フィカス属(イチジク属)の種は約892種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは14種類の原種と、25種類の園芸品種の詳しい特徴を紹介しています。
また上記の他にも、このページでは育て方や購入する際のリンクも用意しています。よければ、そちらもご活用ください。
■目次
■フィカス属(イチジク属)の簡易比較

学名:Ficus elastica
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約30~60m
花色:緑色
葉の形:楕円形
葉の長さ:約10~30cm
葉色:緑色・黄色・赤色・赤褐色・白色・黒色
備考:本種は気根(支柱根)が非常に多数発生しやすい傾向にあり、幹を傷つけると天然ゴムの原料になる樹脂を分泌させます。また葉はとても厚く滑らかな革質で、光沢があり、葉の長さは10~30cmと大きく葉先端に小さな突起(尖頭)があります。また他のフィカス属と比べて栽培品種が豊富で葉の色が多彩です。

学名:Ficus religiosa
生活形:落葉高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約5~30m
花色:黄緑色
葉の形:広卵形・心形
葉の長さ:約10~20cm
葉色:緑色
備考:本種は落葉性の性質を持っており、また気根が発生しにくい傾向があります。また葉はハート(広卵形・心形)に似た形をしており、また葉先端が細長く突起するため【エイ】のような見た目をしています。

学名:Ficus microcarpa
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約5~30m
花色:黄緑色・淡赤色
葉の形:卵形・倒卵形・楕円形
葉の長さ:約4~10cm
葉色:緑色・黄色・白色
備考:本種は気根(支柱根)が発生しやすい傾向にあり、葉は厚い革質で、葉先端に突起(尖頭)があったり丸み(鈍頭)があったりします。環境ストレスにも強く、乾燥や耐陰性が高めです。

学名:Ficus lyrata
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約5~15m
花色:黄緑色・緑色
葉の形:倒卵形・ヘラ形
葉の長さ:約20~45cm
葉色:緑色
備考:本種は葉が【バイオリン】を思わせるような形(倒卵形・ヘラ形)をしており、葉の質感は厚い革質で強い光沢があります。

学名:Ficus deltoidea
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約100~200cm
花色:灰緑色・桃色
葉の形:倒卵形・倒三角形
葉の長さ:約2~10cm
葉色:緑色
備考:本種は樹高が200cm程度と矮星で、幹から発生する側枝がほぼ真横(水平)に伸びます。また葉の形は倒卵形または倒三角形をしており、葉先端が切形で平坦です。

学名:Ficus altissima
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約10~30m
花色:橙色・褐色
葉の形:楕円形
葉の長さ:約10~25cm
葉色:緑色・黄色
備考:本種は気根(支柱根)が比較的発生しやすい傾向にあり、着生した他植物や構造物を気根(支柱根)が飲み込んだり、また幹と合着するなどします。葉はとても厚く滑らかな革質で、光沢があり、葉の長さは10~25cmと大きく丸みを帯びた見た目になります。

学名:Ficus umbellata
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約5~20m
花色:黄緑色
葉の形:心形
葉の長さ:約20~30cm
葉色:緑色
備考:本種は葉が枝の先端に集まる傾向があり、また樹形の形から傘を思わせるような独特な樹冠を形成します。葉は長さ幅ともに大きく存在感があり、葉の形がハート形(心形)をしており、葉の質感が薄い革質から紙質で柔らかめな所も特徴です。

学名:Ficus triangularis
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約100~900cm
花色:緑色・黄褐色・赤褐色
葉の形:倒三角形
葉の長さ:約2~10cm
葉色:緑色・黄色・白色
備考:本種は幹から発生する側枝がほぼ真横(水平)に伸び、葉の形が倒三角形をしています。
学名:Ficus palmeri
生活形:落葉高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約1~15m
花色:緑色・赤色
葉の形:心形
葉の長さ:約5~20cm
葉色:緑色・赤色(葉脈)
備考:本種は乾季に落葉し休眠する性質があります。また実生株では地際に茎が塊状に太くなった【コーデックス】があり、葉柄や葉脈が赤色を帯びる傾向があります。また自生地は岩場や崖などにあり、他種と比べて乾燥にとても強いです。

