- 原産:南アメリカ/中央アメリカ/メキシコ/西インド諸島
- 科:カンナ(Cannaceae)
- 属:カンナ(Canna)
- 種:ダンドク/インディカ(canna indica)
- 別名:カンナ・インディカ/エディブルカンナ(edible canna)/アフリカン・アロールート(African arrowroot)/インディアン・ショット(Indian shot)
- 開花時期:6月~10月(熱帯では周年)
- 花の色:赤色●黄色●
- 葉の色:緑色●
- 香り:
- 分類:多年草
- 草丈:約100~250cm
- 貯蔵方法:湿潤貯蔵
- 植付け時期:春植え球根
- 誕生花:8月3日・8月13日・8月19日・9月21日
- 花言葉:情熱・快活・妄想・永遠・熱い思い
- 用途:開花期間長い/カラーリーフ/背が高い花/球根植物
- 購入方法:ダンドクを楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ダンドクとは!?
ダンドクの学名はcanna indica、別名では「カンナ・インディカ」や「エディブルカンナ(edible canna)」や「アフリカン・アロールート(African arrowroot)」等とも呼ばれている多年草です。
原産地は南アメリカ・中央アメリカ・メキシコ・西インド諸島にあり、自生地は川辺や湿地、荒地などにあります。
ダンドクの語源(由来)
- 属名のCannaはラテン語で「杖」や「葦」を意味しており、草姿が湿地に生える葦に似ている所に由来しています。
- 種小名のindicaはラテン語で「インドの」を意味しています。
- 英名のインディアン・ショット(Indian shot)の由来は種子が散弾銃の弾丸のような見た目をしている所からきています。
ダンドクの特徴(魅力)
- ダンドクの特徴は、交雑種のカンナと比べると花がほっそりとしていて直立する傾向にある所、大きく優雅に広がる葉と真っ赤な花の色がエキゾチックな雰囲気と熱帯のジャングルの中を想像させる所、開花が初夏から晩秋頃(熱帯では周年) ととても長い所、葉が巨大で優雅に広がるためジャングルのなかのような鬱蒼した雰囲気をつくる所、根茎が太く生姜のような見た目をしており、地面下で広がるため群生をつくる所などにあります。
- ダンドクは古くからアメリカの先住民によって栽培されてきた歴史があり、食用作物として利用されてきました。また花や葉が、とても美しいため、ハイブリッドの品種ほどではないですが、鑑賞用としても育てられています。
- 草姿は叢生、地面下にある太い根茎を介して広がりながら、茎を何本もだします。茎は基本的に分枝する事がなく、垂直に伸びるため行儀良い印象を感じさせます。
- 葉は約30~60cmと非常に大きいためジャングルの中のような鬱蒼とした雰囲気をつくります。そのため、お庭の中に熱帯のジャングルやエキゾチックな南国の雰囲気を作りたい時などにおすすめの植物です。
- 開花期間が初夏から晩秋、理想的な環境では周年咲きます。そのため、お庭の中を長く花で彩りたい人におすすめの植物です。
- 花序は総状花序、花は装飾性の高い花弁状の雄蕊(仮雄蕊5雄蕊1)と、仮雄蕊の影に隠れている小さな花弁3個(または萼片を花被片と数えて6個)で構成されています。
- ダンドクは花弁状の仮雄蕊が細い傾向があり、舌状花は湾曲してカールする傾向があります。そのため、ハイブリッドの品種と比べると華やかさは劣りますが、真っ赤な花はとても美しいです。
- ダンドクは、根茎からデンプンをとる目的や食品として食べる目的で南米では商業的に栽培もされています。
ダンドクの草丈は約100~250cm、根茎は太く分枝しながら地面の下を横方向に伸びる傾向があり、草姿は叢生、茎は基本的に分枝せずに直立、茎の色は緑色または紫みを帯びます。
葉序は互生葉序、葉の付け根は葉鞘が茎を抱く、葉身の長さ約30~60cm、葉身の幅は約10~20cm、葉身の形は卵形または楕円形、葉の色は緑色、葉の向きは直立または斜上する。
花序は総状花序、苞の形は倒卵形、苞の色は緑色または赤色や紫色です。花の構成は萼片3個・花弁は3個・花弁状の雄蕊5個(内に仮雄蕊4個)・雌蕊は1個、基部で合着しています。萼片は花の基部にあり小さく目立ちません。花弁は長さ約4~6.5cm、花弁の形は細長く内側に巻きロール状になる傾向がある。外側の仮雄蕊の長さは約4~6cm、幅は約1~1.5cm、形はヘラ形または倒披針形、内側の唇弁の長さ約4~5cm、形は倒披針形で外側に湾曲してカールする、内側の花弁状の雄蕊は長さ約4cm、形は狭楕円形、葯をもち、雌蕊の形はヘラ状です。果実は蒴果、蒴果は成熟すると果皮が裂開して種子を放出します。
カンナの主な原種の紹介
ダンドク
