エスニックガーデンとは、異国の伝統と文化を取り入れた魅力的なお庭のことです。エスニック(民族的)な要素を盛り込んだ独自のデザインにより、訪れる人は外国を訪れたような非日常的な雰囲気を感じたり、また異なる文化や価値観に触れることが出来ます。
エスニックガーデンは、異国の雰囲気が好きな人や、非日常感を感じたい人、リラックスした雰囲気が好きな人などに向いているお庭です。
このページではエスニックガーデンのデザイン方法やカラーの使い方、エスニックガーデンを作る方法や、エスニックガーデンに合う植物などを紹介しています。良ければ最後までご覧下さい☆。.:*・゜
エスニックガーデンのデザインの方法
配色 | デザイン |
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エスニックガーデンで使われる配色は、異国情緒を感じさせる色彩を使うのが一般的です。例えば、インドなら濃い赤色や濃い橙色、黄色などがあり、アフリカなら褐色や黄色などがあります。多くの場合は、明度が低めで彩度が高めの濃い色が多い傾向にあります。 詳しくは、エスニックガーデンで使う色を集めた、エスニックカラーのカラーパレットを次の項に用意しているため、お庭全体の配色を行う時に参考にしてみて下さい。 | エスニックガーデンでは、表現する国の歴史や風土、建築様式などを調べてお庭をデザインすることが大切になります。 例えば、インドであればヒンドゥー教建築を取り入れてみたり、シンメトリーなデザインにしたり、アフリカであれば自然の大地を感じさせるようなデザインにします。 |
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植物 | 装飾品 |
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エスニックガーデンの植物は、表現する国に自生する植物などが使われますが、多くの場合はインドやアフリカ、メキシコなどが表現されます。 詳しくはエスニックガーデンにおすすめの植物からご覧下さい。 | エスニックガーデンで使う装飾品は、表現する異国のお庭のデザインに合わせて選びます。その国の彫刻や陶器、石像などのアート作品を庭に配置することで、お庭の中に統一感が出て、異国に訪れたような雰囲気を感じることが出来ます。 |
エスニックガーデンにオススメの色と配色
エスニックカラーとは、東南アジアやインドなどの異国を感じさせるカラーで構成されているカラーパレットです。基本的には明度がやや低く、彩度が中間から高めの濃い色が多い傾向にあります。そのため、土着的で落ち着いた雰囲気の色合いから、刺激的で暑さを感じさせるような色合いまであります。
ここでは、エスニックガーデンにおすすめの色と配色の方法を紹介しています。装飾品や植物等の色を決める際に参考にしてみて下さい。
エスニックガーデンにおすすめの色(カラーパレット)
エスニックガーデンの配色には、エスニックカラーのカラーパレットがおすすめです。エスニックカラーは、異国の民族が用いる衣装、料理、建築物や自然と関連した色を集めたカラーパレットです。このカラーパレットを活用することで、外国を訪れた際に感じる異国情緒や非日常感を演出することができます。
緑色 | 茶色 |
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緑色は、多くの国で自然と豊かさを象徴しています。特に熱帯地域では常緑樹が多いため、緑色が非常に溢れています。そのため、緑色はエスニックガーデンでベースカラーまたはサブカラーにしたい色のひとつになります。 | 茶色は、自然を象徴している色であり、多くのエスニックカルチャーで重要な意味を持つ色のひとつです。 アフリカでは茶色の大地が見渡す限り広がります。民族衣装やアクセサリーにもよく取り入れられています。そのため、アフリカを表現する際には、茶色をベースカラーやサブカラーとして使用することで、アフリカの雰囲気を再現できます。 インドでは、茶色は地域や文化に深く根ざしており、タンドリーチキンやビリヤニなどの伝統料理や建築物の色彩に多く使われています。 このように、茶色はエスニックカルチャーにおいて重要な役割を果たしています。表現する国や文化によっては、茶色をベースカラーとして取り入れることで、その雰囲気をより一層引き立てることができるでしょう。 |
赤色 | 濃い橙色 |
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赤色は、エスニックカルチャーを代表する色のひとつです。多くの国で特別な意味を持っていたり、使用されていたりします。 中国では、赤色は幸運の象徴とされ、祝い事やお祝いの席で赤い衣装が着用されたり、赤いランタンや装飾品で飾られることが一般的です。 インドでは、結婚式や祭りなどの特別なイベントで赤色のサリーが好まれます。また、インド料理には赤いスパイスが多用され、刺激的で熱い印象を与えることがあります。 メキシコでも、濃い赤色は情熱やエネルギーを象徴し、赤いチリペッパーやトマトを使った伝統料理が特徴的です。これらの赤い要素が、メキシカンな雰囲気を演出する効果があります。 | 橙色は、多くのエスニックカルチャーで重要な意味を持つ色のひとつです。 インドでは、橙色はヒンドゥー教の聖なる色とされており、祭りや宗教行事で橙色のサリーが着用されることが一般的です。さらに、インド料理では橙色のスパイス、サフランやターメリックが使われることが多く、スパイシーで魅力的な雰囲気を演出しています。 メキシコでは橙色が死者の通る道を照らすと言われており、祭壇や衣装に橙色が多く取り入れられます。また伝統的なメキシコ料理でも橙色の野菜(メキシコやニンジン等)が多く取り入れられており、色鮮やかな料理が特徴的です。 タイでは、橙色は仏教の僧侶のローブの色として知られており、宗教的な意味合いが強い色です。また、タイの伝統料理では、橙色の野菜や果物が豊富に使われており、見た目にも美しい料理が特徴的です。 |
黄色 | |
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黄色は、多くのエスニックカルチャーで重要な意味を持つ色のひとつです。 アフリカでは、多くの民族の中で黄色は富や成功の象徴の色として見られています。そのため、民族衣装に黄色が取り入れられることが一般的です。また、伝統料理では、トウモロコシなどの黄色い食材がよく使用され、鮮やかな印象を与えます。 中国では、黄色は皇室を象徴する色(Imperial Color)です。そのため、皇族が伝統衣装として黄色の龍袍を着用し、皇帝が住む宮殿にも黄色が多く使われています。さらに、中国の伝統料理では、ニンニクや生姜といった黄色い食材が頻繁に使用されるため中国を感じさせる色になります。 インド料理では、ターメリックやクミンなどの黄色いスパイスが豊富に使われ、独特で刺激的な雰囲気を醸し出しています。 これらのエスニックカルチャーにおける黄色の使用は、その地域の特徴や伝統を表現し、独自の魅力を持っています。 |
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配色のイメージ
エスニックガーデンは、様々な色の組み合わせで構成されています。色は組み合わせ次第で空間の印象を大きく左右します。そのため、エスニックガーデンで異国の世界観を大切にする為にも配色のコツを知っておくことはとても重要です。
ベースカラー・サブカラー・アクセント | トーンオントーン配色 |
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色を伝える有効な配色手段としてベースカラー・サブカラー・アクセントを使う方法があります。配分を決めて色を配色する事で、視覚的にバランスよく見えるようになります。 ベースカラーは基礎となる色で面積の約70%を占めます。ベースカラーは色のもつ意味を最もよく表現する事が出来るため、伝えたい色をベースに持ってくると良いでしょう。例えば、茶色なら「大地」「土壌」等が色から伝わるためアフリカの大地を表現するベースカラーにピッタリです。 サブカラーはベースカラーに次いで二番目に広く面積の凡そ25%を占めます。メインカラーを補完したり、対比させてコントラストを生みだしたりする働きがあります。例えば緑色は「植物」などを想像させるため、アフリカに自生する植物を表現するサブカラーにつかえます。 アクセントカラーは、ベースカラーとサブカラーに相対して最も面積が少なく、面積の凡そ5%を占めます。視線を引き付けたい場所にアクセントカラーを用いたり、全体のバランスを取ったり、リズム感を出す事が出来ます。 | トーンオントーン配色とは、赤色・黄色・青色といった色相を基本的に変えずに、明度と彩度だけを変えて作られる配色です。 基本的に色相が一緒のため色の統一感がでやすく、また桃色や青色などの色本来の印象を出しやすい配色です。例えば、茶色を基調にして配色すると、大地の広がる壮大な自然や、落ち着いた雰囲気を作る事が出来ます。 |
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トーンイントーン配色 | グラデーション |
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トーンイントーン配色とは「vivid」や「light」などのトーンの中で、または類似のトーンの中で、赤色や黄色や青色の色相を変えて変化を出す配色です。 トーンの中で配色するため、基本的にトーン(deep・dull等)の与えるイメージが出やすいです。 | グラデーションとは、色相または明度や彩度を段階的に変化させて徐々に色の変化を作る配色方法です。 グラデーションは色の変化が滑らかなため配色に違和感を感じさせにくい方法です。 また配色の方法により与える印象が変わってきます。例えば、色相に変化を出すと虹のようにカラフルになったり、明度に変化を出すと明るさと影が出来るため立体感を感じさせたり、また彩度の変化を出すと色が与える印象を強く出す事が出来たりします。 |