学名:Ficus pumila
生活形:常緑つる性木本
生育型:ツル型
全長:約2~12m
花色:緑色・黄緑色
葉の形:心形・卵形・広卵形・広楕円形
葉の長さ:約1.5~12cm
葉色:緑色・黄色・白色
備考:本種の生育型が【ツル型】で他物にツルを這わせて登攀したり、また地面を這う性質があります。異形葉性で幼葉と成葉があり、幼葉は長さ1.5~2.5cmしかなく小ぶりです。また日本にも自生しており、他のフィカス属と比べて耐寒性が高めです。
学名:Ficus petiolaris
生活形:落葉高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約1~15m
花色:緑色・赤色
葉の形:心形
葉の長さ:約5~20cm
葉色:緑色・赤色(葉脈)
備考:本種は乾季に落葉し休眠する性質があります。また実生株では地際に茎が塊状に太くなった【コーデックス】があり、葉柄や葉脈が赤色を帯びる傾向があります。また自生地は岩場や崖などにあり、他種と比べて乾燥にとても強いです。

学名:Ficus benghalensis
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約5~30m
花色:黄緑色・赤橙色
葉の形:卵形・楕円形
葉の長さ:約10~30cm
葉色:緑色・黄色・白色
備考:本種は気根(支柱根)が非常に多数発生しやすい傾向にあり、葉は厚い革質で、葉先端に丸み(鈍頭)があり、フィカス属では珍しく葉が有毛です。

学名:Ficus rumphii
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝型
樹高:約5~30m
花色:緑色・赤橙色
葉の形:心形・広卵形
葉の長さ:約6~13cm
葉色:緑色
備考:本種は乾季に落葉し休眠する性質があります。また葉は幅広なハート形(心形)または広卵形をしており、近縁のインドボダイジュ(学名: Ficus religiosa)と比べて葉先の尖頭が短いです。

学名:Ficus benjamina
生活形:常緑高木
生育型:直立型・分枝
樹高:約50~3000cm
花色:赤色・緑色・白色
葉の形:卵形・楕円形
葉の長さ:約4~13cm
葉色:緑色・黄色・白色
備考:本種の枝は細いため末端で枝垂れる傾向があり、葉は質感が薄く、葉先端が細長く伸び突起します。また品種改良が盛んでカールする葉や黄色や白色の斑入りなどの品種も見られます。
■フィカス属(イチジク属)の主な種と園芸品種の紹介
主な原種
インドゴムノキ(別名: フィカス・エラスティカ)


インドゴムノキ(別名: フィカス・エラスティカ)とは!
インドゴムノキ(学名: Ficus elastica)は、別名「フィカス・エラスティカ」「アッサムゴム」「ラバーフィグ(rubber fig)」「ラバーブッシュ(rubber bush)」「ラバーツリー(rubber tree)」「インディアン・ラバーブッシュ(Indian rubber bush)」「インディアン・ラバーツリー(Indian rubber tree)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
インドゴムノキ(別名: フィカス・エラスティカ)の原産地は南アジアから東南アジアで、自生地は森林や岩場等にあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
インドゴムノキ(別名: フィカス・エラスティカ)の特徴
- 形態:樹高は約30~60m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹や側枝から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えます。葉序は互生、葉身の長さ約10~30cm、葉身は楕円形で、葉先は尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は気根(支柱根)が非常に多数発生しやすい傾向にあり、幹を傷つけると天然ゴムの原料になる樹脂を分泌させます。また葉はとても厚く滑らかな革質で、光沢があり、葉の長さは10~30cmと大きく葉先端に小さな突起(尖頭)があります。また他のフィカス属と比べて栽培品種が豊富で葉の色が多彩です。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、自生地では幹や側枝から発生する多数の気根が【支柱根】となり、まるで足で立って自立したような見た目となったり、叢生型のような見た目になることがあります。そのため、個性的な植物を好む人などに人気のある植物です。
- 葉の魅力:本種の葉は長さ30cmに達することもあり非常に大きく存在感があり、また光沢があるため宝飾品を見てるようなラグジュアリーな雰囲気をかもし出す所も魅力です。葉の色は基本緑色または濃緑色ですが、栽培品種では黄色・赤色・赤褐色・白色・黒色の斑入りも見られます。そのため、品種を選びカラーリーフとして愉しむことも可能です。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 天然の橋:インドの一部の地域では、本種の幹や側枝から発生する気根を渓谷などを越えて誘引し、多数の気根を編み込んで、生きた橋をかける伝統があります。
インドゴムノキ(別名: フィカス・エラスティカ)の園芸品種の紹介
●ジン
学名:Ficus elastica ‘Jin’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・淡緑色(クリーム色)・赤橙色
葉の模様:散斑
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は新芽展開時は赤橙色をしていますが、成熟するに連れて緑色と淡緑色(クリーム色)の散斑の模様の斑入りになります。そのため、カラフルな色彩のカラーリーフとして楽しめます。
●ソフィア
学名:Ficus elastica ‘Sofia’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:濃緑色・淡褐色
樹高:50cm以上
備考:原種と比較して節間が短くコンパクトに成長する傾向があり、葉が密生しボリューム感のある葉姿が楽しめます。また葉の裏面が淡褐色を帯びるため、葉表面の濃緑色の葉色とコントラストが楽しめます。
●ティネケ
学名:Ficus elastica ‘Tineke’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:灰緑色・クリーム色・淡赤橙色
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は新芽展開時は淡赤橙色をしていますが、成熟するに連れて緑色を基調としてクリーム色の覆輪の模様が入ります。そのため、カラフルな色彩のカラーリーフとして楽しめます。
●バーガンディ
学名:Ficus elastica ‘Burgundy’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:濃緑色(暗緑色)・赤褐色
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は濃緑色(暗緑色)で重厚的な雰囲気を醸し出し、また葉の裏面が赤褐色を帯び、中肋が赤紫色をしています。そのため、格調高い雰囲気と華やかさを感じさせる品種です。
●ベリーズ
学名:Ficus elastica ‘Belize’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:灰緑色・クリーム色・ピーチ色
樹高:50cm以上
大人かわいい色彩:葉の色は全体的に灰色を帯びるグレイッシュトーンで落ち着いた雰囲気があり、葉全体がピーチ色をほんのりと帯びる、灰緑色・クリーム色(覆輪)の3色で構成されており、可愛いらしい雰囲気を醸し出します。
●メラニー
学名:Ficus elastica ‘Melany’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・暗緑色・赤紫色
樹高:50cm以上
備考:原種と比較して側枝や気根が発生しやすく、ボリューム感のある樹形となりやすい。若葉は明度の低い暗緑色をしており、新芽展開時は赤紫色を呈します。
●ルビー

