- 原産:日本
- 科:アジサイ(Hydrangeaceae)
- 属:アジサイ/ハイドランジア(Hydrangea)
- 種:アジサイ(macrophylla)
- 別名:ホンオジサイ/ガクアジサイ/八仙花/ビックリーフ・ハイドランジア(bigleaf hydrangea)/フレンチ・ハイドランジア(French hydrangea)/レースキャップ・ハイドランジア(lacecap hydrangea)/モップヘッド(mophead)/ハイドランジア(hydrangea)
- 品種:月神
- 開花時期:5月~8月
- 花の色:青色●紫色●桃色●白色〇
- 葉の色:緑色●
- 分類:落葉低木
- 草丈:約50~150cm
- 誕生花:6月3日/6月4日/6月29日
- 花言葉:冷淡/無情/高慢/移り気/辛抱強さ
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/日陰植物/切り花
- 購入方法:アジサイ(月神)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アジサイ(月神)とは!?
アジサイ(月神)は、花の形がガクアジサイ型でレースの編み物を想像させるような花姿をしています。花を構成する装飾花は、八重咲きで花房の外周を囲うように並びます。装飾花の色はPHに影響されるためPHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。また萼片のふち部分に細い白色の覆輪が入る所も特徴です。
アジサイとは!?
アジサイは学名Hydrangea macrophylla、別名では「ホンオジサイ」や「ガクアジサイ」とも呼ばれる日本原産の落葉低木です。アジサイ(ガクアジサイ)は日本の足摺岬、硫黄半島、硫黄諸島、伊豆半島、伊豆諸島、房総半島、三浦半島に分布しており、海岸沿いの山地に自生しています。一方、アジサイ(ホンアジサイ)はガクアジサイが改良された園芸品種です。
アジサイの語源(由来)
- 属名のHydrangeaは、古代ギリシア語で「水」を意味する「ὕδωρ(húdōr)」と、「容器」を意味する「ἀγγεῖον(angeîon)」の2語からきており、水を入れるカップの様な形状をした果実の形に由来すると言われています。
- 種小名のマクロフィラ(macrophylla)は古代ギリシア語で「大きい」を意味する「μακρός (makrós)」と、古代ギリシア語で「葉」を意味する「φύλλον(phúllon)」の2語からきており、大きな葉に由来します。
- アジサイは、元々「アヅサイ」と呼ばれていましたが、転訛して現在のあじさい(紫陽花)になったといわれています。
- アヅサイは、小さなものが集まる様子を意味する「あづ」と、紫色の花をあらわしている「さあい(真藍)」の2語からきており、あじさいの花姿と紫色の花色に由来しています。
- ガクアジサイの由来は装飾花が花の外周を額縁のように飾ることからきています。
アジサイの特徴(魅力)
- アジサイは環境に合わせて変化する花色や、直径25cmにも達する巨大な花が魅力で、開花期になると遠くからでも目立つ美しい景観を作ります。
- また自然樹形のまま丸みを帯びた綺麗な樹形をつくるため生垣としても重宝されており、公園や道路緑化など様々な場所に植栽されています。
- アジサイの花(小花)には装飾花と両性花の2種類があり、2種類の小花の構成によって、花はふつうガクアジサイ型・テマリ型の2タイプに分けられます。
- 装飾花は花弁(萼片)が大きく発達した小花で非常に目立ち、ふつう訪花動物を誘引する働きをもっています。アジサイの装飾花は普通直径が約2.5cmあり稀に6cmになるものもあります。雄蕊・雌蕊が不完全なため果実をつくる事はありません。
- アジサイの装飾花はふつう萼片が3~5個ですが、八重咲きする品種もあります。また萼片の形によって丸弁(弁が丸い)や剣弁(弁の先が尖る)や長弁(弁が長い)などに分類されることもあります。
- 両性花は雄蕊と雌蕊の両方をもった小花です。アジサイの両性花は非常に小さく装飾花と比べる目立ちませんが、品種によっては色合いが美しく装飾的な見た目をしています。
- ガクアジサイ型とは中央に多数の両性花があり、外周を装飾花が彩り、平面状(平型)に花が咲くアジサイです。花序の大きさは直径約12~18cm、テマリ型と比べると気品を感じさせる花姿をしています。
- テマリ型とは装飾花のみ、もしくは殆どが装飾花で構成されており、半球状に花が咲くアジサイです。花序の大きさは直径約20~25cm、ガクアジサイ型と比べると非常に豪華な雰囲気をつくります。
- 半テマリ型とはガクアジサイのような構成で、中央の両性花の中に装飾花が混じる花型です。該当する品種にはダンスパーティーなどがあります。
- 装飾花は花弁(萼片)が大きく発達した小花で非常に目立ち、ふつう訪花動物を誘引する働きをもっています。アジサイの装飾花は普通直径が約2.5cmあり稀に6cmになるものもあります。雄蕊・雌蕊が不完全なため果実をつくる事はありません。
- アジサイの花は土壌のPHが変化する事で花色が変化します。
- PHが高い酸性土壌では土壌にアルミニウムが溶出するため、アルミニウムイオンと花の色素(アントシアニン)が結合して、桃色から青色へと花色が変化します。
- 樹形は株立ち状で、地際から多数の茎を伸ばします。
- 茎は直立する傾向が強く、殆ど枝分かれしないため、雑多な印象を与える事は少ないです。
- アジサイの葉は長さ約10~18cmと非常に大きく、他の近縁のアジサイと比べても大きいため、英名ではビックリーフ・ハイドランジア(bigleaf hydrangea)と呼ばれており、また種小名のmacro(大きい) + phylla(葉)の由来にもなります。
- アジサイの花は収穫して切り花やドライフラワーなど、フラワーアレンジメントの素材として利用されます。
- 花は非常に大きく豪華なため、切り花を部屋に飾ることで華やかな印象を与えます。
- ドライフラワーとしては乾燥後も萼片が落ちにくくふんわりとしたボリュームある外観を保つため、フラワーアレンジメント等に利用されます。
- アジサイの生垣は一般的に自然な樹形を活かしたインフォーマルな形で利用します。
- アジサイの生垣は他の生垣と比べて花を楽しめる所が魅力です。
- 葉は落葉性のため、冬になるとややオープンな構造になり目隠し効果が薄れるかもしれません。
- 自然樹形で楽しむ生垣ですが、茎は殆ど枝分かれせず、あまり奔放に伸びないため管理しやすい所も魅力です。
- アジサイの生垣の植え付け間隔は約100~200cm、アジサイの品種の成熟した時の大きさによって変わってきます。
- 成熟時のアジサイの幅が200cmなら植え付け間隔は200cm前後です。
- アジサイは基本的に丈夫で育てやすい植物です。
- ただし強い日差しによって葉焼け(葉の先端や縁部分等が褐色に変色して萎れや落葉を招く症状)を引き起こしたり、乾燥によって萎れるなど弱る事もあるため植え付け場所には注意が必要です。
アジサイの樹高は約100(~200)cm、樹形は株立ち状(地際付近から幹・枝が立ち上がる茂る樹形)で丸みを帯びます。茎は殆ど枝分かれする事なく直立もしく斜上して、茎の色は緑色で赤みを帯びるか斑点があり、成熟すると木質化して泡褐色になります。
葉序は対生葉序、葉色は緑色、葉身の大きさは長さ約10(~18)cm、幅約5(~10)cm、葉身の形は卵形もしくは楕円形、縁部分に鋸歯があります。
花序は散房花序、散房花序は大きさが5(~25)cm、形は半球状もしくは平面状(平型)に咲きます。散房花序は小花の構成により3パターンの咲き方があります。ガクアジサイ型は外周の装飾花と中央の両性花で構成されます。テマリ型は装飾花のみもしくは殆ど装飾花で構成されています。半テマリ型は外周が装飾花で中央の両性花の中に装飾花が混じります。
小花は装飾花と両性花があり、装飾花は直径約2.5(~6)cm、萼片が3(~5)個、萼片の色は赤色・桃色・青色・紫色・緑色・白色があり、雄蕊・雌蕊が不完全なため不稔性です。両性花は花弁が5個、雄蕊が10個、雌蕊が3個あります。果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)、蒴果は球形です。