カラフルな配色 | |
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エスニックガーデンの小道の作り方
お庭の小道とは、庭の中で移動する時に歩きやすく靴を汚さないように機能性をよくする目的、お庭を装飾する目的で作られる道です。
エスニックガーデンの小道は、異国の文化と伝統を感じさせる庭の小道です。そのため、表現する国の歴史や風土、地域の特徴などに合わせて敷材を選んだり、形をデザインすることが大切になります。
国ごとの小道の特徴
中国では、石を使った石畳や、粘土を使ったレンガの小道などがよく見られます。小道の形とデザインは、曲線を取り入れたい遊び心のある小道が多めです。格式高い建物などでは直線的なフォーマルなデザインな小道もあります。
インドは、砂岩や粘板岩の岩石を天然石、またはタイル状に加工して、飛び石や石畳の小道が作られます。デザインはシンメトリーなヒンドゥー教の建築物が多いだけあり、真っ直ぐとしたフォーマルな小道が多めで、お庭の小道では曲線を使ったものも見られます。
アフリカは、基本的に大地が広がる事から土や砂、天然石を使った小道がよく合います。アフリカでは、コンクリートやレンガを使った小道も見られますが、アフリカらしさを出すなら、自然の物を使う方が良いでしょう。小道のデザインは自然風、または簡易的で手作り感を出します。小道のわきに乾燥に強い植物や木々を植えるとアフリカの道を感じさせることが出来るかもしれません。
メキシコは、メキシコが産地のタラベラタイルを張った小道や、石畳の小道、レンガの小道などがよく合います。デザインは、しっかりした物から、手作り感があるものまであり、好みで分かれます。
小道の作り方一覧
レンガの小道 | 乱形石の小道 |
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ウッドデッキ エクステリア リーベ | |
特徴:レンガの小道とは、レンガを並べて作られる小道です。小道に使われるレンガは、直線的でシャープな外観をしており、硬くガッシリとしているため、洗練された雰囲気と重厚感を演出する事が出来ます。またレンガは月日が経つに連れて欠けたり色が褪せたりして歴史を感じさせる事が出来ます。 | 特徴:乱形石の小道とは、乱形石を使って作られる小道です。乱形石は石英岩・粘板岩・安山岩などが薄く板状に切り出された不定形な石材です。岩石の種類によって色が変わり、重厚感のある黒色の乱形石から、宝石のように美しい乱形石まで様々あります。 乱形石の小道は、ステップストーンとして等間隔に飛び石のように並べて使用されたり、乱張りと呼ばれる方法で施行されて小道が作られます。乱形石はセメントを入れないと割れやすい傾向にあるため、小道を作る際は施行業者に頼む方が良いかもしれません。 |
レンガの小道の作り方 ・小道の通るラインを決めて、ラインに沿って溝を掘ります。 ・溝の中に路盤材を敷き平に均して、路盤材を転圧して地面を平坦にします。 ・路盤材の上に砂を敷いて水平に均します。 ・砂の上にレンガを並べて最後に砂で固定します。※詳しくはレンガの小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 | 乱形石の小道の作り方 ・小道のラインを決めて、ラインに沿って溝を掘ります。 ・溝の中に路盤材を敷き平に均して、路盤材を転圧して地面を平坦にします。 ・路盤材の上にバサモルを敷いて、バサモルの上に乱形石を並べ、最後にセメントで固定します。※基本的に乱形石の扱いは難しいため施工業者に任せた方が良いでしょう。 |
ステップストーン | 飛び石 |
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特徴:ステップストーンとは、庭の散策路などに飛び石感覚で設置されるお洒落な敷材です。小道に使われるステップストーンは、乱形石のようにシャープな外観でお洒落な雰囲気のものがあったり、トランプ型やハート型などの個性的なデザインのものがあったりします。 | 特徴:飛び石とは、庭の中で飛び飛びに配置される石または岩の小道です。雨の日の後に庭を歩いても泥がつかないため機能性が高く、また自然素材で小道が作られるため違和感を感じさせにくい所が魅力です。 |
作り方 ・小道のラインを決めてステップストーンを仮置きします。歩幅を考えながら、遊び心を加えて点々と置いてみると良いでしょう。 ・設置場所を決めたらステップストーンを外して敷材の厚みの半分以上の穴を掘ります。 ・穴の中にステップストーンを入れ見て、高さを調節(穴を掘ったり土を入れる)します。 高さの調節が終わったらステップストーンの周りに土を入れて固定します。 ※ステップストーンの周りに砂利を入れたり、雑草が生えない小道にしたい場合は、ステップストーンの小道の作り方に更に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 | 作り方 ・小道のラインを決めて飛び石を仮置きします。※人工的な道の感じを出したい場合は一列に並べて、自然な感じを出したい場合は不規則に横にも広げて並べます。 ・仮置きした飛び石を退かして穴を掘ります。※穴の深さは飛び石の大きさによりますが、飛び石の半分以上です。 ・飛び石を穴の中に入れて、さらに穴を掘ったり穴を埋め戻し高さを調節します。 ・高さの調節が終わったら、飛び石の周りに土を入れて固定します。 ※詳しくは飛び石の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 |
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砂利の小道 | 枕木の小道 |
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特徴:砂利の小道とは、一定の小ささと丸みのある砂利を敷き詰められた小道です。小道に使われる砂利は透過性が高いため水が溜まりにくく、雑草が生えにくいためメンテナンスが容易になる所が魅力です。また砂利は使われる岩石の種類によって様々な色や形が楽しめるため、お庭のデザインに合わせて色や形が変えられて、美しい景観を作り出すことが可能になります。 | 特徴:枕木の小道とは、木材またはコンクリートを加工して作られた枕木を、小道に並べて作られる小道です。枕木は基本的に耐水性や防腐性などに優れ耐久性が高い針葉樹などの木材がつかわれており、またコンクリートの場合は殆ど劣化する事がありません。一方で枕木は使い込まれている感じが好まれる傾向にあるため、多くの場合は、長年使い込んだ枕木を思わせるようなエイジング加工がされています。 枕木の小道は、徐々に劣化していく小道を演出出来るため、自然と人の営みが調和するようなお庭によく合います。 |
作り方 ・小道のラインを決めて、ラインに沿って溝を掘ります。 ・溝の中を転圧して平坦にます。 ・小道の外縁に沿ってガーデンエッジまたはレンガを並べて縁をとります。 ・溝の中に防草シートを敷き雑草対策を行います。 ・防草シートの上に好みの砂利を入れて平坦にならします。 ※さらに詳しい作り方は砂利の小道の作り方をご覧下さい。 | 枕木の小道の作り方 ・小道のラインを決めて枕木を仮置きします。※横に並べると線路風に縦に並べると散策路風になります。 ・小道のラインを決めたら、仮置きした枕木をどかしてラインに沿って枕木の厚みと砂の厚みを加えた分だけ溝を掘ります。※枕木が少ない場合は一個一個穴を掘って埋める事も出来ます。 ・溝の中を転圧して平坦にして、砂を3cm敷きます。 ・枕木を砂の上に並べます。※必要に応じて高さをゴムハンマー等を使い水平にしましょう。 ・枕木の設置が完了したら枕木の周りに土を入れて枕木を固定します。 ※詳しくは木製の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 |
マルチバークの小道 | 飛び石 | ||||
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特徴:マルチバークの小道とは、針葉樹(または広葉樹)の樹皮を粉砕して繊維状にした資材を地面に敷き詰めた小道です。マルチバークの小道は、森の中を歩いているような柔らかな踏み心地があるため足に心地よく、また自然と同化するため落ち着いた景観を作り出せる所が魅力です。 | 特徴:飛び石とは、庭の中で飛び飛びに配置される石または岩の小道です。雨の日の後に庭を歩いても泥がつかないため機能性が高く、また自然素材で小道が作られるため違和感を感じさせにくい所が魅力です。 | ||||
作り方 小道のラインを決めて、ラインに沿って溝を掘ります。 ・溝の中を転圧して平坦にます。 ・溝の中に防草シートを敷き雑草対策を行います。 ・防草シートの上にマルチバーグを入れて平坦にならします。 ※さらに詳しい作り方は砂利の小道の作り方をご覧下さい。 | 作り方 ・小道のラインを決めて飛び石を仮置きします。※人工的な道の感じを出したい場合は一列に並べて、自然な感じを出したい場合は不規則に横にも広げて並べます。 ・仮置きした飛び石を退かして穴を掘ります。※穴の深さは飛び石の大きさによりますが、飛び石の半分以上です。 ・飛び石を穴の中に入れて、さらに穴を掘ったり穴を埋め戻し高さを調節します。 ・高さの調節が終わったら、飛び石の周りに土を入れて固定します。 ※詳しくは飛び石の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 | ||||
