- 原産:
- 科:シュウカイドウ(Begoniaceae)
- 属:シュウカイドウ/ベゴニア(Begonia)
- 品種:マグダレン・マディソン(Begonia ‘Magdalene Madsen’)
- 開花時期:
- 花の色:白色〇桃色●
- 葉の色:緑色●赤色●
- 香り:
- 分類:多年草
- 被覆方法:
- 草丈:約50cm
- 用途:カラーリーフ/日陰植物
- 購入方法:ベゴニア(マグダレン・マディソン)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ベゴニア(マグダレン・マディソン)とは!?
- マグダレン・マディソンはBegonia ListadaとBegonia echinosepalaの交配で作出された品種です。
- 葉は毛深くビロードを思わせる質感があり、明度の高い黄緑色の葉脈がネオンサインのように発光しているようにも見える所が特徴です。
- 草姿は直立、株は高さ40cmまで成長します。
- 葉は斜めに盾を構えるようにつく傾向があり、葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は濃い緑色に黄緑色の葉脈があり、裏面は赤色、葉表面は毛が生えています。
- 花の色は白色または薄い桃色です。
その他の園芸品種の紹介
木立ち性ベゴニア
木立ち性ベゴニアとは、根茎や球茎をもたず、茎が立ち上がるベゴニアです。茎は木のように立ち上がるものもあれば、センパフローレンス種のようによく分枝してこんもり盛り上がりながら成長するものもあります。増殖は、一般的に挿し木で増やす事が多いです。
産直花だん屋 育て方・楽天で購入 リッチモンデンシスは、非常に生育逢瀬で、一株で高さ幅ともに60cmまで成長することがあり、分枝がとてもよく盛り上がりながら成長する習慣があります。そのため、花壇の中に植えると一株でボリュームを出し、また大鉢に入れると盛り上がりながら枝垂れる草姿が見られます。開花は一般的に春頃から秋、理想的な環境では周年咲きます。花序は集散花序、花の色は赤ピンクと白色で構成されており、中心部から外側に向かうにつれて段階的に色が濃くなり白色から赤ピンクへと変わります※花被片の裏は濃いピンクです。葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は濃い緑色、葉表面は濡れたような光沢があります。草姿は叢生、分類は木立性ベゴニア、株は高さ約30~60cm、株の幅は約30~60cmに成長します。 | |
charm 育て方・楽天で購入 ビビアンヒルはBegonia ‘Jumbo Jet’とBegonia dregei var. partitaの交配で作出された品種です。葉は水平に近い形でつく傾向があり、葉の形は細長くシャープなハート形、オリーブグリーンに白の水玉模様がはいります。そのため、一般的にカラーリーフとして楽しまれます。花は雌雄同株、房状に赤色の花を咲かせます。草姿は直立、株は高さ50cmまで成長します。 | charm 育て方・楽天で購入 アイボピクタは、笹を想像させるような直立する茎と細長い葉が特徴です。葉は細長い披針形、葉の色は緑色に白色の水玉模様がはいります。そのため、可愛らしい印象をあたえるカラーリーフとして楽しめます。開花は夏から秋、花は白色または赤桃色です。草姿は直立、株は高さ50cmまで成長します。 |
charm 育て方・楽天で購入 マグダレン・マディソンはBegonia ListadaとBegonia echinosepalaの交配で作出された品種です。葉は毛深くビロードを思わせる質感があり、明度の高い黄緑色の葉脈がネオンサインのように発光しているようにも見える所が特徴です。草姿は直立、株は高さ40cmまで成長します。葉は斜めに盾を構えるようにつく傾向があり、葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は濃い緑色に黄緑色の葉脈があり、裏面は赤色、葉表面は毛が生えています。花の色は白色または薄い桃色です。 | 緑の風yamashoku 育て方・楽天で購入 そよ風は葉の中に入る水玉模様が可愛らしいワンピースや傘などを想像させる木立ベゴニア系の園芸品種です。草姿は直立、葉は斜めまたは水平につく傾向があり、葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は緑色に白色の班が入ります。花の色は薄い桃色です。 |
