- 原産:南アフリカ
- 科:イソマツ(Plumbaginaceae)
- 属:ルリマツリ/プルンバゴ(plumbago)
- 種:ルリマツリ(plumbago auriculata)
- 別名:プルンバゴ・オーリキュラタ/アオマツリ/ケープ・リードワート(cape leadwort)/ブルー・プルンバゴ(blue plumbago)/ケープ・プルンバゴ
- 品種:白花ルリマツリ(plumbago auriculata ‘alba’)
- 開花時期:5月~11月(理想的な環境では周年)
- 花の色:白色〇
- 葉の色:緑色●
- 分類:常緑低木/常緑ツル性木本
- 登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
- 草丈:約100~600cm
- 誕生花:9月2日/10月23日
- 花言葉:同情/いつも明るい/ひそかな情熱
- 用途:開花期間長い/生垣/壁面緑化
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
白花ルリマツリとは!?
白花ルリマツリは、青色の花を咲かせる一般的なルリマツリと違い、白色の花を咲かせる園芸品種です。白色の花は、明るく輝く様な印象を与えたり、清潔感を感じさせます。そのため上品で洗練されたお庭などによく合うでしょう。
ルリマツリとは!?
ルリマツリは学名Plumbago auriculata、別名では「プルンバゴ・オーリキュラタ」や「アオマツリ」とも呼ばれる南アフリカが原産の常緑低木または常緑ツル性木本です。
ルリマツリの語源(由来)
- 属名のPlumbagoは、ラテン語で「鉛」を意味する「plumbago」からきており、かつては鉛治療に効果があると考えられており治療に用いられた事からきています。
- 種小名のauriculataは、ラテン語で「耳形の」「耳状の」を意味しています。
- 和名のルリマツリの由来は、花の色が瑠璃色をしており、また花姿がマツリカ(ジャスミン)に似ている所からきています。
ルリマツリの特徴(魅力)
- ルリマツリは、理想的な環境では1年を通して開花する能力があり、通常は春から晩秋にかけて長く花が楽しめる植物です。花は半球状に集まり咲くため非常にボリューミーな花姿をつくり、また空の色を連想させる様な美しい青い花色が心を落ち着かせリラックス出来る雰囲気をつくります。
- また茎は柔軟で湾曲しながら広がる傾向があるため生垣などに利用されたり、誘引してツル植物として育てられたり様々な用途で利用されます。
- 樹形はツル性もしくはブッシュ状、他の植物や構造物の上にシュート(新鞘)を伸ばしかけるようにして壁を登る習慣(決まりのように繰り返す癖)があります。
- ツル植物として育てた場合は高さ600cmまで成長する事がありますが、登るのは上手くないためツル植物として育てる場合は誘引が必要です。
- 開花時期はふつう晩春から晩秋にかけてですが、十分な温かさのある理想的な環境では1年を通して開花することが出来ます。
- 花は枝先で半球状に密に集まり咲くため、ボリューミーな花姿を作ります。
- 透明感を感じさせる青色の花色は、気分を落ち着かせる鎮静効果があり、また清潔感や清涼感を感じさせます。そのため心を落ち着かせてリラックス出来る様なお庭や、すっきりしたお洒落なお庭などによく合います。
- ルリマツリの萼は粘着性があり、粘着物に大きめの蝿などが引っかかる事があります。
- ルリマツリは捕まえた植物を栄養源にするわけではなく、食虫植物ではありませんが、食虫植物のモウセンゴケと近縁と考えられています。
- 粘着性のある萼は果実が出来た後も残るため、動物や昆虫にくっつき、種を遠くまで運んで貰う事が出来ます。
- ルリマツリは「生垣」「エスパリエ」「壁面緑化」「地被植物」など様々な用途で利用されます。
- 生垣とは、土地の境界をわける目的などで、境界線を引くように植物(木)を並べて植栽して植物の壁をつくる事です。ルリマツリの生垣はしっかり剪定して形を整えられる生垣(フォーマルヘッジ)ではなく、自然な樹形を活かして利用する生垣(インフォーマルヘッジ)として利用されます。
- ルリマツリを生垣として利用する場合の植え付け間隔は、成熟時の株の横幅を目安にしながら、おおよそ100cmの間隔で植え付けると良いでしょう。
