- 科:キジカクシ(Asparagaceae)
- 属:ギボウシ/ホスタ(Hosta)
- 別名:擬宝珠
- 品種:ツイストオブライム(Hosta ‘twist of lime’)
- 開花時期:6月~9月
- 花の色:紫色●
- 葉の色:緑色●黄色●
- 分類:多年草
- 被覆方法:ロゼット状
- 草丈:約15~20cm
- 誕生花:7月9日
- 花言葉:静寂/沈静/落ち着き/変わらない思い
- 用途:カラーリーフ/日陰植物/エレガントなお庭
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ギボウシ(ツイストオブライム)とは!?
ギボウシ(ツイストオブライム)は、レモンライムの変異種です。葉は一般的なギボウシと比べると横幅の狭いシャープな外観をしているため洗練された雰囲気があり、葉の縁部分は緩やかに波打つためツイストのダンスを踊り揺れるドレスのような優雅な雰囲気をつくります。葉の色は黄色または黄緑色で、葉のふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入る所が特徴です。
花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は披針形、葉の縁部分は波打ち、葉の色は黄緑色でふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約40cmに成長します。
ギボウシ(擬宝珠)とは!?
ギボウシ(擬宝珠)は属の中に約23~45種がありますが、一般的に園芸で親しまれている多くのギボウシは、日本や中国を原産とするギボウシが交雑されてうまれた雑種の園芸品種です。
ギボウシ(擬宝珠)の語源(由来)
- 属名のHostaは、オーストラリアの医師で植物学者のN.T.Hostへの献名です。
- ギボウシ(擬宝珠)の由来は、花の蕾が擬宝珠似ている所からギボウシ(擬宝珠)と呼ばれています。
ギボウシ(擬宝珠)の特徴(魅力)
- ギボウシ(擬宝珠)は、地面から放射状に葉が広がる事から優雅な外観の草姿を作るためエレガントな雰囲気のお庭によく合います。また様々な葉の形や葉の色がある事から、カラーリーフとして楽しまれる事も多い植物です。
- ギボウシ(擬宝珠)の雑種は、様々な種や品種と交雑しているため、株の大きさや葉の大きさ、葉の形や色などが多彩で豊富にあります。そのため、お庭の環境や雰囲気に合わせて品種選びが出来る所が魅力です。
- 株の大きさは特大(VL)・大型(L)・中型(M)・小型(S)・極小(MINI)の5種類に分類されており、大きさを表す場合には「cm」の他に、上記の方法で示される場合もあります。
- 株の大きさを参考にして、特大(VL)や大型(L)であれば庭園や大きな家のフォーカルポイントとしてギボウシを使ったり、中型(M)や小型(S)であれば花壇の中で寄せ植えのように使ったり縁どりとして使ったり、極小(MINI)であれば鉢植えの中で楽しんだり寄せ植え素材として使ったり花壇の前方の縁どりとして使ったりすると良いかもしれません。
- 草姿はロゼット状、葉は中央から外側へと優雅に広がるため、噴水を思わせる様な華やかな外観をつくります。
- 地面下に短い根茎があり、根元で株を幾つもつくり、叢生して群生をつくります。
- ギボウシ(擬宝珠)の雑種は品種によって、葉の大きさが約3cmと小さく可愛らしいものから、葉の大きさが70cmを超える非常に巨大で存在感が強い品種もあります。
- 葉の形は一般的には広卵形または心形(基部が凹み先端が尖るハートの様な形)をしていますが、品種によっては披針形をしていたり、葉の全体や縁部分が捻れていたり、葉全体が内側に巻き管状の形になる品種等もあります。
- 多くの品種では、葉脈と葉脈間で凹凸があるため皺がよったような外観をしていますが、凹凸が少なくのっぺりとした外観の品種もあります。
- 葉はふつう緑色ですが、落ち着いた印象を与える青緑色の葉色や、明るく爽やかな印象を与える黄色の葉色や、輝くような印象や洗練された雰囲気をつくる白色の葉色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しむ事も出来ます。
- 花はユリのような外観をしているため上品な雰囲気があり、また花茎に沿って何個も花がつくため豪華な印象も与えます。
- 花は一日花のため、朝に蕾から開花した花は、夕方には萎れてしまいます。ただし穂状に何個も花が咲くため、長い期間楽しめます。
- 花はふつう無香ですが、タマノカンザシを由来とする品種では花に甘く爽やかな清涼感がある香りがあります。
- ギボウシ(擬宝珠)は、味が淡白で食べやすく、シャキシャキとした食感がよいため、食用として新芽がウルイとして食べられる事もあります。
- ただし一般的に食べられているのは、食味が良いオオバギボウシやトウギボウシ、タチギボウシ等とその幾つかの園芸品種です。食べる目的で育てる場合はそちらを選んだ方が良いかもしれません。
- ギボウシ(擬宝珠)は「地被植物」「花壇の縁どり」等で親しまれます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ギボウシ(擬宝珠)のグランドカバー(地被植物)は、基部から出る葉が放射状に広がり、ドーム状に盛り上がりながら地面を覆うところが魅力です。ただし匍匐性に広がる茎等と比べると、一株で広範に広がるわけではないため、広い場所をカバーする場合は複数の株を用意する必要があり、歩道などの歩く場所には向きません。
- ギボウシ(擬宝珠)は落葉性のため、冬の間は地上部が枯れて地面が剥き出しになります。
- 花壇の縁どりとは花壇の手前(ふち部分)の境界線をさしており、普通はレンガなどの装飾物または背の低い植物などが並べられます。
- ギボウシ(擬宝珠)は品種によって成熟時の株の大きさが違うため、植え付け間隔は一概ではありません。一般的には約30~120cmの間隔で植え付けが行われますが、コンパクトな品種では更に幅を狭め、大型の品種では更に間隔をあけます。
- グランドカバー(地被植物)とは、草丈があまり高くならず地表面を覆う植物の総称で、一般的に雑草を抑制する目的、景観を美しくする目的等で植え付けが行われます。
- ギボウシ(擬宝珠)は耐陰性がある事から日陰植物(シェードガーデン)等に利用される事もあります。
- 日向から日陰まで幅広い環境で育てる事が出来ますが、西日の当たらない半日影で育てることが理想です。
ギボウシ(擬宝珠)の草丈は約15(~120)cm、草姿はロゼット状、根元で株を幾つもつくり叢生して群生をつくります。
葉序は根生葉(基部に付いた葉)、葉柄は長く、葉の色は緑色・青緑色・黄色・白色があり、葉身は長さ約3(~71)cm、葉身の形は心形(葉の基部が凹み先端が尖る)または卵形(広卵形)か披針形、葉の葉脈間は凹凸があるか凹凸がありません。
花序は総状花序、総状花序は1個の花軸に沿って多数の花柄を付けて花柄の先端に花を水平または下向きに咲かせます。花冠は漏斗状、漏斗状は6個の花弁が合着する合弁花で、筒部の下部は細く上部は広がり、裂片は6個で形は三角形をしており、花の色は白色・紫色・桃色・赤色があります。
果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)です。
ギボウシ(擬宝珠)の交配方法
ギボウシ(擬宝珠)は、突然変異や放射線処理、コルヒチン処理などによって新しい品種が生まれる事もありますが、一般的には交配と実生を重ねて、選抜していく事で、魅力的な新しいギボウシが作出されます。
基本的に植物の交配では、母親の性質を強く受けます。特にギボウシ(擬宝珠)の葉に入る班は、母性遺伝になるため、班入りのギボウシを作出したい場合は、種子をつくる母体のギボウシには班入りギボウシを使う必要があります。ただし、班入りの他にも花の色や香り、葉の大きさや形、草姿など、ギボウシには様々な個性があります。そのため、母親だけでなく父親にもこだわりを持ち、何度も交配・実生・選抜を重ねて魅力的なギボウシを作出していく事が大切です。
- 交配する株(父株・母株)を準備する。
- 母株の花の雄蕊を取りのぞきます。
- 開花が始まり花弁が開き始めると雄蕊の葯が割れて、花粉が飛び、雌蕊について自家受粉する可能性があります。そのため開花する前日夜に、花から雄蕊をピンセットを使い6個取り除きます。
