カレックス(スゲ)は属の中に約2000種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、日本固有種で日陰等でも育てられるカレックス(オシメンシス)、ブロンドヘアーの様な葉色とロゼット状に広がる草姿が魅力的なカレックス(ブキャナニー)やカレックス(コマンス)等が親しまれています。
カレックス(スゲ)属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
カレックス(スゲ)の主な種の目次 | |
①カレックス(オシメンシス) 開花時期:5月~6月 | ②カレックス(ブキャナニー) 開花時期:6月~7月 |
③コマンス 開花時期:5月~6月 |
原産:日本
学名:Carex oshimensis
草丈:約15~30cm
分類:多年草
開花時期:5月~6月
花色:茶色●
葉色:緑色●黄色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:9月19日/11月18日/12月10日
花言葉:「自重」「諦め」
用途:カラーリーフ/日陰の庭
特徴:カレックス(オシメンシス)は学名Carex oshimensis、別名「ジャパニーズ・セジ(Japanese sedge)」や「オシマ・カン・スゲ(Oshima Kan Suge)」とも呼ばれる日本固有種で伊豆諸島に自生する多年草です。
カレックス(オシメンシス)の特徴(魅力)
- カレックス(オシメンシス)の葉は非常に細く長さ約40cmになり
- ↳中央から外側へと弧を描きながら優雅で広がりロゼット状の草姿をつくります。
- ↳そのため地面を被覆するグランドカバーや花壇の縁取り等で利用されます。
- 葉色は黄色の班が入る品種や全てが黄色をした品種もありカラーリーフとしても親しまれます。
- ↳イエローリーフは単体でもお庭を明るく彩りポジティブな雰囲気を作りますが、対比する赤色や青色の葉や花と合わせるとカラフルで元気な雰囲気のお庭をつくる事も出来ます。
- 花は晩春から初夏頃にススキの穂の様な茶色の花を咲かせます。
- チガヤは夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫です。
- ↳また肥料や水遣りも殆ど不要なため放ったらかしでも育てられます。
開花時期は晩春から初夏、花色は茶色、小穂が集まり穂状に花を咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約15(30)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色もしくは黄色(~白色)、葉身は針形もしくは線形で、葉序は根生葉につきます。
カレックス(オシメンシス)の栽培
園芸では、一般的にロゼット状に優雅に広がる草姿を鑑賞する目的だったり、黄色の班が入る品種をカラーリーフとして楽しむ目的で育てられます。花壇や小道等の縁どりに利用される事が多く、また管理がしやすい鉢植えにして様々な場所に置き利用される事もあります。
カレックス(オシメンシス)を育てる際に注意する事は基本的にありません。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で、一度活着すれば水やりや肥料を与える事が基本的に不要になるため、放ったらかしでも育ちます。
カレックス(ベアグラス)は葉の中央部に黄色の中班が入る事で、緑色と黄色の2色の葉色となり、明るくフレッシュな雰囲気をつくるカラーリーフとして楽しめる魅力的な園芸品種です。カレックス(ベアグラス)の色鮮やかなイエローリーフは、単体でもお庭を明るく彩りポジティブな雰囲気を作りますが、対比する赤色や青色の葉や花と合わせるとカラフルで元気な雰囲気のお庭をつくる事も出来ます。 |
原産:ニュージーランド
学名:Carex buchananii
草丈:約30~60cm
分類:多年草
開花時期:6月~7月
花色:茶色●
葉色:茶色●赤色●紫色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:9月19日/11月18日/12月10日
花言葉:「自重」「諦め」
用途:カラーリーフ
特徴:カレックス(ブキャナニー)は学名Carex buchananii、別名「ブキャナンズ・セジ(Buchanan’s sedge)」や「カティー・グラス(cutty grass)」とも呼ばれるニュージーランド原産の多年草です。
カレックス(ブキャナニー)の特徴(魅力)
- カレックス(ブキャナニー)は「ブロンドの髪」にも例えられる非常に細く赤褐色をした葉をもちます。
- ↳茶色の葉色は素朴な雰囲気をつくり遠い昔を思い出させる様な「ノスタルジックなお庭」やカフェテラスを連想させる様な「渋くオシャレな雰囲気のお庭」等によく合ういます。
- 草姿はロゼット状に中央から外側へと弧を描きながら優雅で広がります。
- ↳そのため地面を被覆するグランドカバーや花壇の縁取り等で利用されます。
- 花は夏に小麦の様な殆ど目立たない茶色の花を咲かせます。
- カレックス(ブキャナニー)は夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫です。
- ↳また肥料や水遣りも殆ど不要なため放ったらかしでも育てられます。
開花時期は初夏から夏、花色は茶色、小穂が集まり穂状に花を咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約30(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は茶色から赤褐色か赤紫色をしており、葉身は糸状もしくは針形、葉序は根生葉につきます。
カレックス(ブキャナニー)の栽培
園芸では、一般的にロゼット状に優雅に広がる草姿を鑑賞する目的だったり、ブロンドの髪を連想させる様な赤褐色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的で育てられます。花壇や小道等の縁どりに利用される事が多く、また管理がしやすい鉢植えにして様々な場所に置き利用される事もあります。
カレックス(ブキャナニー)を育てる際に注意する事は基本的にありません。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で、一度活着すれば水やりや肥料を与える事が基本的に不要になるため、放ったらかしでも育ちます。
カレックス(ブキャナニー) |
原産:ニュージーランド
学名:Carex comans
草丈:約30cm
分類:多年草
開花時期:5月~6月
花色:茶色●
葉色:緑色●茶色●
耐暑性:強い
耐寒性:強い
誕生花:9月19日/11月18日/12月10日
花言葉:「自重」「諦め」
用途:カラーリーフ
特徴:カレックス(コマンス)は学名Carex comans、別名「ブキャナンズ・セジ(Buchanan’s sedge)」や「カティー・グラス(cutty grass)」とも呼ばれるニュージーランド原産の多年草です。
カレックス(コマンス)の特徴(魅力)
- カレックス(コマンス)は「ブロンドの髪」にも例えられる非常に細く赤褐色をした葉をもちます。
- ↳葉は殆ど立ち上がることなく流れる様に全体がカールします。
- 花は夏に殆ど目立たない茶色の花を咲かせます。
- カレックス(コマンス)は夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫です。
- ↳また肥料や水遣りも殆ど不要なため放ったらかしでも育てられます。
開花時期は晩春から夏、花色は茶色、小穂が集まり穂状に花を咲かせます。草姿はロゼット状で高さ約15(30)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色もしくは茶色、葉身は糸状もしくは針形、葉序は根生葉につきます。
カレックス(コマンス)の栽培
園芸では、一般的にロゼット状に優雅に広がる草姿を鑑賞する目的だったり、ブロンドの髪を連想させる様な赤褐色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的で育てられます。花壇や小道等の縁どりに利用される事が多く、また管理がしやすい鉢植えにして様々な場所に置き利用される事もあります。
カレックス(コマンス)を育てる際に注意する事は基本的にありません。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で、一度活着すれば水やりや肥料を与える事が基本的に不要になるため、放ったらかしでも育ちます。
カレックス(コマンス) | カレックス(ブロステッド・カールズ)は、光を反射して明るい雰囲気をつくる白色の葉色と、フレッシュな緑色の葉色の2色の葉色が魅力的な園芸品種です。 |