楽天で購入 | |||||
\敷材ごとの詳しい作り方等は下のリンクで紹介しています/
エスニックガーデンの花壇の作り方
花壇とは、草花を植える目的で特定の場所を区切り作られるスペースです。お庭や家の周りに花壇をつくる事で、色彩豊かな草花が華やかな雰囲気を作ったり、植物が道行く人の目を引き付けて心を癒したり、四季折々の草花を植栽する事で季節感を感じさせてくれたりします。
エスニックガーデンの花壇は、異国の雰囲気を感じさせる花壇です。そのため、表現する国の伝統や特徴などに合わせて花壇の素材を選んだり、形をデザインすることが大切になります。
国ごとの花壇の特徴
中国では、岩石や草花を使って花壇の縁どりを作るのが一般的です。花壇の形とデザインは、曲線を多く取り入れた遊び心のある花壇が作られます。
インドでは、岩石やレンガ、草花を使って花壇の縁どりを作るのが一般的です。花壇の形とデザインは、直線や曲線を取り入れて左右対称なシンメトリーな形にされるのが好まれます。
メキシコでは、岩石や石、レンガを使って花壇の縁どりを作るのが一般的です。花壇の形とデザインは基本的には自由に作られます。曲線や直線、幾何学模様などの形になります。
アフリカでは、岩石(砂岩や粘板岩など)を使ってロックガーデン風の花壇を作るか、花壇を作らずに自然風に植物が植えられたりします。デザインは自然風です。
ここでは、エスニックガーデンの花壇に使われる素材の種類、素材の特徴、花壇の作り方等を紹介していきます。
花壇の作り方一覧
レンガの花壇 | |
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レンガの花壇の特徴 レンガの花壇とはレンガを並べて、また必要に応じて積み重ねて作られる花壇です。レンガはシャープで形が整っているため洗練された雰囲気をつくります。一方で月日が経つに連れて欠けたり色が褪せたりしてくるため、アンティークレンガを使うと歴史を感じさせる事が出来ます。またレンガはヨーロッパで古くから使われているため、ヨーロッパ風の庭で使われる事が多いです。 | 岩石の花壇の特徴 岩石の花壇は使われる岩石の種類や、岩石の形、並べ方等で与える印象が変わります。綺麗に整形された岩石では洗練された雰囲気を作りますが、整形されていない岩石では自然で無骨な雰囲気を作ります。また大理石の岩石などは宝石のように綺麗ですが、溶岩石などはゴツゴツとして無骨な印象を与えます。また褐色の岩石等は自然な雰囲気をつくります。そのため、お庭のデザインに合わせて岩石を選ぶことが大切です。 |
レンガの花壇の作り方 ・花壇の縁に沿ってレンガを仮置きします。レンガが花壇の輪郭に収まらないことがあります。その場合は花壇の輪郭を調整するか、本置きする時にレンガをタガネで割り調整します。 ・花壇の輪郭が定まったら仮置きしたレンガを退けて花壇の輪郭に沿って深さ5cm程の溝を掘ります。 ・溝の部分を土固めや、土固めがない場合は木材などを使って資材の設置場所を踏み固めます。土を踏み固める事で土の沈下を防ぎ、花壇の安定性が増したり、花壇の資材が劣化することを防ぎます。 ・溝の中を水平にするため砂を2cm程度入れて平になるようにならします。 ・溝の中が水平になったら一辺の端から順番にレンガを並べます。 ・花壇の輪郭に沿ってレンガを設置出来たら、レンガに土を寄せて安定させます。 ・高さを出す場合はレンガが交互になるように重ねます。そこまで高く積み上げない場合は、モルタル等で固定しなくても問題ありません。しっかりとした物を作る場合は「らくらくレンガ」「セメント」等を使うと良いでしょう。 | 岩石の花壇の作り方 ・岩石を準備します。※自然な花壇を作る場合は形が不定形で様々な大きさの岩石を集めて、岩石の種類も統一します。整然とした花壇を作りたい場合は形が整った岩石を準備して、岩石の種類も大理石などの綺麗なものを選ぶと良いでしょう。 ・花壇の輪郭に沿って岩石を仮置きするように並べて位置を調節します。 ・仮置きした岩石を取り外して、花壇の輪郭に沿って10cm程度の溝を掘ります。 ・溝に岩石を置いて固定して、必要に応じて岩石を積み重ねます。 |
草花の花壇 | 木製の花壇 |
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特徴:草花の花壇は、花壇の枠を作らずに植物を直接植えます。植える際は自然風かフォーマル(整形式)かで、曲線や凹凸をつけて植物を植えるか、真っ直ぐ整然と並べるか変わります。 植物の花壇の魅力は、草姿や草丈、色合いなどが様々あるため、お庭のデザインと雰囲気に合わせて植物選びが出来る所が魅力です。季節によって変化するため、お庭の中で季節の変化を感じることが出来ます。 | 特徴:木製の花壇は自然素材のため植物が溢れるお庭の中で溶け込む事が出来ます。温もりがあり、柔らかな雰囲気をつくるため自然と人の営みが調和するお庭によく合う花壇素材です。 |
自然風花壇の作り方 縁どりとなる植物を選びます。※カラミンサやグラス類がおすすめです。 草花をグルーピングします。グルーピングとは、植物の種類や色、形状などに基づき、似た種類をグループにして花壇などに植え付ける方法です。グラス類の場合は個として群生を作るため不要です。 自然な風合いに見えるようにドリフト植栽(drift planting)します。ドリフト植栽とは、グルーピングと凹凸をつけた不規則な植栽によって自然な風合いを出す植栽方法です。例えば、グルーピングした植物を直線上に並べず「W」のようにジグザグに配置して、また配置する間隔も開けて、自然な風合いを出します。 | 木製の花壇の作り方 木製の花壇の作り方は、一般的に木製の杭または枕木が使われるため、それぞれの花壇の素材で作り方がかわります。杭は花壇の輪郭に沿って並べて上から打ち込み花壇を作ります。枕木は地面の上に設置するか、輪郭に沿って溝を掘り固定して使います。 |
プラスチックの花壇 | コンクリート花壇 |
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特徴:プラスチックの花壇は基本安価なため経済的な負担が少なく作れます。ただしデザイン性が高いものは値段が張ることもあります。 例えば「擬似レンガ」「擬似木材」などを模したプラスチック花壇等は普通の簡易的なプラスチック花壇と比べて高価になります。 プラスチックは丈夫さと耐久性が魅力です。木材やレンガ等と比べて軽量でもあるたま、持ち運びや作り直し作業が非常に楽に行えます。 | 特徴:コンクリートの花壇は、コンクリートで作られたデザイナーズ住宅や、モダンガーデンなどによく合います。 またデザイン性が高く多様な色や形に変化させることが出来るため「擬似レンガ」「擬似木材」などに模したコンクリート花壇などもあります。コンクリートは丈夫さと耐久性はレンガや木材等と比べて頑丈さや耐久性が高い事から、人気の高い敷材です。 |
プラスチックの花壇の作り方 プラスチックの花壇の作り方は、一般的に突き刺したり置くだけと簡単な物が多いです。購入したプラスチック花壇の説明書を見て制作しましょう。 | コンクリートの花壇の作り方 コンクリートの花壇は、一般的に住宅を建てる際や、施工業者に頼んで設置されます。また枕木タイプであれば枕木と同様に設置する事が出来て、レンガタイプであればレンガと同様に設置する事が出来ます。またコンクリートは組み立てタイプも多く設置が容易な事が多いです。 |
\更に詳しい花壇の作り方は下記のリンクからご覧下さい/
植物の植栽方法
ライン植栽 | レイヤー植栽 |
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ライン植栽は、植物を直線上に一列に並べる植栽方法です。整然と並ぶため洗練された雰囲気がありますが、シンプルで遊びがないため、つまらない植栽と感じさせる場合があります。 | レイヤー植栽は、グループ分けした植物を帯状に植えて、違うグループを交えながら何層も作り、虹模様のように植栽する方法です。色の変化が分かりやすいため、カラフルな花壇やグラデーション花壇を作りたい時におすすめです。 |
ステップ植栽 | ブロック植栽 |
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ステップ植栽は、花壇を前面・中面・後面に分けて、前面から後面に向かって草丈を高くしていき、花壇に立体感をだす植栽方法です。植物が自然と映えて、植栽方法としてもシンプルなため人気が高い植栽方法です。 | ブロック植栽は、植物の種類を色や形で分けて、三角や四角などの形状の整ったブロックの中にまとめて植える方法です。色と色の対比や植物の個性が出しやすく、また形が整っているため整然とした印象を与えます。 |
シンメトリー植栽 | ステップ植栽 |
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シンメトリー植栽は、植物を左右対象に配置する事で、整然とした雰囲気を出しやすい植栽方法です。フレンチガーデンやエレガントガーデンなどによく合い、また色の対比なども出しやすいためカラーガーデンなどにもおすすめの植栽方法です。 | ステップ植栽は、花壇を前面・中面・後面に分けて、前面から後面に向かって草丈を高くしていき、花壇に立体感をだす植栽方法です。植栽方法としてもシンプルなため人気が高い植栽方法です。 |
シンメトリー植栽 | スパイラル植栽 |
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シンメトリー植栽は、植物を左右対象に配置する事で、整然とした雰囲気を出しやすい植栽方法です。フレンチガーデンやエレガントガーデンなどによく合い、また色の対比なども出しやすいためカラーガーデンなどにもおすすめの植栽方法です。 | スパイラル植栽は、花壇の外周に、背景がなく、あらゆる角度から花壇が鑑賞できる、アイランドベッドでよく利用される植栽方法です。花壇の中央部に最も背の高い植物を配置しいた後に、その外側に次に背の高い植物を植栽して帯状の層を作り、その外側でも同様の作業を繰り返していき、スパイラル状の模様を花壇の中につくる植栽方法です。 |