- 雌蕊の柱頭に雄蕊の花粉を付け受粉させます。
- 母株の花が開いたら雌蕊の柱頭に、父株の雄蕊の花粉をぬるようにつけて、受粉させましょう。
- 受粉させたら交配させた花の部分にラベルなどを貼り、目印を付けておきます。
- 受粉の確認
- 受粉が成功していると、子房が膨らみ種を作り始めます。
- 失敗している場合は、数日経っても子房は膨らまず、花柄が落ちます。
- 種の採取
- 秋から冬になると、果実(蒴果)が完熟して収穫出来ます。蒴果は複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出するため、裂開する前に収穫して乾燥させるか、袋に被せて種子の飛散を防ぎましょう。
- 種の保存と種まき
- 収穫した種の保存と種まきの方法は育て方の欄にある、播種の方法からご覧下さい。
ギボウシ(擬宝珠)のQ&A
Question | Answer |
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ギボウシを庭で育てていたら葉に入った班が消えてしまいました。何故でしょうか? | ギボウシの班がなくなる原因は複数あります。 1つ目は、春の若葉のみに綺麗な班が入り時間の経過とともに班が消えていく品種を育てている。 2つ目は、強い日差しや乾燥などのストレスにより班が消えてしまう。 3つ目は、葉に入る班が安定しておらず、成長とともに消えてしまうです。自家受粉して作出されたばかりで班の安定性が不透明だったり、散班や縞班などの安定しにくい班で起こりやすいです。 |
ギボウシの葉に入る班の色が薄い気がします。何故でしょうか? | ギボウシに入る班の色は、葉の成熟度や季節(温度)等で変わる事があります。また光量が足りないと、班が上手く出ずに緑色に近くなったり、日差しが強いと葉焼けによって色褪せたような外観になったりします。西日の当たらない半日陰で育てると班が綺麗に出るかもしれません。 |
ギボウシの葉っぱの所々に穴があいています。病気でしょうか? | ギボウシの葉は、ナメクジやダンゴムシなどが食べる事があります。特に、新芽や若葉の時期は葉が柔らかいため、被害にあいやすいようです。対策としては葉に厚みがあり食べられにくい品種を選んだり、どうしても許せない場合はオルトランなどの薬剤を使う方法もあります。 |
ギボウシの寿命は、どれくらいになりますか? | ギボウシは非常に長寿です。適切な環境で育った場合、親株は30年以上生き残ります。また100年を越えて生きる事もあるようです。 |
ギボウシは食用ですか? | ギボウシは柔らかな新芽や若葉が食べられます。ただし種や品種によって食味が違います。一般的にはオオバギボウシ・トウギボウシ・タチギボウシ等が食用として利用されており、その中でも、美味しく品種改良が行われたテンリュウなどが食用ギボウシとして人気です。 ギボウシは犬・猫などにとっては有毒です。サポニンがペットの消化器に炎症を起こすなどの悪影響を及ぼす事があるため、ペットを飼っている場合は、ペットが食べないように注意してあげる必要があります。 |
ギボウシ(擬宝珠)の雑種の園芸品種の紹介
大型(L):株の高さ約50~70cm | |||
オレンジマーマレード(Hosta ‘orange marmalade’)は、葉の中心部にマーマレードジャムを思わせるような温もりのある黄色の班(中班)が入るため、トロピカルな印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。葉の中心の色は日差しの量により鮮やかな黄色から薄い黄色、白色まで変化します。花序は総状花序、花の香りは無香、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の大きさは長さ約22cm、幅は約15cm、葉の色は緑色で中心部に大きな黄色の班(中班)が入ります。株は高さ約50cm、幅は70~100cmに成長します。 楽天で購入 | サンパワー(Hosta ‘sun power’)は、葉の色が季節により、春はイエローグリーン、夏は黄色へと変化していきます。そのため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。また葉の葉脈と葉脈間で凹凸があるため、葉脈の筋がよく目立ち個性的な外観をつくります。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は黄緑色または黄色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約50~70cm、幅は約70~100cmに成長します。 楽天で購入 | ||
キャプテン キルク(Hosta ‘captain kirk’)は、葉の中心部に鮮やかな黄色の班(中班)が入るため、明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の色は緑色で中心部に大きな黄色の班(中班)が入ります。株は高さ約50cm、幅は70~100cmに成長します。 楽天で購入 | エンタープライズ(Hosta ‘enterprise’)は、キャプテン キルクの突然変異種、葉の中心部に白色の班(中班)が大きく入り、縁部分の緑色と白色の中班の間に黄緑色の班も入るため、三色の葉色が楽しめます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の色は緑色で中心部に大きな白色の班(中班)が入り、緑色と白色の班の間に黄緑色の班が入ります。株は高さ約50cm、幅は70~100cmに成長します。 | ||
ファイヤー アンド アイス(Hosta ‘fire and ice’)は、パトリオットの突然変異種、葉が緩やかに捻れるため炎の揺らめきを連想させるような優雅な外観をしており、白色の班(中班)と濃い緑色の二色の葉色が美しい対比を生み出します。そのため、洗練された雰囲気のあるエレガントなお庭などによく合います。花序は総状花序、花の色は薄い紫色または紫色、葉の形は卵形で縁部分が波打つ、葉の色は緑色で中心部に白色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約60~70cmに成長します。 楽天で購入 | ゴールド スタンダード(Hosta ‘gold standard’)は、葉の中心部に緑色(黄色)の班(中班)があり、季節により緑色から黄色へと変化していく葉色が魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は濃い緑色で中心部に緑色または黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
リバティ(Hosta ‘liberty’)は、寒河江(サガエ)の突然変異種、寒河江と比べて葉の縁部分の班が広いためカラーリーフとしての魅力がより強く出ており、明るく輝くような雰囲気を作ります。また葉の縁部分が緩く波打ち捻れるため、フリルドレスのような優雅な外観をしています。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは約28cm、幅は約25cm、葉の色は青緑色で縁部分に広めの黄色または白色(時間の経過で色褪せるため)の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | ポールズ グローリー(Hosta ‘paul’s glory’)は、成長が早く庭の中で素早く見栄えがよくなります。葉の色は季節によって変わり、春は中心部がライムグリーンで縁部分が緑色をしており、夏になると中心部が鮮やかな黄色になり縁部分が濃い緑色へと変化します。そのため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉全体の皺が多く、葉の色は緑色または黄緑色か黄色、草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約140cmに成長します。 | ||