アジサイの花色が変わる理由と花色変化の楽しみ方
アジサイは土壌のPHが変わる事で花色が変化する事で知られています。PHが高いアルカリ性の土壌では花色は桃色のままですが、PHが低い酸性土壌では花色が青色になります。何故ならPHの低い酸性土壌では、土壌中にあるアルミニウムが溶出してアジサイに吸収され、花の色素(アントシアニン)にアルミニウムイオンが結合して桃色から青色へと変わるからです。
逆に考えると、土壌中にアルミニウムがないと幾らPHが下がり酸性土壌になっても花色が変化する事がありません。またPHが高いアルカリ性の土壌でも、アルミニウムイオンを与えられるとアジサイは花色が桃色から青色へと変化します。
アジサイを好みの花色にする方法
桃色(~赤色)のアジサイ
桃色(~赤色)のアジサイを咲かせるには、アジサイにアルミニウムを吸収させない事が大切です。そのため、アルミニウムを含まない用土を使ったり、土壌を酸性に傾けない等の対策を行います。
- 火山灰土の赤玉土や鹿沼土などはアルミニウムを多く含有するため、かわりにパーライトなどを利用すると良いでしょう。
- 酸性土壌になるとアルミニウムが溶出しやすくなるため、土壌のPHを中性からややアルカリ性PH6.5~7.5に変えるとアルミニウムが溶出せず花色が桃色に保たれます。
- 土壌のPHを診断してPHをあげましょう。土壌の土質(砂質~粘土質)でも変わりますが、一般的な土壌では1㎡あたり苦土石灰100gを入れる事でpH 0.5ほど上がります。
- 赤アジサイ専用の培養土や肥料があるため、これを利用するのも良いでしょう。
桃色(~赤色)のアジサイ
青色(~紫色)のアジサイを咲かせるには、アジサイにアルミニウムを吸収させる事が大切です。そのため、アルミニウムを含む用土を使ったり、土壌を酸性に傾ける対策を行います。
- 火山灰土の赤玉土や鹿沼土などはアルミニウムを多く含有しており、酸性に傾けるとアルミニウムが多く溶出するため、赤玉土とピートモス等で培養土をつくると青色の花が咲きやすいです。
- 地植えで育てる場合も無調整のピートモスを入れる事で酸性土壌に傾ける事が出来ます。
- アルミニウムは水をしっかり与える事で溶出しやすいため、しっかり水やりを行うと良いでしょう。
- 青アジサイ専用の培養土や肥料があるため、これを利用するのも良いでしょう。
アジサイの切り花の楽しみ方
- 切り花の収穫は朝の涼しい時間帯もしくは夕方におこないましょう。
- 収穫のタイミングは花が完全に開いた所で行います。
- 茎に付いた葉は水揚げを悪くするため必要な分を除いて全て取り外しましょう。
- 水揚げは水切りもしくは燃焼を行い、深水してしっかり水揚げを行います。
- 水切りした場合は茎の中の綿も取り除き、茎の外側の表皮も少し削ぎ落として吸水部分を増やしましょう。
- アジサイは水揚げが悪いことで知られています。水切りして切り戻しても上手く水揚げしない事もあるため、出来るだけ水揚げしやすいようにしておく事も大切です。
- 水切りした場合は茎の中の綿も取り除き、茎の外側の表皮も少し削ぎ落として吸水部分を増やしましょう。
- 花瓶に水と延命剤を入れて花を生けましょう。
- 延命剤の効果は高く日持ちが著しく長くなる傾向にあります。
- 管理は必要に応じて数日ごとに水切りもしくは燃焼を行い、水換えも同時に行いましょう。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが約7~10日です。
水切り法
水切り法とは、切り花の切り口を水の中に付けた状態で切り戻しを行い、切り口の更新を行う水揚げ方法です。
水切りは、特定の植物または特定の条件を除いた、殆どの植物に行われている、最も一般的な水揚げ方法になります。
水切りは、水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。また水切りを行うことで「微生物」「空気」「その他」が原因で詰まっている茎を取り除くため、切り口からの水揚げ正常に戻ります。
水切りの方法
切り花の切り口を水の中に浸けます。水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
切り口部分を斜めにすることで、吸水部分が広がり、水揚げの効果が高まります。
燃焼法
燃焼法とは、切り花の切り口の先端を火で炙り炭化させた後に、冷水に漬けて、吸水を改善する水揚げ方法です。※水切りなどをしても、水揚げが上手くいかない場合等に行われます。
燃焼は、導管内にある空気を熱で膨張させて外に押し出す効果があり、また熱のショックで一気に吸水する効果があります。また火で熱するため、切り口部分の雑菌が死滅して、微生物の影響が抑えられます。
燃焼は湯揚げと原理が似ていますが、燃焼な向いているのは、茎が硬く水揚げが悪い花材等に向きます。水分を多く含んでいて柔らかい茎の花材には向きません。
燃焼の方法
- 切り花の花や葉が熱気で弱らないように、濡れた新聞紙で切り花を覆います。ただし、切り口の部分は火につけるため、茎の下部は濡れた新聞紙から出しておきましょう。
- 切り口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
- 切り口の先端(約1~3cm)を火で炙り、炭化するまで待ちます。
- 切り口が炭化したら、火から離して、冷水の中に2時間程度浸けて水揚げします。
- 水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い花瓶に生けて楽しみます。
深水法
深水法とは、深い水の中に切り花を漬けて水揚げする方法です。※水切りなどをしても、水揚げが上手くいかない場合等に行われます。
深水は、深い水の中に切り花をつけるため、水圧が高まり、水上がりがとてもよくなります。また茎や葉からも水分を吸水するため、萎れが素早く改善します。
深水は水の吸い上げが弱い花材(バラ・ダリア・ラナンキュラス等)でよく行われます。また茎や葉が繊細な植物で深水をすると傷むため、基本的に茎葉が丈夫な花材で行います。
深水のやり方
- バケツの中に切り花が半分程度浸かる程度の水をいれておきます。
- 切り花を新聞紙で包みながら、花や葉が潰れない程度で、しっかり立つように固定して、茎の下部数cmを新聞紙から出しておきます。
- 切り花の切り口を水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
- バケツの中に切り花が半分以上浸かる様にして入れておき、水揚げのため一から数時間程度放置します。
- 水揚げが終わったら花瓶の中に生けて楽しみます。
アジサイのドライフラワーの楽しみ方
- アジサイのドライフラワーの収穫時期は梅雨明けの7月頃以降がいいでしょう。
- 開花したばかりの色鮮やかな花よりも少し時間が経ち色褪せてきた花の方が上手くいきます。
- 茎を好みの長さで剪定ハサミで切って収穫して下葉を取り除きましょう。
- アジサイは、ドライ・イン・ウォーター法もしくはハンギング法でドライフラワーが作れます。
- ドライ・イン・ウォーター法は花瓶に少し水を入れて、収穫したアジサイをさしておき徐々に乾燥させる方法です。
- ハンギング法は花を逆さに吊るして乾燥させる方法です。
ハンギング法
ハンギング法とは、植物を壁や天井等から吊り下げて自然乾燥でドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法は最も一般的に利用されるドライフラワーを作る手順で、用意する物も花材以外には殆ど要らず手軽に作れる所が魅力です。手順は花の茎の下部を固定する物(麻紐・洗濯バサミ等)で抑えて、逆さにし壁や天井から吊り下げます。管理する場所は基本的に直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所です。乾燥させる時間は2~4週間程度で、自然乾燥させます。
アジサイの園芸品種の紹介
四季咲きアジサイの品種
