モンステラ属(ホウライショウ属)の種は約73種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは6種類の原種と、9種類の園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方や購入する際のリンクも用意しています。よければ、そちらもご活用ください。
■目次
■モンステラ属(ホウライショウ属)の簡易比較

学名:Monstera deliciosa
生活形:常緑多年草
生育型:ツル型
全長:約5m~20m
開花:夏頃
花色:クリーム色・白色
葉色:緑色・黄色・白色
備考:大型種系(Large Form)に園芸分類されており、モンステラ属の中では茎が太く、節間が短く、葉が非常に巨大で、葉の中に切れ込みや穿孔などが出来ます。近縁種と比べて、葉が100cmに達することもあり非常に巨大で、縁部分に深い切れ込みと穿孔が空く所が特徴です。また開花後に出来る果実は、熟すと甘くなり毒性もほぼなくなるため食用にされます。

学名:Monstera adansonii
生活形:常緑多年草
生育型:ツル型
全長:約100~500cm
開花:夏頃
花色:クリーム色・白色
葉色:緑色・黄色・白色
備考:成長が非常に早く比較的強健です。ホウライショウのように葉の縁部分に切れ込みは入りませんが、葉脈間に多数の穿孔が空きます。この穿孔の割合は基本50%未満です。
学名:Monstera obliqua
生活形:常緑多年草
生育型:ツル型
全長:約100~300cm※野生下では10mに達することもあります。
開花:春・夏頃
花色:クリーム色
葉色:緑色・黄色・白色
備考:葉の縁部分に切れ込みは入りませんが、葉脈間に多数の穿孔が空きます。この穿孔は葉身に対して80%前後(ペルー系個体群では90%前後)の割合になります。また他種と比べて乾燥に弱い傾向があるため、栽培時は湿度にかなり注意する必要があります。
学名:中南米
生活形:常緑多年草
生育型:ツル型
全長:約100~400cm
開花:夏・秋
花色:クリーム色
葉色:緑色
備考:葉脈間に多数の穿孔があり、これが成熟するにつれて大きくなります。葉の縁部分には、基本的に切れ込みはありませんが、穿孔が大きくなり、縁部分まで達することがあります。葉の質感は薄い革質で、穿孔が広がると干からびた時のように捻れる傾向があります。
学名:コスタリカ/パナマ
生活形:常緑多年草
生育型:ツル型
全長:約100~600cm
開花:夏・秋
花色:クリーム色
葉色:緑色・黄色・白色
備考:葉が小ぶりで切れ込みも穿孔も生じません。葉柄の全長に渡り葉鞘があります。
学名:メキシコ/中央アメリカ
生活形:常緑多年草
生育型:ツル型
全長:約100~800cm
開花:春・夏・秋
花色:クリーム色
葉色:緑色・白色
備考:葉が構造色により葉脈間が白っぽく見える所が特徴です。幼葉は小ぶりで穿孔が生じませんが、成葉になるとサイズが60cmに達することがあり少数の穿孔が生じることがあります。
■モンステラ属(ホウライショウ属)の主な種と園芸品種の紹介
ホウライショウ


ホウライショウとは!