ロイヤルスタンダード(Hosta ‘royal standard’)は、オオバギボウシとタマノカンザシの雑種です。オオバギボウシの巨大な葉と、タマノカンザシの甘く爽やかな花の香りを受け継いでおり、人気の高い園芸品種の1つです。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の大きさは長さ20cm以上、葉脈と葉脈間に目立つ凹凸があり、葉の色は緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約65cm、幅は約160cmに成長します。 | ビックダディ(Hosta ‘big daddy’)は、葉に厚みがあり、葉脈と葉脈間に深い皺が出来るため、個性的な外観をしており、また葉の長さが約25cmと大きくなるため遠くから見ても強い存在感を感じさせます。葉の色は青緑色、青緑色は南国の海などを連想させるため、お庭の中にトロピカルな雰囲気を作り出します。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は青緑色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
オーガストムーン(Hosta ‘august moon’)は、日差しへの強い耐性がある事で知られており、そのため日向でも葉焼けを引き起こしにくく育てやすい所が魅力です。また葉の色は光にしっかり当たるほど、美しい黄色(黄金色)になるため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして使えます。※ただし光の少ない日陰では、葉の色がライムグリーンから緑色になるためカラーリーフとしての魅力は半減してしまいます。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は薄い紫色、葉の大きさは長さ約20~25cm、葉の形は広卵形または心形、葉の色は黄色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | フライドバナナ(Hosta ‘Fried Bananas’)は、hosta ‘Guacamole’の変異種です。花には甘く心地よい爽やかな香りがあり、また日差しへの耐性がある事で知られているため日向でも葉焼けを引き起こしにくく育てやすい所が魅力です。葉は全体的に緩やかに捻りやうねりが出来るため動きのある優雅な葉姿を作ります。また葉の色は光にしっかり当たるほど、美しい黄色(黄金色)になるため、日当たりのよい場所で育てると明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとなります。花序は総状花序、花には香りがあり、花の色は薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は黄色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約150cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ダンシングクイーン(Hosta ‘dancing queen’)は、葉のふち部分が波打つため、ダンスで揺れるフリルドレスのような優雅な外観をしています。また葉の色は、一年を通して黄色またはライムグリーン(日当たりが悪い場合)をしているため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。花序は総状花序、花には香りがあり、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は黄色または黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約50~60cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | パラディグム(Hosta ‘Paradigm’)は、Hosta ‘Abiqua Recluse’の変異種です。葉は全体的に強い皺がよるため、個性的な印象を与える外観をしており、また葉に厚みがあるためナメクジなどの食害に強いです。葉の色は緑色と黄緑色の二色、葉の中心部に黄緑色の班(中班)が入るため、若草の様な瑞々しくフレッシュな印象を与えます。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
サマーブリーズ(Hosta ‘summer breeze’)は、サマーミュージックの変異種の四倍体ギボウシです。四倍体は一般的な二倍体と比べて染色体の数が二倍あり、基本的に二倍体よりも大きくなるため、葉に厚みがあり大きいです。葉の色は緑色と黄色、葉の縁部分に黄色の覆輪が入るため、光が反射して明るく輝くような雰囲気を作ります。花序は総状花序、花茎は約80cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約120cmに成長します。 楽天で購入 | フレグラントブーケ(Hosta ‘fragrant bouquet’)は、花がユリのような上品な外観をしており、心地よい爽やかな香りがあります。葉は全体的に明度の高い明るい葉色をしており、葉の中心部が黄緑色、ふち部分に黄色の班(中班)が入ります。そのため、明るく輝くような印象を与えたり、気分を前向きにして幸福なイメージを与えるカラーリーフとして長く楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花茎は約80cm、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約80cmに成長します。 楽天で購入 | ||
シュガーアンドスパイス(Hosta ‘sugar and spice’)は、Host’Invincible’の変異種です。花はユリのような上品な外観をしており、甘く爽やかな香りがあるため香りの花としても楽しまれます。葉の色は季節により変わり、春は中心部が緑色でふち部分が黄色をしており、葉が成熟すると中心部が緑色でふち部分が白色になります。そのため、春は黄色と緑色のカラフルなカラーリーフとして楽しんだり、夏以降は白色と緑色の洗練された雰囲気を出すカラーリーフとして楽しんだりする事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約120cmに成長します。 楽天で購入 | ソースイート(Hosta ‘so sweet’)は、その品種名からも分かる通り「とても甘い香り」が花にあります。そのため、開花期間中は香りの花として楽しむ事が出来ます。また花のない期間も、葉に黄色または白色の覆輪が葉のふち部分に入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約100cmに成長します。 | ||
アンチオック(Hosta ‘antioch’)は、一般的なギボウシと比べると葉が細くシャープな外観をしており、葉表面が比較的に滑らかで光沢があります。葉の色は緑色と黄色または白色の二色で、季節によって葉のふち部分の色が黄色または白色に変化します。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形または卵形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約60cm、幅は約100cmに成長します。 |
中型(M):株の高さ約40~50cm | |||
ステンドグラス(Hosta ‘stained glass’)は、ワカモーレの変異種、花は大輪で香りがとてもよく薄い紫色の花色が上品な印象を与えます。また葉の中心部に黄色の大きな班(中班)が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとしても楽しめる園芸品種です。草姿はロゼット状、株は高さ約40~50cm、幅は約70~120cmに成長します。 楽天で購入 | ホイール ウィンド(Hosta ‘whirlwind’)は、葉のふち部分が波打つため、動きのある個性的な外観をしており、また季節により変化していく葉色をカラーリーフとして楽しめる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の色は季節で変わり、春は緑色と白色(中班)、夏は緑色と薄い緑色(中班)、晩夏は緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約40~50cm、幅は約40~70cmに成長します。 楽天で購入 | ||
