ヤエムグラの特徴
原産:日本/アジア/ヨーロッパ 科:リンドウ(Gentianaceae) 属:ヤエムグラ/ガリウム(galium) 種:ヤエムグラ(spurium) 別名:スティックウィリー(stickwilly)/フォールス・クリーバーズ(false cleavers) 開花時期:4月~6月 花の色:緑色●黄色● 葉色:緑色● 香り:葉 分類:一年草 草丈:約30~50cm 誕生花: 花言葉:「拮抗」「抵抗」「逞しい生命力」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヤエムグラは学名galium spurium、別名「スティックウィリー(stickwilly)」や「フォールス・クリーバーズ(false cleavers)」とも呼ばれるヨーロッパおよび北アフリカ、アジアが原産の一年草です。日本でも北海道から九州まで全土に分布しており、道端や荒地などに自生しています。
ヤエムグラの語源(由来)
- 属名のガリウム(galium)は、ギリシャ語で「牛乳」を意味する「gala」に由来しており、牛乳を硬めチーズを作っていた事からきています。
- 種小名のspuriumは古代ギリシャ語で「種子」を意味する「σπορά (sporá)」に由来しています。
- 和名「ヤエムグラ」の由来は幾重にもかさなりムグラ(薮)の様になる草姿からきていると思われます。
ヤエムグラの特徴(魅力)
- 一般的には有害な雑草として見られています
- 茎や葉、果実の棘状の毛は衣服にくっつき嫌われています
- 花は緑色から薄黄色で小さいため殆ど目立ちません
- 花後にできる果実には鉤状の毛があり
- ↳子供達が服にくっつけて遊ぶ事もあるようです
ヤエムグラの茎には稜に下向きの棘がある事で他の植物にひっかかり立ち上がる事が可能で、直立もしくは這い高さ約30~50cmの間で成長します。葉は下向きに剛毛が生え、葉色は緑色 、大きさは長さ1~4cmある倒披針形から線形で、茎に対して輪生葉序に殆ど同じ大きさの葉が約8個配置されます。花は緑色(~薄黄色)で殆ど目立たず、茎の上部で集散花序に小花が集まり、個々の花は4個の花弁があり4個の雄蕊をもちます。花後は花冠の下にある2個の子房が膨らみ果実となり、果実には返しのある鉤状の毛があります。
開花時期は春から初夏、花色は緑色(薄黄色)、個々の花には4個の花弁があり、花序は茎の上部に小花が集まり集散花序をつくります。草姿は直立もしくは這い高さ約30(50)cm × 幅は30(50)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は倒披針形もしくは線形、葉序は輪生葉序につきます。