学名:Ficus elastica ‘Ruby’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:灰緑色・クリーム色・淡赤色
樹高:50cm以上
大人かわいい色彩:葉の色は全体的に灰色を帯びるグレイッシュトーンで落ち着いた雰囲気があり、葉全体が淡赤色を帯びる、灰緑色・クリーム色(覆輪)の3色で構成されており、可愛いらしい雰囲気を醸し出します。
●ロブスタ
学名:Ficus elastica ‘Robusta’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・濃緑色
樹高:50cm以上
備考:原種と比べて葉幅が広く丸みのある見た目をしており、葉に厚みがあり丈夫です。
インドボダイジュ(別名: フィカス・レリジオーサ)


インドボダイジュ(別名: フィカス・レリジオーサ)とは!
インドボダイジュ(学名: Ficus religiosa)は、別名「フィカス・レリジオーサ」「テンジクボダイジュ」「セイクリッド・フィグ(sacred fig)」「ボディ・ツリー(bodhi tree)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される落葉高木または特定条件下で常緑高木になります。
インドボダイジュ(別名: フィカス・レリジオーサ)の原産地はインド、パキスタン、ネパール、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマー、マレーシアで、自生地は森林や岩場、寺院などの人工構造物などにあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
インドボダイジュ(別名: フィカス・レリジオーサ)の特徴
- 形態:樹高は約5~30m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉身の長さ約10~20cm、葉身は広卵形・心形で、葉先は尾状尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉高木または特定条件下で常緑高木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:低温により落葉し、休眠期に入ります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は落葉性の性質を持っており、また気根が発生しにくい傾向があります。また葉はハート(広卵形・心形)に似た形をしており、また葉先端が細長く突起するため【エイ】のような見た目をしています。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、初期に幹から発生する気根が【支柱根】となり、本体を支え個性的な外観となることがあります。また現地では、寺院の壁面などに着生して、気根(支柱根)が構造物を覆うように成長することもあり、まるで荒廃していく世界を見ているような独特な景観を生み出しています。
- 紅葉:秋が深まると緑色の葉が、黄色・赤橙色・赤褐色に変化します。そのため、この葉の色が季節の変化を感じさせたり、またアンティークな雰囲気を感じさせる季節限定のカラーリーフとしても楽しめる点も魅力となります。
- トピアリー:本種は刈り込みに強く、萌芽力があり、比較的高密度に枝葉が茂るため、好みの形状に刈り込んでトピアリー仕立てで楽しむことも可能です。ただし、葉が大きいため緻密な形状に刈り込むのは不向きです。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 神話の世界:ジャータカの物語(お釈迦様の物語)では、インドボダイジュの木陰で瞑想をし悟りを開いたとされています。現在、お釈迦様が悟りを開いたこの場所には仏教の最高の聖地とされるブッダガヤ(寺院)があり、権力者が訪れたり、人気の高い観光地にもなっています。またヒンドゥー教の3大神(ブラフマー・シヴァ・ヴィシュヌ)の神とも本種は密接な関係にあり、極めて神聖な木として扱われています。さらに土曜日に女性が木の幹の周りに紐を結ぶとラクシュミーから多くの子供と富を授かると言われており、また本種とインドセンダンが絡まると、特別な吉報が訪れるとされることから、この組み合わせの樹木がある場所に、新たな神殿が建てられて結婚式が執り行われたりもしています。
インドボダイジュ(別名: フィカス・レリジオーサ)の園芸品種の紹介
ガジュマル(別名: フィカス・マイクロカルパ)


