プロテアは属の中に約107種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは9の原種と、14の園芸品種等を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■目次
■プロテアの簡易比較
名称 | 花径 | 花の形 | 備考 |
---|---|---|---|
キングプロテア | 約12~30cm | 皿状 | ・プロテア属の中で最も大きな花が咲き直径が最大30cmに達する。 ・開花は一般的に春から秋頃、理想的な環境では一年を通して開花する。 ・葉柄は長く葉と同程度の長さがある。 ・地面下に太い塊茎があり森林火災などで地上部が失われた時に休眠していた芽が出て再生する能力がある。 |
クイーンプロテア | 最大15cm | 倒卵形・倒円錐型 | ・花の大きさが最大15cmに達する事がありキングプロテアについで二番目には大きい。 ・総苞片は絹のような毛で覆われており、総苞片の先端に束状に集まる毛は白色・茶色・黒色をしているため海外ではこの植物を「羊毛のような顎髭(woolly beard)」と呼んでいる。 |
エキシミア | 約8~12cm | 皿状 | ・総苞片の形状がスプーンのような見た目をしていて個性的な外観をしている。 ・花の花被片・雄蕊の先端は毛で縁取られており紫色をしているため上品さがある。 |
グランディセプス | 約3~8.5cm | 長球形・円筒型 | ・樹高が最大200cmまでにしかならず成長がとても緩やかです。 ・総苞片の先端縁部分に束状に赤茶色の長い毛が集まるため高級なファーバックのようなお洒落さを感じさせる。 |
ネリイフォリア | 約6~8cm | 倒卵形・倒円錐型・円筒型 | ・樹形が直立して最大300cmまでの低木になる。 ・総苞片の桃色と黒色のコントラストが小悪魔的な可愛らしさを感じさせる。 |
ブーチェリー | 約7cm | 長球形・倒卵形 | ・樹形は横に広がる傾向がある。 ・総苞片は光沢があり宝石のような高級感があり、総苞片の先端に束状に白色・茶色・黒色の毛が集まる。 ・葉は緑色ですが葉の中に黒色の斑点がある。 |
ムンディ | 約4~5cm | 倒卵形・倒円錐型 | ・総苞片の色は一般的に緑色からクリーム色ですが桃色をしている事もある。 |
レペンス | 約7~9cm | 長球形・倒円錐型 | ・総苞片は無毛で外側は粘着性がある。 ・順応性が高く様々な地域に生息している。 |
ロウリフォリア | 約4~6cm | 長球形・円筒型 | ・総苞片の桃色と黒色のコントラストが小悪魔的な可愛らしさを感じさせる。 ・類似性のあるネリイフォリア(Protea neriifolia)と比べて葉は有柄で短な葉柄をもっている。 |
■プロテアの主な種と園芸品種の紹介
主な原種
- キングプロテア
- 品種
- リトルプリンス
- ミニキング
- クイーンプロテア
- 品種
- アイスクイーン
- プロテア・エキシミア
- プロテア・グランディセプス
- プロテア・ネリイフォリア
- 品種
- ピンクミンク
- クリームミンク
- プロテア・ブーチェリー
- プロテア・ムンディ
- プロテア・レペンス
- プロテア・ロウリフォリア
●主な原種
キングプロテア
キングプロテアの学名は Protea cynaroides 、別名では「プロテア・シナロイデス」「ジャイアント・プロテア(giant protea)」「キングシュガー・ブッシュ(king sugar bush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
キングプロテアの原産地は南アフリカ、南アフリカの南西部と南部のフィンボス地域に広く分布しており、自生地は海抜ゼロメートルの場所から山地まで様々な場所にありますが、水捌けがよい山の斜面を好んで生息しています。
キングプロテアの特徴は、プロテア属の中で最も大きな花が咲き直径が最大30cmに達する所、開花は一般的に春から秋頃、理想的な環境では一年を通して開花する所、花の側面にある花弁状の総苞は皿状に横に開いており、基本的に有毛でビロードのような見た目をしている所、桃色の総苞と白色の雄蕊が可愛らしさと明るさを感じさせる所、葉柄は長く葉と同程度の長さがある所、地面下に太い塊茎があり森林火災などで地上部が失われた時に休眠していた芽が出て再生する能力がある所などにあります。
鑑賞用途としては、花が巨大で遠くからでも目立つためランドスケープデザインに利用されたり、女性的な可愛らしい桃色の花を咲かせる事から可愛いをテーマにするお庭や恋愛をテーマにするロマンチックなお庭で利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。その他の用途としては、切り花の市場でプロテアの花がアレンジメントの素材として流通しています。
キングプロテアの園芸品種の紹介
クイーンプロテア
クイーンプロテアの学名は Protea magnifica 、別名では「クイーン・シュガーブッシュ(queen sugarbush)」「ベアド・シュガーブッシュ(bearded sugarbush)」「ウーリー・ベアド(woolly beard)」等とも呼ばれる常緑低木です。
クイーンプロテアの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州に分布しており、自生地は山岳地帯の斜面の岩露頭などにあります。