寄せ植え花壇 | スリット植栽 |
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寄せ植え花壇は、寄せ植えをするように様々な草花をギュッと組み合わせて作られる花壇です。全体のデザインを考えながら、様々な草姿・草丈・葉の色・花の色をもつ植物を組み合わせて、花壇の中に立体的で色のバランスがよい魅力的な寄せ植えを作ります。 | スリット植栽は、コンクリートやタイルが張ってある地面に隙間(目地)をつくり、隙間の中にリュウノヒゲなどの踏圧に強い植物を植える植栽方法です。無機質なコンクリートなどの地面に植物が植えられるため、柔らかな雰囲気となりやすいです。 |
クレバス植栽 | ランダム植栽 |
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クレバス植栽は、岩やコンクリート、木材などの隙間や亀裂に植物を植栽する方法です。植物が無機質な物などを覆う事で、時間の経過とともに岩やコンクリートなどが風化していく様を感じる事が出来ます。そのため、人工物と自然の一体化をより演出する事が出来ます。 | ランダム植栽とは、植物を規則に従わずにランダムに植栽する方法です。ナチュラルガーデンなどに使われる事が多いですが、センスがないと混沌としやすい傾向にあります。時間が経つにつれて生存競争を勝ち残った植物がグループを作り始まるため、ナチュラルに落ち着いてくる傾向にあります。 |
グルーピング植栽 | ドリフト植栽 |
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グルーピング植栽とは、植物の種類や色、形状などに基づき、似た種類をグループにして植え付ける方法です。グルーピングする事で、植物が集まり群生しているように見せて自然な雰囲気を与えたり、色で集めてより色が与える効果を強く生み出したりします。また同じ植物で集めると草姿も似ているため花壇の中のデザインがしやすくなるなどのメリットも生まれます。 | ドリフト植栽(drift planting)は、グルーピングと凹凸をつけた不規則な植栽によって自然な風合いを出す植栽方法です。例えば、グルーピングした植物を直線上に並べず「W」のようにジグザグに配置して、また配置する時も空間を開けて配置します。そうする事によって自然な風合いを演出しながら美しい景観をつくる事が出来ます。 |
イミテーション植栽 | テーマ植栽 |
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イミテーション植栽は、何かの形を真似して植栽される方法です。例えば、壺から零れる水を表現するために、壷の中に「水」に見立てた「土」を入れておき、壺を倒した時に、水が零れるようすを表現するために土を地面の上に広げて、広げた土の上に匍匐性の植物などを植栽します。テーマガーデンなどにおすすめの植栽手法です。 | テーマ植栽は、お庭のテーマに沿って、植物をテーマに由来する形に植栽する方法です。例えば、アリスガーデンならトランプの形に植物を植えたり、ラブガーデンやロマンチックガーデンならハートの形に植物を植えたりします。 |
エスニックガーデンにおすすめの植物
エスニックガーデンは、異国情緒があふれるお庭です。そのため、表現する国に自生している植物や、異国を感じさせるような一風変わった植物、異国を感じさせる色をもつ植物などがよく合います。これらの植物を庭に植える事で、異国に誘われるような雰囲気のお庭を作ることが出来ます。
ここでは、エスニックガーデンにピッタリな植物を一覧にして紹介しています。
原産:南アフリカ 名称:アガパンサス 分類:多年草 開花時期:5月~8月 花色:青・紫・白 葉色:緑・白 草丈:約30~100cm リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:アガパンサスの特徴は花の形が球状になる所、花径が30cmに達する事もあり、巨大で強い存在感を感じさせる所、アリウムの花と比べると一個一個の花が大きく、百合の花のようで上品さを感じさせる所、花の色が青・紫・白とあり、植物では珍しい青花を咲かせる所、葉の形が剣状をしていて、優雅に広がるため地被植物にもなる所、茎が垂直にスっと伸びるため洗練された印象を感じさせる所等にあります。園芸では、上品さを演出する花としてエレガントガーデンの中で楽しまれたり、また花を収穫して切り花として利用されたりしています。 | 原産:メキシコ 名称:アガスターシェ(メキシカーナ) 分類:多年草 開花時期:7月~9月 花色:赤・桃・黄・橙 葉色:緑 草丈:約30~80cm リンク:種類・育て方 特徴:アガスターシェは、小さな花が沢山集まり円柱状に咲くボリュームの良い花姿と、スラリと上に伸びる葉の少ない茎が作るシルエットが特徴的な植物です。草姿は直立、葉は大きいものの、節間が長いため鬱蒼とせず、スラリと伸びる茎のシルエットが目立ちます。花はシソ科でよく見られる唇形花、唇形花は円筒型に非常に密に集まるため、ボリュームのよい花姿を作ります。また花には他のシソ科の花と同様に、花蜂が沢山集まります。そのため開花期間は花の周りを元気に飛び回る蜜蜂の姿や、花に乗り蜜を集める可愛らしい蜜蜂の姿を観察する事が出来ます。 |
原産:中央アメリカ 名称:アゲラタム 分類:一年草 開花時期:5月~10月(霜が降りるまで) 花色:赤・桃・青・紫・白 葉色:緑 草丈:約15cm~100cm リンク:種類・育て方 特徴:アゲラタムは、開花期間が長く春から秋にかけて長くお庭の中を彩ることから、人気の高い園芸植物の一つです。花はアザミを小さくしたような花が、茎の頂部に集まるためモコモコとしたボリュームのある可愛らしい花姿をつくります。また花からは、長い雄蕊が突出するため、全体としてふさふさとした柔らかな外観になります。草姿はドーム状になるタイプと、茎がスラリと伸びて草丈が高くなるタイプがあります。花壇で育てる場合は草丈が低く花が沢山咲くタイプを選んだり、切り花にしたい場合は草丈が高い品種を選んだりすると良いでしょう。 | 原産:アフリカ 名称:インパチェンス 分類:多年草 開花時期:5月~10月 花色:赤・桃・橙・紫・白 葉色:緑 草丈:約30~60cm リンク:種類・育て方 特徴:インパチェンスは、開花期間が長く理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力がある所と、花の色が豊富で鮮やかなため明るい雰囲気を作れる所、ドーム状にまとまる草姿、日陰でも育てられる所等が魅力的な植物です。 草姿は丸みを帯びたドーム状になるため、ふんわりとした可愛らしい外観になります。またその草姿から花壇の縁どりに使われる事が多いです。花色が非常に豊富で沢山の花を咲かせるためお庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所も魅力でしょう。 |
原産:北アメリカ 名称:エキナセア 分類:多年草 開花時期:5月~9月 花色:赤・桃・黄・橙・紫・緑・白 葉色:緑 草丈:約60~90cm リンク:種類・育て方 特徴:エキナセアは、花の中央が盛り上がり花弁が垂れ下がる個性的な花姿と、茎が殆ど枝分かれする事なく真っ直ぐ伸びる洗練された草姿が特徴的な植物です。草姿は直立、茎は殆ど分枝することなく垂直に伸びます。そのため洗練された外観をしており、また比較的に背が高くなるため、花壇の中央などで立体感や高さを出したい時に使えます。花は中央の筒状花が球状に盛り上がり、外周の舌状花が下がります。そのため、手に持って応援する時に使うポンポンを思わせるような可愛らしい外観となります。エキナセアは園芸品種が、とても多く様々な花色があります。そのため、同系統の植物で違和感なくグラデーションを作ったり、カラフルな雰囲気に作ったり出来ます。お庭のデザインに合わせて品種選びが出来る所が魅力です。 | 原産:南アフリカ 名称:ガーベラ 分類:多年草 開花時期:4月~11月(理想的な環境で周年) 花色:赤・桃・黄・橙・白 葉色:緑 草丈:約15~75cm リンク:種類・育て方 特徴:ガーベラは、理想的な暖かな環境では一年を通して花を咲かせる事が出来ます。また花は、とても大きく華やかで、花瓶の中での日持ちがとても良い事から、切り花として商業的によく栽培される植物です。ガーベラは、基部から出る根生葉と、花(花茎)のみで構成されているため、雑多な印象を与えにくく洗練された雰囲気の草姿を作ります。また花の形や色が豊富にあるため、お庭のデザインに合わせて品種選びができます。例えば、ピンク色やパステル調の花色の品種を選んでロマンチックな雰囲気を作ったり、色の対比をいかしてカラフルなデザインのお庭を作ったり出来ます。ただし長雨やジメジメした環境を嫌うため、育てる場所には注意が必要かもしれません。 |
