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原産:日本/アジア 科:アヤメ(Iridaceae) 属:アヤメ/アイリス(Iris) 種:アヤメ/サングイネア(sanguinea) 別名:アイリス・サングイネア/ブラッド・アイリス(Blood Iris)/ジャパニーズ・アイリス(Japanese Iris) 開花時期:4月~5月 花の色:青色●紫色●黄色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約30~60cm 誕生花:5月5日/5月10日/6月1日/6月6日 花言葉:「使者」「朗報」「希望」「よい便り」「メッセージ」「神秘的な人」 用途:切り花 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アイリス(アヤメ)は学名Iris sanguinea、別名「アイリス・サングイネア」や「ブラッド・アイリス(Blood Iris)」等とも呼ばれる日本およびアジアが原産の多年草です。日本では北海道から九州まで分布していて、山野や草地等に自生しています。
アイリス(アヤメ)の語源(由来)
- 属名のアイリス(Iris)は、ギリシャ神話に出てくる虹の女神(Iris)に因んでおり、花色の変化に富み美しい事に由来します。
- 種小名のサングイネア(sanguinea)はラテン語で「血赤色の」「血紅色の」を意味しており、花の色に由来します。
- 和名アヤメの由来は諸説ありますが、一般的に花に筋状の「文目(アヤメ)模様」が入る事からきているといわれています。
アイリス(アヤメ)の特徴(魅力)
- アイリス(アヤメ)は外側に3個の垂れ下がる花被片と内側に立ち上がる花被片をもっており
- ↳外側の花被片の基部に黄色と白色の網目状の班がはいる所が特徴です。
- 花茎は基本的に分枝する事がなく
- ↳茎の頂部に2個~3個の花を咲かせます。
- 切り花としても魅力的で1個の花が萎んだ後に再度もう1個花が咲く事があります。
- 葉は花茎と同程度の高さになり倒れる事は殆どありません。
- アイリス(アヤメ)は夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫です。
↳また肥料や水遣りも殆ど不要なため放ったらかしでも育てられます。
アイリス(アヤメ)は地面下に太い根茎があり横に這い広がります。葉は抱茎(茎を包む様に付く)で茎に互生につき、地面から垂直に伸びるか途中で折れ曲がり、個々の葉の葉色は緑色、葉の大きさは長さ約30(~60)cm幅約05(~1)cmあり、葉身は剣形をしています。花は晩春から初夏に咲き、1個の花茎の頂部に2~3個の花がつき、個々の花の花色は紫色(~青色)もしくは白色で花脈は濃く外側花被片の基部に黄色と白色の班が入り、花の大きさは直径約6~8cm、外側の3個の花被片は大きく垂れ下がり、内側の花被片は立ち上がり目立ちます。
開花時期は春から晩春、花色は青色や紫色、白色があり、個々の花は外側の3個の花被片は大きく垂れ下がり内側の花被片は立ち上がり目立ち、花序は茎の頂部に2~3個の花を咲かせます。草姿は直立で高さは約30(60)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は剣形、葉序は抱茎(茎を包む様に付く)で互生になります。
アイリス(アヤメ)の栽培
園芸では、スラリと垂直に伸びる花茎に咲く大きく豪華な紫色(~青色)の花を鑑賞する目的で利用される事が多く、植える場所は日当たりのよい花壇に植えられたり、また強健で放ったらかしでも丈夫に育つ性質から畑の隅っこの方に植えられる事もあります。
アイリス(アヤメ)を育てる際に注意する事は「日当たり良い場所に植える」くらいでです。基本的に一度活着すれば水やりや肥料を与える事が殆ど不要になるため放ったらかしでも育てられます。