- エスパリエとは、垂直な平面の壁などに、しなやかな枝を誘引して樹形などを楽しむ仕立て方です。枝を誘引するために、壁面には事前にワイヤーを張ったり、格子(トレリスなど)を準備しておきます。壁面に美しく誘引されたルリマツリは絵画のような美しい背景をつくりだします。
- 生垣とは、土地の境界をわける目的などで、境界線を引くように植物(木)を並べて植栽して植物の壁をつくる事です。ルリマツリの生垣はしっかり剪定して形を整えられる生垣(フォーマルヘッジ)ではなく、自然な樹形を活かして利用する生垣(インフォーマルヘッジ)として利用されます。
ルリマツリの樹高は約100(~600)cm、樹形はツル性(スクランブリング・シュラブ)、茎は柔軟で湾曲して伸びる傾向があり、茎の色は緑色です。
※スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)とは、シュート(新鞘)を他の植物や構造物の上にかけるように伸ばして、植物体を固定しながら登るツル植物です。茎はやや硬めで半自立する傾向があります。
葉序は互生葉序、葉色は緑色、葉柄はあり、葉身はの長さ約2(~6)cm、幅は0.5(~2.5)cm、葉身の形は長楕円形またはヘラ形、葉の基部に小さな葉が2個つく事があります。
花序は穂状花序、穂状花序は直径約10(~15)cmで枝先に花が密に集まり半球状の形をつくります。花冠の直径は約2(~2.5)cm、長さは約3(~5)cm、花冠の形は高杯形、高杯形は筒部が長く先端が皿状に開き裂片は5個、花の色は青色または紫色か白色をしています。※萼片は粘着性があり果実が出来た後も残ります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)、蒴果の形は楕円形、長さ約0.8cm、色は緑色から褐色に変化します。
ルリマツリの園芸品種の紹介
- 白花ルリマツリ(plumbago auriculata ‘alba’)は、青色の花を咲かせる一般的なルリマツリと違い、白色の花を咲かせる園芸品種です。白色の花は、明るく輝く様な印象を与えたり、清潔感を感じさせます。そのため上品で洗練されたお庭などによく合うでしょう。
- ロイヤルケープ(plumbago auriculata ‘royal cape’)は、ブッシュ状に成長する習慣があるため生垣などによく利用されており、また空の色を連想させるような薄い青色の花が、落ち着いた雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹形はブッシュ状、高さ約200cm、幅は約200cmに成長します。
- インペリアル・ブルー(plumbago auriculata ‘imperial blue’)は、花の形が綺麗な半球状で美しくボリュームある花姿をしており、また綺麗な青い花色が心を落ち着かせリラックス出来る雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。樹形はツル性、長さ約600cmまで成長します。
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プルンバゴ(ルリマツリ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
白花ルリマツリの育て方
花壇の土づくり
日当たり
白花ルリマツリは日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。そのため基本的には日向(直射日光が6時間以上)で育てましょう。また半日影(直射日光3時間~5時間)までで育てる事が出来ます。
土壌のPH
白花ルリマツリはPH5.5~6.5の間の酸性土壌を好みます。PHが高すぎると必要な栄養分が溶解しにくくなる等して生育不良になる可能性が高くなります。そのため植付け前にPHを診断して、PHが高い場合はピートモスを入れる等してPHの改善を行いましょう。
土壌の土質
白花ルリマツリは、基本的に水はけの良い土壌を好みます。水分が停滞するようなジメジメした土壌では生育不良を引き起こしたり根腐れする事もあるため避けた方が良いでしょう。植え付けの前に土壌診断を行い、通気性がよく適度に腐葉土等が入った砂壌土に土壌改良しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
