- 原産:南ヨーロッパ
- 科:キク(Asteraceae)
- 属:キンセンカ/カレンデュラ(Calendula)
- 種:キンセンカ(Calendula officinalis)
- 別名:カレンデュラ・オフィキナリス/ポットマリーゴールド(pot marigold)/コモンマリーゴールド(common marigold)/スコッチ・マリーゴールド(Scotch marigold)
- 品種:オレンジポーキュバイン(Calendula officinalis ‘orange porcupine’)
- 開花時期:12月~6月
- 花の色:橙色●
- 葉の色:緑色●
- 分類:一年草/短命の多年草
- 被覆方法:
- 草丈:約30~50cm
- 株張り:
- 誕生花:1月12日・1月20日
- 花言葉:慈愛・悲嘆・失望・寂しさ・別れの悲しみ
- 用途:開花期間長い/切り花/香りが良り
- 購入方法:キンセンカ(オレンジポーキュバイン)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)とは!?
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)の特徴は、花の形がユニークで、花弁がチューブのように筒状になる所、花が八重咲きで華やかな印象を感じさせる所、花の色が橙色をしており温かさや元気良さを感じさせる所などにあります。
オレンジポーキュバインは、開花期間が長いことからお庭の中で長く花を楽しみたい人に好まれます。また橙色の花の色は温かさを感じさせたり、カジュアルなイメージを持たせることから、南国をイメージさせるようなトロピカルなお庭などにおすすめです。
キンセンカとは!?
キンセンカの学名はCalendula officinalis、別名では「カレンデュラ・オフィキナリス」や「ポットマリーゴールド(pot marigold)」等とも呼ばれる南ヨーロッパが原産の一年草または短命の多年草です。
キンセンカの語源(由来)
- 属名のCalendulaはラテン語で「月の最初の日」を意味しています。
- 種小名のofficinalisはラテン語で「薬用の」を意味しており、この植物が薬草として利用されていたことに由来します。
キンセンカの特徴(魅力)
- キンセンカの特徴は、開花期間が長く夏に種を撒けば初冬頃から花が楽しめる所、花の色が鮮やかで温もりを感じさせる色合いをしており冬花壇を華やかに彩ることが出来る所、花はエディブルフラワーとしてサラダなどに入れられて食用にも出来る所、花にはスパイシーな香りがある所、花は収穫して切り花としても楽しめる所などにあります。
- 草姿は直立、分枝しながら高さ30~80cm程度まで成長します。
- 開花期間は冬から初夏にかけて、夏に種まきを行なえば初冬頃から花が楽しめます。
- 花序はキク科でよく見られる頭花、花の大きさは直径約4~7cmあり、花の色は橙色・黄色・桃色と華やかです。
キンセンカの草丈は約30~80cm、草姿は直立、基部からよく枝分かれしており、分枝は斜上する、茎の色は緑色、茎には毛が生える。
葉序は根生葉または互生葉序、葉身の長さ約5~20cm、葉身の形は長楕円形またはヘラ形、葉の色は緑色です。
花序は頭状花序、頭状花序は直径が約4~7cm、花は舌状花と筒状花で構成されており、花の色は黄色・橙色・桃色・白色があります。
果実は痩果、形は弧状に湾曲しており、成熟しても裂開せず中に1個の種子を包んでいます。
キンセンカの切り花の楽しみ方
- 収穫タイミング
- 花が八割程度開いているものを選びましょう。
- 朝の涼しい時間帯もしくは夕方に収穫すると花に十分な水分が含まれており水揚げしやすいです。
- 水揚げ
- 葉は水揚げを悪くするため必要な分を除いて茎から全て取り外しましょう。
- 水揚げの方法は水切りもしくは湯揚げを行います。
- 花瓶に生ける
- 花瓶に水と延命剤を入れて花を生けましょう。
- 延命剤の効果は高く日持ちが長くなります。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが約5~10日です。
水切り法
水切り法とは、切り花の切り口を水の中に付けた状態で切り戻しを行い、切り口の更新を行う水揚げ方法です。
水切りは、特定の植物または特定の条件を除いた、殆どの植物に行われている、最も一般的な水揚げ方法になります。
水切りは、水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。また水切りを行うことで「微生物」「空気」「その他」が原因で詰まっている茎を取り除くため、切り口からの水揚げ正常に戻ります。
水切りの方法
切り花の切り口を水の中に浸けます。水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
切り口部分を斜めにすることで、吸水部分が広がり、水揚げの効果が高まります。
