原産:ヨーロッパ
科:マメ(Fabaceae)
亜科:マメ(Faboideae)
属:ウマゴヤシ(Medicago)
種:コメツブウマゴヤシ(lupulina)
別名:ブラック・メディック(black medick)
開花時期:4月~7月
花の色:黄色●
葉色:緑色●
分類:一年草/多年草(短命)
草丈:約20~60cm
誕生花:
花言葉:
用途:
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
コメツブウマゴヤシとは!?
コメツブウマゴヤシは学名Medicago lupulina、別名では「ブラック・メディック(black medick)」とも呼ばれるヨーロッパ原産の一年草もしくは多年草(短命)です。日本にも帰化しており、道端や海浜等に自生しています。
コメツブウマゴヤシの語源(由来)
- 属名のMedicagoは古代ギリシャ語の「μηδίκη(mēdíkē)」に由来します。
- 種小名のlupulinaは「オオカミの様な」を意味しています。
- コメツブウマゴヤシの由来は花後の果実が「米粒」の様に見える所からきています。
コメツブウマゴヤシの特徴(魅力)
- コメツブウマゴヤシの根は根粒菌と共生しているため空気中の窒素を固定してえる事が出来ます。
- ↳そのため緑肥として利用すれば栄養の少ない土壌も年々土壌が豊かになります。
- コメツブウマゴヤは葉柄が1~2cmと非常に短く果実は黒く総状につきます。
- ↳ウマゴヤシは葉柄が1(~5)cmと長く果実は螺旋状になり鋭い棘をもちます。
- 春に咲く黄色の小さな花は蜜蜂や小さな蝶々を引き寄せます。
コメツブウマゴヤシの根は直根性です。草姿は基部でよく分枝して匍匐する様に広がり、また地面を這い途中で立ち上がる傾伏茎の性質もあります。草丈は高さ約20~60cmの間で成長します。葉は茎に互生葉序に配置され、葉柄は約1(~2)cm、葉色は緑色、葉身は三出複葉で小葉は倒卵形もしくは楕円形をしています。花序は茎の頂部に密に花が10~20個集まり総状花序をつくり、個々の花は黄色で蝶形をしています。花後の果実は黒く総状に並んでつきます。
開花時期は春から夏、花色は黄色、個々の花は蝶形、花序は総状花序に咲きます。草姿は這性で高さ約20(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は三出複葉して小葉は倒卵形もしくは楕円形、葉序は互生葉序につきます。
ウマゴヤシの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ウマゴヤシの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2022】
コメツブウマゴヤシの育て方
花壇の土づくり
コメツブウマゴヤシは日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
コメツブウマゴヤシは根が深くまで張るためしっかり耕し作土層を深くしておきましょう。肥沃さは必要ありません、通気性の良い砂質(川砂やパーライト等)が多い砂壌土に植えてあげるといいでしょう。
植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて通気性を高めるパーライトや軽石等を入れ、肥沃さを高める堆肥等の改良用土を入れて土壌を改善しましょう。
鉢土づくり
コメツブウマゴヤシは日当りの良い場所で管理して、培養土は通気性のよい土を使いましょう。
培養土の例
- 赤玉土5割+腐葉土3割+パーライト2割+元肥(適量)
水やりの仕方
コメツブウマゴヤシは乾燥にとても強いため、地植えしている場合は基本的に降水のみで育てられます。
鉢植えで育てている場合や降水がなく乾燥が何日も続く場合等は、土の表層が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。
肥料の与え方
コメツブウマゴヤシは基本的に肥料不要です。
剪定のやり方
コメツブウマゴヤシの剪定は基本的に不要です。
夏越しする方法
冬越しする方法
Hardiness:
挿し木や株分けで増やす
播種で増やす
コメツブウマゴヤシの種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
コメツブウマゴヤシの病気
コメツブウマゴヤシの害虫