白花ルリマツリは日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。そのため基本的には日向(直射日光が6時間以上)で育てましょう。また半日影(直射日光3時間~5時間)までで育てる事が出来ます。
培養土
白花ルリマツリは通気性が高くやや酸性の培養土を好みます。自作する場合はPHを下げるためピートモスや鹿沼土を利用したり、また通気性や排水性を高める用土を利用してあげると良いでしょう。
- 赤玉土(小粒・中粒)+ピートモス=6:4
- 鹿沼土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
水やりの仕方
地植え
白花ルリマツリは乾燥に強いため、地植えしている場合は極端に乾燥する場合を除いて、基本的には降水のみで育てられます。雨が長く降らない場合、指を入れて土壌の表面(2~5cm)が乾燥している場合、葉や茎が萎れている場合などは、必要に応じて水やりを行いましょう。
鉢植え
白花ルリマツリを鉢植えで育てる場合は土の乾燥が早くなるため、定期的な水やりが必要になります。ただし水やりを行い過ぎてジメジメとした環境が続くと根腐れしてしまうため、土の表面(数cm)が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。
肥料の与え方
白花ルリマツリは、栄養の少ない過酷な環境でも育つ事ができますが、有機物をしっかり含む肥沃な土壌で育てたり、少し肥料を与える事で成長が良くなったり花付きが良くなったりします。肥料は、必要に応じて毎年晩冬から早春に1回、初夏に1~数回、計2回与えます。
晩冬から早春の肥料と堆肥の与え方
- 晩冬から早春に与える肥料
- 肥効が長く緩やかに効き土壌改善効果もある有機肥料(配合肥料)または必要な栄養成分がしっかりはいっており非常に肥効が長く続く緩効性肥料を選びましょう。
- 肥料の成分は山型肥料(リン成分が多く入る)または水平型肥料(肥料成分がバランスよく入る)を選びましょう。
- 肥料の与え方
- 有機肥料を与える場合は、土に剥き出しにすると分解が遅くなったり、虫が寄ってくる事もあるため、基本は土の中に埋めます。株元から少し離れた場所(枝先の下に新しい根があり肥料の吸収効率が最も良い)に穴を掘り肥料を埋めましょう。※地面にそのまま置き肥する場合もあります。
- 緩効性肥料の場合も株元から少し離れた場所に置き肥します。置き肥とは地面に埋めずにそのまま地面の上に置く肥料です。
- 堆肥の与え方
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
- 堆肥は初冬から早春の間に与えると良いでしょう。株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れましょう。
追肥の与え方
- 追肥は初夏に行います。
- 追肥は肥料の効きが早い速効性肥料(化成肥料)もしくは、緩やかに長く効く緩効性肥料を選びましょう。
- 液体肥料で与える場合は、規定された分量で希釈して約14日に1回のペースで水やりの際に一緒に液肥を与えるとよいでしょう。
- 初秋頃まで与えましょう。
- 化成肥料や緩効性肥料などの固形肥料を与える場合は、袋に規定された量を1回だけ施します。
- 液体肥料で与える場合は、規定された分量で希釈して約14日に1回のペースで水やりの際に一緒に液肥を与えるとよいでしょう。
剪定のやり方
白花ルリマツリの剪定の目的は、生産性が落ちた古い枝などを必要に応じて剪定して、花や葉の生産性の高い若い枝の成長を促したり、奔放に伸びた枝や自然に反して成長する枝(下がり枝等)を剪定して見た目の改善やエネルギーの分散を防いだり、花がら摘みを行い次の花の開花を促したりする所にあります。
剪定のやり方
- ルリマツリの剪定は、晩冬から早春に1回、開花期間中に1~数回、計2回に行いましょう。
- 晩冬から早春は最も剪定に適した時期です。何故なら晩冬から早春は株が休眠しているため剪定によるストレスが少なく済み、強く剪定しても春から強く成長するため素早い回復が見込めるからです。