湯揚げ法
湯揚げ法とは、切り花の切り口をお湯の中と冷水につけて、吸水を改善する水揚げ方法です。※水切りなどをしても、水揚げが上手くいかない場合等に行われます。
湯揚げは、導管内にある空気を熱で膨張させて外に押し出す効果があり、また熱のショックで一気に吸水する効果があります。またお湯で熱するため、切り口部分の雑菌が死滅して、微生物の影響が抑えられます。
湯揚げの方法
- お湯(約60~100度)と冷水を準備します。
- 切り花の花や葉が湯気で弱らないように、新聞紙で切り花を覆います。ただし、切り口の部分はお湯につけるため、茎の下部は新聞紙から出しておきましょう。
- 切り口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
- お湯(約60~100度)の中に切り口を付けて、切り口から空気が出てこなくなるのをまちます。お湯につける時間はおおよそ20~60秒です。
- お湯から切り花を出して、そのまま冷水の中に2時間程度浸けて水揚げします。
- 水揚げが終わったら必要に応じて水切りを行い花瓶に生けて楽しみます。
キンセンカの園芸品種の紹介
キンセンカ(ネオン)の特徴は、花の色が橙色をしており、内側から輝いてネオンサインのようにも見える所、草丈が50~70cmになり背が高く成長するため切り花として使いやすい所などにあります。
キンセンカ(スノープリンセス)の特徴は、花の色が白色と黄色、花弁の裏側が薄い黄色をしていて、明るく元気な印象を感じさせる所、花が大きくて華やかな印象を感じさせる所、草丈が50~70cmになり背が高く成長する所などにあります。
キンセンカ(チアーズイエロー)は、耐暑性・耐寒性に優れており、うどんこ病への耐性もあるチアーズ・シリーズの中の一品種です。特徴は、分枝に優れていて、草丈が30cm程度とコンパクトに成長する習慣がある所、花の色が鮮やかな黄色をしていて明るさや元気良さを感じさせる所などにあります。
キンセンカ(タッチ オブ レッド)の特徴は、花の色が黄色・アプリコット・橙色の三色が入り交じり、元気よさや温もりを感じさせる所、花弁は食用となりサラダの彩りとして利用されたりする所、草丈が50~60cmに成長する所などにあります。
キンセンカ(スター・シリーズ)の特徴は、草丈が高くなるため切り花に使いやすい所、耐病性に優れている所、花が綺麗に八重咲きするため華やかな花姿が楽しめる所、花の色が品種により「オレンジスター」「ゴールドスター」があるところなどにあります。
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)の特徴は、花の形がユニークで、花弁がチューブのように筒状になる所、花が八重咲きで華やかな印象を感じさせる所、花の色が橙色をしており温かさや元気良さを感じさせる所などにあります。
キンセンカ(レモンスフレ)は、花径が3cm程度と小ぶりで、沢山の花を咲かせる小輪多花性の性質があるカレン・シリーズの中の一品種です。レモンスフレの特徴は、花の色がレモンイエローで明るさや元気良さを感じさせる所、うどんこ病などの病気に強く育てやすい所、草丈が30cm程度とコンパクトで管理しやすい所などにあります。
キンセンカ(キングレット・シリーズ)の特徴は、花の大きさが5~7cmと大きくて華やかな印象を感じさせる所、葉に心地よい芳香がある所、草丈が40~60cmになり背が高く成長するため切り花として使いやすい所、花の色が品種により「オレンジ」「アプリコット」等があるところなどにあります。
キンセンカの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)の育て方
花壇の土づくり
日当り
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。ただし夏の日差しや暑さが厳しい地域では強光や乾燥などの複合的なストレスにより生育不良を引き起こす事があります。
理想的な環境は気温にも左右されるため、夏の暑さが厳しい地域では西日の当たらない半日影で育てたり、冷涼な地域であれば日向やまたは半日影で管理してあげると良いでしょう。
- 日向とは、直射日光が6時間以上当たる場所です。
- 半日影とは、直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。また基本的には午前中のみ日が当たり午後から日陰になる場所になります。
- 明るい日陰とは、直射日光が二時間程度まで、または間接光だけが当たるような比較的に明るい場所です。
- 暗い日陰とは、森の中にあるようなら直射日光も間接光もほとんど当たらないような暗い場所です。
土壌の土質
キンセンカは、通気性・排水性・保水性のバランスが良く、有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。
