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科:アヤメ(Iridaceae) 属:アヤメ/アイリス(Iris) 種:ハナショウブ(iris ensata var. ensata) 別名:ジャパニーズ・ウォーター・アイリス/ソード・リーブ・アイリス 開花時期:6月~7月 花の色:青色●紫色●桃色●黄色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約30~100cm 誕生花:5月5日/5月10日/6月8日 花言葉:「優雅」「優しい心」「うれしい知らせ」 用途: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ハナショウブは学名Iris ensata var. ensata、ノハナショウブを由来とする栽培種で、自然変異したものや、カキツバタやキショウブ等と交配されているものがあります。別名では「ジャパニーズ・ウォーター・アイリス(Japanese Water Iris)」や「ソード・リーブ・アイリス(Sword-Leaved Iris)」等とも呼ばれる多年草です。
ハナショウブの語源(由来)
- 属名のアイリス(Iris)は、ギリシャ神話に出てくる虹の女神(Iris)に因んでおり、花色の変化に富み美しい事に由来します。
- 種小名のensataはラテン語で「剣」を意味する「ensis」からきており、葉の形に由来します。
ハナショウブの特徴(魅力)
- ハナショウブは日本や海外等で広く品種改良がされています。
- ↳そのため様々な種のいい所が集まっており沢山の花色や花形があります。
- ↳花色は青色・紫色・桃色・黄色・白色や複色の絞りなどがあります。
- 花は直径約10~15cmと非常に大きく
- ↳外側に大きく垂れ下がる3個の花被片と内側に大きな3個の花被片があります。
- ↳また品種によっては八重咲きすることもあります。
- 花は非常に豪華なため切り花としても魅力的です。
- ハナショウブは夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫です。
- ハナショウブは同属のアヤメと比べると水や肥料を欲しがるため手間が少しかかるかもしれません。
ハナショウブは地面下に太い根茎があり横に這い広がります。葉は抱茎(茎を包む様に付く)で茎に互生につき、地面から垂直に伸びるか途中で折れ曲がり、個々の葉の葉色は緑色、葉の大きさは長さ約30(~100)cm幅約0.5(~3)cmあり、葉身は剣形をしています。花は初夏から夏に咲き、花茎は高さ約30~100cmに伸び、一般的に頂部に1個の花を単頂花序につけ、個々の花の花色は紫色や青色や桃色や黄色や白色があり、花の大きさは直径約10~15cm、外側の3個の花被片は大きく横に垂れ下がり、内側の3個の花被片はノハナショウブと比べ大きく立ち上がるか倒れます。
開花時期は初夏から夏、花色は青色や紫色、桃色や黄色、白色があり、個々の花は外側の3個の花被片は大きく垂れ下がり内側の3個の花被片は立ち上がるか倒れ、花序は茎の頂部に1個の花を単頂花序に咲かせます。草姿は直立で高さは約30(100)cm × 幅は約30(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は剣形、葉序は抱茎(茎を包む様に付く)で互生になります。
ハナショウブの栽培
園芸では、非常に大きく大きく豪華な花を鑑賞する目的で育てられたり、切り花を取る目的で育てられる事もあります。育てる際に注意する事は「乾燥」や「栄養不足」です。ノハナショウブは同属の中にあるアヤメと比べると、たくさんの水や肥料を欲しがるため、しっかり花を咲かせるには少し手間がかかるかもしれません。一方で夏の暑さや冬の寒さには強く丈夫で育てやすいです。