ブルニアは属の中に約16種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、球状の白色の花が茎の頂部で房状に集まり豪華な花姿をつくり切り花やドライフラワーとしても親しまれるブルニア・アルビフローラ、アルビフローラと同様の花姿をしていますが開花すると赤色の雄蕊が突出して白色の花から赤色の花へと外観がかわるシルバーブルニア等が親しまれています。
ブルニア属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
ブルニアの主な種の目次
ブルニア・アルビフローラの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Brunia albiflora(synonym:Berzelia albiflora)
- 草丈:約200~300cm
- 分類:低木
- 開花時期:夏から秋
- 花色:黄色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:弱い
- 誕生花:1月19日
- 花言葉:情熱/小さな勇気
- 用途:切り花
ブルニア・アルビフローラとは!?
ブルニア・アルビフローラは学名Brunia albiflora(synonym:Berzelia albiflora)、別名では「コーヒーセンテッド・バーゼリア(coffee-scented berzelia)」や「ホワイトフラワー・ブルニア(white-flowered brunia)」とも呼ばれる南アフリカ原産の低木です。
ブルニア・アルビフローラの語源(由来)
- 属名のBruniaはロシアとレバントを旅した薬剤師のCornelis Brunへの献名といわれています。
- 種小名のalbifloraはラテン語で「白色」を意味する「albi(albus)」と「花」を意味する「flora」の2語からなり、「白色の花」を意味します。
ブルニア・アルビフローラの特徴(魅力)
- ブルニア・アルビフローラは茎の頂部で球状の形をした白色の小花が房状に集まる個性的な花姿が魅力の植物です。
- 花は球状の頭花が茎の頂部で散房状に集まりボリュームある半球状の花姿をつくります。
- 花は開花すると雄蕊が突出するためふわふわとした外観にかわります。
- ブルニア・アルビフローラの葉は針のように細長く茎に密につくため長いブラシの様な個性的な外観をつくります。
- ブルニア・アルビフローラはカット後の花の日持ちが約7~14日と長く個性的な花姿のため切り花として高い人気があります。
- 葉も装飾的なためカットされ花材として利用されます。
- ブルニア・アルビフローラの花は乾燥しても色褪せが少なく形が崩れにくいためドライフラワーとしても高い人気があります。
- ドライフラワーは自然乾燥させるか着色液で染めてブリザードフラワー等にして楽しまれます。
- ブルニア・アルビフローラは栄養の多過ぎる土壌や多湿を嫌い育てる難度がやや高い植物になります。
- その一方で乾燥に非常に強く肥料も基本的に与える必要がありません
ブルニア・アルビフローラの樹高は約200(~300)cm、樹形はよく枝分かれしてブッシュ状に茂り、茎の色は若い時は薄緑色、成熟すると薄褐色になります。葉は茎に密に付き、葉色は緑色、葉身は長さ約1(~1.4)cm、葉身の形は針形です。花序は頭状散房花序、頭状散房花序は頭花と散房花序が組み合わさり、頭花は直径約1.5cm、白色(葯は黄色)の雄蕊が突出します。
ブルニア・アルビフローラの切り花の楽しみ方
- ブルニア・アルビフローラの収穫は朝の涼しい時間帯もしくは夕方におこないましょう。
- 収穫はふつう蕾が開いていないタイミングで行いますが、開いたタイミングでも行えます。
- 水揚げは水切りを行いましょう。
- 水揚げ後は花瓶に生けて飾ります。
- 管理場所は出来るだけ低温環境(糖の消費や蒸散が抑えられる)に置くと日持ちがよくなります。
- 管理は必要に応じて数日ごとに水切りを行い、水換えも同時に行いましょう。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが7~14日程度です。
水切り法
水切り法とは、切り花の切り口を水の中に付けた状態で切り戻しを行い、切り口の更新を行う水揚げ方法です。
水切りは、特定の植物または特定の条件を除いた、殆どの植物に行われている、最も一般的な水揚げ方法になります。
水切りは、水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。また水切りを行うことで「微生物」「空気」「その他」が原因で詰まっている茎を取り除くため、切り口からの水揚げ正常に戻ります。
水切りの方法
切り花の切り口を水の中に浸けます。水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
切り口部分を斜めにすることで、吸水部分が広がり、水揚げの効果が高まります。
ブルニア・アルビフローラのドライフラワーの作り方
- ブルニア・アルビフローラの収穫は乾燥が続く日の朝(朝露が消えた後)もしくは夕方に行いましょう。
- 収穫のタイミングは花が蕾の時に行います。
- 茎を好みの長さで剪定ハサミで切って収穫します。
- 収穫した花はハンギング法でドライフラワーを作りましょう。
ハンギング法
ハンギング法とは、植物を壁や天井等から吊り下げて自然乾燥でドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法は最も一般的に利用されるドライフラワーを作る手順で、用意する物も花材以外には殆ど要らず手軽に作れる所が魅力です。手順は花の茎の下部を固定する物(麻紐・洗濯バサミ等)で抑えて、逆さにし壁や天井から吊り下げます。管理する場所は基本的に直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所です。乾燥させる時間は2~4週間程度で、自然乾燥させます。
シルバーブルニアの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Brunia stokoei(synonym:Berzelia stokoei)
- 草丈:約100~200cm
- 分類:低木
- 開花時期:夏から秋
- 花色:赤色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月19日
- 花言葉:情熱/小さな勇気
- 用途:切り花
シルバーブルニアとは!?