楽天で購入 エンドレスサマー(Hydrangea macrophylla ‘endless summer’)は、1983年のミネソタ州セントポールの庭で発見された新しいタイプのアジサイです。エンドレスサマーの特徴は、花を咲かせるために寒さを必要とせず、新しい枝にも花を咲かせる事が出来る性質(新旧両枝咲き)にあります。新旧両枝咲きのため、前年の枝にはもちろん、今年成長した新しい茎からも花を咲かせる事が可能になり、花がら摘みを行いながら管理すると花芽がつく限り初夏から秋にかけて長く花が咲き続けます。花はテマリ型、花の大きさは直径約7.5~15cm、花の色は咲き初めはクリーム色をしており、咲き進むに連れて一般的なアジサイと同様に酸性なら青色、中性・アルカリ性なら桃色となります。樹形は株立ち状、高さは約100(~150)cm、幅は約100(~150)cmまで成長します。 | 千草園芸 ・楽天で購入 サマークラッシュ(Hydrangea macrophylla ‘summer crush’)は、新旧両枝咲きする有名なエンドレスサマーと同様に、花が新枝からも咲く性質があります。そのため晩春から秋にかけて花芽がつく限り再開花して長く花が楽しめる魅力的な園芸品種です。サマークラッシュの花はテマリ型、花の大きさは直径約15cm、花の色は殆ど赤色(濃い桃色)で、PHが十分に酸性だとネオンパープルに変わります。樹形は株立ち状、高さは約100cm、幅は約100cmまで成長します。 |
楽天で購入 ブラッシングブライド(Hydrangea macrophylla ‘Blushing Bride’)は、新旧両枝咲きする有名なエンドレスサマー同様に花が新枝からも咲く性質があり、晩春から秋にかけて花芽がつく限り再開花して長く花が楽しめる園芸品種です。花はテマリ型、花の大きさは直径約14~22cm、花の色は殆ど白色で、PHが酸性だと青みを帯びる白色(水色)、PHがアルカリ性だと赤みを帯びる白色(薄桃色)になります。樹形は株立ち状、高さは約100(~150)cm、幅は約100(~150)cmまで成長します。 | 千草園芸・楽天で購入 マジカルチョコレートは、マジカルシリーズから出た新しいタイプの品種です。マジカルチョコレートは、新旧両枝咲きの性質を持っているため、脇芽にも花芽が付き、長く花を楽しめます。また装飾花は乳液をつけたような白っぽい色合いをしており、チョコレートを想像させるような赤色・濃い赤色・褐色の色合いをしており、成熟するにつれて花の色は濃くなる所が特徴です。また茎は直立して行儀よく成長する傾向がつよく、茎が丈夫なため花の重みで倒伏しにくい所も魅力です。樹形は株立ち状、株は高さ約50~100cmに成長します。 |
花みどりマーケット・楽天で購入 レッツダンス・ブルージャングル(hydrangea macrophylla ‘let’s danceblue jangles’)は、四季咲き性の性質があり、普通のアジサイよりも長く花が楽しめるレッツダンス・シリーズの中の一品種です。新旧両枝咲きの性質があるため、花がら摘みをした後に延びて来る脇芽にも花芽がつき、秋まで花を咲かせ続ける事が出来ます。ブルージャングルは、成熟しても高さが40~60cmにしかならずコンパクトに成長する習慣があります。そのため、小さな庭の花壇や、鉢植えの中などでも育てやすいです。花はテマリ型、形は半球状になり、花の色はPHに影響を受けて酸性土壌では青色、アルカリ性土壌では桃色、中間では紫色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約40(~60)cm、幅は約50(~90)cmに成長します。 | 花みどりマーケット ・楽天で購入 レッツダンス・ディーバ(hydrangea macrophylla ‘let’s dance diva’)は、四季咲き性の性質があり、普通のアジサイよりも長く花が楽しめるレッツダンス・シリーズの中の一品種です。新旧両枝咲きの性質があるため、花がら摘みをした後に延びて来る脇芽にも花芽がつき、秋まで花を咲かせ続ける事が出来ます。ディーバは、レースの編み物を想像させるようなガクアジサイ型の繊細な花姿をしていますが、花を彩る装飾花は大きな物では手の平サイズになる事もあります。そのため存在感の強い花姿を楽しめる品種です。花はガクアジサイ型、形は平面状になり、花の色はPHに影響を受けて酸性土壌では青色、アルカリ性土壌では桃色、中間では紫色になります。装飾花と両性花では両性花の方が色が濃くなるためグラデーションとなります。樹形は株立ち状、株は高さ約60(~90)cm、幅約60(~90)cmに成長します。 |
花みどりマーケット 楽天市場店 ・楽天で購入 レッツダンス・ビックイージー(hydrangea macrophylla ‘let’s dance big easy’)は、四季咲き性の性質があり、普通のアジサイよりも長く花が楽しめるレッツダンス・シリーズの中の一品種です。新旧両枝咲きの性質があるため、花がら摘みをした後に延びて来る脇芽にも花芽がつき、秋まで花を咲かせ続ける事が出来ます。ビックイージーは、その名前が示す通り特大の花を咲かせる所が特徴です。花はテマリ型、形は半球状になり、花の色は桃色が優勢ですが、PHに影響を受けて酸性土壌ではラベンダーブルーになります。樹形は株立ち状、高さ約60(~90)cm、幅約60(~90)cmに成長します。 | 花みどりマーケット 楽天市場店 ・楽天で購入 レッツダンス・リズミックブルー(hydrangea macrophylla ‘let’s dance rhythmic blue’)は、四季咲き性の性質があり、普通のアジサイよりも長く花が楽しめるレッツダンス・シリーズの中の一品種です。新旧両枝咲きの性質があるため、花がら摘みをした後に延びて来る脇芽にも花芽がつき、秋まで花を咲かせ続ける事が出来ます。リズミックブルーは、優れた耐寒性があり、Hardiness zone 5まで育てる事が可能です。花はテマリ型、形は半球状になり、花の色はPHに影響を受けて酸性土壌では青色、アルカリ性土壌では桃色、中間では紫色になります。樹形は株立ち状、高さ約90(~120)cm、幅約90(~120)cmに成長します。 |
楽天で購入 霧島の恵は、四季咲き性のあるアジサイです。新旧両枝咲きの性質があるため、花をカットした後に伸びてくる脇芽にも花芽が付き、数ヶ月後には花が咲きます。そのため、アジサイを何度も楽しみたい人におすすめの品種です。花の形はテマリ型、花の色は咲き初めはクリーム色、咲き進むとPHに影響をうけるため、PHが酸性だと青色(水色)、PHがアルカリ性だと桃色、PHが中間に近いと紫色になります。樹形は株立ち状、株は高さは約80(~100)cmまで成長します。 | 楽天で購入 八丈千鳥は、八丈島が原産の四季咲きアジサイです。四季咲きアジサイのため、環境が合えば季節を問わず花を咲かせ続けます。そのため、アジサイの花を長く楽しみたい人におすすめの品種です。花はガクアジサイ型、花の大きさに比較して装飾花は少ないため豪華さは感じられませんが、光を通すレースの様な上品な雰囲気をつくります。装飾花は八重咲き、萼片は細長く伸びるためシャープで洗練された雰囲気をつくり、また白色の花色が明るく清潔感を感じさせます。そのため、エレガントな雰囲気を演出する事が可能です。 |
花色が変わるアジサイの品種
e-フラワー・楽天で購入 グリーンリップスは、一般的なアジサイよりも草丈が低く高さが50cm程度にしかなりません。そのため、鉢植えで育てやすいです。また、花の色が緑色から桃色へと変化していく所と、色鉛筆で描いた絵画のような色合いの花色が特徴の品種です。花の形はテマリ型、装飾花は一重咲き、装飾花の色は緑色と桃色、咲き初めは緑色で徐々に桃色へと変化します。緑色と桃色は、色相環の中で補色または反対色の関係にあるため、遠くからでも視線を引きつける力強さがあり、カラフルな印象を与えます。そのため、カラフルなカラーガーデンなどにおすすめです。 | アリスガーデン・楽天で購入 レモンキスは、花の色が咲き進むにつれてライムグリーンから薄い桃色(薄い青色)へと変化していき、完全に花が開くとライムグリーンの色が戻ってきて複色の花色となります。また、装飾花が球状に密に集まるため、ボール状の可愛らしい花姿も見られる魅力的な園芸品種です。花の形はテマリ型、テマリ型は球状の形になります。装飾花は一重咲き、装飾花の色は黄緑色・桃色(青色)があり、PHが酸性だと青色、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~100cmです。 |
