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原産:ヨーロッパ/中央アジア 科:アヤメ(Iridaceae) 属:アヤメ/アイリス(Iris) 種:コアヤメ(sibirica) 別名:シベリアン・アイリス(Siberian iris) 品種:スノークィーン(iris sibirica ‘snow queen’) 開花時期:4月~6月 花の色:黄色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約80cm 誕生花: 花言葉: 用途: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アヤメ(スノークィーン)は花の基部に色鮮やかな黄色の班が入り、白色と黄色の2色の明るい花を咲かせる園芸品種です。レモンを連想させる様な鮮やかな黄色と白色の2色の花色は、太陽の光に反射されて輝いてる様な雰囲気があり、明るくフレッシュなお庭等によくあいます。
開花時期は春から晩春、花色は白色と黄色、個々の花は外側の3個の花被片は大きく垂れ下がり内側の花被片は立ち上がり目立ち、花序は茎の頂部に2~5個の花を咲かせます。草姿は直立で高さは約80cm × 幅は約45cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は剣形、葉序は互生になります。
コアヤメは学名Iris sibirica、別名「シベリアン・アイリス(Siberian iris)」等とも呼ばれるヨーロッパおよび中央アジアが原産の多年草です。
コアヤメの語源(由来)
- 属名のアイリス(Iris)は、ギリシャ神話に出てくる虹の女神(Iris)に因んでおり、花色の変化に富み美しい事に由来します。
- 種小名のsibiricaはラテン語で「シベリアの」を意味しています。
コアヤメの特徴(魅力)
- コアヤメはアヤメと非常に似ていますが
- ↳コアヤメは花茎が1~3回枝分かれしていますが、アヤメは基本的に枝分かれしません。
- ↳コアヤメは1つの花茎に2(~5)個の花が付きますが、アヤメは2(~3)個の花がつきます。
- コアヤメは外側に3個の垂れ下がる花被片と内側に立ち上がる花被片をもっており
- ↳外側の花被片の基部に黄色と白色の網目状の班がはいる所が特徴です。
- 切り花としても非常に魅力的です。
- 葉は花茎より短く垂直に伸びて倒れる事は殆どありません。
- コアヤメは夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫です。
↳また肥料や水遣りも殆ど不要なため放ったらかしでも育てられます。
コアヤメは地面下に太い根茎があり横に這い広がります。葉は抱茎(茎を包む様に付く)で茎に互生につき、地面から垂直に伸びるか途中で折れ曲がり、個々の葉の葉色は緑色、葉の大きさは長さ約30(~80)cm幅約05(~1)cmあり、葉身は剣形をしています。花は晩春から初夏に咲き、花茎は1~3回枝分かれして頂部に2~5個の花がつき、個々の花の花色は一般的に青色もしくは紫色で、品種により黄色や白色があり、花脈は濃く外側花被片の基部に黄色と白色の班が入り、花の大きさは直径約6~7cm、外側の3個の花被片は大きく垂れ下がり、内側の花被片は立ち上がり目立ちます。
コアヤメの栽培
園芸では、スラリと垂直に伸びる花茎に咲く大きく豪華な紫色(~青色)の花を鑑賞する目的で利用される事が多く、植える場所は日当たりのよい花壇に植えられたり、また強健で放ったらかしでも丈夫に育つ性質から畑の隅っこの方に植えられる事もあります。
コアヤメを育てる際に注意する事は「日当たり良い場所に植える」くらいでです。基本的に一度活着すれば水やりや肥料を与える事が殆ど不要になるため放ったらかしでも育てられます。