注意することは粘土質な土壌を避けることです。ある程度の水分を保った土壌で、最もよく成長しますが、水分が停滞するような土壌では根腐れを引き起こします。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、土壌の通気性と保水性のバランスを改善して、腐葉土等の有機物を入れ肥沃な土壌に改善しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土やバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
- PHを測る専用の道具を用意して診断します。※詳しくはPHを診断からご覧下さい。
- 酸性土壌を改善して土壌を中性またはアルカリ性にしたい場合は、苦土石灰を利用します。PHを1上げるのに必要な苦土石灰の量は1平方メートルあたり150g程度です。土壌に苦土石灰を撒いた後は、石灰が塊にならないようによく混和します。
- アルカリ性土壌を改善して酸性に傾けたい場合は無調整ピートモス(PH4程度)を利用しましょう。ピートモスを腐葉土のかわり等に利用して、よく混和しましょう。
植付け時の注意点
- 植付け間隔
- 植付け間隔は15~30cm程度の間隔で離します。
- 植え付け方法
- 植付け方法は標準植えで行います。苗(根鉢)の1.5~2倍の深さまでスコップを使い穴を掘り、根張りを邪魔したり保水性や栄養の保持を悪くする石やゴミ等を取り除き、標準植えで植え付けを行いましょう。
鉢土づくり
日当り
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。ただし夏の日差しや暑さが厳しい地域では強光や乾燥などの複合的なストレスにより生育不良を引き起こす事があります。
理想的な環境は気温にも左右されるため、夏の暑さが厳しい地域では西日の当たらない半日影で育てたり、冷涼な地域であれば日向やまたは半日影で管理してあげると良いでしょう。
培養土
キンセンカは、一般的な草花の培養土で育てられます。培養土を自作する場合は通気性・排水性・保水性のバランスが良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
- 赤玉土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
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- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)は、根付いたら比較的に乾燥に耐えることが出来ます。そのため管理が比較的に楽な植物です。
ただし、夏場は乾燥しやすくなるため注意が必要です。また水のやり過ぎで過湿になると根腐れを引き起こして枯れる事があるため、水やりの頻度には注意が必要になるでしょう。
地植え
地植えしている場合は、基本的に水やり不要です。ただし、夏場などの乾燥しやすい季節、雨が長く降らない時には必要に応じて水やりが必要になります。
鉢植え
鉢植えで育てる場合は、地植えと比べて土の乾燥が早くなるため注意が必要になります。
水やりのタイミングは、基本的に土の表面から数cmが乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。水やりの量は、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
肥料の与え方
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)は、肥沃な土壌で育てていれば、肥料を与えなくても育てられます。
肥料は基本的に不要ですが、土壌の肥沃さがない場合、植物の成長が悪い場合などは必要に応じて肥料を与えましょう。
肥料の与え方
- 肥料を与える時期
- 生育期間中に行います。
- 肥料の選び方
- 肥料は化成肥料(固形肥料)、または液肥がおすすめです。
- 肥料の成分はリン酸が多めに入る山型肥料、または窒素・リン・カリがバランスよく入る水平型肥料を選びましょう。
- 肥料の与え方
- 液体肥料を規定された分量で希釈して、約10~14日の頻度で、水やりと一緒に液肥も与えましょう。
- 化成肥料(固形肥料)を与える場合は、規定された分量を規定された頻度で与えます。基本的には置き肥のため、株から少し離れた場所に与えるようにしましょう。また、水やりの際に、きちんと肥料が解けるように水を肥料に当ててください。
剪定のやり方
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)の剪定は、花がら摘みと摘芯を行います。摘芯を行うことで茎の数が増えて花の数が増えたり、また花がら摘みをする事で次の花の蕾に栄養が回りたくさんの花を咲かせることができます。
摘芯とは!?