クイーンプロテアの特徴は、花の大きさが最大15cmに達する事がありキングプロテアについで二番目には大きな所、開花は一般的に春から秋頃、理想的な環境では一年を通して開花する所、花の側面にある花弁状の総苞は成熟しても完全に広がらず卵形をしている所、総苞片は絹のような毛で覆われており、総苞片の先端に束状に集まる毛は白色・茶色・黒色をしているため海外ではこの植物を「羊毛のような顎髭(woolly beard)」と呼んでいる所、総苞の桃色と雄蕊の白色・黒色の複色の花色が小悪魔的な可愛らしさを感じさせる所、葉は細長くシャープな形状をしており葉柄の有り無しが不明な所などにあります。
鑑賞用途としては、女性的な可愛らしさがある桃色の花を咲かせる事から可愛いをテーマにするお庭や恋愛をテーマにするロマンチックなお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。その他の用途としては、切り花の市場でプロテアの花がアレンジメントの素材として流通しています。
クイーンプロテアの園芸品種の紹介
プロテア・エキシミア
プロテア・エキシミアの学名は Protea eximia 、別名では「ブロードリーフ・シュガーブッシュ(broad-leaved sugarbush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
プロテア・エキシミアの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州と東ケープ州に分布しており、自生地は砂岩地帯の土壌などにあります。
プロテア・エキシミアの特徴は、開花が冬から春にあり、花の側面にある花弁状の総苞は成熟すると皿のように緩く開く所、総苞片の形状がスプーンのような見た目をしていて個性的な外観をしている所、総苞片は絹のような毛で覆われているためビロードのような高級感があり、総苞片の縁部分に白色の毛が集まる所、総苞片の色は赤・桃・クリームなどで可愛らしさを感じさせる所、花の花被片・雄蕊の先端は毛で縁取られており紫色をしている所、葉は灰緑色または紫色を帯びているためカラーリーフのように楽しむ事もできる所などにあります。
鑑賞用途としては、赤色や桃色の花色が女性的な可愛らしさを感じさせる事から可愛いをテーマにするお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
プロテア・グランディセプス
プロテア・グランディセプスの学名は Protea grandiceps 、別名では「レッド・シュガーブッシュ(red sugarbush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
プロテア・グランディセプスの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州と東ケープ州に分布しており、自生地は山脈地帯の岩の割れ目などにあります。
プロテア・グランディセプスの特徴は、樹高が最大200cmまでにしかならず成長がとても緩やかな所、花の側面にある花弁状の総苞は成熟しても完全に広がらず長球形から円筒型をしていて蕾のような可愛らしさがある所、総苞片は絹のような毛で覆われているためビロードのような高級感があり、総苞片の先端縁部分に束状に赤茶色の長い毛が集まる所、総苞片の桃色と縁部分の赤茶色の毛が高級なファーバックのようなお洒落さを感じさせる所、花は総苞の筒部に隠れている所、葉の色が灰緑色から青緑色をしている所などにあります。
鑑賞用途としては、桃色と赤茶色の花色が可愛らしさと高級感を感じさせる事からラグジュアリーなお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
プロテア・ネリイフォリア
プロテア・ネリイフォリアの学名は Protea neriifolia 、別名では「ナローリーフ・シュガーブッシュ(narrow-leaf sugarbush)」「オレアンダーリーブ・シュガーブッシュ(oleander-leaved sugarbush)」「オレアンダーリーブ・プロテア(oleanderleaf protea)」「ブルー・シュガーブッシュ(blue sugarbush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
プロテア・ネリイフォリアの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州と東ケープ州に分布しており、自生地は山脈地帯にある砂岩や花崗岩質の土壌などにあります。
プロテア・ネリイフォリアの特徴は、樹形が直立して最大300cmまでの低木になる所、開花は春・秋・冬にあり、理想的な環境では一年を通して開花する所、花の側面にある花弁状の総苞は成熟しても完全に広がらず卵形から円筒型をしている所、総苞片は絹のような毛で覆われているためビロードのような高級感があり、総苞片の先端に束状に茶色・黒色の毛が集まる所、総苞片の桃色と黒色のコントラストが小悪魔的な可愛らしさを感じさせる所、葉は細長くシャープな形状をしており葉柄がない所などにあります。