原産:南アメリカ 名称:カラジューム 分類:多年草 開花時期:殆どない 花色:黄・白 葉色:緑・赤・桃・黄・橙・白 草丈:約30~75cm リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:カラジュームの特徴は、葉が巨大で強い存在感があり、葉の形がハート形をしていて可愛らしさも感じさせる所、葉の大きさと形から「天使の羽根」や「象の耳」等に例えられる事もあり、優雅さやお洒落さを感じさせる所、葉の色が豊富にあり、お庭の印象に合わせて品種が選べる所、地際(塊茎)からロゼットのように沢山の葉が広がるため地被植物にもなる所等にあります。園芸では、優雅でお洒落な印象を与える葉を、カラーリーフとして楽しむ目的で育てられます。 | 名称:カラテア 分類:多年草 開花時期:夏 花色:黄・白・桃 葉色:緑・桃・黄・紫・白 草丈:約30~100cm 主な種:オルビフォリア・マコヤナ・ランキフォリア等 リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:カラテアは、様々な種や品種がありますが、何れも葉をキャンバスにして絵画を描いたような美しい模様があります。また葉の裏面は多くの場合で紫色をしており、夜になると就眠運動により葉が立ち上がる性質があります。そのため、日中は絵画のような美しい葉を楽しみ、夜になると葉の裏面が露になるため神秘的な雰囲気や上品な雰囲気を醸し出してきます。葉の模様や色は種や品種によって様々です。詳しくは種類からご覧ください。 |
原産:南アメリカ 名称:カリブラコラ 分類:多年草 開花時期:4月~11月 花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白 葉色:緑 草丈:約10~25cm リンク:種類・育て方 特徴:カリブラコアは、元々はペチュニア属にあった事からも分かる通り、ペチュニアと非常に似た外観をしており、またペチュニアとの属間交雑なども行われ沢山の品種がうまれています。カリブラコアは花の直径が2~3cmと小さく可愛らしい外観をしており、ペチュニアと比べて雨による花弁の傷みが少なく育てやすい所が魅力です。草姿は丸みを帯び、ふんわりとするため可愛らしい印象を与える外観となります。またその草姿から花壇の縁どりやハンギング仕立てなどにされる傾向が強いです。カリブラコアは園芸品種が、とても多く様々な花色があります。そのため、同系統の植物で違和感なくグラデーションを作ったり、カラフルな雰囲気に作ったり出来ます。またお庭のデザインに合わせて、ピンク色やパステル調の花色を選んでロマンチックな雰囲気を作ったり、紫色を選んで上品でエレガントな雰囲気を作ったりする事ができます。 | |
原産:ペルー 名称:キダチルリソウ(ヘリオトロープ) 分類:多年草 開花時期:5月~11月 花色:青・紫・白 葉色:緑 草丈:約30~120cm リンク:種類・育て方 特徴:キダチルリソウ(ヘリオトロープ)は、開花期間が長い所、花に強い香りがある所、重厚的で落ち着いた印象を与える花色・葉色をしている所が魅力的な植物です。花は茎の頂部に集まるため、半球状またはフラットで大きな花姿をしており、開花中はバニラのような甘い香りを数メートル先まで強い香りを漂わせます。そのため香りの花としても楽しまれており、以前は香水の原料としても採取されていました。 | 名称:キツネノマゴ(コエビソウ) 分類:多年草 開花時期:5月~10月(理想的環境では周年) 花色:赤・桃・黄・橙・白 葉色:緑 草丈:約30~150cm リンク:種類・育て方 特徴:キツネノマゴは属の中に約900種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。例えば、コエビソウは苞がエビの殻のように重なりしなるように花が咲きます。そのため、花の形がエビに例えられたりします。またサンゴバナは唇形の小花が噴水のように広がり咲くため、サンゴの形に例えられる事があります。何れも開花期間が長いため、花を長く楽しみたい人におすすめの植物になります。 |
原産:西インド諸島 名称:キャットテール 分類:多年草 開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年) 花色:赤 葉色:緑・黄・白 草丈:約15~30cm リンク:種類・育て方 特徴:キャットテールは、猫の尻尾という名前からも分かる通り、可愛らしさを詰め込んだような楕円形でふさふさとした花姿と、愛情や情熱を感じさせるような赤色の花色が特徴の植物です。草姿は丸みを帯びて広がる傾向にあり、ふんわりとするため可愛らしい印象を与える外観となります。またその草姿から花壇の縁どりやハンギング仕立てなどにされる傾向が強いです。※ただし花は雨に当たると汚れる傾向にあるため、雨の当たらない場所で育てた方が良いかも! | |
原産:インド 名称:クサギ 分類:落葉低木 開花時期:9月~12月 花色:白 葉色:緑 草丈:約60~240cm リンク:種類・育て方 特徴:クサギは、属の中に約141種以上があり、園芸でも様々な種が親しまれています。 例えば、クラリンドウは別名ではブライダルヴェールとも呼ばれており、上から下へと優雅に垂れ下がる花穂と、真っ白な花が結婚式のヴェールを思わせます。そのため、神聖な雰囲気とエレガントな雰囲気をつくりだします。またゲンペイカズラは、清潔感を感じさせる白色の萼から上品な印象を与える濃い赤色を咲かせるためエレガントな雰囲気をつくる花姿が楽しめます。 上記の他にも、クサギ属の中にはボタンクサギやベニバナクサギ等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。 | 原産:熱帯アフリカ・インド・東アジア 名称:グロリオサ 分類:多年草 開花時期:7月~9月 花色:赤・桃・黄・橙 葉色:緑 草丈:約200cm リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:グロリオサの特徴は、花の形が炎の揺らめきを想像させる所、花被片が上に反り返り縁部分が波打つ所、花の色が赤色と黄色の二色で構成されていて焔の色を想像させる所、草姿がツル性でまきひげをつかって構造物を登る所、球根は山芋に似てますが有毒なため絶対食べられない所等にあります。園芸では、お洒落で華やかな花をお庭の中で楽しむ目的で育てられたり、ツル植物として誘引されて楽しまれたり、花を収穫して切り花として楽しむ目的で育てられたりします。 |
原産:熱帯・温帯アジア 名称:クワズイモ 分類:多年草 開花時期:5月~8月 花色:緑・黄・白 葉色:緑・黄・白・黒 草丈:約50~150cm 種:クワズイモ・シマクワズイモ・インドクワズイモ等 リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:クワズイモは、象の耳に例えられる事もある巨大な葉が、ロゼットのように大きく広がる植物です。そのため、とても優雅な雰囲気をつくり、またインテリアとしてお部屋に飾ることで熱帯のジャンクのような雰囲気を演出する事が出来る植物です。クワズイモは属の中に約79種があり、様々な種や園芸品種が親しまれています。例えば日本にも自生するクワズイモは100cmを超える事もある巨大な葉が圧倒的な存在感を示し、またバンビーノは黒色と白色の二色の葉色をもつためシックでモダンな雰囲気を演出する事が出来たりします。この他にもクワズイモ属の中には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類からご覧ください。 | |
原産:熱帯アフリカ・熱帯アジア 名称:ケイトウ 分類:一年草/多年草(短命) 開花時期:6月~11月 花色:赤・桃・黄・橙・紫・白 葉色:緑・赤・紫・黒 草丈:約30~100cm リンク:種類・育て方 特徴:ケイトウは「トサカケイトウ」「フサゲイトウ」「ヤリゲイトウ」と呼ばれる三種類の花の形があります。トサカケイトウは鶏の鶏冠に例えられる個性的な花姿をしており、切り花やフラワーアレンジメントとして楽しまれる事が多い種類です。フサゲイトウは花穂が炎のように立ち上がり円錐状に集まるため、ふさふさとボリュームある花姿をつくります。そのため、お庭の中で育てていても非常によく目立ち、花壇の中で育てるのにおすすめの種類です。ヤリゲイトウは細長い円筒形の花の形をしています。他のケイトウと比べると花姿は地味ですが、沢山の花を咲かせ開花期間も長くなる傾向があります。そのため、お庭で育てるケイトウとしておすすめの種類です。ケイトウは花の色が豊富です。そのため、赤色や桃色ならロマンチックガーデンに使ったり、紫色ならエレガントガーデンに使ったりと、お庭のデザインに合わせて品種選びが出来ます。 | 原産:メキシコ 名称:ジニア 分類:一年草 開花時期:5月~11月(6月~9月に最も開花) 花色:赤・桃・黄・橙・紫・白 葉色:緑 草丈:約15~90cm リンク:種類・育て方 特徴:ジニアは開花期間が長く、夏の暑さにも負けずに持続的に花が咲き続け、また種から容易に育てられるため大量植栽がしやすいです。そのため、花壇の花または切り花として人気の高い植物の一つです。ジニアは園芸品種が豊富にあります。例えば、茎が殆ど分枝せずにスラッと伸びるため花壇の中で高さを出したり切り花とするに向く品種、分枝が多く地面を覆うように広がる草姿を作るため地被植物として使える品種等です。また花の形や色も豊富にあります。そのため、お庭の雰囲気に合わせて品種選びが出来る所も魅力です。 |
名称:コーカサス地方/イラン/アフガニスタン/パキスタン/タジキスタン/インド/ネパー/中国 分類:落葉ツル性木本 開花時期:5月~10月 花色:桃・白 葉色:緑・黄 草丈:約400~800cm リンク:種類・育て方 特徴:ジャスミンは「バラ」「スズラン」と並んで、三大フローラルと呼ばれており飛び抜けて人気の高い香りの1つです。花は香りが非常に高く、開花期には数メートル先まで香りが届きます。香りは官能的で刺激的な蜂蜜のような甘い香りがあり、催淫作用や気分の高揚などの効果があるとされています。そのため海外では花を収穫してベットの周りに散らしたり、花瓶に生けてベットの横に飾り楽しまれたりするようです。当然、ロマンチックガーデンでも、甘い香りが恋人同士の甘い雰囲気を作るのに役立つはずです。樹形はツル性、他の植物や物体に接触すると茎先端が旋回するように動き、他の植物や構造物に茎を巻き付けて体を固定します。そのため、巻き付く物がある場所、またはトレリスやオベリスク等の資材を準備して育てる必要があります。 | |