charm 育て方・楽天で購入 流れ星は天使の翼や構えられた盾を想像させるような葉の形と、葉の中に入る可愛らしい白色の水玉模様が魅力的な花郷園オリジナルの品種です。開花時期は四季咲き、花序は集散花序、集散花序は垂れ下がるように咲く傾向があるため、シャンデリアのような見た目となり、桃色の花がロマンチックな雰囲気を演出します。草姿は直立、株は高さ30~50cmと非常にコンパクトで、葉は斜め下または下向きにつく傾向があり、葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は緑色に白色の班が入ります。 | charm 育て方・楽天で購入 マジックカーペットは、茎や葉が毛深く、葉の葉脈から子株を発生させる事があるコダカラベンケイのような個性的な品種です。花は集散花序、花の色は白色から薄い桃色です。 |
charm 育て方・楽天で購入 ミヌティフォリアは学名Begoniaminutifolia、種小名が「小さい葉」を意味しているように、多くのベゴニアと比較して葉が小さい所が特徴です。また茎の赤色と、葉の緑色のコントラストも魅力になります。分類は木立性ベゴニア、草姿は叢生、株は高さ約30cmに成長します。 | タネのタキイ 楽天市場店 育て方・楽天で購入 ドラゴンウィング・シリーズは、茎が柔軟で湾曲するように広がる性質があります。そのため、ハンギングバスケットや大鉢の中に植えて、シャンデリアのように優雅に枝垂れる草姿に仕立てられるのが一般的です。開花は晩春頃から秋頃まで、暑さに強いため、夏の間も殆ど株が弱ることなく花を咲かせ続けます。花序は集散花序、花の色は品種によって赤色・桃色・白色があります。葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は緑色、葉表面は濡れたような光沢があります。草姿は叢生、分類は木立性ベゴニア、株は高さ約30~45cm、株の幅は約30~45cmに成長します。 |
育て方・楽天で購入 ベノーサは学名Begonia venosa、ブラジルが原産の多年草です。ベノーサはビロードを思わせるような毛深い葉をもっている所が特徴で、その葉を鑑賞する目的で観葉植物として育てられています。開花は理想的な環境では周年、花序は集散花序、花の色は白色です。葉序は互生葉序、葉身は左右非対称な心形、葉の色は緑色、葉表面に白色の毛が密生します。分類は木立性ベゴニア、草姿は直立(矢竹型)、株は高さ約50~100cmに成長します。 | 緑の風yamashoku 育て方・楽天で購入 ジニーは、茎・葉・花が全体的に毛深く、重厚感や上品さを感じさせる濃い緑色と赤紫色の二色の葉色、可愛らしい印象を与える赤ピンクと薄い桃色の二色の花色が特徴の品種です。園芸では主に観葉植物として室内などで楽しまれます。開花は一般的に春頃から秋、花序は集散花序、花の色は赤ピンクと薄い桃色です。葉序は互生葉序、葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は表面が濃い緑色、裏面が赤紫色、葉は斜め下に垂れ下がるようにつきます。草姿は直立、分類は木立性ベゴニア、株は高さ約30~60cmに成長します。 |
緑の風yamashoku 育て方・楽天で購入 ミセスハシモトは、大きく存在感のある光沢のある葉と、シャンデリアのように垂れ下がりながら咲く花が特徴的な園芸品種です。開花は春から秋、花序は集散花序、集散花序は垂れ下がるように咲く傾向があり、花の色は品種により白色または桃色があります。葉序は互生葉序、葉の形は左右非対称な披針形、葉の色は表面が濃い緑色、葉表面は濡れたような光沢があり、葉は斜め下に垂れ下がるようにつきます。草姿は直立(矢竹型)、分類は木立性ベゴニアです。 | プランツ フルル 育て方・楽天で購入 ダンシングガールは、シャンデリアのように垂れ下がりながら咲く桃色または白色の花と、水玉模様が入る葉が、可愛らしい雰囲気をつくる園芸品種です。開花時期は四季咲き、花序は集散花序、集散花序は垂れ下がるように咲く傾向があるため、シャンデリアのような見た目となり、桃色または白色の花がロマンチックな雰囲気を演出します。草姿は直立、分類は木立ち性ベゴニア、葉は水平または先端が垂れ下がり下向きにつく傾向があり、葉の形は左右非対称な卵形、葉の色は緑色(淡い褐色)に白色の班が入ります。 |
根茎性ベゴニア
- レックスベゴニア
- その他の種と雑種の園芸品種
根茎性ベゴニアとは、根茎を形成しながら成長するベゴニアです。葉の形や色が多様な傾向があり、主に葉を楽しむ目的で育てられます。増殖は、一般的に葉挿しや株分けで増やす事が多いです。
charm 育て方・楽天で購入 タイガーは葉の中に蛍の光を想像させるような黄緑色の班が入る根茎性ベゴニアの中の一品種です。葉の形は左右非対称な卵形または心形、葉縁部分に白色の毛が髭のように生えています。葉の色は褐色と黄緑色で葉の中に丸い黄緑色の班が不規則に入ります。花の色は白色です。 | 育て方・楽天で購入 マッソニアーナは学名Begonia masoniana、中国とベトナム北部を原産とする根茎性ベゴニアです。葉の形はレックスベゴニア等と比べて丸みを帯びた可愛らしい外観をしており、葉は全体的に凹凸があるため皺が寄っているように見え、赤みを帯びた毛が生えています。葉の色は緑色と黒色(暗褐色)の二色で構成されており、葉の葉脈を中心に黒色の班が入ります。また葉に入る黒色の模様から英名では「アイロンクロス・ベゴニア(iron cross begonia)」等と呼ばれる事もあるようです。草姿は叢生、株は高さ30~50cmに成長します。 |