プレイングハンズ(Hosta ‘praying hands’)は、葉の中心で折りたたまれ、葉のふち部分が波打ち、くちゃくちゃとした外観をしているため、今から開き始める新芽のような個性的な外観をしている園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉全体が二つ折りになり縁部分が波打ち、葉の色は緑色、草姿はロゼット状、株は高さ約40~50cm、幅は約40~70cmに成長します。 楽天で購入 | フォービデン フルーツ(Hosta ‘Forbidden Fruit’)は、オレンジマーマレードの突然変異種、オレンジマーマレードよりも葉に厚みがあり丈夫で、葉が大きくなり、黄色の班(中班)が狭め、花がより大きい等の特徴があります。また品種名「禁断の果実(Forbidden Fruit)」を想像させる、綺麗な卵形の葉の形と、果肉を思わせる黄色の中班が魅力的な品種です。花序は総状花序、花の香りは無香、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の大きさは平均で長さ約35cm、幅は約18cm、葉の色は緑色で中心部に黄色の班(中班)が入ります。株は高さ約40~50cm、幅は約40~70cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ハルシオン(Hosta ‘halcyon’)は、葉が肉厚でゴムを思わせるような外観をしており、青色にも見える青緑色の葉色が落ち着いた雰囲気を作ったり、南国のリゾートを思わせるトロピカルな雰囲気を作ったりする魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は白粉を帯びたような青緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約45cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ミニットマン(Hosta ‘minuteman’)は、フランシーの変異種、葉はふち部分が波打つ事が多いため優雅な雰囲気な雰囲気があり、葉の縁部分に白色の班(覆輪)が入るため、洗練された雰囲気もつくります。そのためエレガントなお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は卵形、葉の色は緑色で縁部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約45cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ワイド ブリム(Hosta ‘Wide Brim’)は、葉が大きく多数の皺が寄った個性的な外観をしており、葉の縁部分にクリーム色から黄緑色の班(覆輪)が入るため、カラーリーフとして楽しまれる魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は広卵形、葉の色は緑色で縁部分に薄い黄色または黄緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約100cmに成長します。 | |||
ゴールデン ティアラ(Hosta ‘golden tiara’)は、葉が小ぶりで「ハート型」をしているため、可愛らしい雰囲気をつくり、また葉の縁部分には黄色の班(覆輪)が入るため明るく輝くような印象を与える魅力的な園芸品種です。園芸では、花壇の縁どりなどで使われる事が多く、明るい雰囲気をつくります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は心形または卵形、葉の長さ約12cm、葉の色は緑色で縁部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 | ファーストフロスト(Hosta ‘first frost’)は、ハルシオンの変異種です。南国の海や果物を思わせるような青緑色とクリーム色の二色の葉の色が特徴で、葉表面には皺が少なく滑らかな外観をしているため、洗練された魅力も感じさせます。※葉のふち部分の斑は成熟してくると白色へと変化していきます。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は青緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ブロードウェイ(Hosta ‘Broad way’)は、二倍体であるブロードストリート(Host ‘Border Street’)からの変異種で、ブロードウェイは染色体数が倍ある四倍体のギボウシです。四倍体は基本的に二倍体よりも大きくなるため、ブロードウェイもブロードストリートと比べて葉に厚みがあり大きくなります。葉はふち部分の班(覆輪)の幅が広めで、葉の色は季節でふち部分の色が変わります。基本的に春はふち部分が黄色で中心部が緑色をしており、夏になり葉が成熟するとふち部分が白色にかわり中心部は緑色です。そのため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は広卵形または心形、葉の色は緑色で葉のふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | リメンバーミー(Hosta ‘remember me’)は、葉の色の明度が全体的に高いため明るく柔らかな雰囲気があり、また葉の色は季節によって変わり、春は中心部が黄色でふち部分が柔らかな緑色をしており、葉が成熟すると中心部が薄い黄色から白色にかわりふち部分は緑色になります。そのため、春は黄色と緑色のカラフルなカラーリーフとして楽しんだり、夏以降は白色と緑色の洗練された雰囲気を出すカラーリーフとして楽しんだりする事が出来ます。花序は総状花序、花茎は50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は緑色で中心部に黄色または白色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約50cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ファイヤーアイランド(Hosta ‘fire island’)は、春に現れる鮮やかな黄色の新葉または若葉と、赤色に染まる葉柄が美しい対比を生み出しカラフルな雰囲気を作る園芸品種です。葉は卵形で丸みを帯びた可愛らしい外観をしており、葉が成熟してくるとふち部分が波打つため、優雅な雰囲気の草姿が楽しめます。ただし葉の色は、成熟すると黄緑色または緑色へと変化するためカラーリーフとしての魅力は徐々に落ちてきます。花序は総状花序、花茎は50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は新葉または若葉では黄色で葉が成熟すると黄緑色か緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約60cmに成長します。 楽天で購入 | ダイアナリメンバード(Hosta ‘diana remembered’)は、セブンスヘブン(Hosta ‘Seventh Heven’)の変異種です。花は薄い紫色で上品な雰囲気があり、甘く爽やかな香りがあるため、香りの花として楽しむ事も出来ます。葉の色は季節によって変わり、春は中心部が青緑色でふち部分に黄色の中班が入り、夏になり葉が成熟すると中心部が緑色でふち部分は白色になります。そのため、春は黄色と緑色のカラフルなカラーリーフとして楽しんで、夏以降は緑色と白色の洗練された雰囲気のあるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。花序は総状花序、花茎は約60cm、花の色は白色、葉の形は卵形または広卵形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約80cmに成長します。 楽天で購入 | ||