名称:シャゼンムラサキ(カンディカンス) 分類:常緑低木/一・二年草 開花時期:2月~4月 花色:青・赤・紫・桃 葉色:緑 草丈:約150~250cm リンク:種類・育て方 特徴:シャゼンムラサキは属の中に約66種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、カンディカンスは横へと優雅に広がる低木で、開花期になると青色の花が円柱状に集まり塔のようなボリュームある花姿を咲かせるます。また、シベナガムラサキは行儀よく真っ直ぐ上に成長する習慣と円錐状に青色の花が集まり咲く花姿が魅力的な植物です。シャゼンムラサキは上記の他にも様々な種と園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。 | 名称:ジンチョウゲ 分類:落葉低木 開花時期:2月~4月 花色:桃・紫・白 葉色:緑 草丈:約100~150cm リンク:種類・育て方 特徴:ジンチョウゲは属の中に約70~95種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、ジンチョウゲは繊細で上質な甘い香りがある事から香りの花として親しまれており、自然と丸みを帯びる樹形になる事から自然風の生垣として利用されたり花木として楽しまれたりします。またクネオルム種は、ほふく性に広がる習慣がある事から地被植物として利用されており、開花期には株を覆うように花が咲く事から花の絨毯のような美しい景観を作り出します。上記の他にも、ジンチョウゲ属の中にはセイヨウオニシバリやチョウジザクラ等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。 |
原産:ヨーロッパ・北アフリカ・西アジア 名称:スイセン 分類:多年草 開花時期:12月~5月(主に3月~4月) 花色:白・黄・橙・赤・桃 葉色:緑 草丈:約15~80cm 主な種:フサザキスイセン・ラッパスイセン・クチベニスイセン等 リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:スイセンの特徴は、花の形がユニークで、花の中央にある副花冠が突出していてトランペットを想像させる所、花には心地よいフローラルな香りがある所、茎・葉が垂直に伸びるため行儀よく洗練された見た目をしている所、とても丈夫で放ったらかしで育てても大丈夫な所等にあります。園芸では、花を鑑賞する目的で育てられたり、香りの花としてガーデンファニチャーの近くに植えて楽しまれたり、花を収穫して切り花として楽しむ目的で育てられたりします。 | 原産:東南アジア・南アメリカ・中央アメリカ 名称:スパティフィラム 分類:多年草 開花時期:5月~10月(環境が合えば周年) 花色:白・黄 葉色:緑・黄 草丈:約30~180cm リンク:種類・育て方 特徴:スパティフィラムはギボウシのように優雅に広がる大きく存在感のある葉も、環境が合えば周年咲く気品のある花が魅力的な植物です。草姿は直立、葉は根元から出る根生葉と茎葉で構成されており、大きな葉では60cmを超える事もあります。そのため、遠くからでも目立ち雄大な存在感を放ちます。花は環境が良ければ周年咲き、サトイモ科でよく見られる白色の仏炎苞に包まれたバナナのような花を咲かせます。白色の花は神聖さも感じさせ、非常に気品があるため、神聖な雰囲気のあるエンジェルガーデンやエレガントなお庭などによく似合うでしょう。 |
原産:北アメリカ・南アメリカ 名称:タチノウゼン(テコマ) 分類:常緑小高木 開花時期:5月~11月(理想的な環境では周年) 花色:黄・橙 葉色:緑 草丈:約300~800cm リンク:種類・育て方 特徴:タチノウゼン(テコマ)は属の中に約10種があり、幾つかの種が園芸で親しまれています。例えば、キンレイジュ(金鈴樹)は理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる開花能力があり、枝先に房状に咲くボリューミーな花姿と、明るく開放感を感じさせる鮮やかな黄色または橙色の花色が魅力的な植物です。また、ヒメノウゼンカズラも理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力があり、枝を引っ掛けて壁面を登りながら、ラッパのような個性的な花を咲かせます。 | 原産:メキシコ 名称:ダリア 分類:多年草 開花時期:4月~11月(5月~6月・9月に最も開花) 花色:桃・赤・黄・橙・紫・白・黒 葉色:緑・黒 草丈:約30~160cm リンク:種類・育て方・楽天で購入 特徴:ダリアの特徴は、花径が5cm以下の可愛らしいサイズから30cmを越える巨大で存在感あるサイズまである所、花の形が豊富にあり、16種類に分類されるているため好みの花形を選びやすい所、開花期間が長い所、丈夫で育てやすい所等にあります。園芸では、豪華で華やかな花をお庭の中で楽しむ目的で育てられたり、また花を収穫して切り花として楽しむ目的で育てられたりします。 |
原産:北アメリカ 名称:ツリガネカズラ 分類:半常緑ツル性木本 開花時期:4月~5月 花色:赤・橙・黄 葉色:緑 草丈:約900~1500cm リンク:種類・育て方 特徴:ツリガネカズラは、ツル性に成長する習慣と、ラッパを連想させるような筒状の大きな花、スパイス等を連想させるような濃い花色が魅力的な植物です。草姿はツル性、茎はまき髭の先端にある吸盤を使い壁面に張り付く事で、壁面を登る事が可能です。そのため、壁面緑化として使用される事があります。花は筒状で漏斗のような個性的な形をしており、葉腋から1~5個の花がまとめて束生するため非常にボリューミーな花姿をつくります。また花の色は、明度がやや低いため濃い色をしており、唐辛子やカラシを思わせるようなスパイシーな色合いをしています。そのため、インドやメキシコ等を思わせるような異国情緒溢れるエスニックなお庭におすすめの植物です。 | 名称:トリトマ 分類:多年草 開花時期:4月~8月(様々な時期に開花) 花色:赤・桃・橙・黄 葉色:緑 草丈:約90~150cm リンク:種類・育て方 特徴:トリトマは垂直に伸びる茎の先に咲くブラシのような個性的な外観の花を咲かせる所が特徴の植物です。花は赤色(赤橙色)から黄色へと花色が変化していくため、唐辛子等の調味料の色を想像させます。そのため、異国情緒溢れるエスニックガーデン等によく合う植物になります。 |
原産:中国 名称:ノウゼンカズラ 分類:落葉ツル性木本 開花時期:7月~9月 花色:赤・橙・黄 葉色:緑 草丈:約300~1000cm リンク:種類・育て方 特徴:ノウゼンカズラは、ツル性に成長する習慣と、ラッパを連想させるような筒状の大きな花、トロピカルな印象を与える明るく鮮やかな花色が魅力的な植物です。草姿はツル性、茎から出る気根を使い壁面に張り付く事で、壁面を登る事が可能です。そのため、壁面緑化として使用される事があります。花は筒状で漏斗のような個性的な形をしており、円錐状に花が集まるため非常にボリューミーな花姿をつくります。また花の色は、明るく鮮やかなな色合いをしています。そのため、南国を思わせるようなトロピカルなお庭におすすめの植物です。 | 原産:南アメリカ 名称:ノウゼンハレン(ナスタチウム) 分類:一年草・多年草 開花時期:4月~10月(7月に最も開花する) 花色:赤・黄・橙・紫・白 葉色:緑・黄・白 草丈:約30~240cm リンク:種類・育て方 特徴:ノウゼンハレン(ナスタチウム)は、トロピカルな印象を与える明るい花色と、蓮の葉のような丸い可愛らしい葉の形が魅力的な植物です。草姿はツル性、茎は匍匐したり、壁面を下垂したり、トレリス等の壁面を登る事もあります。そのため、仕立て方次第で様々な楽しみ方が出来ます。葉の形は丸い盾形、そのため可愛らしい印象を与えるリーフとして楽しむ事が出来ます。また葉は蓮の葉と同様に水を弾くロータス効果があるため、雨の日の後にはコロコロとした水滴が葉の上に乗っている事もあるようです。花は明度が高め、または強く色鮮やかなためトロピカルな雰囲気をつくる花色をしており、またしばしば発光して見える事もあるようです。ナスタチウムが発光して見える現象をエリザベスリンネ現象ともいいます。 |
名称:ハイビスカス 分類:多年草・低木 開花時期:5月~10月(理想的な環境では周年) 花色:赤・桃・黄・橙・紫・青・白 葉色:緑・黄・白 草丈:約100~300cm リンク:種類・育て方 特徴:ハイビスカスは「南国を代表する花」「夏を代表する花」として一般的に認識されている植物です。そのため、夏に園芸店などで出回ることが多く、花柱が突出する花姿や鮮やかな花色が南国の雰囲気を演出します。ハイビスカス属は約154種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、ブッソウゲは花柱が長く突出するため、これぞハイビスカスと思わせる花姿をしていて、理想的な環境では周年開花する能力があります。またムクゲやフヨウなどは多くのハイビスカスと違い、冬の寒さに強いです。そのため、平地などでも育てやすいハイビスカスとなります。この他にも様々な種類のハイビスカスがあります。詳しくは種類の方からご覧ください。 | |
