レンギョウ属の種は約11種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは3種類の原種と、いくつかの園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方や購入する際のリンクも用意しています。よければ、そちらもご活用ください。
■目次
■レンギョウ属の簡易比較

学名:Forsythia × intermedia
生活形:落葉低木
生育型:叢生型
樹高:約200~300cm
開花:3月~4月
花色:黄色
葉色:緑色
備考:枝が直立に伸びやすくコンパクトに成長する傾向があります。また1節に花が1~6個と多めに束生し、花のサイズも直径2.5~3.5cmと大きいため、より豪華な花姿が楽しめる点も特徴となります。

学名:Forsythia viridissima
生活形:落葉低木
生育型:叢生型
樹高:約200~300cm
開花:3月~4月
花色:黄色
葉色:緑色
備考:枝が直立に伸びやすくコンパクトに成長する傾向があります。枝の色が数年間緑色を保つ傾向があり、1節に花が1~4個と多めに束生し、開花が2週間程度遅いため花と葉がほぼ同時に展開します。
■レンギョウ属の主な種と園芸品種の紹介
アイノコレンギョウ
アイノコレンギョウとは!
アイノコレンギョウ(学名: Forsythia × intermedia)は、別名で「レンギョウ(園芸上の呼称)」「レンギョウ・インターメディア」「ボーダー・フォーサイシア(border forsythia)」とも呼ばれるモクセイ科レンギョウ属に分類される落葉低木の交雑種です。
アイノコレンギョウは野生に自生している原種ではありません。本種はシナレンギョウ(Forsythia viridissima)とレンギョウ(Forsythia suspensa)の栽培環境下での交雑種です。
アイノコレンギョウの特徴
- 形態:樹高は約200~300cm、生育型は地際から茎が何本も出る【叢生型】です。主枝は地際付近では直立し、途中で湾曲する傾向があり、分枝は斜上に伸び、途中で湾曲しながら枝垂れます。葉は異形葉性で通常は単葉(楕円形・卵形・披針形)ですが、しばしば分裂葉(三出複葉)です。花序は腋生で、葉腋に1~6個の花が束生し、直径約2.5~3.5cmの黄色の合弁花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉低木です。
- 春:葉が展開する前の3月頃から開花が始まり、4月にかけて枝を覆うように花が一斉に開花します。4月頃になると葉が展開し始め、枝も伸長させます。
- 夏:高温期も生育旺盛に枝葉をぐんぐん伸ばし成長し、花芽の分化が始まります。
- 秋:気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、葉は黄色・赤紫色・紫褐色に紅葉します。
- 冬:枝から葉が全て落ち休眠状態になります。
- 近縁種との比較:本種は、交配親のレンギョウ(Forsythia suspensa)と比べて、枝が直立に伸びやすくコンパクトに成長する傾向があります。また1節に花が1~6個と多めに束生し、花のサイズも直径2.5~3.5cmと大きいため、より豪華な花姿が楽しめる点も特徴となります。
- 花の魅力:本種は、葉の展開に先駆けて、早春から春に開花期があり、裸の枝を覆い尽くすように黄色の花が一斉に咲き誇ります。その圧巻の花姿は、一際視線を引きつけるため、庭園などの広い空間でもフォーカルポイントとして働き、更に黄色の色彩効果で、周囲をパッと明るくして、心理的にもポジティブで元気な気持ちにさせます。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、品種により黄色の葉色も見られます。そのため、品種を選べば明るさを感じさせるカラーリーフを楽しむこともできます。
- 紅葉:秋が深まると緑色の葉が、黄色・赤紫色・紫褐色に変化します。そのため、この葉の色が季節の変化を感じさせたり、またアンティークな雰囲気を感じさせる季節限定のカラーリーフとしても楽しめる点も魅力となります。
- 生垣:本種は樹高約200~300cm、生育型が叢生型で、枝葉が密に茂りブッシュ状になります。一般的に、花も楽しめる自然風の生垣として利用されますが、花を少し犠牲にしますが剪定で概形を整えて整形式の生垣として利用することも出来ます。生垣として利用する場合は、品種により変わりますが、株同士の間隔は100cm程にして植栽します。
- フラワーアレンジメント:花は収穫して花瓶に生けて切り花として楽しむことができます。切り花とすることで、お部屋の中で花を気軽に楽しむことが出来て、明るいインテリアとして空間を彩ります。 花瓶の中での寿命は管理の仕方でも変わりますが一般的に約7~10日ほどです。