ガジュマル(別名: フィカス・マイクロカルパ)とは!
ガジュマル(学名: Ficus microcarpa)は、別名「フィカス・マイクロカルパ」「チャイニーズ・バニヤン(Chinese banyan)」「マラヤン・バニヤン(Malayan banyan)」「インディアン・ローレル(Indian laurel)」「カーテン・フィグ(curtain fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
ガジュマル(別名: フィカス・マイクロカルパ)の原産地は日本(屋久島・種子島など)、熱帯・亜熱帯アジア、オーストラリア、オセアニアで、自生地は熱帯林にある湿地や海岸沿い、岩場等にあり、生育環境は湿生・地生・岩隙・半着生です。
ガジュマル(別名: フィカス・マイクロカルパ)の特徴
- 形態:樹高は約5~30m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹や側枝から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えます。葉序は互生、葉身の長さ約4~10cm、葉身は卵形・倒卵形・楕円形で、葉先は尖頭または鈍頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は気根(支柱根)が発生しやすい傾向にあり、葉は厚い革質で、葉先端に突起(尖頭)があったり丸み(鈍頭)があったりします。環境ストレスにも強く、乾燥や耐陰性が高めです。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、幹や側枝から発生する多数の気根が【支柱根】となり、まるで足で立って自立したような見た目となったり、叢生型のような見た目になることがあります。そのため、個性的な植物を好む人や、また【根上り】する姿から値上がりにかけて投資をする人などに人気のある植物です。
- 葉の魅力:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや、清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。
- トピアリー:本種は刈り込みに強く、萌芽力があり、比較的高密度に枝葉が茂るため、好みの形状に刈り込んでトピアリー仕立てで楽しむことも可能です。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、15度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は1000~20000Luxまたは18.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
ガジュマル(別名: フィカス・マイクロカルパ)の園芸品種の紹介
カシワバゴムノキ(別名: フィカス・リラータ)

カシワバゴムノキ(別名: フィカス・リラータ)とは!
カシワバゴムノキ(学名: Ficus lyrata)は、別名「フィカス・リラータ」「フィドル・リーフフィグ(fiddle leaf fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
カシワバゴムノキ(別名: フィカス・リラータ)の原産地は熱帯アフリカ(西部~中部)で、自生地は森林や湖畔林などにあり、生育環境は地生・半着生です。
カシワバゴムノキ(別名: フィカス・リラータ)の特徴
- 形態:樹高は約5~15m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、多湿環境では幹から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉身の長さ約20~45cm、葉身は倒卵形・ヘラ形で、葉先は切形です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球形に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は葉が【バイオリン】を思わせるような形(倒卵形・ヘラ形)をしており、葉の質感は厚い革質で強い光沢があります。
- 葉の魅力:本種の葉は非常に巨大なため、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中に迷い込んだかのような雰囲気を醸し出すことができます。またこの葉は【バイオリン】を思わせるような独特な見た目をしており、強い光沢があるため、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出すことができます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
カシワバゴムノキ(別名: フィカス・リラータ)の園芸品種の紹介
コバンボダイジュ(別名: フィカス・デルトイデア)

コバンボダイジュ(別名: フィカス・デルトイデア)とは!
コバンボダイジュ(学名: Ficus deltoidea)は、別名「フィカス・デルトイデア」「ミスルトウ・フィグ(mistletoe fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑低木です。
コバンボダイジュ(別名: フィカス・デルトイデア)の原産地は東南アジアで、自生地は森林や岩場、海岸沿いなどにあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
コバンボダイジュ(別名: フィカス・デルトイデア)の特徴
- 形態:樹高は約100~200cm、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、多湿環境では幹から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉身の長さ約2~10cm、葉身は倒卵形・倒三角形で、葉先は切形です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球形に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑低木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は樹高が200cm程度と矮星で、幹から発生する側枝がほぼ真横(水平)に伸びます。また葉の形は倒卵形または倒三角形をしており、葉先端が切形で平坦です。
- 葉の魅力:本種の葉の形が【円形】または【三角形】をしており、個性的な見た目をしています。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると、洗練されたエレガントな雰囲気を醸し出すことができます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
コバンボダイジュ(別名: フィカス・デルトイデア)の園芸品種の紹介
フィカス・アルティシマ