原産:マダガスカル 名称:ヒポエステス 分類:多年草 開花時期:9月~12月 花色:紫 葉色:緑・赤・桃・黄・白 草丈:約15~75cm リンク:種類・育て方 特徴:ヒポエステスは、葉の中に可愛らしい水玉模様の班、または葉脈間に班が入るため、赤色や桃色、黄色や白色のカラーリーフとして楽しむ事ができる植物です。 草姿は直立するため行儀のよい外観をしています。葉は水玉模様の星班が入り、葉の色は緑色と赤色または桃色か黄色か白色の二色の葉色を楽しむ事が出来ます。花は葉脈に紫色の小さな花を咲かせますが、小さいため葉と比べるとあまり重要視されません。 | 原産:南アメリカ 名称:ブーゲンビリア 分類:常緑ツル性木本 開花時期:4月~6月・9月~11月 花色:赤・桃・黄・橙・紫・白 葉色:緑・黄・白 草丈:約100~1200cm リンク:種類・育て方 特徴:ブーゲンビリアは、優雅に広がる樹形と、紙吹雪が舞うように咲く美しい花姿が魅力的な植物です。樹形はツル性、茎は構造物などに棘や新鞘をかけながら登る事が可能で、また柔軟な茎は優雅に広がります。ブーゲンビリアは理想的な環境であれば一年を通して開花する能力があります。ただし基本的には数ヶ月ごとに周期的に花が咲く性質があります。花は大部分が苞葉、苞葉は赤色や桃色に色付き色紙のような外観をしています。そのため、開花期になると紙吹雪が舞うような美しい景観を見る事が出来ます。 |
原産:コロンビア・ペルー 名称:フィットニア 分類:常緑多年草 開花時期:6月~8月(開花は稀) 花色:黄・白 葉色:緑・赤・桃・黄・白 草丈:約10~15cm リンク:種類・育て方 特徴:ヒポエステスは、葉の中に編み目状の班が入るため、赤色や桃色、黄色や白色のカラーリーフとして楽しむ事ができる植物です。 草姿はドーム状、こんもりと盛り上がるため花壇の縁どりとして利用されたり、また鉢植えでも育てやすい植物です。 葉は赤色や桃色等の班が脈間または葉脈に入るため、個性的な印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事が出来ます。また間接光のみの日陰でも育てられる事からシェードガーデン等でも育てられます。 | 原産:南アフリカ 名称:フリージア 分類:多年草 開花時期:3月~5月 花色:赤・桃・黄・橙・紫・白 葉色:緑 草丈:約50~100cm リンク:種類・育て方 特徴:フリージアは、花序の部分が横に倒れながら、上片側に花を付ける個性的な花姿と、果物を連想させるような花の香りが特徴の植物です。 球茎から剣形の細長い葉と、茎を伸ばして花を咲かせます。花の形は大きめの花被片が三個、小さめの花被片が三個集まり漏斗形を作ります。花は茎の上片側に集まるように咲くため個性的な外観を作り、花序全体が横へと傾く個性的な外観をしています。花は香りがよく、リナロール由来の果物ような甘い香りがあります。また切り花にされる事が多いため、部屋の中で香りが楽しまれる事も多いようです。 |
原産:ブラジル 名称:ブルンフェルシア 分類:多年草 開花時期:4月~7月 花色:青・白 葉色:緑 草丈:約20~180cm リンク:種類・育て方 特徴:ブルンフェルシアは、紫色から白色へと日毎に変化する花の色と、花から漂う心地よい香り、くねくねと伸びる個性的な樹形が特徴の植物です。 樹形はブッシュ状、枝は横に向かったり上に向かったりと成長が変化する傾向が強いため個性的な外観になる事が多いです。花の形は高杯形、花の色は紫色からラベンダー、ラベンダーから白色へと変化していくため、一株の中に様々な色の花が混在します。白色と紫色の二色の花色は、上品で高貴な印象を与えたり、神秘的で荘厳な印象を与えたりします。そのため、エレガントガーデンや、ファンタジーガーデン等におすすめの植物です。 | 原産:メキシコ・中央アメリカ 名称:プルメリア 分類:常緑低木・常緑小高木 開花時期:4月~10月(理想的な環境では周年) 花色:赤・桃・白・黄・橙 葉色:緑 草丈:約200~800cm リンク:種類・育て方 特徴:プルメリアは、開花期間が長く理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力があり、色鮮やかで明度の高いトロピカルな花色と、クチナシやバラ等を思わせる非常に強い香りが魅力的な植物です。樹形は低木または小高木で、上部で枝が扇状に広がる傾向にあります。花は直径約5~7.5cm、枝の頂部に房状に花が集まるため非常にボリュームの良い花姿を作ります。花の色は、明度が高めで色鮮やかなため、トロピカルな雰囲気を作ります。花の香りは強く、特に朝と夕に強い香りがあり数メートル先まで香りが漂います。そのため、香りの花としても楽しまれています。 |
原産:南アフリカ 名称:プロテア 分類:多年草 開花時期:6月~9月 花色:赤・桃・紫・白 葉色:緑 草丈:約60~120cm リンク:種類・育て方 特徴:プロテアは直径が10~30cmに達する巨大な花と、花瓶の中での花持ちの良さが特徴の植物です。樹形は不定形、茎は直立または匍匐した後に立ち上がる傾上茎です。花は苞と小花で構成されており、花は白色(クリーム色)の部分、鮮やかな桃色の部分は葉が変形した苞です。花の部分が苞になる植物は、切り花にしても日持ちがよくドライフラワーとして優秀な事がおおいです。プロテアも同様の性質があり、花瓶の中での日持ちが7~14日、ドライフラワーにした後にフラワーアレンジメントとしても使われます。そのため、花材としての人気が高い植物です。 | 名称:ベゴニア 分類:多年草 開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年) 花色:赤・桃・白 葉色:緑・黒 草丈:約15~30cm リンク:種類・育て方 特徴:ベゴニアは属の中に約1521種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、センパフローレンス種は屋外の花壇などで親しまれる事が多く、耐陰性が強く花が四季咲きするため日陰などで花を長く楽しみたい人などに好まれます。またレックスベゴニアは観葉植物として親しまれており、ユニークな葉の形と豊富な葉色から高い人気を誇ります。上記の他にも、ベゴニア属の中には球根ベゴニアやマクラータ種等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。 |
原産:メキシコ・南アメリカ・中央アメリカ 名称:ペトレア 分類:多年草 開花時期:5月~10月(理想的な環境では周年) 花色:紫・白 葉色:緑 草丈:約400~1200cm リンク:種類・育て方 特徴:ペトレアは、ツル性に成長する習慣と、上部から下部へと垂れ下がり咲くシャンデリアのような優雅な花姿、濃い紫色と薄い紫色の二色の花色で作るグラデーションが魅力的な植物です。樹形はツル性、柔軟な茎を植物や構造物等に巻き付けながら高さ400~1200cmまで成長します。ただし、一般的には下垂する花を鑑賞するためにフジ棚等の花が垂れ下がる姿を鑑賞しやすい誘引資材が使用されます。花は薄い紫色の萼片と濃い紫色の花の2種類で構成されています。そのため、花が穂状に並ぶとグラデーションのような美しい花色が楽しめます。また花穂は優雅に下垂しながら咲くため、シャンデリアのような美しい外観を作ります。そのため、上品なエレガントガーデンを作りたい時、幻想的な雰囲気があるファンタジーなテーマガーデンを作りたい時などにおすすめの植物です。 | 原産:北アメリカ 名称:ヘレニウム 分類:多年草 開花時期:8月~10月 花色:赤・桃・黄・橙 葉色:緑 草丈:約50~130cm リンク:種類・育て方 特徴:ヘレニウムは、花の中央が盛り上がり団子のようになる個性的な外観と、遠くからでも目立つ色鮮やかな花色が特徴的な植物です。 草姿は叢生、茎は直立して成長して最大130cmまで成長します。そのため、花壇の背景として使ったり、中央などで立体感や高さを出したい時に使えます。 花は中央の筒状花が球状に盛り上がり、外周の舌状花は水平またはやや下がります。そのため、バトミントンの羽根を思わせるような個性的な外観をしています。また花は切り花としても楽しめます。管理の仕方でも変わりますが、花瓶の中での日持ちは約5~7日です。 |
原産:カナリア諸島q 名称:マーガレット 分類:多年草 開花時期:11月~6月(3月~5月に最も多く開花する) 花色:赤・桃・黄・橙・白 葉色:緑 草丈:約20~80cm リンク:種類・育て方 特徴:マーガレットは恋占いで「好き」「嫌い」と、花弁を千切り恋の行方を占う際に利用される植物として知られています。そのため、「愛情」や「情熱」などの感情的な要素が重要になるロマンチックガーデンにおすすめの植物です。花は頭花、頭花は舌状花と筒状花で構成されており、ふつうシンプルな一重咲きですが、八重咲きする華やかな品種もあります。また花は茎の下部ほど花柄が長くなり、株の表面に花が集まる傾向が強いため、株を覆い尽くす美しい花姿が楽しめる所も魅力です。 | 原産:メキシコ 名称:マリーゴールド 分類:一年草 開花時期:4月~10月 花色:赤・桃・黄・紫・緑・白 葉色:緑 草丈:約15~50cm リンク:種類・育て方 特徴:マリーゴールドは開花期間が長いことからお庭を長く彩り、開放感のある鮮やかな花色がカジュアルで社交性のある雰囲気のお庭にしてくれる魅力的な植物です。 草姿はドーム状、茎は直立して、葉は一個の葉が羽状に分かれて細かい小葉が集まり広がります。そのため、ふんわりとした柔らかな外観を作ります。花はキク科でよく見られる頭花、頭花は一般的に舌状花と筒状花で構成されますが、舌状花のみで構成される八重咲き品種もあります。花の色は、明度が高めの明るくポップな花色から、明度がやや低くスパイシーな雰囲気のある濃い花色まで様々です。お庭の雰囲気に合わせて花色を選ぶとよいかもしれません。 |
