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科:スベリヒユ(Portulacaceae) 属:ポーチュラカ(Portulaca) 種:ハナスベリヒユ(umbraticola) 別名:ポーチュラカ 開花時期:5月~9月 花の色:赤色●桃色●黄色●橙色●白色〇 葉色:緑色●桃色●黄色●白色〇 分類:一年草 草丈:約10~20cm 草姿:這性 誕生花:7月16日 花言葉:「無邪気」「いつも元気」「自然を愛する」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ハナスベリヒユは学名Portulaca umbraticola、しばしばスベリヒユ(P. oleracea)と間違われる事がありますが、スベリヒユ(P. oleracea)とマツバボタン(P. grandiflora)の交雑種です。一般的に園芸で親しまれるポーチュラカは殆どがハナスベリヒユ(P. umbraticola)で、名前が付いているポーチュラカは殆どが雑種のハナスベリヒユです。
ハナスベリヒユの特徴(魅力)
- 葉はマツバボタンと違い扁平で楕円形をしている
- ↳葉はぷにぷにと多肉質
- ↳幾つかの品種では桃色や白色等の班がありカラーリーフとして楽しめる
- 茎は匍匐する様に旺盛に広がり地面を被覆する
- ↳鉢植えに植えると縁部分から元気いっぱいに茎や葉が溢れ出す
- スベリヒユと違い直径約3cmの大きく華やかな花を咲かせる
- ↳花色が非常に豊富で八重咲き品種もある
- ↳花は夜間と曇りの日は通常閉じる(閉じない品種がある)
- ↳多花性で葉を覆う程に花は咲く
- 砂利道や敷石の間等の乾燥しやすい環境でも容易に育つ
ハナスベリヒユの茎は多肉で水分を多く含んでおり、折れやすい所があります。茎は根元からよく分枝して、急速に成長しながら這うように広がります。葉はスベリヒユに似て楕円形(倒卵形)をしており長さ3cmまでで肉厚です。花はマツバボタンに似て大きく節から開花する腋花で、通常は日光の元のみで咲き夜間に閉じて萎れる一日花ですが、改良された最近の品種では曇りの日や夜間も開くものが多いです。
開花時期は晩春から秋、花色は赤色や桃色、黄色や橙色、白色があり、個々の花は一般的に花弁が5個(5数花)ある一重咲きですが花弁が重なり八重咲きする品種もあり、花序は腋花です。草姿は這性で高さ約10(20)cm × 幅は約15(90)cmまで成長します。葉色は緑色や桃色、黄色や白色があり、葉身は倒卵形で多肉質、葉序は互生葉序になります。
ハナスベリヒユの栽培
園芸では、初夏から秋にかけて持続的に咲く花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、地面を被覆する様に広がる草姿から、花壇の縁沿いに植えられて縁どりとして利用されたり、また鉢植えやハンギングバスケット等に植えられて鉢の縁部分から優雅に枝垂れる草姿を鑑賞する目的で育てられたりします。育てる際は基本的に春に種を撒いて育てるか、苗を買ってきて育てます。夏の暑さに強いですが、冬の寒さに弱く霜に当たると枯れる一年草です。