ホウライショウ(学名: Monstera deliciosa)は、別名で「モンステラ・デリシオサ」「スイスチーズ・プラント(Swiss cheese plant)」「スプリットリーフ・フィロデンドロン(split-leaf philodendron)」「デリシャスモンスター(delicious monster)」「フルーツ・サラダプラント(fruit salad plant)」とも呼ばれるサトイモ科モンステラ属に分類される常緑多年草の種です。
ホウライショウの原産地はメキシコからグアテマラで、自生地は熱帯雨林の林床で、樹木を這い半着生します。
ホウライショウの特徴
- 形態:全長は約5m~20m、生育型はツル型ですが、生育初期は節間が短い短縮茎になり偽ロゼット型のようになります。葉は異形葉性で幼葉は全縁の心形ですが、成葉になる過程で葉縁部に切れ込みが入ったり穿孔が空きます。花序は肉穂花序、花序の基部に仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長します。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させます。また開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中ですが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:大型種系(Large Form)に園芸分類されており、モンステラ属の中では茎が太く、節間が短く、葉が非常に巨大で、葉の中に切れ込みや穿孔などが出来ます。近縁種と比べて、葉が100cmに達することもあり非常に巨大で、縁部分に深い切れ込みと穿孔が空く所が特徴です。また開花後に出来る果実は、熟すと甘くなり毒性もほぼなくなるため食用にされます。
- 生育型の特徴:生育初期は、茎は非常に短く節間も短いため、茎は短縮茎のようになり、葉はロゼットのように展開します。そのため、鉢植えでも管理が容易です。ただし、生育が進むと茎が伸びて、節から気根を伸ばし、他物に付着させながら登攀します。そのため、ツル植物として栽培も可能です。その場合は、ツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティク・パネル)を準備すると良いでしょう。
- 葉の魅力:本種の葉は非常に巨大で100cmの大きさに達することがあります。そのため、非常に強い存在感があり、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また葉は成熟するにつれて縁部分に深い切れ込みが入り、穿孔(窓)も空くため、ユニークな葉姿も楽しめます。
- 穿孔が空く理由:葉が巨大だと、強風やスコールにより葉が破れやすくなり、下葉に光が当たりにくくなります。そのため、葉に切れ込みが入ったり、穿孔を空けて、破れを防いだり、光を透過させて下葉にも光が届くようにしていると考えられています。
- 花・果実の魅力:屋内での栽培環境では開花はほぼ見られませんが、熱帯・亜熱帯の屋外で栽培すると夏頃に開花が見られます。花は葉と比べて目立たないため、重要視されませんが、花後に見られる果実は食用とされます。未熟な果実はシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しているため食べられたものではありません。必ず熟して甘い香りが漂う頃に食べてください。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色の色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや清潔感を感じさせるカラーリーフとしても活用できます。
- フラワーアレンジメント:本種の葉は収穫して花材として生け花やプリザーブドフラワーにして楽しんだり、フラワーアレンジメントの素材として活用できます。葉は非常に大きく豪華なため、アレンジメントでも主役級の働きをし、強い存在感を感じさせるでしょう。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度または5度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。ただし、大きく成長するため定期的な剪定が必要です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~15000Luxまたは46.25~277.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
ホウライショウの園芸品種の紹介
●イエローモンスター
学名:Monstera deliciosa ‘Yellow Monster’
開花時期:夏頃
花の色:クリーム色
葉の色:緑色・クリーム色
葉の魅力:本種の葉は非常に巨大なため、非常に強い存在感があり、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また葉は成熟するにつれて縁部分に深い切れ込みが入り、穿孔(窓)も空くため、ユニークな葉姿も楽しめます。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調としてクリーム色の散斑が入ります。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると明るい雰囲気をつくるカラーリーフとしても楽しめます。
●タイコンステレーション
学名:Monstera deliciosa ‘Thai Constellation’
開花時期:夏頃
花の色:クリーム色
葉の色:緑色・白色
葉の魅力:本種の葉は非常に巨大なため、非常に強い存在感があり、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また葉は成熟するにつれて縁部分に深い切れ込みが入り、穿孔(窓)も空くため、ユニークな葉姿も楽しめます。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として白色の散斑が入ります。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると明るい雰囲気をつくるカラーリーフとしても楽しめます。
●ホワイトタイガー

学名:Monstera deliciosa ‘White Tiger’
開花時期:夏頃
花の色:クリーム色
葉の色:緑色・白色
葉の魅力:本種の葉は非常に巨大なため、非常に強い存在感があり、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また葉は成熟するにつれて縁部分に深い切れ込みが入り、穿孔(窓)も空くため、ユニークな葉姿も楽しめます。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、白色の散斑が入ります。また従来の品種よりも白色の割合が多めな傾向があります。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると明るい雰囲気をつくるカラーリーフとしても楽しめます。
●ホワイトモンスター
学名:Monstera deliciosa ‘White Monster’
開花時期:夏頃
花の色:クリーム色
葉の色:濃緑色・白色
葉の魅力:本種の葉は非常に巨大なため、非常に強い存在感があり、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また葉は成熟するにつれて縁部分に深い切れ込みが入り、穿孔(窓)も空くため、ユニークな葉姿も楽しめます。
カラーリーフ:葉の色は【うぶ】または濃緑色を基調として、白色の【散斑】が入ります。また従来の品種よりも白色の割合が多めな傾向があります。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると明るい雰囲気をつくるカラーリーフとしても楽しめます。
マドカズラ

マドカズラとは!
