原産:ヨーロッパ
科:マメ(Fabaceae)
亜科:マメ(Faboideae)
属:ウマゴヤシ(Medicago)
種:ウマゴヤシ(polymorpha)
別名:カリフォルニア・バークローバー(California burclover)/トゥースト・バークローバー(toothed bur clover)/トゥースト・メディック(toothed medick)
開花時期:3月~6月
花の色:黄色●
葉色:緑色●
分類:一年草
草丈:約20~60cm
誕生花:6月21日
花言葉:「快活」「陽気な性格」
用途:
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ウマゴヤシとは!?
ウマゴヤシは学名Medicago polymorpha、別名では「カリフォルニア・バークローバー(California burclover)」や「トゥースト・バークローバー(toothed bur clover)」とも呼ばれるヨーロッパ原産の一年草です。日本にも牧草として入って来たものが帰化しており、道端や海浜等に自生しています。
ウマゴヤシの語源(由来)
- 属名のMedicagoは古代ギリシャ語の「μηδίκη(mēdíkē)」に由来します。
- ウマゴヤシの由来は恐らく「馬」にとって良い「肥やし」になることからきています。
ウマゴヤシの特徴(魅力)
- ウマゴヤシはタンパク質を多く含有しており栄養価が高く口当たりが良いため、若い葉が食用の野菜(生・温)として食べられています。
- ↳また家畜の飼料としても利用されています。
- 春に咲く黄色の小さな花は蜜蜂や小さな蝶々を引き寄せます。
- ウマゴヤシの果実(豆果)は円盤状で縁部分に鋭い棘があります。
ウマゴヤシの根は直根性です。草姿は基部でよく分枝して匍匐する様に広がり、また地面を這い途中で立ち上がる傾伏茎の性質もあります。草丈は高さ約20~60cmの間で成長します。葉は茎に互生葉序に配置され、葉柄は約1(~5)cm、葉色は緑色、葉身は三出複葉で小葉は倒卵形もしくは倒心形をしていて縁部分に鋸歯をもちます。花序は花が2~10個の花が集まり総状花序につき、個々の花は黄色で長さ0.4(~0.5)cmの蝶形をしています。花後の果実(豆果)は直径約0.6(~0.7)cmの円盤状で時計回りに螺旋となり縁部分には鋭い棘があります。
開花時期は早春から初夏、花色は黄色、個々の花は蝶形、花序は総状花序に咲きます。草姿は這性で高さ約20(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は三出複葉して小葉は倒卵形もしくは倒心形をしていて部分には鋸歯をもち、葉序は互生葉序につきます。
ウマゴヤシの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ウマゴヤシの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】
ウマゴヤシの育て方
水やりの仕方
ウマゴヤシは乾燥にとても強いため、地植えしている場合は基本的に降水のみで育てられます。
鉢植えで育てている場合や降水がなく乾燥が何日も続く場合等は、土の表層が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。