フィカス・アルティシマとは!
フィカス・アルティシマ(学名: Ficus altissima)は、別名「フィカス・アルテシーマ」「カウンシル・ツリー(Council Tree)」「カウンシルフィグ(Council Fig)」「ロフティー・フィグ(Lofty Fig)」「アジアン・フィカス(Asian Ficus)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
フィカス・アルティシマの原産地はインド、熱帯・亜熱帯アジアで、自生地は森林や岩場等にあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
フィカス・アルティシマの特徴
- 形態:樹高は約10~30m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹や側枝から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えます。葉序は互生、葉身の長さ約10~25cm、葉身は楕円形で、葉先は尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球形に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は気根(支柱根)が比較的発生しやすい傾向にあり、着生した他植物や構造物を気根(支柱根)が飲み込んだり、また幹と合着するなどします。葉はとても厚く滑らかな革質で、光沢があり、葉の長さは10~25cmと大きく丸みを帯びた見た目になります。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、自生地では幹や側枝から発生する多数の気根が【支柱根】となり、まるで足で立って自立したような見た目となったり、叢生型のような見た目になることがあります。そのため、個性的な植物を好む人などに人気のある植物です。
- 葉の魅力:本種の葉は長さ25cmに達することもあり非常に大きく存在感があり、また光沢があるため宝飾品を見てるようなラグジュアリーな雰囲気をかもし出す所も魅力です。葉の色は基本緑色ですが、栽培品種では黄色・黄緑色の斑入りも見られます。そのため、品種を選びカラーリーフとして愉しむことも可能です。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・アルティシマの園芸品種の紹介
フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータとは!
フィカス・ウンベラータ(学名: Ficus umbellata)は、別名「ウンベラータ・ツリー・フィグ(Umbrella Tree Fig)」「ハートリーフ・ツリーフィグ(Heart-leaf tree fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
フィカス・ウンベラータの原産地は熱帯アフリカ(西部~中部)で、自生地は森林やサバナ、岩場や湖畔林などにあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
フィカス・ウンベラータの特徴
- 形態:樹高は約5~20m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、多湿環境では幹から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉身の長さ約20~30cm、葉身の幅は約10~25cm、葉身は心形で、葉先は尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は葉が枝の先端に集まる傾向があり、また樹形の形から傘を思わせるような独特な樹冠を形成します。葉は長さ幅ともに大きく存在感があり、葉の形がハート形(心形)をしており、葉の質感が薄い革質から紙質で柔らかめな所も特徴です。
- 葉の魅力:本種の葉は非常に巨大なため、インテリアとしてお部屋に飾ると、まるでジャングルの中に迷い込んだかのような雰囲気を醸し出すことができます。また幹や側枝の頂部に葉が集まる傾向があるため、洗練された見た目となりやすく、光沢のあるハート形の葉が可愛らしさやラグジュアリー感も演出してくれます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・ウンベラータの園芸品種の紹介
フィカス・トライアンギュラリス

フィカス・トライアンギュラリスとは!
フィカス・トライアンギュラリス(学名: Ficus triangularis)は、同義語でフィカス・レプリエウリ(Ficus natalensis subsp. leprieurii)、別名「トライアングル・フィグ(Triangle Fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑小高木です。
フィカス・トライアンギュラリスの原産地は熱帯アフリカ(西部~中部)で、自生地は森林や岩場、海岸沿いなどにあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
フィカス・トライアンギュラリスの特徴
- 形態:樹高は約100~900cm、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、多湿環境では幹から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉身の長さ約2~10cm、葉身は倒三角形で、葉先は切形です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球形に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑小高木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は幹から発生する側枝がほぼ真横(水平)に伸び、葉の形が倒三角形をしています。
- 葉の魅力:本種の葉の形が【三角形】をしており、個性的でシャープな見た目をしています。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると、洗練されたエレガントな雰囲気を醸し出すことができます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・トライアンギュラリスの園芸品種の紹介
●スイートハート
学名:Ficus triangularis ‘Sweetheart’
同義語:Ficus natalensis subsp. leprieurii ‘Sweetheart’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:倒三角形※先端が少し凹む
葉の色:緑色・白色
樹高:50cm以上
可愛い葉形:葉先端が浅く凹むため【ハート型】の可愛いらしい見た目をしています。そのため、インテリアとして飾ると恋心をくすぐるようなロマンチックな雰囲気を醸し出します。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として白色の覆輪の模様が入ります。そのため、光が反射し輝いているような明るさを感じさせたり、また額縁に入っているような洗練された見た目となります。
フィカス・パルメリー
フィカス・パルメリーとは!
フィカス・パルメリー(学名: Ficus palmeri)は、別名「ペティオレート・フィグ(petiolate fig)」「ロックフィグ(rock fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される落葉高木です。
フィカス・パルメリーの原産地はメキシコで、自生地は岩場や崖、サバナなどにあり、生育環境は地生・岩生・岩隙・半着生です。
フィカス・パルメリーの特徴
- 形態:樹高は約1~15m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹から発生する気根が岩を覆ったり、また地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉柄の長さ約10~20cm、葉身の長さ約5~20cm、葉身は心形で、葉先は尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球形に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉高木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:自生地では乾季になり、この時期は落葉して休眠期にはいります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は乾季に落葉し休眠する性質があります。また実生株では地際に茎が塊状に太くなった【コーデックス】があり、葉柄や葉脈が赤色を帯びる傾向があります。また自生地は岩場や崖などにあり、他種と比べて乾燥にとても強いです。
- ユニークな株姿:本種の実生株は地際付近の茎が球状に肥大しコーデックスを形成します。そのため、この個性的な外観を楽しむ目的で栽培されることが多い植物です。
- 葉の魅力:本種の葉はハート型をしており、また葉柄や葉脈が赤色を帯びるため、可愛らしい見た目をしているリーフとして楽しめます。
- ロックガーデン:本種は自生地が岩場などにもあり、乾燥気味の環境にも比較的適応します。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・パルメリーの園芸品種の紹介
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)


フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)とは!
フィカス・プミラ(学名: Ficus pumila)は、別名「オオイタビ」「クリーピング・フィグ(creeping fig)」「クライミング・フィグ(climbing fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑つる性木本です。
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の原産地は日本、朝鮮半島、中国、台湾、ラオス、ミャンマー、ベトナムで、自生地は森林や岩場、渓流沿い等にあり、生育環境は地生・岩隙です。
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の特徴
- 形態:全長は約2~12m、生育型は【ツル型】で、茎は基本的に柔軟で自立せずに、気根(付着根)を他物に付着させて登攀する【ツル】です。葉序は互生、葉は異形葉性で幼葉と成葉があり、葉身の長さ約1.5~12cm、葉身は心形・卵形・広卵形・広楕円形です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑つる性木本です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種の生育型が【ツル型】で他物にツルを這わせて登攀したり、また地面を這う性質があります。異形葉性で幼葉と成葉があり、幼葉は長さ1.5~2.5cmしかなく小ぶりです。また日本にも自生しており、他のフィカス属と比べて耐寒性が高めです。
- 葉の魅力:本種の幼葉は長さ1.5~2.5cmと小さいため緻密で繊細な雰囲気を醸し出せます。葉の色は基本緑色ですが、栽培品種では黄色・白色の斑入りも見られるため、品種を選びカラーリーフとして楽しむことが可能です。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、氷点下を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、関東以西の温暖な地域以外の屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の園芸品種の紹介
●クエルギフォリア
学名:Ficus pumila var.quercifolia
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:分裂葉(掌状中裂)
葉の色:緑色
樹高:50cm以上
かわいい葉型:原種と違い変種のフィカス・クエルギフォリアは葉の裂片が3~5個ある分裂葉です。そのため、まるで小動物の足のような可愛らしい見た目をしています。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●コアラ
学名:Ficus pumila ‘Koara’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:心形・広卵形
葉の色:緑色・黄緑色・白緑色
葉の模様:中斑・三光中斑
樹高:50cm以上
かわいい葉型:葉は非常に小さく丸みがあり、皺の寄るクシャッとした見た目をしています。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、葉の一番内側に黄緑色の中斑、その外側に白緑色の三光中斑が入ります。そのため、まるで森の中に光が差し込んできたような明るさを感じさせるカラーリーフが楽しめます。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●サニーホワイト

