マグノリア(ロエブネリ)の特徴
科:モクレン(Magnoliaceae) 属:モクレン/マグノリア(magnolia) 種:ロエブネリ(loebneri) 別名: 開花時期:3月~4月 花の色:白色〇桃色●紫色● 葉色:緑色● 分類:落葉低木 樹高:約300~600cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
マグノリア(ロエブネリ)は学名magnolia × loebneri、白色の花が美しい日本原産のコブシ(Magnolia kobus)と、花被片が多く上品な白色の花を咲かせる日本原産のシデコブシ(Magnolia stellata)の雑種の落葉低木です。
マグノリア(ロエブネリ)の語源(由来)
- 属名のmagnoliaはフランスの植物学者ピエール・マニョール(Pierre Magnol)への献名です。
- 種小名のloebneriは、この種の交配をおこなったドイツの園芸家Max Loebnerへの献名です。
マグノリア(ロエブネリ)の特徴(魅力)
- 成熟しても高さが6cm程度と小さな庭でも育てやすい所が魅力です
- 枝数が多く春に一斉に開花する花は葉のない枝を覆い尽くし
- ↳息をのむような圧巻の景観を生み出します
- 花は大きく通常直径約10~15cmの間の大きさがあり
- ↳細く長い花被片が多数(9~30個)つきます
- 基本的に丈夫で夏の暑さや冬の寒さに強いため放ったらかしでも育ちます
マグノリア(ロエブネリ)の茎は木質で樹皮の色は灰色から灰褐色をしています。樹形は扇のように広がり成熟すると高さは約300~600cmの間で成長します。葉は緑色で光に当たると反射する光沢があり、形は楕円形もしくは倒卵形をしていて、茎に対して互生葉序に配置されます。花は直径が約10~15cmで完全に開く花被片が約9~30個あり、中央には複数の雄蕊と雌蕊が集まります。花後にできる果実は長さ約5cmの楕円形をしていて所々で隆起して、熟すと緑色から赤色(~桃色)になり心皮が裂けて橙色の種子が飛びててきます。
開花時期は早春から春、花色は桃色や紫色、白色があり、個々の花は花被片が約6個~30個で雄蕊と雌蕊は多数あります。樹形は直立で高さ約300(600)cm × 幅は300(600)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは倒卵形、葉序は互生葉序につきます。
マグノリア(ロエブネリ)の栽培
メリル | バレリーナ | レオナルドメッセル |
園芸では、自然樹形のまま優雅に広がる美しい樹形や、春に一斉に開花する美しい花を鑑賞する目的で庭木として栽培されています。育てる際に注意する事は特にありませんが「良好な日当たり」や「やや湿った土壌」を好みます。基本的には夏の暑さや冬の寒さに強く、ほったらかしでも育てる事が出来る位に丈夫です。
モクレン(マグノリア)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
マグノリア(ロエブネリ)の育て方