楽天で購入 マジカルアメジスト(hydrangea macrophylla ‘magical amethyst’)は、宝石のアメジストに因んで名付けられた品種です。花の色が、咲き進むにつれて変化していく所が特徴で、咲き始めは緑色、咲き進むにつれて中心部から桃色(青色・紫色)に変わり緑色を含めた二色の花色となり、最後に緑色の秋色へともどります。樹形は株立ち状、高さ約60(~120)cm、幅約60(~120)に成長します。 | 大神ファーム・楽天で購入 ピンクマーブルソーダ(Hydrangea macrophylla ‘miss saori’)は、花の色が咲き進むにつれてクリーム色から桃色へと徐々に変わるため、1つの花序の中でクリーム色・桃色・濃い桃色の3色の花が入り交じります。そのため、花全体で柔らかな印象を与えるグラデーションをつくり、ロマンチックな雰囲気を作り出す事が出来ます。樹形は株立ち状高さ約50~100cmに成長します。 |
楽天で購入 マジカル・レボリューションは、高さが最大80cmとコンパクトに成長する習慣があるため、バルコニーや鉢植えの中などで育てやすいです。花房の中には沢山の装飾花が密につくため、ボリュームのある花姿をつくり、また他のマジカルシリーズと同様に咲き進むにつれて花の色が変化します。花の色は、桃色または青色(紫色)から始まり、咲き進むにつれて緑色の縁どりが入り、最後に濃い赤紫色へと変化して秋色アジサイになります。 | 植物販売のITANSE楽天市場店 ・楽天で購入 マジカルクリムゾン(hydrangea macrophylla ‘magical crimson’)は、ネオンライトの様に目を強く引く発色のよさと、魔法のように緑色から桃色(紫色)、桃色から濃い赤色へと変化していく花色が魅力の園芸品種です。花はテマリ型、装飾花の色は緑色から桃色、桃色から濃い赤色へと変化していきます。樹形は株立ち状、高さ約100cm、幅約100cmまで成長します。 |
千草園芸 ・楽天で購入 マジカルレボリューションブルー(hydrangea macrophylla ‘magical revolution blue’)は、原色の花色から秋に向かうにつれてアンティーク調の赤紫色に変化していく花色が特徴の園芸品種です。花はテマリ型、花の色は原色(青色・桃色)から始まり、次第に緑色とふち部分が紫色の二色に変化して、最後に赤紫色へと変わります。樹形は株立ち状、高さ約80(~100)cm、幅約80(~100)cmまで成長します。 | 楽天で購入 マジカルコーラルは、宝石や珊瑚などにちなみに品種名がついており、刻刻と変化していく花の色が魅力です。花の形はテマリ型、装飾花は一重咲き、花の色は緑色・桃色・青色(紫色)・赤色があり、咲き初めは緑色、咲き進むと緑色と桃色(青色・紫色)の複色、更に咲き進むと桃色(青色・紫色)のの単色、最後に濃い緑色に変化して秋色アジサイになります。樹形は株立ち状、株は高さ最大100cmまで成長します。 |
楽天で購入 ヴィブラントヴェルデは、タイムラプスで観察して見たくなるような、咲き進みによって変化していく花色が特徴です。花の色は緑色から始まり、咲き進むにつれて花の中心部が桃色になり、中心部から全体へと桃色が広がり、桃色の萼片のふち部分に赤色の班が入ると、最後に萼片全体が濃い赤色へと変化します。ヴィブラントヴェルデは、また他のレンブラント・シリーズと同様に、丈夫な茎を持っているため花の重みで茎が倒伏しにくく、長持ちする花を持つため一個一個の花房を長く鑑賞出来ます。 | 千草園芸・楽天で購入 シルクサファイアは、茎の枝分かれがとてもよくコンパクトで盛り上がる樹形をつくる傾向にあり、株を覆うように沢山の花を咲かせます。花の色は、咲き初めはクリーム色をしており、花がしっかり開くにつれて薄いブルーまたは白色になり、最後は夏色の濃い緑色へと色変わりしていきます。薄い青色は鎮静効果があり、昂る気持ちを抑え、精神を安定させる働きがあります。そのため、心や体を回復させるヒーリングガーデンにおすすめの品種です。花はテマリ型、装飾花の色は薄い青色から紫色、成熟すると濃い緑色、樹形は株立ち状、高さ約50~150cmに成長します。 |
楽天で購入 ミルフィオリは、花房の中に空間があり、また八重咲きする装飾花が緻密な印象を与えるため、ふわふわとした綿菓子のような柔らかな見た目をしています。また花の色はパステル調の柔らかな色調をしており、花が咲き進むにつれてライムグリーンからクリーム色、クリーム色からパステルピンク(パステルブルー)へと変化していきます。優しい印象を与える花色は、ふんわりした外観の花房との相性がとてもよいため、メルヘンチックガーデンやロマンチックガーデンなどによく合うでしょう。花の形はテマリ型、テマリ型の形は半球状、装飾花は八重咲き、装飾花の色はライムグリーン・クリーム色・パステルピンク(パステルブルー)で、成熟するにつれて色が変化します。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 楽天で購入 グリーンラテは、花の色が咲き進むにつれて緑色から白色、白色から緑色へと変化していくため、抹茶の中にミルクを混ぜて抹茶ラテを作っているかのような雰囲気をつくる園芸品種です。花の形はテマリ型をしているため、沢山の装飾花が球状に集まり、豪華でありながら丸く可愛らしい雰囲気をつくります。装飾花は一重咲き、装飾花の色は咲き進むにつれて緑色・白色・緑色へと変化します。樹形は株立ち状、株は高さ約50cmです。 |
千草園芸・楽天で購入 シュロスバッカーバルトは、花が咲き進むに連れて変化していく花色が特徴です。花の色はネオンサインのような色鮮やかさがあり、ひとつの花序の中に赤色・桃色・紫色・青色・緑色が入り交じりカラフルな色合いとなります。全体的に明度が低く、紫色と赤紫色が怪しい雰囲気をつくるため、魔女のお庭等の魔法を感じさせるテーマガーデン等にピッタリな品種になります。花の形はテマリ型をしているため、沢山の装飾花が球状に集まり、豪華でありながら丸く可愛らしい雰囲気をつくります。装飾花は一重咲き、装飾花の形は卵形、装飾花の色は赤色・桃色・紫色・青色・緑色があります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 楽天で購入 アジサイ(コットンキャンディー)は、茎の枝分かれがとてもよくコンパクトで盛り上がる樹形をつくる傾向にあり、株を覆うように沢山の花を咲かせます。また花の色が、淡い緑色からクリーム色、クリーム色から桃色へと変化するため、優しくロマンチックな雰囲気を作る魅力的な園芸品種です。花はテマリ型、樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅約50(~100)cmまで成長します。 |
花型が変化するアジサイの品種
楽天で購入 女神降臨は、花が咲き進むにつれてガクアジサイ型からテマリ型へと変化する花姿と、薔薇のように八重咲きする華やかな装飾花、白色の覆輪が入る上品な花色が魅力的な園芸品種です。花序は散房花序、散歩房花序は装飾花と両性花で構成されており、花型はガクアジサイ型で始まり、装飾花が両性花を覆うことでテマリ型へと変化します。花の色は桃色・青色(紫色)、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 植物販売のITANSE楽天市場店・楽天で購入 空海は、花が咲き進むにつれてガクアジサイ型からテマリ型へと変化していく花姿と、水辺の透明感を感じさせるような水色(薄い紫色)から白色の美しい花色が特徴の品種です。花の形はガクアジサイ型で始まり、装飾花が両性花を覆うことでテマリ型へと変化します。花の色は白色または薄い青色(紫色)をしていてグラデーションのようになります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 |