クイーンジョセフィーヌ(Hosta ‘queen josephine’)は、Host ‘Josephine’の変異種です。葉の表面は比較的に滑らかで、光沢があります。葉の色は季節によって変化して、春はふち部分の班(覆輪)が黄色、葉が成熟してくると班(覆輪)が白色へと変化していきます。そのため、春は光が反射して輝いているように見える明るいカラーリーフとして楽しめたり、葉が成熟してきたら洗練された雰囲気のあるカラーリーフとして楽しめたりする所が魅力です。花序は総状花序、花茎は約80cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉表面に強い皺がよっており、葉の色は緑色で中心部に黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約45cm、幅は約110cmに成長します。 楽天で購入 | ウォルバーリン(Hosta ‘wolverine’)は、葉の形が細長く笹の葉を思わせるような外観をしており、また葉のふち部分が緩やかに波打つためフリルドレスのような優雅な雰囲気も感じさせます。葉は全体的に明度が高く、パステル調の柔らかな色合いをしており、青緑色に黄色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。青緑色と黄色の二色の葉色は、南国の海や果物の果肉を連想させて、お庭の中にトロピカルな雰囲気を作ります。花序は総状花序、花茎は約50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は青緑色でふち部分に黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約100cmに成長します。 楽天で購入 | ||
デボングリーン(Hosta ‘Devon Green’)は、ハルシオンの変異種です。葉は滑らかで凹凸は少ないですが、スっと入る葉脈が目立ちます。葉の色は濃い緑色、葉表面には強い光沢があるため、光が当たると反射して輝いているように見える魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は披針形または卵形、葉の色は緑色で表面に光沢があります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約70cmに成長します。 楽天で購入 | イエロースプラッシュリム(Hosta ‘yellow splash rim’)は、葉の色が濃い緑色と黄色または白色をしており、季節によって葉のふち部分の色が変化します。そのため、春は緑色と黄色の二色、夏は葉が成熟してくると緑色と白色の二色になります。また葉の表面には強い光沢があるため、光が当たると反射して輝いているように見える魅力的な園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形または卵形、葉の色は濃い緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約40cm、幅は約90cmに成長します。 | ||
スノーキャップ(Hosta ‘snow cap’)は、葉が全体的に丸く基部部分が凹むため、可愛らしい印象を与える「ハートの形」をしています。また葉の色も明度が高く、パステル調の柔らかな色合いをしているため優しい雰囲気があり、青緑色に黄色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。そのため、落ち着いた雰囲気のお庭やロマンチックな雰囲気のお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の色は青緑色でふち部分に白色またはクリーム色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約50cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 |
小型(S):株の高さ約20~40cm | |||
オータム フロスト(Hosta ‘Autumn Frost’)は、全体的に淡い色調をしているため、優しい雰囲気や可愛らしい雰囲気をつくります。葉の色は全体的に白粉を帯びたような色合いをしており、縁部分の覆輪がやや広めで、青緑色と黄色の二色の葉色をしており、黄色の覆輪は成熟するに連れて白色へと退色していきます。花序は総状花序、花の香りは無香、花の色は薄い紫色、葉の形は心形、葉の平均的な大きさは長さ約15cm、幅は約10cm、葉の色は緑色でふち部分に幅広の黄色の班(覆輪)が入り徐々に白色へと退色します。株は高さ約20~40cm、幅は30~60cmに成長します。 | カラーフェスティバル(Hosta ‘color festival’)は、エンタープライズの突然変異種、葉の色が緑色・白色・黄色と三色ある事から、カラフルでお祭りのような雰囲気を作ります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は緑色で葉の中心に白色の班(中班)が入り、緑色と白色の境に黄色の班が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約40~60cmに成長します。 楽天で購入 | ||
マウイ バターカップ(Hosta ‘maui buttercups’)は、葉が小ぶりで可愛らしく皺のよる個性的な外観をしており、鮮やかな黄色の葉色が明るく輝くような印象を与える園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色、葉の形は卵形または心形、葉の色は黄色または黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約20~25cm、幅は約35cmに成長します。 | レインボウズエンド(Hosta ‘rainbow’s end’)は、オブセッション(Hosta ‘Obsession’)の変異種、葉全体に艶があり滑らかな外観をしているため、洗練された雰囲気があります。葉は中心部に黄緑色から黄色、黄色からクリーム色へと変化する班(中班)があるため、瑞々しい印象や明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は白色から薄い紫色、葉の形は卵形、葉の色は緑色で中心部に黄緑色または黄色かクリーム色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25~30cm、幅は約50cmに成長します。 | ||
レインフォレスト サンライズ(Hosta ‘rainforest sunrise’)は、マウイバターカップの変異種、葉は厚く皺が寄っており、葉の中心部に黄色または黄緑色(日陰)の班(中班)が入るため、明るく輝くような印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色で中心部に黄色または黄緑色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約20~25cm、幅は約35cmに成長します。 楽天で購入 | ハドスペン ブルー(Hosta ‘hadspen blue’)は、葉の表面に白粉を帯びたよう色合いをしているためパステル調の優しい雰囲気があり、青色にも見える青緑色の葉色が、落ち着いた雰囲気をつくります。また葉は厚みがあり、ゴム状の外観をしているため、おもちゃのような可愛らしい雰囲気があり、葉に厚みがあるためナメクジ害にも強いです。草姿はロゼット状、株は高さ約35cm、幅は約60cmに成長します。 | ||