園芸ネット プラス 育て方・楽天で購入 ジャングルブラックは学名Begonia × erythrophylla ‘jungle black’、ビーフステーキベゴニア(Begonia × erythrophylla)と呼ばれる雑種のベゴニアの中の一品種です。葉は全体的に丸みを帯びた可愛らしい外観をしており、艶消しがされた革製品のような質感をもっています。葉の色は、表面が殆ど黒色に見える明度の低い濃い緑色、裏面が明度の低い暗赤色です。黒色と赤色の組み合わせは、深い闇と炎の色を想像させたり、高級品の配色などに使われたりします。そのため、怪しい雰囲気のあるファンタジー世界をテーマにしたお庭や、ラグジュアリーで高級感のあるお庭や、チャーミングで魅惑的な雰囲気を演出するお庭などにピッタリな品種になります。草姿は叢生、根茎をもった根茎性ベゴニア、株は高さ約30~50cmに成長します。 | 育て方・楽天で購入 フロステッドスターは、他のベゴニアとは一線を画すような個性的な葉の形が特徴です。一個の葉が複数の小葉で構成されており、掌状に狭楕円形の形をした小葉が並びます。葉の色は緑色と白色と赤色の三色で構成されており、葉縁部分に赤色の覆輪が入り、葉の中に小さな点状の白色の散班が入ります。そのため、粉雪や粉砂糖を掛けたような優しい葉色が楽しめます。草姿は叢生、根茎性ベゴニアです。 |
育て方・楽天で購入 シルバージュエルは葉の形がレックスベゴニア等と比べて丸みを帯びた可愛らしい外観をしており、葉は全体的に凹凸があるため皺が寄っているように見えます。葉の色は、濃い緑色と白色で構成されており、葉脈周辺に白色の班が入ります。濃い緑色と白色の組み合わせは、清潔感や自然な雰囲気を感じさせるインテリアに使われたり、高級品の配色などに使われたりします。そのため、ナチュラルで飾らないお庭や、モダンでカッコイイ雰囲気のお庭などによく合う品種になるでしょう。分類は根茎性ベゴニア、株は高さ約30cmに成長します。 | レイテストプランツ 育て方・楽天で購入 ハタコアシルバーは学名Begonia hatacoa ‘Silver’、ハタコアの園芸品種です。葉全体に光沢があり、シルバーグリーンの美しい葉色をしている所が特徴で、モダンで洗練された雰囲気がある所が魅力です。そのため、上品さのあるシックなお部屋などによくあいます。草姿は直立、分類は根茎性ベゴニア、茎は直立して、株は高さ約30~60cmに成長します。 |
レイテストプランツ 育て方・楽天で購入 メリーゴーランドは、葉の形が丸く「蓮の葉」を想像させるような可愛らしい形をしており、葉の中には黒色のまだら模様が入り、茎葉に白色の毛が生える所が特徴です。葉の色は濃い緑色と黒色で構成されており、葉の中に不規則なまだら模様が入ります。濃い緑色と黒色の組み合わせは、深い森の色や高級品の配色などに使われます。そのため、自然で落ち着いた雰囲気を演出したい時や、モダンでラグジュアリーな雰囲気を演出したい時などにおすすめです。草姿は叢生、分類は根茎性ベゴニアです。 | レイテストプランツ 育て方・楽天で購入 コンキフォリア・ルブリマクラは学名Begonia conchifolia var. rubrimacula、コンキフォリアの変種です。葉の形は盾形、盾形は丸い形で葉柄が葉身の中心部近くにつき「蓮の葉」を想像させるような可愛らしい形をしています。葉の色は緑色と赤色、葉柄がつく所が赤くなる所が特徴です。花序は集散花序、花の色は白色です。分類は根茎性ベゴニア、株は高さ約15~30cmに成長します。 |
球根性ベゴニア
球根性ベゴニアとは、地面下に球茎をもっているベゴニアの総称です。
育て方・楽天で購入 サザーランディは学名Begonia sutherlandii、別名では「サザーランド・ベゴニア(Sutherland begonia)」とも呼ばれるタンザニアが原産の多年草です。サザーランディは、茎が湾曲しながら垂れ下がり成長する習慣があります。そのため、園芸ではハンギング仕立てで育てられる事が多いです。開花は夏から秋、花序は集散花序、花の色は橙色または赤色、雌蕊や雄蕊は黄色です。葉序は互生葉序、葉身は左右非対称な心形、葉の色は緑色、葉脈は赤色です。分類は球根性ベゴニア、草姿はカスケード状、株は高さ約15~30cmに成長します。 |