マドカズラ(学名: Monstera adansonii)は、同義語でモンステラ・フリードリヒスターリー(Monstera friedrichsthalii)とも扱われており、別名で「アダンソン・モンステラ(Adanson’s monstera)」「スイスチーズ・プラント(Swiss cheese plant)」「ファイブホールプラント(five holes plant)」とも呼ばれるサトイモ科モンステラ属に分類される常緑多年草の種です。
マドカズラの原産地はブラジル、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、仏領ギアナ、ガイアナ、ニカラグア、パナマ、ペルー、スリナム、ベネズエラ、ボリビアで、自生地は熱帯雨林の林床で、樹木を這い半着生します。
マドカズラの特徴
- 形態:全長は約100~500cm、生育型はツル型、葉の概形は卵形・広卵形・楕円形、葉の中に穿孔が空きます。花序は肉穂花序、花序の基部に仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長します。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させます。また開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中ですが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:本種は近縁種と比べて、成長が非常に早く比較的強健です。ホウライショウのように葉の縁部分に切れ込みは入りませんが、葉脈間に多数の穿孔が空きます。この穿孔の割合は基本50%未満です。
- 葉の魅力:本種の葉は比較的巨大で15~30cm(野生下では約70cm)の大きさになるため、非常に強い存在感があり、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また葉は成熟するにつれて穿孔(窓)が空くため、ユニークな葉姿も楽しめます。
- 穿孔が空く理由:葉が巨大だと、強風やスコールにより葉が破れやすくなり、下葉に光が当たりにくくなります。そのため、葉に切れ込みが入ったり、穿孔を空けて、破れを防いだり、光を透過させて下葉にも光が届くようにしていると考えられています。
- 花の魅力:屋内での栽培環境では開花はほぼ見られませんが、熱帯・亜熱帯の屋外で栽培すると夏頃に開花が見られます。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色の色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや清潔感を感じさせるカラーリーフとしても活用できます。
- フラワーアレンジメント:本種の葉は収穫して花材として生け花やプリザーブドフラワーにして楽しんだり、フラワーアレンジメントの素材として活用できます。葉は非常に大きく豪華なため、アレンジメントでも主役級の働きをし、強い存在感を感じさせるでしょう。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる優美な草姿が観賞できます。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度または5度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。ただし、大きく成長するため定期的な剪定が必要です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~15000Luxまたは46.25~277.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。
- 空気清浄効果:マドカズラは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
マドカズラの園芸品種の紹介
●モンステラ・ラニアータ
モンステラ・ラニアータ(学名: Monstera adansonii var. Laniata)は、別名で「スイスチーズ・プラント(Swiss cheese plant)」とも呼ばれるサトイモ科モンステラ属に分類されるマドカズラ(学名: Monstera adansonii)の亜種です。
本種はマドカズラと比べて、葉が大きくて、光沢が良いため、上位的な位置付けで扱われることもあります。
モンステラ・オブリクア
モンステラ・オブリクアとは!