学名:Ficus pumila ‘Sunnywhite’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:広卵形・広楕円形
葉の色:緑色・白色
葉の模様:覆輪
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、白色の覆輪の模様が入ります。そのため、光が反射し輝いているような明るさを感じさせたり、また額縁に入っているような洗練された見た目となります。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●ツキヨノヒカリ
学名:Ficus pumila ‘Tsukiyonohikari’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:広卵形・卵形・広楕円形
葉の色:緑色・黄緑色
葉の模様:中斑
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、葉の一番内側に黄緑色の中斑、その外側に白緑色の三光中斑が入ります。そのため、まるで森の中に光が差し込んできたような明るさを感じさせるカラーリーフが楽しめます。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●ミニマ
学名:Ficus pumila var.minima
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:心形・広卵形・卵形
葉の色:緑色
樹高:50cm以上
かわいい葉型:原種と違い変種のフィカス・ミニカは幼葉が1cm程度と非常に小さく、より可愛らしい見た目をしており、また節間が短く葉が密生する傾向にあります。
フィカス・ペティオラリス
フィカス・ペティオラリスとは!
フィカス・ペティオラリス(学名: Ficus petiolaris)は、別名「ペティオレート・フィグ(petiolate fig)」「ロックフィグ(rock fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される落葉高木です。
フィカス・ペティオラリスの原産地はメキシコで、自生地は岩場や崖、サバナなどにあり、生育環境は地生・岩生・岩隙・半着生です。
フィカス・ペティオラリスの特徴
- 形態:樹高は約1~15m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹から発生する気根が岩を覆ったり、また地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えることがあります。葉序は互生、葉柄の長さ約10~20cm、葉身の長さ約5~20cm、葉身は心形で、葉先は尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球形に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉高木になります。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:自生地では乾季になり、この時期は落葉して休眠期にはいります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は乾季に落葉し休眠する性質があります。また実生株では地際に茎が塊状に太くなった【コーデックス】があり、葉柄や葉脈が赤色を帯びる傾向があります。また自生地は岩場や崖などにあり、他種と比べて乾燥にとても強いです。
- ユニークな株姿:本種の実生株は地際付近の茎が球状に肥大しコーデックスを形成します。そのため、この個性的な外観を楽しむ目的で栽培されることが多い植物です。
- 葉の魅力:本種の葉はハート型をしており、また葉柄や葉脈が赤色を帯びるため、可愛らしい見た目をしているリーフとして楽しめます。
- ロックガーデン:本種は自生地が岩場などにもあり、乾燥気味の環境にも比較的適応します。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・ペティオラリスの園芸品種の紹介
フィカス・ベンガレンシス(和名: ベンガルボダイジュ)


フィカス・ベンガレンシス(和名: ベンガルボダイジュ)とは!
フィカス・ベンガレンシス(学名: Ficus benghalensis)は、別名「ベンガルボダイジュ」「インディアン・バンヤン(Indian Banyan)」「バンヤン・ツリー(Banyan Tree)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
フィカス・ベンガレンシス(和名: ベンガルボダイジュ)の原産地はインド、パキスタン、ネパール、スリランカ、バングラデシュ、モルディブで、自生地は林床や高原の斜面、岩場等にあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
フィカス・ベンガレンシス(和名: ベンガルボダイジュ)の特徴
- 形態:樹高は約5~30m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹や側枝から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えます。葉序は互生、葉身の長さ約10~30cm、葉身は卵形・楕円形で、葉先は鈍頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は気根(支柱根)が非常に多数発生しやすい傾向にあり、葉は厚い革質で、葉先端に丸み(鈍頭)があり、フィカス属では珍しく葉が有毛です。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、幹や側枝から発生する多数の気根が【支柱根】となり、まるで足で立って自立したような見た目となったり、叢生型のような見た目になることがあります。そのため、個性的な植物を好む人などに人気のある植物です。
- 葉の魅力:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや、清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。
- トピアリー:本種は刈り込みに強く、萌芽力があり、比較的高密度に枝葉が茂るため、好みの形状に刈り込んでトピアリー仕立てで楽しむことも可能です。ただし、葉が大きいため緻密な形状に刈り込むのは不向きです。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 神話の世界:ジャータカの物語(お釈迦様の物語)では、フィカス・ベンガレンシスの広大に広がる樹冠から、菩提心(菩薩を求める心)に喩えられており、聖なる樹木として頻繁に物語に登場しています。そのため、神話を身近に感じたい人などにもおすすめの植物です。
フィカス・ベンガレンシス(和名: ベンガルボダイジュ)の園芸品種の紹介
フィカス・ランフィー(別名: ボダイジュモドキ)
フィカス・ランフィー(別名: ボダイジュモドキ)とは!
フィカス・ランフィー(学名: Ficus rumphii)は、和名「ボダイジュモドキ」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
フィカス・ランフィー(別名: ボダイジュモドキ)の原産地はインドから熱帯・亜熱帯アジアで、自生地は森林や岩場等にあり、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
フィカス・ランフィー(別名: ボダイジュモドキ)の特徴
- 形態:樹高は約5~20m、生育型は通常【直立型】【分枝型】です。幹は基本【単幹】で垂直に伸びますが、幹や側枝から発生する気根が地面に伸び【支柱根】を形成することで叢生しているようにも見えます。葉序は互生、葉身の長さ約6~13cm、葉身は心形・広卵形で、葉先は尖頭です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が球状に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は落葉高木です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:自生地では乾季になり、この時期は落葉して休眠期にはいります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種は乾季に落葉し休眠する性質があります。また葉は幅広なハート形(心形)または広卵形をしており、近縁のインドボダイジュ(学名: Ficus religiosa)と比べて葉先の尖頭が短いです。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、自生地では幹や側枝から発生する多数の気根が【支柱根】となり、まるで足で立って自立したような見た目となったり、叢生型のような見た目になることがあります。そのため、個性的な植物を好む人などに人気のある植物です。
- 盆栽:本種は底の浅い盆栽鉢などに植えられ、鉢の中で自然な雰囲気の小さな樹姿に仕立てられます。盆栽仕立てでも、幹や側枝から気根(支柱根)が発生し、ジャングルの中にいるような雰囲気を醸し出します。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、約10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
フィカス・ランフィー(別名: ボダイジュモドキ)の園芸品種の紹介
ベンジャミン(和名: シダレガジュマル)