原産:メキシコ 名称:ムラサキツユクサ(シマムラサキツユクサ) 分類:多年草 開花時期:周年(散発的) 花色:紫・白 葉色:緑・紫・灰・白 草丈:約15~20cm リンク:種類・育て方 特徴:ムラサキツユクサは、属の中に約75種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、ムラサキゴテンは上から下まで全てが紫色をしており肉質の茎は立ったり匍匐したりで個性的な外観をつくります。またムラサキオモトは葉が放射状に広がり行儀よく成長する習慣があり、葉の表面の緑色と裏面の紫色で色が違うツーカラーの葉色をしています。上記のようにムラサキツユクサ属には様々な種がありますが、エレガントガーデンでおすすめしたいのはシマムラサキツユクサです。何故なら、シマムラサキツユクサは鉢植えに植えた時に、優雅に下垂する草姿を作り、また葉の色は銀のラメがかかったかのような紫色をしているからです。 | 原産:北アメリカ 名称:モナルダ 分類:多年草 開花時期:6月~9月 花色:赤・桃・紫・白 葉色:緑 草丈:約60~120cm リンク:種類・育て方 特徴:モナルダは、松明にも例えられる個性的な外観の花姿と、アールグレイにも例えられる柑橘類の香り、群生するように広がる草姿が特徴の植物です。 草姿は直立、茎は地面から何本も伸びて群生します。そのため、花壇の中で立体感を出したり、背景を作るのにおすすめです。花はシソ科でよく見られる唇形花、唇形花が頂部に集まり斜上または水平に広がり付くため、松明の炎が燃え盛っているような外観をつくります。 モナルダは花や葉に、柑橘類のアールグレイを思わせる香りがあります。そのため、ハーブティーとして楽しまれる事もあるようです。ただし、微量の青酸カリを含有するとの情報もあるため、多量の摂取は避けた方が良いでしょう。 |
原産:中央・南アメリカ 名称:モンステラ 分類:多年草 開花時期:夏頃(稀に咲く) 花色:黄・白 葉色:緑・黄・白 草丈:約200~2000cm リンク:種類・育て方 特徴:モンステラは、葉が非常に大きく存在感があり、また所々に穴が空く個性的な葉の形をしている所が特徴の植物です。 草姿はつる性、茎は気根を樹木などに付着させて登る事が出来ます。そのため、園芸では気根の付着しやすいヘゴ支柱やココスティック(トーテムポール)等に誘引して育てられる事もあります。 葉は非常に大きく長さ90cmに達する事もあり、葉の縁部分に強い切れ込みが入ったり、穴が空いたりする個性的な形状をしています。そのため、観葉植物として育てられる事が多い植物です。 | 名称:ユーコミス(パイナップルリリー) 分類:多年草 開花時期:6月~8月 花色:赤・桃・黄・紫・緑・黒・白 葉色:緑・紫・赤・黒 草丈:約 用途:カラーリーフ/切り花/球根植物/ロックガーデン 特徴:ユーコミス(パイナップルリリー)の特徴は、花の形が果物のパイナップルのように見えるためトロピカルな雰囲気をつくる所、花茎は太く大きな花が密につくためボリュームのよい花姿をつくる所、鱗茎が地面下にあり葉をロゼット状に展開する所、葉はとても大きくて葉挿しから簡単に増やせる所などにあります。ユーコミスは南国の果物のパイナップルを思わせるような花を咲かせるため、トロピカルガーデンなどによくあいます。また花は収穫後の日持ちがとても長いため、切り花としても楽しまれます。 |
名称:ユーフォルビア 分類:落葉小高木 開花時期:4月~6月 花色:赤・桃・黄・青・紫・白 葉色:緑・黄・白 草丈:約300~600cm リンク:種類・育て方 特徴: | 原産:北アメリカ 名称:ラティビダ 分類:多年草 開花時期:7月~9月 花色:赤・黄・橙・茶 葉色:緑 草丈:約30~90cm リンク:種類・育て方 特徴:ラティビダは別名では「メキシカンハット」とも呼ばれており、花の中心の筒状花が突き出る個性的な外観の花姿が特徴の植物です。草姿は直立、地面から何本も茎が伸びて群生するような外観をつくります。花はキク科でよく見られる頭花、頭花は下へと垂れ下がる舌状花と、円柱状の筒状花で構成されているため、メキシカンハットを思わせるような個性的な外観をしています。また花の色は明度がやや低く、色が濃いため唐辛子やカラシを思わせるようなスパイシーな色合いをしています。そのため、インドやメキシコ等を思わせるような異国情緒溢れるエスニックなお庭におすすめの植物です。 |
エスニックガーデンにおすすめの装飾品等
エスニックガーデンは異国情緒を感じさせるお庭です。異国情緒を感じさせる上で、その国の文化や伝統を感じさせる装飾品は非常に重要になります。庭に異国の装飾品を取り入れて、お庭全体の統一感を出すことで、訪れる人が異国へ遊びにきたような雰囲気を感じる事が出来ます。
中国
インド
ガネーシャ像 | ||
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アフリカ
トーテムポール | アフリカンマスク | ||
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| |
メキシコ
ハンモック | タラベラタイル | ||
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お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?【PR】
お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
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費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。 ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があります。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 費用は施行内容にもよりますが、外交・エクステリアパートナーズのアンケートでは100万円未満で抑える人が最も多く、殆どの人の施行費用が250万未満になるようです。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に庭作りを行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあります。 そのため、後々に壊れたり、水捌け対策が悪くて水がたまる等の失敗するリスクが高まる傾向にあります。 | 知識・技術:プロの施工業者は専門知識を持っており、また毎日作業に従事して腕を磨いています。 そのため、安全に使いやすくする方法、時間が経っても不具合を出さない方法、品質が高いものを作る方法などを理解しています。 従って、人の目に沢山触れたり、何度も利用するような場所では、プロの施行業者に庭作りをお任せするのがおすすめです。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、高い所に登ったり、危険な工具が必要な作業がある場合はプロの施行業者に任せましょう。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高い物が出来るため、安全性・耐久性等にも期待出来ます。そのため、子供が乗って使用するような物や、台風などで飛ばされる心配がある物などは施工業者に任せた方がよいでしょう。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。そのため、安心して任せられます。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 そのため、庭を一から作ったり、庭が広かったり、作業工程が多いと、庭がいつ迄も完成しない事があります。そのため、お庭を楽しむ事がないまま時間が過ぎていったり、外からの見た目も悪いままという事態になる事があります。 従って、お庭を素早く楽しむ為にも、大まかな部分は専門業者に任せてしまい、花壇やちょっとした小道などの、細かい部分でDIYを行うと良いでしょう。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。 短期間でお庭を完成させたい場合はプロの施行業者に任せてしまいましょう。 |
DIYの強み!!
DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面
専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマル(整形式)で洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えたり、管理がされてない印象を与えてしまったりします。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、自信がない場合は施行業者に頼んでみましょう。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 何故なら直接、外構業者に頼むと、比較するものがないため、業者が出す条件にそのまま乗ってしまい料金が高くなりやすいからです。
- 見積もりサイトの相談は簡単です。予算がどれくらいあり、庭をどのようにしたいのかを相談して、ある程度の値段などを聞いてみましょう。
- 見積もりサイトは地域にある専門業者を多数知っているため、相談内容に合わせて、その筋の専門業者を紹介してくれます。
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 2社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 見積もりサイトから紹介して貰う専門業者は2社~4社が良いでしょう。何故なら、1社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 現地調査では図面が必要になるため準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
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