アイノコレンギョウの園芸品種の紹介
●フイリレンギョウ
学名:Forsythia intermedia ‘variegated’
開花時期:3月~4月
花の色:黄色
葉の色:緑色・黄色
樹高:約200~300cm
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、縁部分に幅広の黄色の覆輪が入ります。黄色は光を反射しパッと明るくして、心理的にもポジティブで元気な気持ちにさせるため、活発で元気な雰囲気を感じさせるお庭、また他の鮮やかな原色と組み合わせるとカラフルでポップなお庭に演出することもできます。
●スペクタビリス
学名:Forsythia intermedia ‘Spectabilis’
開花時期:3月~4月
花の色:黄色
葉の色:緑色
樹高:200~300cm
多花性:通常より花数が多く高密度に花が咲き誇るため、豪華な花姿が楽しめます。
レンギョウ
レンギョウとは!
レンギョウ(学名: Forsythia suspensa)は、別名で「レンギョウウツギ」「ウィーピング・フォーサイシア(weeping forsythia)」「ゴールデン・ベル(golden bell)」とも呼ばれるモクセイ科レンギョウ属に分類される落葉低木の種です。
レンギョウの原産地は中国で、自生地は山地の斜面や茂み、岩場や草原などです。
レンギョウの特徴
- 形態:樹高は約200~300cm、生育型は地際から茎が何本も出る【叢生型】です。主枝は地際付近では直立し、途中で湾曲する傾向があり、分枝は斜上に伸び、途中で湾曲しながら枝垂れます。葉は異形葉性で通常は単葉(楕円形・卵形・披針形)ですが、しばしば分裂葉(三出複葉)です。花序は腋生で、葉腋に1~3個の花が束生し、黄色の合弁花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉低木です。
- 春:葉が展開する前の3月頃から開花が始まり、4月にかけて枝を覆うように花が一斉に開花します。4月頃になると葉が展開し始め、枝も伸長させます。
- 夏:高温期も生育旺盛に枝葉をぐんぐん伸ばし成長し、花芽の分化が始まります。
- 秋:気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、葉は黄色・赤紫色・紫褐色に紅葉します。
- 冬:枝から葉が全て落ち休眠状態になります。
- 近縁種との比較:本種は、園芸で親しまれている近縁種と比べて、枝が弧状に湾曲し、中央から外側へと流れる傾向があります。
- 樹形の魅力:本種は樹高約200~300cm、地際から枝が何本も伸びる叢生型で、この枝が弧状に湾曲しながら、中央から外側へと【噴水】のように広がります。そのため、見る人に優美さを感じさせる樹形となります。※ただし、分枝も多いため、枝が混みあってくると乱雑な樹形となることもあり、美しい樹形を維持する場合は剪定も重要になります。
- 花の魅力:本種は、葉の展開に先駆けて、早春から春に開花期があり、裸の枝を覆い尽くすように黄色の花が一斉に咲き誇ります。その圧巻の花姿は、一際視線を引きつけるため、庭園などの広い空間でもフォーカルポイントとして働き、更に黄色の色彩効果で、周囲をパッと明るくして、心理的にもポジティブで元気な気持ちにさせます。
- 紅葉:秋が深まると緑色の葉が、黄色・赤紫色・紫褐色に変化します。そのため、この葉の色が季節の変化を感じさせたり、またアンティークな雰囲気を感じさせる季節限定のカラーリーフとしても楽しめる点も魅力となります。
- 生垣:本種は樹高約200~300cm、生育型が叢生型で、枝葉は優美に中心から外側へと拡がりながら密に茂りブッシュ状になります。一般的に、花も楽しめる自然風の生垣として利用されますが、花を少し犠牲にしますが剪定で概形を整えて整形式の生垣として利用することも出来ます。生垣として利用する場合は、品種により変わりますが、株同士の間隔は100~150cm程にして植栽します。
- フラワーアレンジメント:花は収穫して花瓶に生けて切り花として楽しむことができます。切り花とすることで、お部屋の中で花を気軽に楽しむことが出来て、明るいインテリアとして空間を彩ります。 花瓶の中での寿命は管理の仕方でも変わりますが一般的に約7~10日ほどです。
レンギョウの園芸品種の紹介
●ジャイアントイエロー
学名:Forsythia suspensa ‘Giant Yellow’
開花時期:3月~4月
花の色:黄色
葉の色:緑色
樹高:約200~300cm
備考:花が漏斗状に開き見栄えがよく大輪です。
シナレンギョウ
シナレンギョウとは!