鑑賞用途としては、桃色と黒色の花色が小悪魔的な雰囲気をつくる事からガーリー系の可愛いお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。その他の用途としては、切り花の市場でプロテアの花がアレンジメントの素材として流通しています。
プロテア・ネリイフォリアの園芸品種の紹介
プロテア・ブーチェリー
プロテア・ブーチェリーの学名は Protea burchellii 、別名では「バーチェルズ・シュガーブッシュ(Burchell’s sugarbush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
プロテア・ブーチェリーの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州に分布しており、生息地は様々な場所にあります。
プロテア・ブーチェリーの特徴は、樹形が横に広がる傾向がある所、花の側面にある花弁状の総苞は成熟しても完全に広がらず長球形から倒卵形をしていて蕾のような可愛らしさがある所、総苞片は光沢があり宝石のような高級感があり、総苞片の先端に束状に白色・茶色・黒色の毛が集まる所、総苞片の桃色が女性的な可愛らしさを感じさせる所、葉は緑色ですが葉の中に黒色の斑点がある所などにあります。
鑑賞用途としては、桃色と黒色の花色が小悪魔的な雰囲気をつくる事からガーリー系の可愛いお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
プロテア・ムンディ
プロテア・ムンディの学名は Protea mundii 、別名では「フォレスト・シュガーブッシュ(forest sugarbush)」等とも呼ばれる常緑小高木です。
プロテア・ムンディの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州と東ケープ州に分布しており、自生地は山の斜面や小川沿いなどにあります。
プロテア・ムンディの特徴は、樹形が直立して最大800cmまでの小高木まで成長する所、開花は秋・冬・春にあり、花の側面にある花弁状の総苞は成熟倒卵形から倒円錐型に緩く開く所、総苞片は絹のような毛で覆われているためビロードのような高級感があり、総苞片の先端に束状に白色の毛が集まる所、総苞片の色は一般的に緑色からクリーム色ですが桃色をしている事もある所などにあります。
鑑賞用途としては、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。その他の用途としては、切り花の市場でプロテアの花がアレンジメントの素材として流通しています。
プロテア・レペンス
プロテア・レペンスの学名は Protea repens 、別名では「コモン・シュガーブッシュ(common sugarbush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
プロテア・レペンスの原産地は南アフリカ、自生地は多様で平地や丘陵地帯や山脈山地の斜面など様々な場所にあります。
プロテア・レペンスの特徴は、花の側面にある花弁状の総苞が開花が進むと漏斗形(倒円錐型)まで開く傾向がある所、総苞片は無毛で外側は粘着性がある所、総苞片の桃色とクリーム色の組み合わせが甘い果物の色を想像させる所、順応性が高く様々な地域に生息している所などにあります。
鑑賞用途としては、桃色とクリーム色の花色が甘い果物を想像させる事からスイーツを想像させる可愛いお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
プロテア・ロウリフォリア
プロテア・ロウリフォリアの学名は Protea laurifolia 、別名では「ローレル・プロテア(laurel protea)」「グレーリーフ・シュガーブッシュ(grey-leaf sugarbush)」「ローレルリーフ・プロテア(laurel-leaf protea)」等とも呼ばれる常緑小高木です。
プロテア・ロウリフォリアの原産地は南アフリカ、南アフリカの西ケープ州と北ケープ州に分布しており、自生地は山脈地帯にある砂岩や花崗岩質の土壌などにあります。
プロテア・ロウリフォリアの特徴は、樹形が直立して最大800cmまでの小高木になる所、花の側面にある花弁状の総苞は成熟しても完全に広がらず長球形から円筒型をしていて蕾のような可愛らしさがある所、総苞片は絹のような毛で覆われているためビロードのような高級感があり、総苞片の先端に束状に茶色・黒色の毛が集まる所、総苞片の桃色と黒色のコントラストが小悪魔的な可愛らしさを感じさせる所、花は総苞の筒部に隠れている所、類似性のあるネリイフォリア(Protea neriifolia)と比べて葉は有柄で短な葉柄をもっている所、葉の色が灰緑色をしている事から英名でgrey-leaf sugarbushともよばれている所などにあります。
鑑賞用途としては、桃色と黒色の花色が小悪魔的な雰囲気をつくる事からガーリー系の可愛いお庭で利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
●その他の品種
ジュリエット
学名:protea ‘juliet’
開花時期:5月~10月
花の形:倒円錐形(頭花)
花(総苞)の色:桃色
花(雄蕊)の色:白色・紫色
葉の形:線形・倒線状披針形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約150~200cm