ベンジャミン(和名: シダレガジュマル)とは!
ベンジャミン(学名: Ficus benjamina)は、和名では「シダレガジュマル」、別名では「フィカス・ベンジャミナ」「ベンジャミンゴム」「ベンジャミンゴムノキ」「ウィーピング・フィグ(weeping fig)」「ベンジャミン・フィグ(benjamin fig)」「フィカスツリー(ficus tree)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑高木です。
ベンジャミン(和名: シダレガジュマル)の原産地は熱帯・亜熱帯アジア、オーストラリア、オセアニアで、自生地は熱帯林にある、生育環境は地生・岩隙・半着生です。
ベンジャミン(和名: シダレガジュマル)の特徴
- 形態:樹高は約50~3000cm、生育型は通常【直立型】【分枝型】ですが他物を支えにして【ツル型】を呈すこともあります。葉序は互生、葉身の長さ約4~13cm、葉身は卵形・楕円形で、葉先は尾状尖頭で細長く伸びます。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑高木です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種の枝は細いため末端で枝垂れる傾向があり、葉は質感が薄く、葉先端が細長く伸び突起します。また品種改良が盛んでカールする葉や黄色や白色の斑入りなどの品種も見られます。
- 樹形の魅力:本種は通常【単幹】として幹を垂直に伸ばし成長しますが、幹や側枝から発生する気根が【支柱根】となり、まるで足で立って自立したような見た目となったり、叢生型のような見た目になることがあります。また長く伸びる枝は枝垂れる傾向にあるため、仕立て方次第で、個性的な樹形や優美な枝葉となり、魅力的なインテリアとして楽しめます。
- 葉の魅力:葉の色は緑色が一般的ですが、園芸品種の中には黄色・白色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや、清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。
- トピアリー:本種は刈り込みに強く、萌芽力があり、比較的高密度に枝葉が茂るため、好みの形状に刈り込んでトピアリー仕立てで楽しむことも可能です。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、15度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~20000Luxまたは46.25~370μmol/m2・sで、生存ラインは1000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
ベンジャミン(和名: シダレガジュマル)の園芸品種の紹介
●エスタ
学名:Ficus benjamina ‘Esta’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:緑色・黄緑色
樹高:50cm以上
葉の魅力:原種と比べて、葉の色が黄緑色で、表面に強い光沢があります。そのため、インテリアとして部屋に飾ると、爽やかさとラグジュアリーな雰囲気を演出できます。
●ゴールデンプリンセス
学名:Ficus benjamina ‘Golden Princess’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:緑色・白色(クリーム色)
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、縁部分に白色(クリーム色)の覆輪が入ります。そのため、光が反射し輝いているような明るさを感じさせたり、また額縁に入っているような洗練された見た目となります。
●シタシオン
学名:Ficus benjamina ‘Sitasion’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:緑色・白色(クリーム色)
樹高:50cm以上
個性的な葉形:葉が通常と異なりロールの様にカールするため、ボリュームを感じさせる個性的な葉形が楽しめる品種です。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、縁部分に白色(クリーム色)の覆輪が入ります。そのため、光が反射し輝いているような明るさを感じさせたり、また額縁に入っているような洗練された見た目となります。
●スターライト
学名:Ficus benjamina ‘Starlight’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:緑色・白色(クリーム色)
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色と白色(クリーム色)の複色で、ほぼ白色が占めており、白色の覆輪またはうぶの模様が入ります。そのため、明るさや清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しめる品種です。
●バロック

学名:Ficus benjamina ‘Barok’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:濃緑色
樹高:50cm以上
個性的な葉形:葉が通常と異なりロールの様にカールするため、ボリュームを感じさせる個性的な葉形が楽しめる品種です。