スチレット(Hosta ‘stiletto’)は、葉が細長く優雅に広がる外観をしているため花壇の縁どりなどに重宝されます。また葉の縁部分はフリルドレスのように波打ち、白色(薄い黄色)の覆輪が入るため、お洒落な雰囲気のあるカラーリーフとしても楽しめます。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は披針形、葉の色は緑色で縁部分に白色または薄い黄色の覆輪が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約25cm、幅は約70cmに成長します。 | ブルーキャディット(Hosta ‘blue cadet’)は、生育旺盛で成長が早いため庭の中で素早く見栄えがよくなり、また背が低く横に広がる傾向が強いため地被植物として魅力的です。また春に現れる新葉と若葉は、青色にも見える青緑色をしているため落ち着いた雰囲気を作ったり、南国のリゾートを思わせるトロピカルな雰囲気をつくるカラーリーフとして楽しめます。ただし葉は夏に成熟すると緑色へと戻ります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は青緑色または緑色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約20~40cm、幅は約50~100cmに成長します。 楽天で購入 | ||
アビクア・ドリンキング・ガード(Hosta ‘abiqua drinking gourd’)は、葉に厚みがあるためナメクジなどの食害に強く、葉が内側に強く巻くため葉全体がカップのような外観となるため雨が降ると葉の中に水が溜まることがよくあります。葉の色は青緑色(または緑色)、青緑色はエメラルドや南国の海などを連想させるため、お庭がトロピカルな雰囲気になります。花序は総状花序、花の色は白色または薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉は厚みがあり皺が強くより内側に強く巻き、葉の色は青緑色または緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約90cmに成長します。 楽天で購入 | リップスティック・ブロンド(Hosta ‘lipstick blonde’)は、春に現れる鮮やかな黄色の新葉または若葉と、赤色に染まる葉柄が美しい対比を生み出しカラフルな雰囲気を作ります。また葉は細く、波打つため、今から開く新葉のような初々しい外観を作り出します。※ただし葉の色は、成熟すると黄緑色へと落ち着きます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉のふち部分は波打ち、葉の色は黄色または成熟すると黄緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。 楽天で購入 | ||
デザイナージーンズ(Hosta ‘designer genes’)は、春に現れる鮮やかな黄色の新葉が長く色を保ち続け、葉が成熟するにつれて緩やかにライムグリーン(黄緑色)へと変化していきます。そのため、明るく輝くような印象を与えたり、気分を前向きにして幸福なイメージを与えるカラーリーフとして長く楽しめる園芸品種です。また葉柄は赤く、黄色の葉との強い対比を生み出します。そのためカラフルでポップな雰囲気があるお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は50cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は新葉または若葉では黄色で葉が成熟すると黄緑色に変わります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約70cmに成長します。 楽天で購入 | アイランドブリーズ(Hosta ‘Island Breeze’)は、パラダイスアイランドの変異種です。あまり葉(葉柄)が横へ広がらず直立して株立ちするような草姿をつくるため洗練された外観をしています。葉は赤色の葉柄に保持されており、葉の中心部に黄色の広い班(中班)が入るため、明るく輝くような印象を与えたり、気分を前向きにして幸福なイメージを与えるカラーリーフとして楽しめます。また葉は厚みがあるためナメクジなどによる食害に強く、皺の強くよる葉は個性的な外観をつくります。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の大きさは平均の長さ約15cm、幅は約10cm、葉の色は緑色で中心部に黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約40cmに成長します。 | ||
シルクロード(Hosta ‘silk road’)は、シルクキモノ(Host ‘Silk Kimono’)の変異種です。株は殆ど横への広がりがなく、花瓶に生けられるように直立して成長する習慣があるため、洗練された草姿をつくります。葉の色は緑色と黄色または白色の二色からなり、ふち部分に入る黄色または白色の覆輪が広めです。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に幅が広い黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約35cm、幅は約75cmに成長します。 楽天で購入 | ファーストブラッシュ(Hosta ‘first blush’)は、既存のギボウシとは一線を画した葉の色をもち、アントシアニンの影響で葉の先端に近い部分または基部に向かって、葉表面が赤みを帯びた赤紫色になります。また葉は滑らかで光沢があるため、光が当たると反射して輝いているように見えます。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色で葉の先端または先端から基部に向かって紫色(赤紫色)に表面が染まります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約60cmに成長します。 楽天で購入 | ||
ミラクルレモニー(Hosta ‘miracle lemony’)は、ギボウシの中で初めて黄色の花を咲かせた園芸品種です。花はユリのような外観で、6個の花被片が外側に緩かにカールするため優雅な雰囲気をつくり、淡い黄色の花色が優しい雰囲気をつくります。花序は総状花序、花の色は黄色、葉の形は披針形または狭卵形、葉の色は緑色です。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約60cmに成長します。 楽天で購入 | レッツツイストアゲイン(Hosta ‘let’s twist again’)は、パトリオットの変異種です。葉のふち部分に強い捻りや波打ちが入るため、海の中の昆布を思わせるようなくちゃくちゃとした個性的な外観をしています。葉の色は、緑色でふち部分に幅が広めの白色の班(覆輪)が入ります。白色は、光を最も反射するため明るい印象を与えたり、また汚れのない清潔な印象を与えたりします。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時におすすめの色です。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉のふち部分が強く捻れたり波打ちがあり、葉の色は緑色でふち部分に白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約50cmに成長します。 楽天で購入 | ||