ベゴニア(シュウカイドウ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ベゴニア(マグダレン・マディソン)の育て方
花壇の土づくり
日当り
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は、一年を通して明るい日陰で育てる事が理想です。明るい日陰とは間接光だけが当たる日陰、または直射日光が2時間程度までの場所です。
※注意する事は、強い直射日光に晒さないことです。特に西日に当たる環境や、直射日光が6時間以上当たる日向は避けた方が良いでしょう。何故なら、強い日差しが光合成能力を超えてしまったり、葉焼けを引き起こしたり、乾燥を早めたりするため、株が弱りやすくなるからです。
土壌の土質
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は、通気性・排水性・保水性のバランスが良く、有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。
注意することは粘土質な土壌を避けることです。ある程度の水分を保った土壌で、最もよく成長しますが、水分が停滞するような土壌では根腐れを引き起こします。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、土壌の通気性と保水性のバランスを改善して、腐葉土等の有機物を入れ肥沃な土壌に改善しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土やバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
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鉢土づくり
日当り
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は、一年を通して明るい日陰で育てる事が理想です。明るい日陰とは間接光だけが当たる日陰、または直射日光が2時間程度までの場所です。
屋内で管理する場合は、窓辺などの明るい場所に置くとよいでしょう。ただし南向きの窓などで育てる場合は、強い日差しが植物に当たり葉焼けする事もあるため注意が必要です。日差しが強く当たる場合はカーテンやブラインドで光を和らげたり、窓から少し離すと良いかもしれません。
一方で、植物に当たる光量が少ない場合があります。暗い場所では、葉色が悪くなったり、生育が非常に遅くなったり、生育不良で枯れる事があります。植物の健康な成長を促すために、凡そですが2000lux~5000luxの光が当たる場所で管理してあげると良いでしょう。
※照度(lux)を調べる方法は、携帯のアプリや照度計などがあります。携帯のアプリでも手軽に調べられますが、詳しく調べたい方は楽天に売ってある照度計を利用すると良いでしょう。
※照度が少ない場所で育てたい場合は楽天に売ってある植物育成ライトを利用してみるとよいかもしれません。植物育成ライト以外の人工的な照明の光には光合成に必要な波長が僅かにしか含まれない事があるため、十分の照度あると思っても植物がしっかり育たない事もあるため注意が必要です。
培養土
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は、一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
- 赤玉土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
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- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は、基本的にやや湿り気のある土壌を好みます。そのため、土壌の状態を見ながら、やや湿り気のある土壌に保つようにしましょう。
ただし、何時までも水分が停滞するジメジメした環境は根腐れを引き起こす原因となるため、土壌の状態を見ながら、水やりを行う必要があるでしょう。
水やりの頻度と与え方
水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面(数cm)が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。水やりは、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
水やりのチェックを簡単にするオススメの道具
- 水やりチェッカー(サスティ)とは、視覚的に分かりやすく色の変化で水やりのタイミングを教えてくれる水分計です。
- 白色(水やり必要)・青色(水やり不要)