シルバーブルニアは学名Brunia stokoei(synonym:Berzelia stokoei)、別名では「レッド・コーヒーブッシュ(Red Coffeebush)」や「バーゼリア・ストコエイ」とも呼ばれる南アフリカ原産の低木です。
シルバーブルニアの語源(由来)
- 属名のBruniaはロシアとレバントを旅した薬剤師のCornelis Brunへの献名といわれています。
- 種小名のstokoeiはイギリス生まれの植物収集家であるThomas Pearson Stokoeへの献名です。
シルバーブルニアの特徴(魅力)
- シルバーブルニアは赤色の花柄の先に球状の形をした白色の小花が房状に集まる個性的な花姿が魅力の植物です。
- 花は球状の白色の頭花が茎の頂部で散房状に集まりボリュームある半球状の花姿をつくります。
- 花は開花すると赤色の雄蕊が突出するため白色の花から赤色のふわふわとした花へと外観がかわります。
- シルバーブルニアの葉は針のように細長く茎に密につくため長いブラシの様な個性的な外観をつくります。
- シルバーブルニアはカット後の花の日持ちが約7~14日と長く個性的な花姿のため切り花として高い人気があります。
- 葉も装飾的なためカットされ花材として利用されます。
- シルバーブルニアの花は乾燥しても色褪せが少なく形が崩れにくいためドライフラワーとしても高い人気があります。
- ドライフラワーは自然乾燥させるか着色液で染めてブリザードフラワー等にして楽しまれます。
- シルバーブルニアは栄養の多過ぎる土壌や多湿を嫌い育てる難度がやや高い植物になります。
- その一方で乾燥に非常に強く肥料も基本的に与える必要がありません
シルバーブルニアの樹高は約100(~200)cm、樹形はよく枝分かれしてブッシュ状に茂り、茎の色は若い時は薄緑色、成熟すると薄褐色になります。葉は茎に密に付き、葉色は緑色、 葉身の長さ約0.8(~1)cm、葉身の形は針形です。花序は頭状散房花序、頭状散房花序は頭花と散房花序が組み合わさり、頭花は白色で、赤色の雄蕊が突出します。
シルバーブルニアの切り花の楽しみ方
- シルバーブルニアの収穫は朝の涼しい時間帯もしくは夕方におこないましょう。
- 収穫はふつう蕾が開いていないタイミングで行いますが、開いたタイミングでも行えます。
- 水揚げは水切りを行いましょう。
- 水揚げ後は花瓶に生けて飾ります。
- 管理場所は出来るだけ低温環境(糖の消費や蒸散が抑えられる)に置くと日持ちがよくなります。
- 管理は必要に応じて数日ごとに水切りを行い、水換えも同時に行いましょう。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが7~14日程度です。
水切り法
水切り法とは、切り花の切り口を水の中に付けた状態で切り戻しを行い、切り口の更新を行う水揚げ方法です。
水切りは、特定の植物または特定の条件を除いた、殆どの植物に行われている、最も一般的な水揚げ方法になります。
水切りは、水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。また水切りを行うことで「微生物」「空気」「その他」が原因で詰まっている茎を取り除くため、切り口からの水揚げ正常に戻ります。
水切りの方法
切り花の切り口を水の中に浸けます。水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
切り口部分を斜めにすることで、吸水部分が広がり、水揚げの効果が高まります。
シルバーブルニアのドライフラワーの作り方
- シルバーブルニアの収穫は乾燥が続く日の朝(朝露が消えた後)もしくは夕方に行いましょう。
- 収穫のタイミングは花が蕾の時に行います。
- 茎を好みの長さで剪定ハサミで切って収穫します。
- 収穫した花はハンギング法でドライフラワーを作りましょう。
ハンギング法
ハンギング法とは、植物を壁や天井等から吊り下げて自然乾燥でドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法は最も一般的に利用されるドライフラワーを作る手順で、用意する物も花材以外には殆ど要らず手軽に作れる所が魅力です。手順は花の茎の下部を固定する物(麻紐・洗濯バサミ等)で抑えて、逆さにし壁や天井から吊り下げます。管理する場所は基本的に直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所です。乾燥させる時間は2~4週間程度で、自然乾燥させます。