楽天で購入 カサノバブルーは、花が咲き進むにつれてガクアジサイ型からテマリ型へと変化する花姿と、薔薇のように八重咲きする大きく華やかな装飾花が魅力的な園芸品種です。花序は散房花序、散歩房花序は装飾花と両性花で構成されており、花型はガクアジサイ型で始まり、装飾花が両性花を覆うことでテマリ型へと変化します。装飾花は八重咲き、装飾花の萼片は菱形、装飾花の色は青色(紫色)です。樹形は株立ち状、株は高さ約100(~150)cmに成長します。 | 植物販売のITANSE楽天市場店 ・楽天で購入 カサノバピンクは、花が咲き進むにつれてガクアジサイ型からテマリ型へと変化する花姿と、薔薇のように八重咲きする大きく華やかな装飾花が魅力的な園芸品種です。花序は散房花序、散歩房花序は装飾花と両性花で構成されており、花型はガクアジサイ型で始まり、装飾花が両性花を覆うことでテマリ型へと変化します。装飾花は八重咲き、装飾花の萼片は菱形、装飾花の色は桃色(紫色)です。樹形は株立ち状、株は高さ約100(~150)cmに成長します。 |
楽天で購入 フェアリーアイ(hydrangea macrophylla fairy eye)は、花の形が咲き進むにつれてガクアジサイ型からテマリ型へと変化していく珍しいアジサイです。また装飾花は八重咲きのため、豪華な雰囲気をつくります。花の大きさは直径15cm以上、花の形はガクアジサイ型からテマリ型へと変化します。装飾花は八重咲き、色は土壌のPHにより青色もしくは紫色か桃色になります。樹形は株立ち状、高さ約50(~150)cm、幅約50(~150)cmまで成長します。 | 千草園芸 ・楽天で購入 フェアリーマーブル(hydrangea macrophylla ‘fairy marble’)は、花の形が咲き進むにつれてガクアジサイ型からテマリ型へと変化する珍しい花形をしています。花の色は紫地に青色の絞りが入り、装飾花は八重咲きします。花は散房花序、散房花序は直径15cm以上、咲き初めはガクアジサイ型で徐々に装飾花が両性花を覆うように溢れ咲きテマリ型へと変化します。樹形は株立ち状、高さ約50(~100)cm、幅約50(~100)cmまで成長します。 |
千草園芸・楽天で購入 プロポーズフォーユーは、咲き進むにつれて上品な外観のガクアジサイ型から、ボリュームのある豪華なテマリ型へと変化する花姿と、ブライダルガーデンに合うような真っ白く清潔感のある花色が特徴の園芸品種です。花の形は、咲き始めはガクアジサイ型をしていて、咲き進むにつれて中央の花が展開して盛り上がりテマリ咲きになります。そのため、初めは上品な雰囲気の花姿を楽しめて、最後は豪華な雰囲気の花姿を楽しむことが出来ます。また装飾花は八重咲きするため、フリルのドレスを纏って踊る女性のような優雅さと華やかさを演出します。そのため、エレガントガーデンなどによく合うでしょう。花の色は白色、白色は「清浄」「純粋」「純潔」「真実」等のイメージがあり神聖な儀式やお祝いの席等で使用されます。そのため、ブライダルガーデンやエレガントガーデンなどによくあいます。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 千草園芸・楽天で購入 ヴィヴァーチェは、咲き初めは上品な印象を与えるガクアジサイ型から始まり、咲き進むにつれて中央の両性花が展開してテマリ咲きのようなボリュームある豪華な花姿になる魅力的な園芸品種です。花の形は、咲き始めはガクアジサイ型をしていて、咲き進むにつれて中央の花が展開して盛り上がりテマリ咲きのようになります。また装飾花は八重咲きするため、フリルのドレスを纏って踊る女性のような優雅さと華やかさを演出します。そのため、エレガントガーデンなどによく合うでしょう。花の色は桃色、桃色は「女性的」「柔らかさ」「可愛らしさ」等をイメージさせる ため、女性的で可愛らしい印象を与えるロマンチックガーデンなどにおすすめする品種になります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 |
カラーリーフを楽しめる品種
おぎはら植物園・楽天で購入 アフターミッドナイトは、ブラックダイヤモンドの中の一品種です。アフターミッドナイトの特徴は、重厚感のある黒葉(銅葉)にあり、花が咲いていない時期も落ち着いた雰囲気を演出するカラーリーフとして楽しむことが出来ます。花の形はテマリ型、装飾花は一重咲き、装飾花の色はPHが酸性だと紫色、PHがアルカリ性だと濃い桃色(赤色)になります。樹形は株立ち状、株は高さ約100(~150)cmに成長します。 | 確実園園芸場 ・楽天で購入 ダークエンジェル(Hydrangea black diamond dark angel)は、重厚感のある黒葉(濃い緑色)と、色鮮やかな濃い桃色(紫色)の花色が、悪戯っぽく艶やかな雰囲気をつくる園芸品種です。花はガクアジサイ型、装飾花は一重咲き、装飾花の色は濃い桃色(紫色)です。樹形は株立ち状、高さ約100(~120)cm、幅約100(~120)cmまで成長します。 |
楽天で購入 レモンウェーブ(hydrangea macrophylla ‘lemon wave’)は、葉の縁部分に鮮やかな黄色もしくはクリーム色の班が入るため花のない時期も明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花は装飾花と両性花で構成されるガクアジサイ型、装飾花はPHで変化して水色もしくは薄紫色か薄桃色をしており、両性花は鮮やかな青色もしくは紫色か桃色になります。樹形は株立ち状、高さ約100(~150)cm、幅は約100(~150)cmに成長します。 | 日本花卉ガーデンセンター annex ・楽天で購入 ハニーウェーブ(hydrangea macrophylla ‘honey wave’)は、葉の縁部分に大きな鮮やかな黄色の班が入るため花のない時期も明るく解放的な印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。花は装飾花と両性花で構成されるガクアジサイ型、装飾花は土壌のPHで薄い紫色もしくは薄い青色になります。両性花は鮮やかな青色もしくは紫色になります。樹形は株立ち状、高さ約100(~150)cm、幅は約100(~150)cmに成長します。 |
楽天で購入 ライトマイファイヤ(hydrangea macrophylla ‘Light my Fire’)は、重厚感のある黒葉と、明るく華やかな印象を与えるよう赤色とクリーム色の二色の花色の対比が、明るさを強調して華やかな園芸品種です。花はテマリ型、装飾花の色は黄地に赤色の覆輪が入ります。樹形は株立ち状、高さ約100(~120)cm、幅約100(~120)cmまで成長します。 | 楽天で購入 恋路ヶ浜は、葉のふち部分を中心に白色の覆輪が入るため気品のある雰囲気をつくります。また白覆輪の葉と、ガクアジサイは相性がとても良く、小さな花が集まり咲く花姿はレースの編み物を想像させるため、上品でエレガントな雰囲気を演出します。 |
楽天で購入 アジサイ(オーロラレッド)は、大栄花園育成アジアンビューティー系の斑入りシリーズです。特徴は、葉の色が緑色・白色・赤色の三色で構成されていて、葉の縁部分に白色の覆輪が入り、若葉が赤色をしている所や、花の形がガクアジサイ型をしていているため上品な雰囲気を感じさせる所、赤色の花と葉が華やかな印象を与える所などにあります。オーロラレッドは葉に赤色と白色の班が入るため花のない時期も華やかな印象を与えるカラーリーフとして楽しめます。また赤色は華やかな印象や情熱的で愛情深い印象を与えるため、人の心を惹き付けるようなチャーミングなお庭や、明るくカラフルなお庭などによく合うでしょう。 |
個性的な品種
楽天で購入 ウズアジサイ(オタフクアジサイ)は、江戸時代に作出され古くから親しまれるガクアジサイ系の園芸品種です。装飾花の萼片の縁部分が内側にカールしているため全体に丸く可愛らしい花の形をしています。花の形はガクアジサイ型、ガクアジサイ型ですが中央部が盛り上がるためテマリ型のような花姿になります。花色は土壌のPHにより変化するため、酸性土壌では青色、弱酸性から中性では紫色、中性からアルカリ性では桃色になります。 | 楽天で購入 華あられは、古くから親しまれているウズアジサイと同様に萼片のふち部分が内側に湾曲する個性的な外観の花姿と、桃色から濃い桃色(紅色)へと変化する花色が特徴の園芸品種です。花の形はガクアジサイ型、ガクアジサイ型ですが中央部がテマリ咲きのように盛り上がるため丸い花姿をしており、また萼片も丸みを帯びるため、全体的に可愛らしい雰囲気を作り出します。また花の形と、桃色の花色は相性がとてもよく、どちらも優しくて可愛らしい印象を与えるため、ロマンチックガーデンなどにおすすめの品種です。 |