モンステラ・オブリクア(学名: Monstera obliqua)は、別名で「ウィンドウ・リーフ・モンステラ(Window-Leaf Monstera)」とも呼ばれるサトイモ科モンステラ属に分類される常緑多年草の種です。
モンステラ・オブリクアの原産地は熱帯・亜熱帯の中南米で、自生地は熱帯雨林の林床で、樹木を這い半着生します。
モンステラ・オブリクアの特徴
- 形態:全長は約100~300cm※野生下では10mに達することもあります。生育型は【ツル型】または【匍匐型】で、葉の概形は卵形・披針形・楕円形、葉の中に多数の穿孔が空きます。花序は肉穂花序、花序の基部に仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長します。
- 夏:高温期も生育旺盛に成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させます。また開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中ですが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:本種は近縁種と比べて、葉の縁部分に切れ込みは入りませんが、葉脈間に多数の穿孔が空きます。この穿孔は葉身に対して80%前後(ペルー系個体群では90%前後)の割合になります。また他種と比べて乾燥に弱い傾向があるため、栽培時は湿度にかなり注意する必要があります。
- 葉の魅力:本種の葉は成熟するにつれて穿孔(窓)が80%前後、ペルー系では90%前後空きます。まるでスケルトンを見ているような不気味な雰囲気を醸し出すため、個性的な植物を好む人に人気な観葉植物です。
- 穿孔が空く理由:葉が巨大だと、強風やスコールにより葉が破れやすくなり、下葉に光が当たりにくくなります。そのため、葉に切れ込みが入ったり、穿孔を空けて、破れを防いだり、光を透過させて下葉にも光が届くようにしていると考えられています。
- 花の魅力:屋内での栽培環境では開花はほぼ見られませんが、熱帯・亜熱帯の屋外で栽培すると春から夏頃に開花が見られます。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色の色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや清潔感を感じさせるカラーリーフとしても活用できます。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる優美な草姿が観賞できます。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度または5度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。ただし、大きく成長するため定期的な剪定が必要です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~15000Luxまたは46.25~277.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。
- 空気清浄効果:本種は、他のモンステラと比べると限定的ですが、密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
モンステラ・オブリクアの園芸品種の紹介
モンステラ・エスケレート
モンステラ・エスケレートとは!
モンステラ・エスケレート(学名: Monstera esqueleto)は、別名で「スケルトン・モンステラ(Skeleton Monstera)」とも呼ばれているサトイモ科モンステラ属に分類される常緑多年草です。
モンステラ・エスケレートの原産地はコスタリカで、自生地は熱帯雨林の林床で、樹木を這い半着生します。
モンステラ・エスケレートの特徴
- 形態:全長は約100~400cm、生育型はツル型、葉の概形は卵形、葉の中に穿孔が空きます。花序は肉穂花序、花序の基部に仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長します。
- 夏:高温期も生育旺盛に成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、開花が見られることもあります。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も見られることもありますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:本種は近縁種と比べて、葉脈間に多数の穿孔があり、これが成熟するにつれて大きくなります。葉の縁部分には、基本的に切れ込みはありませんが、穿孔が大きくなり、縁部分まで達することがあります。葉の質感は薄い革質で、穿孔が広がると干からびた時のように捻れる傾向があります。
- 葉の魅力:本種の葉は長さ約50~100cmに達し、非常に巨大で強い存在感があるため、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中にいるような雰囲気を演出できます。また、葉脈間に多数の穿孔が生じ、葉脈だけ残るような外観となるため、まるでスケルトンを見ているような不気味な雰囲気を醸し出します。そのため、個性的な植物を好む人に人気の観葉植物です。
- 穿孔が空く理由:葉が巨大だと、強風やスコールにより葉が破れやすくなり、下葉に光が当たりにくくなります。そのため、葉に切れ込みが入ったり、穿孔を空けて、破れを防いだり、光を透過させて下葉にも光が届くようにしていると考えられています。
- 花の魅力:屋内での栽培環境では開花はほぼ見られませんが、熱帯・亜熱帯の屋外で栽培すると夏から秋頃に開花が見られます。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる優美な草姿が観賞できます。ただし、登攀しないと葉が小ぶりになる傾向があります。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度または5度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。ただし、大きく成長するため定期的な剪定が必要です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~15000Luxまたは46.25~277.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
モンステラ・エスケレートの園芸品種の紹介
モンステラ・スタンデリアナ
モンステラ・スタンデリアナとは!