- 開花期間中の剪定は花がら摘みです。花がら摘みの目的は、萎れた花を摘みとる事で種の生産を防ぎ余計なエネルギーを使わせない事と脇芽を出させる事にあります。余計なエネルギーを使わせない事によって、株の老化(弱体)を防いだり、花の生産が止まる事を防ぎ開花期間を延長する事に繋げたり、花数を増やす事に繋げる事にあります。
- 株全体を観察して枯れた枝・損傷した枝(折れてる枝等)・病気の枝を探して、これを枝分かれしてる場所、もしくは被害を受けていない枝の途中の節(芽)の上で、剪定して取り除きましょう。
- 何故ならこれらの茎は日当りや風通しを阻害したり、エネルギーが分散されて健康に成長している枝の成長に悪影響を及ぼしたりしやすいからです。
- 晩冬から早春
- 株全体を観察して不要と思われる枝を剪定しましょう。
- 間違った方向に伸びた枝は、外観を崩したり、歩行者のじゃまになったり、入るべき場所じゃない所に侵入して撤去が難しくなる可能性があります。そのため根元から剪定するか枝分かれさせたい部分の芽の上で剪定しましょう。※ツル植物として育てている場合は空いてるスペースに誘引する事も出来ます。
- 絡み合い茎が混雑している部分は、日当たりや風通しが悪くなるため、生育が悪くなったり、生育が悪くなった場所から病気にかかりやすくなったり、また害虫が湧きやすくなる原因ともなります。そのため、必要に応じて枝の多い部分は、不要な枝を間引き剪定して枝の数を減らしましょう。※不要な枝は自然に反して伸びる枝や古い枝等を選び間引き剪定すると良いでしょう。不要な枝に関しては不要枝の種類のリンクページを参考にしてください。
- 生産性の落ちた古い枝は、花や葉の生産性が悪くなり、茎も太く色褪せるため、外観を悪くする原因にもなります。古い茎を切る事でエネルギーが生産性の高い新しい芽や若い茎に向かうため、株が若返り花数も増えやすいです。そのため株全体のバランスを見ながら必要に応じて古い枝を剪定しましょう。剪定は古い茎の根元から間引き剪定するか、もしくは枝分かれさせたい部分の芽の上で剪定します。
- 開花期間中の剪定
- 萎れた花を1個1個剪定して取り除くか、全体的に軽く切り戻します。軽く切り戻した場合は形が整うメリットがありますが、蕾も落としてしまうため花が数週間咲かない場合もあります。
ツル誘引の目的と方法
ルリマツリは、剪定をしながら低木として育てられる事もありますが、ツル植物として育てる事も出来ます。
ツル植物としては柔軟なシュート(新鞘)を他の植物や構造物の上にかけるように伸ばして掛けながら、植物体を固定して登る事が出来ます。ただしかけるだけなので、ツル植物としては登る能力が低いです。そのためツル植物として育てる場合は資材を準備して、ツルと資材を紐などで固定して誘引しながら育てるのが一般的です。
冬越しする方法
Hardiness:8b~11a
白花ルリマツリは軽い霜であれば耐えられるため、暖地であれば地植えで育てることも可能です。ただし霜が長く続いたり強い霜が降りると枯れてしまうため、必要に応じて冬越し対策が必要になります。
冬越し対策
- 霜が降りる地域であらば、霜対策として腐葉土などでマルチングをしたり、不織布などを被せるとよいでしょう。
- 鉢植えで育てている場合は、霜の当たらない軒下に移動したり、凍結が心配な場合は屋内や温室に移動したりするとよいでしょう。
挿し木や株分けで増やす
ルリマツリは挿し木や取り木によって増やす事ができます。
挿し木の方法
- ルリマツリの挿し木時期は初夏から夏が適します。
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂 の長さ約10~15cmにわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き上部の葉を残します。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
取り木(圧条法)
取り木(圧条法)とは茎が柔軟で曲げやすい植物で行われる技法です。茎の1部を土に触れさせる、または茎全体を土に被せ発根させます。
- ルリマツリの取り木(圧条法)を行う時期は4月から7月が適します。
- 新しく出てきた茎(蘖)を曲げて2節程度を土中に埋めクリップ等で固定しておきます。
- 茎の先端部は土から出して支柱に括り垂直に誘引しておきましょう。
- 土中に埋めた茎がしっかり発根したら親株から切り離して、植え直します。