楽天で購入 ポップコーンは、古くから親しまれているウズアジサイと同様に萼片のふち部分が内側に強く湾曲します。そのため、全体的に丸い可愛らしい外観をしており、大小様々な丸い萼片が沢山集まる事でポップコーンのような個性的な花姿が楽しめます。花はガクアジサイ型、ただし両性花がテマリ型のように盛り上がります。花の色は桃色・青色(紫色)、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 楽天で購入 三河千鳥は、装飾花がなく両性花のみで構成されています。そのため、緻密で繊細な印象を与える花姿をしており、また雄蕊が突出するためふわふわとした見た目をしている所が特徴です。花の形はテマリ咲き、花は両性花のみで構成されており、両性花の萼片は一重咲きで形は大小様々、萼片のふち部分が内側にまく事もあります。花の色は桃色・青色(紫色)、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。 |
楽天で購入 てててまりは、一般的な旧枝咲きのアジサイとは違い新枝にも花を咲かせるため分枝した所からも花が出て、株の表面を覆うように沢山の花が咲きます。また花は小振りで、殆ど球形をしているため、可愛いらしい印象を与えます。花の色は桃色と青色があり、環境や花の成熟によって色が変化することがあります。花房の中で段階的に色が変化することでグラデーションを作る事があり視覚的に見る人を楽しませたりもします。樹形は株立ち状、株は高さ約100~150cmに成長します。 | 楽天で購入 フレンチボレロは、アジサイ(H.macrophylla)とガクウツギ(H.scandens)の交雑からうまれた新しいタイプのアジサイです。普通のアジサイは茎の頂部に花を咲かせますが、フレンチボレロは側芽も花をつけます。そのため、普通のアジサイよりも花の数が多くなる傾向があり、株を覆うように咲き誇る花姿を楽しむことが出来ます。また葉の大きさが普通のアジサイよりも小さいため、繁茂している印象を与えにくい所も魅力です。花型はガクアジサイ型またはテマリ型、装飾花と両性花で構成されており、花の色はクリーム色・桃色・青色(紫色)、咲き初めはクリーム色をしていて、咲き進むにつれて、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約100cmに成長します。 |
JFS受賞品種
ケイコの特徴
| 楽天で購入 銀河の特徴
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万華鏡の特徴
| 楽天で購入 ラグランジア・ブライダルシャワーの特徴
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楽天で購入 万華鏡の特徴
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おすすめのシリーズ
| ユーミーシリーズは入江氏育成の園芸シリーズです。RHSチェルシーフラワーショウ・プランツ・オブザ・イヤー賞を初め、著名な賞を幾つも獲得しており、ヨーロッパでも高い評価を受けているシリーズです。
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その他の品種
楽天で購入 ミス・サオリ(Hydrangea macrophylla ‘miss saori’)は、RHSチェルシーフラワーショウ・プランツ・オブザ・イヤー受賞品種です。一個一個の装飾花が薔薇のように美しい八重咲きの花姿をしているため華やかな雰囲気をつくり、また萼片のふち部分に入る濃い桃色または赤色の覆輪が女性的な上品さと可愛らしさを表現します。そのため、フェミニンな雰囲気があるエレガントガーデンや、可愛らしい雰囲気のあるロマンチックガーデンによく合う園芸品種です。樹形は株立ち状、高さ約100cm、幅は約100cmに成長します。 | 楽天で購入 スターリットスカイ(hydrangea macrophylla ‘starlit sky’)は、装飾花に白色の絞り模様が入り青色と白色の二色の花色となるため、透明感をかんじさせる空の色のような爽やかな雰囲気を作ります。また装飾花の萼片は緩やかに波打つためフリルドレスのような優雅さがあり、秋に紅葉が楽しめる所も魅力の園芸品種です。花はガクアジサイ型、装飾花の萼片は丸弁で縁部分が波打ち、色は青色に白色の絞りが入ります。両性花の蕾はクリーム色、花は薄い青色です。樹形は株立ち状、高さ約100(~150)cm、幅約100(~150)cmまで成長します。 |
楽天で購入 ダンスパーティ(hydrangea macrophylla ‘dance party’)は、花の中央に集まる小さな両性花の中に装飾花が疎らに咲くため、ダンスホールで踊る人を連想させるような花姿を作る魅力的な園芸品種です。花は半テマリ咲き、装飾花は剣弁の萼片が重なり八重咲きします。花色は一般的なアジサイと同様にPHで青色・紫色・桃色に変化します。樹形は株立ち状、高さ約100~150cmです。 | Better Gardens・楽天で購入 カクテル(hydrangea macrophylla ‘cocktail’)は、装飾花にギザギザとした切れ込みが入るためお洒落な雰囲気をつくり、また花の色は白地(クリーム色)に赤色(~桃色)の覆輪が入るため柔らかで可愛らしい雰囲気をつくる園芸品種です。花はテマリ型、装飾花は縁部分に鋸歯があり、装飾花の色は白色(~薄い黄色)で、縁部分に赤色もしくは桃色の覆輪が入ります。樹形は株立ち状、高さ約150cm、幅約150cmまで成長します。 |
苗木の専門店 グリーンでGO!・楽天で購入 シティーライン・パリ(hydrangea macrophylla ‘cityline paris’)は、一般的なアジサイと比べて背が低く成熟しても高さ60cmに程度にしかなりません。そのため剪定が基本に不要で、小さな花壇や鉢植えなどでも育てやすい所が魅力です。また発色のよい濃い桃色の花色は遠くからでも強く目を引くため、明るくポップな雰囲気のお庭や可愛らしいお庭等によく合います。花はテマリ型、装飾花の色は殆どPHに影響を受けず濃い桃色です。※酸性土壌ではやや紫色になることもあります。樹形は株立ち状、高さ約30(~60)cm、幅約30(~60)cmまで成長します。 | |
楽天で購入 シティーライン・ウィーン(hydrangea macrophylla cityline vienna)は、一般的なアジサイと比べて比較的に背が低く高さが30~90cm程度にしかなりません。そのため、剪定をする必要が殆どなく低メンテナンスで育てて、また小さな花壇や鉢植えなどでも育てやすい品種です。花はテマリ型、装飾花の色は土壌のPHによって変化して青色もしくは紫色か桃色になります。樹形は株立ち状、高さ約30(~90)cm、幅約60(~120)cmまで成長します。 | 楽天で購入 ブルーステッキ(hydrangea macrophylla ‘Blue stick’)は、殆ど黒色に見える濃い紫色の茎と、爽やかな印象を与える青色の花が、落ち着いた雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。花はテマリ型、装飾花は爽やかな青色をしています。 |
楽天で購入 星組は、優雅でエレガントな印象を与える外側にカールする萼片と八重咲きする装飾花、洗練された印象をあたえる白色の細い覆輪、色合いが綺麗で形も大きめのため装飾性が非常に高い両性花などが特徴の品種です。花の形はガクアジサイ型、装飾花は八重咲き、装飾花の萼片はひし形で後ろ側に緩く反り、装飾花の色は白地に青色(紫色)または桃色の覆輪が入ります。PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色です。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 楽天で購入 ドリップは、装飾花の萼片が丸く可愛らしい外観をしている所と、萼片のふち部分にはいる白色の覆輪が特徴です。丸い萼片は女性っぽく可愛らしい印象をあたえるため、可愛いお庭やロマンチックガーデンなどにおすすめの品種です。花の形はガクアジサイ型、装飾花は八重咲き、装飾花の萼片の先端は鈍角で丸い形をしています。花の色は青色または桃色に、白色の覆輪が入ります。樹形は株立ち状、株は高さ50~150cmに成長します。 |
