本では屋外で栽培しにくいです。そのため、日本では一般的にインテリアグリーンとして栽培されています。
- 草姿:草丈は約15~30cm、生育型はロゼット型で、基部に葉が密生して放射状に広がる。そのため、株の外観は薔薇の花を思わせます。株は一生に一度だけ開花し、開花後には株は枯れて、周りに子株を生成して世代交代を行います。
- 葉の特徴:葉はロゼットを形成し、基部から地面に沿うように放射状に広がる。葉の概形は狭披針形から線状披針形を呈し、葉縁部はうねるように波打つ傾向がある。葉の環境・個体差・成熟度で変化があり、色は緑色・桃色・赤紫色・赤褐色・暗褐色・黒色・白色などの差異があり、斑は虎斑を基調として覆輪が入る事もある。
- インドアグリーン:クリプタンサス・フォステリアヌスは高い耐陰性があるため、太陽光が直接届かないような、窓際の明るい屋内でも栽培する事ができます。ただし、完全に太陽光が当たらない暗い環境で栽培するのは厳しいため、栽培環境のLuxがどの程度あるか計測して置き場を決めるとよいでしょう。基本的に2500~15000Luxあれば、株が充実して美しい葉を展開しながら健康な成長を促す事が可能となります。完全に太陽光が届かない場所であれば、植物育成ライトを使用して栽培する事も可能です。