モンステラ・スタンデリアナ(学名: Monstera standleyana)は、別名で「コブラ・モンステラ(Cobra Monstera)」とも呼ばれているサトイモ科モンステラ属に分類される常緑多年草です。
モンステラ・スタンデリアナの原産地はコスタリカからパナマで、自生地は熱帯雨林の林床で、樹木を這い半着生します。
モンステラ・スタンデリアナの特徴
- 形態:全長は約100~600cm、生育型はツル型、葉の概形は披針形、縁部分は全縁で色は緑色です。花序は肉穂花序、花序の基部に仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長します。
- 夏:高温期も生育旺盛に成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、開花が見られることもあります。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も見られることもありますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:本種は近縁種と比べて、葉が小ぶりで切れ込みも穿孔も生じません。葉柄の全長に渡り葉鞘があります。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色の色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや、清潔感を感じさせるカラーリーフが楽しめます。
- 花の魅力:屋内での栽培環境では開花はほぼ見られませんが、熱帯・亜熱帯の屋外で栽培すると夏から秋頃に開花が見られます。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる優美な草姿が観賞できます。ただし、登攀しないと葉が小ぶりになる傾向があります。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度または5度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。ただし、大きく成長するため定期的な剪定が必要です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~15000Luxまたは46.25~277.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
モンステラ・スタンデリアナの園芸品種の紹介
モンステラ・シルテペカナ
モンステラ・シルテペカナとは!
モンステラ・シルテペカナ(学名: Monstera siltepecana)は、別名で「シルバーモンステラ(Silver monstera)」とも呼ばれているサトイモ科モンステラ属に分類される常緑多年草の種です。
モンステラ・シルテペカナの原産地はメキシコから中央アメリカで、自生地は熱帯雨林の林床で、樹木を這い半着生します。
モンステラ・シルテペカナの特徴
- 形態:全長は約100~800cm、生育型はツル型、葉の概形は心形・狭心形、縁部分は全縁で色は緑色です。花序は肉穂花序、花序の基部に仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、開花が見られることもあります。
- 夏:高温期も生育旺盛に成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、開花が見られることもあります。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も見られることもありますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:本種は近縁種と比べて、葉が構造色により葉脈間が白っぽく見える所が特徴です。幼葉は小ぶりで穿孔が生じませんが、成葉になるとサイズが60cmに達することがあり少数の穿孔が生じることがあります。
- 近縁種との比較:本種は近縁種と比べて幼葉は小ぶりで切れ込みも穿孔も生じず、構造色により葉脈間が白っぽく見えます(成葉になると緑色になり穿孔が生じます)。
- 葉と魅力:葉は構造色により葉脈間が白色に見えるため、明るい印象を与えるカラーリーフとして活用できます。また成葉に穿孔が生じることもあるため、個性的な葉が好きな人に好まれます。
- 花の魅力:屋内での栽培環境では開花はほぼ見られませんが、熱帯・亜熱帯の屋外で栽培すると春から秋頃に開花が見られます。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる優美な草姿が観賞できます。ただし、登攀しないと葉が小ぶりになる傾向があります。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度または5度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。ただし、大きく成長するため定期的な剪定が必要です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~15000Luxまたは46.25~277.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
モンステラ・シルテペカナの園芸品種の紹介