e-フラワー・楽天で購入 フェザー・ピンク(Hydrangea macrophylla ‘feather pink’)は、八重咲きする装飾花と、クリーム色から桃色へと変化する優しい花色が特徴の園芸品種です。花はガクアジサイ型、花は装飾花と両性花で構成されていて、花の色は咲き初めはクリーム色、咲き進むにつれて桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約100~150cmに成長します。 | 楽天で購入 桜花乱舞は、装飾花の花柄が長い所と、装飾花が八重咲きする所が特徴の園芸品種です。花柄が長いため、装飾花は不規則に傾いて動きをつくり、乱舞しているような優雅な雰囲気を作り出します。また八重咲きする装飾花が華やかな雰囲気を演出します。花の色は、花の色は桃色・紫色(青色)、PHの影響をうけるため、PHが酸性だと紫色(青色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さは約100~150cmまで成長します。 |
楽天で購入 グリッターは、ふんわりと広がり柔らかさを感じさせる花姿と、星の形を想像させるシャープでかっこいい装飾花、明るく清潔感を感じさせる真っ白な花色が特徴です。花は装飾花と両性花が入り交じり、装飾花の花柄が長めのため、花の中に光や風を通す空間が出来ます。そのためフワフワとした見た目をつくります。また装飾花の萼片は普通のアジサイと比べて細く長いため、シャープで洗練された印象を与えます。洗練された外観の装飾花は、白色の花色とも相性がよいため上品で洗練された雰囲気をつくるエレガントガーデンなどによく合うでしょう。花型は半テマリ型またはテマリ型、装飾花と両性花で構成されており、装飾花の色は白色です。樹形は株立ち状、株は高さ約100(~150)cmに成長します。 | 千草園芸 ・楽天で購入 巡恋歌は、ミルフィーユのように装飾花が重なり咲くためふんわりした柔らかな花姿をしており、八重咲きする装飾花が華やかな印象を与えます。また装飾花の萼片が普通のアジサイと比べて大きく幅広なため、強い存在感があり豪華さを演出することが出来る園芸品種です。花の色は内側から外側に向かって、パステルピンクから白色へと変化します。パステルピンクと白色の二色の花色は、清潔感ある上品な雰囲気と、子供っぽく可愛らしい雰囲気が同居します。そのため、フェミニンな雰囲気のあるエレガントガーデンや、上品な雰囲気のあるロマンチックガーデンなどにおすすめしたい品種です。 |
楽天で購入 恋物語は加茂セレクションの中の一品種です。恋物語の特徴はテマリ咲きするボリュームのよい豪華な花姿と、華やかな印象を与える八重咲きの装飾花、白地に桃色の細い覆輪が入る上品で可愛らしい花色が特徴です。桃色と白色の花色は、上品で清潔感のある印象と、子供っぽく可愛らしい印象を与える事があります。そのため、フェミニンな雰囲気のあるエレガントガーデンや、上品な雰囲気のあるロマンチックガーデンなどにおすすめの品種です。樹形は株立ち状、株は高さ約100~150cmに成長します。 | 楽天で購入 クレイジーテンシアは、装飾花のふち部分が上下に波打つ所が特徴です。フリルのある装飾花は、フリルドレスのような優雅さを演出することが出来ます。そのため、優雅さをテーマにしたエレガントガーデンなどによく合う品種になります。花の形はテマリ型、装飾花は一重咲き、装飾花の萼片のふち部分が波打ちます。花の色は桃色・青色(紫色)、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 |
楽天で購入 星あつめは、花の開花タイミングがズレるため花房の中の花の大きさと色に違いがあります。そのため、大小様々な星が散りばめられたかのような魅力的な花姿が楽しめる園芸品種です。花の形はテマリ型、装飾花は八重咲き、装飾花の萼片は卵形、装飾花の色はクリーム色・青色(紫色)・桃色があり、咲き初めはクリーム色、咲き進むと色が変わり、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約100~150cmに成長します。 | 千草園芸・楽天で購入 エンジェリカは、花の形が全体的に丸みを帯びた球状の外観をしており、萼片のふち部分には濃い桃色の覆輪が入ります。そのため、エンジェリカの花は女性的な雰囲気と可愛らしさを感じさせる事が出来ます。花の形はテマリ型、テマリ型の形は球状、装飾花は八重咲き、装飾花の萼片は鈍角な丸弁、装飾花の色は白地に濃い桃色の細い覆輪が入ります。樹形は株立ち状、株は高さ約100~150cmに成長します。 |
こぼんさい・楽天で購入 ひな祭りルナは加茂セレクションの中の一品種です。ひな祭りは、花の形がテマリ型をしているためボリューミーで豪華な雰囲気をつくります。また装飾花は八重咲きするため華やかでお洒落な雰囲気をつくり、白地に桃色(紅色)の覆輪が入り花色が上品さと可愛らしさを演出します。そのため、フェミニンな印象も与える優雅なエレガントガーデンや、優しく可愛らしい印象を与えるロマンチックガーデンにおすすめの品種です。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 千草園芸・楽天で購入 寿は、花の色が赤色(単色)・白色(白色)・赤色と白色(復色)の三パターンがあり、おめでたい印象を与える紅白の花色をしています。そのため、お祝い等のギフトで贈りたい園芸品種です。花の形はテマリ型、装飾花の色は白色・赤色・赤色と白色の絞りの三パターンがあります。※ただし花色は安定しない傾向にあるようです。 |
楽天で購入 最高の晩餐は、装飾花が八重咲きして、萼片がフリルドレスのように波打ち、動きのある外観をつくります。そのため、優雅な雰囲気を演出するエレガントガーデンなどによく合う園芸品種です。花の形はガクアジサイ型、ガクアジサイ型は平面的な形状をしており、花序の直径が小振りで装飾花が大きいため両性花を覆うように装飾花がつきます。装飾花は八重咲き、装飾花の萼片は大きめで波打ちます。花の色は桃色(紫色)、咲き進むにつれて色が濃くなります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 千草園芸 ・楽天で購入 獅子王は、優雅でエレガントな印象を与える外側へとカールする装飾花の萼片が特徴の園芸品種です。花の形はガクアジサイ型をしているためレースのような上品な雰囲気をつくり、また装飾花は八重咲きするため華やかでお洒落な雰囲気をつくります。花の色は青色(紫色)・桃色があり、PHが酸性だと青色(紫色)、PHがアルカリ性だと桃色になります。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 |
千草園芸・楽天で購入 レイは、大栄花園のオリジナルアジサイです。レイは、首からかけるハワイの花飾り「レイ」を想像させる様なガクアジサイ型の美しい花の形をしており、八重咲きするお洒落な装飾花、装飾花の萼片が細くシャープな形をしていて優雅にカールしながら広がる所、萼片に細い覆輪が入り洗練された雰囲気をつくる所などが特徴の品種です。樹形は株立ち状、株は高さ約50~150cmに成長します。 | 楽天で購入 ブラックナイトは、黒色と赤色が混じり合う上品で落ち着いた雰囲気のある花色が特徴の園芸品種です。赤色と黒色は、情熱と落ち着きが同居しており、魅惑的な雰囲気を作り出す事ができます。そのため、高級感があるラグジュアリーガーデンや、悪戯っぽさを感じさせるコケティッシュガーデンなどにおすすめの品種です。花の形はテマリ型、テマリ型の形は半球状、装飾花は一重咲き、装飾花の萼片は厚みがあり、装飾花の色は赤色・黒色・緑色、成熟するにつれて色が変化します。樹形は株立ち状、株は高さ約100~150cmに成長します。 |
アジサイ(ハイドランジア)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アジサイ(ハイドランジア)の珍しい種類、主な種と園芸品種の紹介【2023】