- 水やりチェッカー(サスティ)は世界で初めて家庭用水分計で「PF値」が採用されています。PF値は、殆どの植物の生育に阻害がない有効水分域の中のPF2.0付近で色が変わるように設計されているため、水やりの失敗を減らします。
- PF2.0は、どんな土や多肉・観葉植物・草花にも対応しますが、乾燥に強い多肉植物では色変わり後に若干の猶予があり、乾燥に弱い草花では色変わり後は直ぐに水やりをした方が良いかもしれません。
- PF値とは、土壌の水分が毛管力によって引き付けられている強さの程度を表している数値で、これを使う事で土壌の湿り具合や植物への水やりのタイミングが分かるようになります。殆どの植物にとって利用しやすいPF値は1.7~2.3の間にあります。常にPF値が1.7より下の値にあると、多湿を嫌う多肉などは湿潤すぎて根腐れを引き起こしやすくなったり、PF値が2.3より上にあると乾燥が苦手な草花などは水枯れを引き起こしやすくなります。
- 水やり三年と言われるプロでも難しい水やり作業が、水やりチェッカー(サスティ)を使うだけで安心して行えるようになります。
- 水やりチェッカー(サスティ)は水やりが難しい植物(ラン・多肉)にも対応しています。
- 中芯は6ヶ月~9ヶ月経つと水やりをしても青色に変化しなくなるため、変化がなくなったら中芯の交換が必要になります。
肥料の与え方
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は沢山の肥料を必要とする植物ではありませんが、生育期間中に定期的に肥料を与える事で成長が促進されます。
肥料の与え方
- 肥料は春から秋の生育期間中に液肥を与えます。
- 液体肥料は、規定された分量で希釈して約10~14日に1回のペースで水やりの際に一緒に液肥を与えるとよいでしょう。
剪定のやり方
ベゴニア(マグダレン・マディソン)の剪定は必要に応じて「古葉取り」と「切り戻し剪定」を行います。
切り戻し剪定とは!
ベゴニアは茎が成熟して古くなってくると葉を出しにくくなったり、葉が減ります。そのため、新しい成長を促すためにも切り戻し剪定が必要になります。
切り戻し剪定の方法
切り戻し剪定は、葉がなくなった茎を根元付近まで剪定します。
古葉取りとは!
古葉取りとは、病気になった葉や枯れた葉など、見た目がわるくなったり、健康でなくなった葉を、茎の根元部分または基部から取り除く事です。
夏越しする方法
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は夏の暑さに耐えますが、強い日差し・乾燥・多湿に注意する必要があります。
夏越しで重要なポイント
- 直射日光の当たらない明るい日陰で管理する。
- 土壌が完全に乾燥しないように土壌の状態を見ながら定期的に水やりをおこなう。
- 土壌が何時までも濡れていてジメジメした状態が続くと根腐れを引き起こします。そのため、土壌の保水性・通気性・排水性・保肥力のバランスをよくする。
冬越しする方法
Hardiness:
ベゴニア(マグダレン・マディソン)は寒さに弱いため屋外での越冬はむずかしいです。冬越しさせたい場合は、冬越し対策が必要です。
- 鉢植えで育てている場合は、室温が10度以上ある日当りのよい室内に入れて管理しましょう。
- 暖地などの暖かい地域であればカバーを被せるなどの、霜対策を行うだけでも越冬出来る可能性があります。
- 地植えしている場合は、株を掘り起こし鉢植えにして屋内などで管理します。それが難しい場合は、株元に腐葉土などを入れて霜から株元を守り、また株全体に寒冷紗等をかけて寒さや凍結から株を守ります。
挿し木や株分けで増やす
ベゴニアは挿し木によって増やす事ができます。
挿し木の方法
- 挿し木時期は発根率の高い晩春から夏頃が適します。
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂に節を1個または2個つけるようにして剪定します。
- 挿し穂に葉を1個または2個のこします。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土または水を入れたコップを準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂の1/3程を挿します。
- 水を入れたコップに切り口をつけて発根させる事も可能です。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
播種で増やす
ベゴニアの種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
ベゴニアの病気
- うどんこ病
- 灰色カビ病
- 根頭癌腫病
- 斑点細菌病
- 根腐れ病
- ウィルス病
ベゴニアの害虫
- アブラムシ