備考:樹形は直立、株は矮性でコンパクトに成長するためスモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい品種です。
備考②:花序を構成している総苞は成熟すると倒円錐型(漏斗形)に広がり、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は狭楕円形をしています。そのため、蕾が開いていく途中のような可愛らしさを感じさせる花姿をしています。
備考③:総苞片は絹のような白色の毛が全体に生えているため、ビロードのような高級感があり、総苞片の先端縁部分に束状に白色の毛がはえています。
備考④:花(総苞)の色は桃色、中央の雄蕊の色は白色と紫色で構成されています。そのため、可愛らしいスイーツのような見た目をしています。
用途:桃色の花が女性的な可愛らしさを感じさせるため可愛いをテーマにするお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
スサラ
学名:protea ‘susara’
開花時期:秋・冬(他の季節も散発的に咲く)
花の形:倒卵形(頭花)
花(総苞)の色:桃色・クリーム色
花(雄蕊)の色:白色・紫色
葉の形:狭楕円形(葉柄なし)
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約200cm
備考:花序を構成している総苞は成熟しても完全に広がらず倒卵形で上部も内側に寄り丸みがある、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は狭楕円形をしています。そのため、蕾のような可愛らしさや緻密でスッキリとした印象を感じさせる花姿をしています。
備考②:花の総苞はクリーム色と桃色の二色で構成されていて、桃色の覆輪が入るため、果物の桃を想像させるような甘い雰囲気のある花姿が楽しめます。
用途:花の見た目がスイーツを想像させるため可愛いをテーマにするお庭やスイーツをテーマにするようなお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
スパイキーホワイト
学名:Protea ‘Spiky white’
開花時期:春・夏
花の形:皿形(頭花)
花(総苞)の色:クリーム色・白色
花(雄蕊)の色:クリーム色・白色
葉の形:倒披針形・楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約100~200cm
備考:スパイキーホワイトはキングプロテアと同様に、葉と同長の長い葉柄を持っており、花は総苞が皿状に開いて大きな花姿が楽しめます。
備考②:花を構成している総苞片は細長く先端が尖るため、シャープでかっこいい印象を与える花姿が楽しめます。
備考③:花の色は白色とクリーム色の二色で構成されているため、大理石を想像させるような高級感と、明るさと清潔感を感じさせます。
備考④:花の色は桃色・白色・紫色の三種類で構成されているため、女性的な可愛らしさや上品さを感じさせる品種になります。
用途:白色の花が神聖さや清潔感を感じさせるためエントランスガーデンやエレガントなお庭などに利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
スペシャルピンクアイス
学名:Protea ‘special pink ice’
開花時期:5~10月
花の形:長球形(頭花)
花(総苞)の色:赤桃色・白色
花(雄蕊)の色:白色・紫色
葉の形:狭楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約200cm
備考:開花は晩春から秋頃まであるため長く花を楽しみたい人に好まれる品種です。
備考②:花序を構成している総苞は成熟しても完全に広がらず細長い長球形、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は楕円形をしています。そのため、蕾のような可愛らしさや緻密でスッキリとした印象を感じさせる花姿をしています。
備考③:総苞片は絹のような白色の毛が全体に生えているため、ビロードのような高級感があり、総苞片の先端縁部分に束状に白色の毛がはえています。
備考④:花の色は赤桃色をしているため女性的な可愛らしさや、明るさや元気の良さを感じさせます。
用途:赤桃色の花が女性的な可愛らしさを感じさせるため可愛いをテーマにするお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ドナ
学名:Protea ‘donna’
開花時期:冬
花の形:長球形・倒卵形(頭花)
花(総苞)の色:クリーム色・紫色(爪班)
花(雄蕊)の色:桃色
葉の形:狭楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約250cm
備考:花序を構成している総苞は成熟しても完全に広がらず倒卵形、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は狭楕円形をしています。そのため、蕾のような可愛らしさや緻密でスッキリとした印象を感じさせる花姿をしています。
備考②:総苞片は光沢のあるクリーム色をしており、花(花被片・雄蕊)の色は桃色をしています。そのため、女性的な印象や甘いスイーツを想像させる可愛らしい見た目をしています。