チェリーベリー(Hosta ‘cherry berry’)は、一般的なギボウシと比べると葉が細くシャープな外観をしているため、カッコ良く洗練された雰囲気があり、また所々で不規則にうねるため、動きのある優雅な草姿を作り出します。葉の色は、濃い緑色で中心部分に白色の班(中班)が入ります。そのため、明るく輝くような雰囲気のお庭や、清潔感のある洗練された雰囲気のお庭などを作りたい時にカラーリーフとして使えます。また、花は花茎が非常に長く赤色をしているため、とても目立ち、葉に邪魔される事なく垂直にスラリと伸びるため洗練された雰囲気をつくります。ユリのような上品な外観をした花は気品があるため、エレガントな雰囲気があるお庭などによく合うでしょう。花序は総状花序、花茎は約70cm、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉のふち部分が不規則に緩やかに波打ち、葉の色は濃い緑色で中心部分に白色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30cm、幅は約70cmに成長します。 楽天で購入 | エメラルドティアラ(Hosta ‘emerald tiara’)は、日向でも日陰でも、どちらでも丈夫に育つため、初心者でも育てやすくなっています。葉の色は、黄色または黄緑色でふち部分に濃い緑色の細い班(覆輪)が入ります。濃い緑色と黄色の二色のコントラストは、健康的で若々しく元気な印象を与えたり、明るく輝くような印象を与えたりします。そのため、明るくポジティブな雰囲気があるお庭などにおすすめです。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は黄色または黄緑色でふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約80cmに成長します。 | ||
エルニーニョ(Hosta ‘el nino’)は、ハルシオンを由来とする交配品種または変異種です。葉は全体的に明度が高く、パステル調の柔らかな色合いをしており、葉の色は殆ど青色に見える青白色または青緑色と、黄色または白色の二色葉色からなります。葉の色は季節によって変化するため、春は中心部が青緑色でふち部分が黄色またはクリーム色をしており、葉が成熟すると中心部が青白色にかわりふち部分は白色になります。そのため、春は青緑色と黄色(クリーム色)のトロピカルな雰囲気のカラーリーフとして楽しんだり、夏以降は白色と青白色の落ち着いた雰囲気と洗練された雰囲気を出すカラーリーフとして楽しんだりする事が出来ます。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または心形、葉の色は緑色でふち部分に黄色または白色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約30~40cm、幅は約100cmに成長します。 |
極小(MINI):株の高さ20cm未満 | ||
ブルーマウス イアーズ(Hosta ‘blue mouse ears’)は、葉が厚くゴム状で、丸みを帯びた外観をしており、ネズミのお耳のような可愛らしい葉の形をしています。葉の色は白粉を帯びたような青緑色をしているため、落ち着いた雰囲気をつくり、開花期には薄い紫色の花を多数咲かせます。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約25cmに成長します。 楽天で購入 | カーリーフライズ(Hosta ‘curly fries’)は、葉が細く剣のようなシャープな外観をしており、葉の縁部分が波打つため「フランベルジェ」のような個性的な外観の葉姿が楽しめる園芸品種です。株は背が低く横に広がるため、鉢植えの他に、花壇の縁どりなどにおすすめです。花序は総状花序、花の色は薄い紫色、葉の形は披針形、葉の色は黄緑色または黄色をしています。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約10~15cmに成長します。 | |
レイクサイドカップケーキ(Hosta ‘lakeside cupcake’)は、草丈が低く非常にコンパクトなため鉢植えなどでも育てやすく、葉は小さく丸みを帯びるため可愛らしい外観をしています。葉の色は季節によって変化しており、春はふち部分が青緑色で中心部が黄色をしており、夏は葉が成熟して中心部が白っぽくクリーム色へと変化します。花序は総状花序、花茎は約30cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または楕円形、葉の色は青緑色または緑色で中心部分に黄色または薄い黄色の班(中班)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約30cmに成長します。 | ツイストオブライム(Hosta ‘twist of lime’)は、レモンライムの変異種です。葉は一般的なギボウシと比べると横幅の狭いシャープな外観をしているため洗練された雰囲気があり、葉の縁部分は緩やかに波打つためツイストのダンスを踊り揺れるドレスのような優雅な雰囲気をつくります。葉の色は黄色または黄緑色で、葉のふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入る所が特徴です。花序は総状花序、花の色は紫色、葉の形は披針形、葉の縁部分は波打ち、葉の色は黄緑色でふち部分に濃い緑色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約40cmに成長します。 | |
マイティマウス(Hosta ‘mighty mouse’)は、ブルーマウス・イアーズの変異種です。ブルーマウス・イアーズと同様に株は非常に小さいため鉢植えなどでも育てやすく、葉は小さく丸みを帯びるため可愛らしい外観をしています。葉の表面は滑らかで、ゴム状の外観をしています。葉の色は季節によって変化しており、春は中心部の色が緑色でふち部分に黄色の覆輪がはいり、夏は葉が成熟して中心部が灰緑色になりふち部分が薄い黄色(クリーム色)へと変化します。花序は総状花序、花茎は約30cm、花の色は薄い紫色、葉の形は卵形または楕円形、葉の色は青緑色または灰緑色でふち部分に黄色または薄い黄色の班(覆輪)が入ります。草姿はロゼット状、株は高さ約15~20cm、幅は約30cmに成長します。 |
ギボウシ(ホスタ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ギボウシ(ツイストオブライム)の育て方
花壇の土づくり
日当り
ギボウシ(ツイストオブライム)は、日光がよく当たる日向から、明るい日影まで幅広い環境で育てられます。ただし夏の日差しや暑さが厳しい地域では強光や乾燥などの複合的なストレスにより葉焼け(葉の先端や縁部分等が褐色に変色して萎れや落葉を招く症状)などの生育不良を引き起こす事があり、また日陰で育てると葉色が悪くなる事があります。そのため直射日光が3~5時間程度当たる半日影で育てるのが理想です。
土壌の土質
ギボウシ(ツイストオブライム)は、通気性と保水性のバランスがよく、しっかり堆肥が入る肥沃な土壌を好みます。水分が停滞するようなジメジメした土壌では、根腐れや腐敗などを引き起こし、生育不良になる事があるため注意が必要です。土壌診断を行い、通気性や保水性が悪かったら、土壌改善を行ってから植え付けを行いましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
ギボウシ(ツイストオブライム)は、日光がよく当たる日向から、明るい日影まで幅広い環境で育てられます。ただし夏の日差しや暑さが厳しい地域では強光や乾燥などの複合的なストレスにより葉焼け(葉の先端や縁部分等が褐色に変色して萎れや落葉を招く症状)などの生育不良を引き起こす事があり、また日陰で育てると葉色が悪くなる事があります。そのため直射日光が3~5時間程度当たる半日影で育てるのが理想です。
培養土
ギボウシ(ツイストオブライム)は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く、肥沃な培養土で育てましょう。
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
- 赤玉土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
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- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
