ニコチアナ(ラングスドルフィー)の特徴
原産:ブラジル 科:ナス(Solanaceae) 属:ニコチアナ(nicotiana) 種:ラングスドルフィー(langsdorffii) 別名:ラングスドルフのタバコ(Langsdorff’s tobacco) 開花時期:6月~9月 花の色:黄色● 葉の色:緑色● 分類:一年草 草丈:約60~150cm 誕生花:7月12日 花言葉:「孤独な愛」「あなたがいれば寂しくない」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ニコチアナ(ラングスドルフィー)は学名nicotiana langsdorffii、別名「ラングスドルフのタバコ(Langsdorff’s tobacco)」等とも呼ばれるブラジル原産の一年草です。
ニコチアナ(ラングスドルフィー)の語源(由来)
- 属名のニコチアナ(nicotiana)の由来は、1560年にフランスのパリにタバコと種子を送って、フランスの王に薬の使用を促したJean Nicot de Villemainに因みます。
- 種小名のlangsdorffiiはリオデジャネイロのロシア領事であったゲオルク・ハインリッヒ・フォン・ラングスドルフ(Georg von Langsdorff)への献名です。
ニコチアナ(ラングスドルフィー)の特徴(魅力)
- 花穂は非常に長くまた節間も長いため疎らな花姿になりますが
- ↳茎と花だけの様な美しいシルエットをつくります
- また花穂には葉が少ないため風通しや日当たりを悪くする事がなく
- ↳他の植物とも上手く混ざりあいます
- 下部では長さ25cmにも達する非常に大きな葉をつけます
- ↳葉の表面は触るとベタベタとして粘着性があります
ニコチアナ(ラングスドルフィー)は基部にロゼット状に広がる大きな葉を持ち、そこから垂直に伸びる茎を高さ約60~150cmまで成長させます。葉は他のニコチアナ属の種と同様に粘着性があり、葉の大きさは基部の葉ほど大きく長さ約25cmに達し上部につく茎葉は相対的に小さくなります。花は小花と花穂が円錐状に集まり円錐花序をつくり、個々の花は黄色く筒状で長さは約5cmあります。
開花時期は初夏から秋、花色は黄色(~黄緑色)、個々の小花は筒状で花先が浅く5裂します、花序は小花が集まり円錐花序に花が咲きます。草姿は直立で高さは約60~150cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形もしくは心形(腎臓形)をしており、葉序は根生葉もしくは互生葉序につきます。
ニコチアナ(ラングスドルフィー)の栽培
ニコチアナ(ラングスドルフィー)は寒冷地であれば春、暖地であれば秋もしくは春に種を撒き、初夏から秋に花を楽しみ枯れる一年草として楽しみます。
ニコチアナの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ニコチアナ(ラングスドルフィー)の育て方