用途:花が甘いスイーツを想像させる見た目をしているためお菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ピクシー
学名:Protea ‘pixie’
開花時期:秋・冬・春
花の形:倒卵形・倒円錐型(頭花)
花(総苞)の色:桃色・クリーム色
花(雄蕊)の色:白色・紫色
葉の形:狭楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約150~200cm
備考:ピクシーはProtea pudens と Protea longifoliaが交配されて作出された園芸品種です。
備考②:樹形は直立、株は矮性でコンパクトに成長するためスモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい品種です。
備考③:花序を構成している総苞は成熟しても完全に広がらず倒卵形、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は狭楕円形をしています。そのため、蕾のような可愛らしさや緻密でスッキリとした印象を感じさせる花姿をしています。
備考④:総苞片は絹のような白色の毛が全体に生えているため、ビロードのような高級感があり、総苞片の先端縁部分に束状に白色の毛がはえています。
備考⑤:花(総苞)の色は桃色とクリーム色、花の花被片(雄蕊)の色はクリーム色・桃色・暗紫色の複色で構成されています。そのため、桃色のカップに入ったかき氷や、甘いスイーツを想像させるような見た目をしています。
用途:花が甘いスイーツを想像させる見た目をしているためお菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ピンクアイス
学名:protea ‘pink ice’
開花時期:秋・冬
花の形:倒卵形(頭花)
花(総苞)の色:桃色・白色
花(雄蕊)の色:白色・紫色
葉の形:狭楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約250cm
備考:ピンクアイスはProtea compacta と Protea susannaeが交配されて作出された園芸品種です。
備考②:花序を構成している総苞は成熟しても完全に広がらず倒卵形、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は狭楕円形をしています。そのため、蕾のような可愛らしさや緻密でスッキリとした印象を感じさせる花姿をしています。
備考③:総苞片は絹のような白色の毛が全体に生えているため、ビロードのような高級感があり、総苞片の先端縁部分に束状に白色の毛がはえています。
備考④:花の色は桃色・白色・紫色の三種類で構成されているため、女性的な可愛らしさや上品さを感じさせる品種になります。
用途:桃色の花が女性的な可愛らしさを感じさせるため可愛いをテーマにするお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ポッサムマジック
学名:Protea ‘possum magic’
開花時期:秋・冬・春
花の形:長球形・倒卵形(頭花)
花(総苞)の色:赤桃色・クリーム色
花(雄蕊)の色:白色・暗紫色
葉の形:狭楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約150~200cm
備考:花序を構成している総苞は成熟しても完全に広がらず倒卵形、総苞は総苞片が鱗状に重なり、総苞片の形状は狭楕円形をしています。そのため、蕾のような可愛らしさや緻密でスッキリとした印象を感じさせる花姿をしています。
備考②:総苞片は光沢があり、赤桃色とクリーム色の複色で構成されており、縁部分に絹状の白色の毛が生えています。そのため、果物の桃を想像させるような可愛らしい見た目をしている品種です。
備考③:花(花被片・雄蕊)の色は白色と暗紫色をしているため、かき氷にシロップをかけたような見た目をしています。
用途:花が甘いスイーツを想像させる見た目をしているためお菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ルビーブラッシュ
学名:Protea ‘ruby blush’
開花時期:5月~10月
花の形:皿形(頭花)
花(総苞)の色:クリーム色(黄緑色)・桃色
花(雄蕊)の色:クリーム色(黄緑色)・桃色
葉の形:倒線状披針形・狭楕円形
葉の色:緑色
樹形:直立
樹高:約200~250cm
備考: 花の側面にある花弁状の総苞は、開花が進むと漏斗形(倒円錐型)まで開く傾向があり、総苞片は細長く先端が尖ります。また花の中の花被片・雄蕊は毛が少ないため、他のプロテアと比べると花姿がスッキリとしていてカッコイイ見た目をしている所が特徴です。
備考②:花の色は桃色とクリーム色の二色で構成されているため、甘いスイーツを想像させる品種になります。
用途:花が甘いスイーツを想像させる見た目をしているためお菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、乾燥に強いことからロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。