摘芯とは、成長の早い段階で、植物の成長点を指で摘むかハサミを使い切り取って頂芽の成長を止めて、脇芽の成長を促し分枝を促す方法です。
摘芯のメリット
- 茎の数が増えてふさふさとボリュームのある草姿になる。
- 草丈が抑えられるためコンパクトに管理出来る。
- 茎の数が増えるため、花の数が増える。
摘芯のデメリット
- 開花時期が遅くなる事がある。
- 草丈が低くなるため花壇に高さを出したい場合はデメリットになる事がある。
- エネルギーが分散するため、個々の花房の大きさが小さくなる可能性がある。
- 茎の数が増えて繁茂するため多湿になる可能性がある。
摘芯のやり方
キンセンカの摘芯のやり方は、成長が始まる春頃に、株の成長を見ながら一回から数回、茎の先端を指で摘んで取り除きます。
花がら摘み
花がら摘みとは、花色が悪くなったり花の外観が崩れたりした咲き終わりの花を摘み取る事です。
花がら摘みを行う事で、新しい花に栄養が回り、次の花が咲きやすくなります。また花がらを摘む事で、腐敗した物が好きな灰色カビ病などの病気が予防出来たり、外観が良くなったりする効果もあります。
花がら摘みのやり方は、咲き終わりの花を取り除きます。
夏越しする方法
キンセンカ(オレンジポーキュバイン)は、基本的に夏の暑さ・強光・多湿の三要素全てを苦手にしています。
そのため、夏越しさせる場合は、西日から保護されている場所や、極端な暑さがない場所、風通しがよい場所で管理するとよいでしょう。
夏越しで重要なポイント
- 夏場は、西日の当たらない半日影で育てた方が、株が弱りにくいでしょう。
- 鉢植えであれば西日の当たらない場所に移動します。
- 地植えであれば西日の当たらない場所に植えたり遮光ネットを利用したりしましょう。
- 土壌が何時までも濡れていてジメジメした状態が続くと、根腐れをして枯れる事があります。
- 土壌の通気性・排水性をよくしておきましょう。
- 軒下等の長雨に当たらない環境で育てることもひとつの対策になります。
- 乾燥が続くと葉が萎れたり落ちたりする事があります。
- 土壌の状態を見ながら定期的に水やりを行いましょう。
- 半日影などの乾燥しにくい環境で管理するのもひとつの対策になります。
播種で増やす
キンセンカの種蒔の方法
播種時期:3月~4月・8月~10月
発芽適温:約20度
発芽日数:約7~14日
発芽条件:
- 種まきの時期
- 暖地・中間地は8月~10月頃に行います。
- 寒地・寒冷地は3月~4月頃に行います。
- 土の準備
- ピートバンや種まき専用の培養土などを準備しておくと失敗が減るでしょう。花壇の土に撒くことも可能です。
- 種の撒き方
- 種は重ならないように、土の上に点まき、または条まきします。
- 種を指で軽く押し込み、土との密着させて、上から土を軽く被せます。※鎮圧と呼ばれる方法で土と種の接着を高め水分の吸収をよくします。
- 種まき後の管理
- 種が乾燥すると発芽率が落ちるため、基本的に土と種が乾燥しないように水やりを行い管理します。
- 本葉が出てきたら週に一度の頻度で液肥を与えます。液肥は規定された分量よりも薄めに希釈して利用しましょう。
- 定植
- 本葉が4枚~6枚になったタイミングで、花壇やプランターに定植する事が出来ます。