シナレンギョウ(学名: Forsythia viridissima)は、別名で「チャイニーズ・ゴールデンベル・ツリー(Chinese golden bell tree)」「グリーンステム・フォーサイシア(green-stemmed forsythia)」とも呼ばれるモクセイ科レンギョウ属に分類される落葉低木の種です。
シナレンギョウの原産地は中国(中南部~東南部)で、自生地は山地の林縁や茂み、河川沿いなどです。
シナレンギョウの特徴
- 形態:樹高は約200~300cm、生育型は地際から直立する茎が何本も出る【叢生型】です。葉は基本的に単葉(楕円形・卵形・披針形)です。花序は腋生で、葉腋に1~4個の花が束生し、黄色の合弁花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉低木です。
- 春:開花が3月頃始まり4月にかけて枝を覆うように花が一斉に開花します。他種と比べて開花が2週間程度遅いため、開花と葉の展開がほぼ同時に始まり、また枝も伸長させます。
- 夏:高温期も生育旺盛に枝葉をぐんぐん伸ばし成長し、花芽の分化が始まります。
- 秋:気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、葉は黄色・赤紫色・紫色に紅葉します。
- 冬:枝から葉が全て落ち休眠状態になります。
- 近縁種との比較:本種は、近縁種のレンギョウ(Forsythia suspensa)と比べて、枝が直立に伸びやすくコンパクトに成長する傾向があります。また枝の色が数年間緑色を保つ傾向があり、1節に花が1~4個と多めに束生し、開花が2週間程度遅いため花と葉がほぼ同時に展開します。
- 花の魅力:本種は、早春から春に開花期があり、枝を覆い尽くすように黄色の花が一斉に咲き誇ります。その圧巻の花姿は、一際視線を引きつけるため、庭園などの広い空間でもフォーカルポイントとして働き、更に黄色の色彩効果で、周囲をパッと明るくして、心理的にもポジティブで元気な気持ちにさせます。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、品種によりクリーム色の斑入りの葉色も見られます。そのため、品種を選べば柔らかな印象を感じさせるカラーリーフとしても楽しめます。
- 紅葉:秋が深まると緑色の葉が、黄色・赤紫色・紫色に変化します。そのため、この葉の色が季節の変化を感じさせたり、またアンティークな雰囲気を感じさせる季節限定のカラーリーフとしても楽しめる点も魅力となります。
- 生垣:本種は樹高約200~300cm、生育型が叢生型で、枝葉が密に茂りブッシュ状になります。一般的に、花も楽しめる自然風の生垣として利用されますが、花を少し犠牲にしますが剪定で概形を整えて整形式の生垣として利用することも出来ます。生垣として利用する場合は、品種により変わりますが、株同士の間隔は100cm程にして植栽します。
- フラワーアレンジメント:花は収穫して花瓶に生けて切り花として楽しむことができます。切り花とすることで、お部屋の中で花を気軽に楽しむことが出来て、明るいインテリアとして空間を彩ります。 花瓶の中での寿命は管理の仕方でも変わりますが一般的に約7~10日ほどです。
シナレンギョウの園芸品種の紹介