ギボウシ(ツイストオブライム)は、短期的な乾燥に耐えますが、やや湿り気のある土壌を好みます。そのため雨が長く降らず乾燥が続く場合はしっかり水やりを行い、やや湿り気のある土壌に保つようにしましょう。 水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面(数cm)が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。
水やりのチェックを簡単にするオススメの道具
- 水やりチェッカー(サスティ)とは、視覚的に分かりやすく色の変化で水やりのタイミングを教えてくれる水分計です。
- 白色(水やり必要)・青色(水やり不要)
- 水やりチェッカー(サスティ)は世界で初めて家庭用水分計で「PF値」が採用されています。PF値は、殆どの植物の生育に阻害がない有効水分域の中のPF2.0付近で色が変わるように設計されているため、水やりの失敗を減らします。
- PF2.0は、どんな土や多肉・観葉植物・草花にも対応しますが、乾燥に強い多肉植物では色変わり後に若干の猶予があり、乾燥に弱い草花では色変わり後は直ぐに水やりをした方が良いかもしれません。
- PF値とは、土壌の水分が毛管力によって引き付けられている強さの程度を表している数値で、これを使う事で土壌の湿り具合や植物への水やりのタイミングが分かるようになります。殆どの植物にとって利用しやすいPF値は1.7~2.3の間にあります。常にPF値が1.7より下の値にあると、多湿を嫌う多肉などは湿潤すぎて根腐れを引き起こしやすくなったり、PF値が2.3より上にあると乾燥が苦手な草花などは水枯れを引き起こしやすくなります。
- 水やり三年と言われるプロでも難しい水やり作業が、水やりチェッカー(サスティ)を使うだけで安心して行えるようになります。
- 水やりチェッカー(サスティ)は水やりが難しい植物(ラン・多肉)にも対応しています。
- 中芯は6ヶ月~9ヶ月経つと水やりをしても青色に変化しなくなるため、変化がなくなったら中芯の交換が必要になります。
肥料の与え方
ギボウシ(ツイストオブライム)を肥沃な土壌で育てている場合は、肥料がなくても育てられます。ただし、肥料を与える事で、株はより大きくなり、葉も青々と健康に成長するため、必要に応じて定期的に堆肥や肥料を入れて上げましょう。
肥料は春に堆肥と有機肥料(油カスなど)を入れて、秋にも肥効が早く出る発酵済の有機肥料(発酵油カスなど)を入れます。また植物の状態を見ながら、必要に応じて生育期間中も液肥を与える事も成長を促すのに効果があります。
また鉢植えの場合は根が回りやすいため1~2年に1回の頻度で植え替えと必要に応じて株分けも行った方がよいでしょう。地植えの場合は、株が密集して蒸れやすくなり腐敗する事もあるため、3~5年に1回の頻度で、大株になっている場合は株分けをしましょう。
肥料と堆肥の与え方
- 春(3月~5月)の肥料と堆肥
- 肥料は肥効が長く土壌改良効果も期待できる有機肥料(配合肥料や油カス等)、または肥効が長く肥料成分が多く入っている緩効性肥料を選びましょう。
- 有機肥料を与える場合は、土に剥き出しにすると分解が遅くなったり、虫が寄ってくる事もあるため、基本は土の中に埋めます。株元から少し離れた場所(枝先の下に新しい根があり肥料の吸収効率が最も良い)に穴を掘り肥料を埋めましょう。※地面にそのまま置き肥する場合もあります。
- 緩効性肥料の場合は、株元から少し離れた場所に置き肥します。置き肥とは地面に埋めずにそのまま地面の上に置く肥料です。
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
- 地植えの場合は初冬から早春に株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れましょう。
- 数年ごとに植え替えを行うため、その時に土壌改良して植え直しても問題ありません。
- 鉢植えの場合は、植え替えを行います。鉢から株を取り出して、風雨で劣化した古い土を軽く落とし、長い根や腐った根も軽く切り詰めます。株が大きい場合は株分けもしましょう。土は新しい物を使うか、古い土を再利用する場合は2~5割ほど新しい土を混ぜます。鉢の中に新しい土と株を植え直したら完成です。
- 地植えの場合は初冬から早春に株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れましょう。
- 肥料は肥効が長く土壌改良効果も期待できる有機肥料(配合肥料や油カス等)、または肥効が長く肥料成分が多く入っている緩効性肥料を選びましょう。
- 秋の肥料
- 肥料は肥効が早く出て土壌改良効果も期待できる発酵済の有機肥料(ボカシ肥料や発酵油カス等)、または肥効が早く出て肥料成分が多く入っている化成肥料を選びましょう。
- 有機肥料を与える場合は、土に剥き出しにすると虫が寄ってくる事もあるため、基本は土の中に埋めます。株元から少し離れた場所(枝先の下に新しい根があり肥料の吸収効率が最も良い)に穴を掘り肥料を埋めましょう。※地面にそのまま置き肥する場合もあります。
- 化成肥料の場合は、株元から少し離れた場所に置き肥します。置き肥とは地面に埋めずにそのまま地面の上に置く肥料です。
- 肥料は肥効が早く出て土壌改良効果も期待できる発酵済の有機肥料(ボカシ肥料や発酵油カス等)、または肥効が早く出て肥料成分が多く入っている化成肥料を選びましょう。
- 生育期間中(真夏と冬を除く)の肥料
- 基本的に春と秋に肥料を与えておけば、生育期間中の追肥がなくても育てられますが、追肥として液肥を与える事でギボウシの成長によい効果があります。
- 液肥は通常の希釈率より濃度を半分程度に抑えて、2週間に一度の頻度で行う事が出来ます。葉からも栄養を取り込めるため、葉面散布も出来ますが、葉焼けする原因にもなるため、暑い日や日差しが強い日は、葉にかけずに株の付近に与えましょう。
剪定のやり方
ギボウシ(ツイストオブライム)は剪定をせずに育てる事も出来ますが、健康な成長を促すために剪定する事も出来ます。
花を取り除く
花は鑑賞するか鑑賞しないかによって「開花前」または「開花後」に花茎の下から剪定して取り除きます。花が魅力的ではない品種の場合は、健康な葉の成長を促すために開花前に花茎の下から剪定して取り除きます。花が魅力的な品種の場合は開花後に花が萎れたら花茎の下から剪定して取り除きます。
花を取り除く事で「エネルギーの分散が抑えられる」ため、健康な葉の成長を促す事が出来ます。
葉を取り除く
葉は枯れたり病気になると、これらの葉が日当たりを悪くしたり病気を拡大させるなど、健康な葉の成長に悪影響を与えてしまいます。そのため、枯れたり病気になった葉は1年を通してその都度、取り除きましょう。
また冬になると地上部の葉は枯れてしまいます。枯れた葉を残しておくと、春から成長する新芽に光が当たらず、成長が遅れる可能性があります。そのため、枯れた葉は晩秋もしくは早春に取り除きましょう。
夏越しする方法
ギボウシ(ツイストオブライム)は、夏の暑さに耐えますが強い日差しで葉焼けを引き起こしたり葉が枯れたり、また乾燥によっても同様の症状が出て株が弱る事があります。そのため必要に応じた夏越し対策が必要です。
ギボウシの夏越し対策
- 西日の当たる環境は【強い暑さ・強い日差し・乾燥】などの複合的なストレスがかかり、葉焼け(葉の先端や縁部分等が褐色に変色して萎れや落葉を招く症状)を引き起こしたり枯れたり萎れたりして株が弱る事があります。
- 鉢植えであれば西日の当たらない場所に移動します。
- 地植えであれば西日の当たらない場所に植えたり遮光ネットを利用したりしましょう。
- 乾燥が長く続くと株が弱る事があります。
- 特に鉢植えで育てている場合は、乾燥がより早くなるため、定期的に水やりを行いましょう。
播種で増やす
ギボウシ(擬宝珠)の種蒔の方法
播種時期:2月~5月
発芽適温:約15度~20度
発芽日数:約
発芽条件:
種子は乾燥すると発芽率が落ちるため、種の採取後は袋の中に湿らせたバーミキュライトと種を入れて、2月から3月頃まで、冷蔵庫(約4度)に保管しておきます。
- 2月から3月になったら種まき用の培養土と種を撒くポットを準備します。
- もしくは直播きする場所の土壌を整えます。
- 種を土に置き軽く押し込みます(鎮圧と呼ばれる方法で土と種の接着を高め水分の吸収をよくする)
- 種の上に薄く土を被せます。
- 播種後は乾燥すると発芽率が落ちるため、基本的に土と種が乾燥しないように水やりを行い管理しましょう。