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科:ヒガンバナ(Amaryllidaceae) 属:スイセン/ナルキッスス(Narcissus) 系統:フープペチコート・スイセン系(Hoop Petticoat Daffodil) 品種:ゴールデンベル(narcissus ‘golden bells’) 分類:多年草 草丈:約20cm 開花時期:1月~3月(主に2月) 花の色:黄色● 葉色:緑色● | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
スイセン(ゴールデンベル)はフープペチコート・スイセン系(Hoop Petticoat Daffodil)の園芸品種です。スイセン(ゴールデンベル)はイグサの様な線状の細い葉と、ラッパの様に大きな筒状の副花冠、細く目立たない花被片からなり、一般的なスイセンと比べて遥かに早く開花します。
開花時期は晩冬から早春、花色は黄色、個々の花は6個の細い花被片と筒状の副花冠からなり、花序は茎の頂部に1個の花を単頂花序に咲かせます。草姿は直立で高さ約20cm × 幅は約15cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は線形、葉序は根生葉につきます。
スイセンの毒性(既知の危険性)
スイセンは球根や葉にリコリンや他アルカロイドを含んでいるため、人間や家畜(犬や猫等)に対して有毒です。間違えて摂取した場合は、嘔吐・悪心・下痢・発汗・頭痛・昏睡等の症状を引き起こす可能性があり、さらに多量に摂取した場合は死亡する事もあります。そのため、スイセンは食べられません。
スイセン(ゴールデンベル)の栽培
園芸では、スラリと伸びる花茎に咲く上品な花を鑑賞する目的で育てられたり、切り花として利用する目的で育てられたりします。落葉樹の下や植え込み等の日当たりのよい場所を中心に植えられる事が多く、また強健で放ったらでも育つ性質から隅っこの方に植えられる事もあります。
スイセン(ゴールデンベル)を育てる際に注意する事は基本的にありません。花をしっかり咲かせる場合は秋にリンが多めの緩効性肥料を与えた方がいいですが、基本的には低メンテナンスで育てられます。また夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫なため放ったらかしでも大丈夫です。