アジサイ(月神)の育て方
花壇の土づくり
日当たり
アジサイ(月神)は日向(直射日光6時間以上)から半日影(直射日光3~5時間)で育てられます。ただし夏の暑さの厳しい地域では、強い日差しで葉焼けを引き起こしたり、乾燥で萎れやすくなりったりして、生育不良になりやすいため、西日の当たらない半日影で育てた方が良いでしょう。
土壌の土質
アジサイ(月神)は通気性と保水性のバランスがよく水分が均一に保たれる状態にあり、また有機物(腐植)がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。そのため植え付け前にしっかり土壌診断を行い、通気性と保水性のバランスがよい肥沃な壌土に改善してから植え付けを行いましょう。
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
アジサイ(月神)は日向(直射日光6時間以上)から半日影(直射日光3~5時間)で育てられます。ただし夏の暑さの厳しい地域では、強い日差しで葉焼けを引き起こしたり、乾燥で萎れやすくなりったりして、生育不良になりやすいため、西日の当たらない半日影で育てた方が良いでしょう。
培養土
アジサイ(月神)は一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性と保水性のバランスが良く肥沃な培養土で育てましょう。
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
- 黒土+腐葉土+パーライト(極小粒)=5:3:2
水やりの仕方
アジサイ(月神)は茎葉の健康な成長や大きな花を咲かせる為にも、生育期間中は十分な水分を必要とします。過剰な水分の含まれるジメジメとした土壌はよくないですが、水分が均一に含まれる状態を好むため、土壌の表面が乾燥してきたら水をしっかり与えるようにしましょう。
肥料の与え方
アジサイ(月神)の肥料は、晩冬から早春に1回、晩春から初夏に数回、花後に1回、計3回行います。基本的に肥沃な土壌を好むことから、晩冬から早春は堆肥と寒肥を与え、晩春と初夏には軽い追肥、花後には翌年の開花のためお礼肥を与えます。
アジサイの寒肥と堆肥の与え方
- 寒肥は晩冬から早春に与える肥料です。
- 肥料の種類は、肥沃な土を好むため有機肥料(配合肥料)が理想ですが、緩効性肥料でも問題ありません、成分は水平型肥料(肥料成分がバランスよく入る)を選びましょう。
- 寒肥は株元から少し離れた場所に穴を掘り肥料を入れるか置き肥しましょう。
- 有機肥料の場合は匂い等で虫がよってくる可能性があるため、株から少し離した場所に穴を掘り肥料を与えた方が良いでしょう。
- 緩効性肥料の場合は株の近くの土の上に置く、置き肥で問題ありません。
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
- 堆肥は寒肥を与える時期(初冬から早春の間)に、寒肥と一緒に与えると良いでしょう。株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を埋めましょう。
アジサイの追肥の与え方
- アジサイの追肥は晩春から初夏(5月~6月)に行います。
- 追肥は液肥もしくは化成肥料で与えると良いでしょう。
- 液肥の場合は規定された分量で希釈して約7~14日に1回のペースで水やりの際に一緒に液肥を与えるとよいでしょう。
- 化成肥料を与える場合は規定された量を与えましょう。
アジサイのお礼肥の与え方
- アジサイのお礼肥は開花後の初夏から秋(5月~6月)に行います。
- お礼肥は翌年の開花のため株を充実させる目的で有機肥料(発酵油カス)もしくは配合肥料を与えると良いでしょう。追肥に近いため、効果が早く出る発酵済みのものがおすすめです。
- 有機肥料は匂い等で虫がよってくる可能性があるため、株から少し離れた場所に穴を掘り肥料を入れて土を上から被せましょう。
おすすめの発酵油カス
剪定のやり方
アジサイ(月神)を剪定する目的は高さを抑え樹形を維持して、綺麗な花を咲かせる事にあります。剪定せずに育てる事も出来ますが、茎がどんどん伸びて樹形を悪くしたり、花が小さくなる事があります。
アジサイには旧枝咲きと新旧両枝咲き(エンドレスサマー等)の2種類があります。そのため剪定のやり方が少し変わる事があります。ただし新旧枝咲きの品種は少なく、アジサイは殆どが旧枝咲きです。また新旧枝咲きも基本的には旧枝咲きと剪定のやり方が変わらないため、あまり気にする必要はないかもしれません。
旧枝咲きアジサイの剪定方法
- 旧枝咲きアジサイの剪定は花後すぐ6月~7月の終わりまでに行いましょう。
- 8月以降に剪定すると花芽を切ってしまい翌年の開花に悪い影響を与えるからです。
- 剪定は花が終わったら花の2~5節下、最低でも茎に葉を4枚残して切り戻し剪定を行いましょう。
- 株全体を観察しながら中央を少し高く、外側を低く剪定するとドーム状の綺麗な樹形になりやすいです。
- ただし完全に枯れてしまっている茎は季節を問わず何時でも剪定できます。日当たりや風通しを悪くして、健康な成長を阻害するため根元から間引き剪定しましょう。
新枝両枝咲きアジサイの剪定方法
- 新旧両枝咲きアジサイは新しく成長する枝にも花が咲くため、基本的には時期を選ばずに剪定する事ができます。
- ただし剪定し過ぎると開花に悪い影響を与えるため、普通は開花後の夏の間のみ行い、秋以降は剪定を控えます。
- 剪定は花が終わったら花の2~5節下から切り戻し剪定しましょう。
- 古い茎の場合は必要に応じて1本から2本を根元から剪定して取り除き、根元からの新しい成長を促します。
- 株全体を観察しながら中央を少し高く、外側を低く剪定するとドーム状の綺麗な樹形になりやすいです。
- 早春に新しい成長が始まる前に完全に枯れてしまっている茎を根元から剪定して取り除きます。
- 枯れ枝は残しておいても、新芽の成長を阻害したり、日当たりや風通しを悪くしたり、茎の健康な成長を阻害するため必要ありません。
夏越しする方法
アジサイ(月神)は夏の暑さでも問題なく成長しますが、強い日差しで葉焼け(葉の縁部分や一部が褐色に変色して萎れや落葉を招く症状)を引き起こしたり、乾燥により株全体が萎れ元気がなくなることがあります。そのため必要に応じて夏越し対策を行いましょう。
アジサイの夏越し対策
- 西日の当たる環境は【強い暑さ・強い日差し・乾燥】などの複合的なストレスがかかり、茎葉が枯れたり萎れたりして株が弱りやすくなるため避けた方が良いでしょう。
- 鉢植えであれば西日の当たらない場所に移動します。
- 地植えであれば西日の当たらない場所に植えたり遮光ネットを利用したりしましょう。
- 乾燥を苦手にしていることから土の表面が乾燥してきたら水やりをしっかり行います。
- 特に鉢植えで育てている場合は、乾燥がより早くなるため注意が必要です。
冬越しする方法
Hardiness:6b~9a
アジサイ(月神)は冬になると葉を落としますが、寒さに強く基本的に冬越し対策は不要です。ただし寒風で花芽が傷む可能性があります。そのため必要に応じて寒冷紗を株に巻き寒風対策を行いましょう。
挿し木や株分けで増やす
アジサイは挿し木によって増やす事ができます。
- アジサイの挿し木時期は熟枝挿し(晩冬から早春)もしくは半熟枝(初夏)が適します。
- 挿し穂の長さ約15cmにわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き、上部の葉は残しますが、大きいため葉の半分をカットしましょう。
- 熟枝挿しの場合は葉がありません。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。切り口を下にして培養土の中に挿し穂を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
播種で増やす
アジサイの種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
アジサイの病気
- うどん粉病
- 斑点病
- 炭素病
- ウィルス病
アジサイの害虫
- ハダニ
- スリップス
- アブラムシ