ダンドクの学名はcanna indica、別名では「カンナ・インディカ」や「エディブルカンナ(edible canna)」や「アフリカン・アロールート(African arrowroot)」等とも呼ばれている多年草です。原産地は南アメリカ・中央アメリカ・メキシコ・西インド諸島にあり、自生地は川辺や湿地、荒地などにあります。
ダンドクの特徴は、交雑種のカンナと比べると花がほっそりとしていて直立する傾向にある所、大きく優雅に広がる葉と真っ赤な花の色がエキゾチックな雰囲気と熱帯のジャングルの中を想像させる所、開花が初夏から晩秋頃(熱帯では周年) ととても長い所、葉が巨大で優雅に広がるためジャングルのなかのような鬱蒼した雰囲気をつくる所、根茎が太く生姜のような見た目をしており、地面下で広がるため群生をつくる所などにあります。
ダンドクは古くからアメリカの先住民によって栽培されてきた歴史があり、食用作物として利用されてきました。また花や葉が、とても美しいため、ハイブリッドの品種ほどではないですが、鑑賞用としても育てられています。
ゴールデン・カンナ
ゴールデン・カンナの学名はcanna flaccida、別名では「カンナ・フラッキダ」や「バンダナ・オブザ・エバーグレーズ(Bandanna Of The Everglades)」等とも呼ばれている多年草です。原産地は北アメリカにあり、自生地は湿地や沼地などにあり水生植物です。
ゴールデン・カンナの特徴は、イタリアンカンナ系の交雑で利用された重要な原種である所、原種の中では仮雄蕊が幅広で大きく華やかな見た目をしている所、花の色が鮮やかな黄色をしているため明るく元気な印象を感じさせる所、花は夕方に咲き翌日には萎れる所、湿地や沼地などに自生していることからも分かる通り浅瀬で育てられる所、葉が細くシュッとした見た目をしてる所、根茎が太く生姜のような見た目をしており、地面下で広がるため群生をつくる所などにあります。
ゴールデン・カンナは水生植物として水辺などで育てられるため、ビオトープ等に利用されることがあります。
カンナ・グラウカ
カンナ・グラウカの学名はcanna glauca、別名では「ウォーターカンナ(water canna)」や「ルイジアナカンナ(Louisiana canna)」等とも呼ばれている多年草です。原産地は熱帯アメリカにあり、自生地は湿地や沼地などにあり水生植物です。
カンナ・グラウカの特徴は、水生系(Aquatic group)の交雑で利用される重要な原種である所、花は仮雄蕊が狭くほっそりとしたシャープな見た目をしている所、花の色が鮮やかな黄色をしているため明るく元気な印象を感じさせる所、湿地や沼地などに自生していることからも分かる通り浅瀬で育てられる所、葉が細くシュッとした見た目をしてる所、根茎が地面下で広がるため群生をつくる所などにあります。
カンナ・グラウカは水生植物として水辺などで育てられるため、ビオトープ等に利用されることがあります。
カンナの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ダンドクの育て方
花壇の土づくり
日当り
ダンドクは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
そのため基本的には日向で育てる方が良いでしょう。また半日影までで育てる事が出来ます。
- 日向とは、直射日光が6時間以上当たる場所です。
- 半日影とは、直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。また基本的には午前中のみ日が当たり午後から日陰になる場所になります。
- 明るい日陰とは、直射日光が二時間程度まで、または間接光だけが当たるような比較的に明るい場所です。
- 暗い日陰とは、森の中にあるような直射日光も間接光もほとんど当たらないような暗い場所です。
土壌の土質
ダンドクは、一定の湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、改良用土を入れて土壌の通気性・排水性・保水性のバランスを整え、黒土や腐葉土などを入れて肥沃さをあげましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土やバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
- PHを測る専用の道具を用意して診断します。※詳しくはPHを診断からご覧下さい。
- 酸性土壌を改善して土壌を中性またはアルカリ性にしたい場合は、苦土石灰を利用します。PHを1上げるのに必要な苦土石灰の量は1平方メートルあたり150g程度です。土壌に苦土石灰を撒いた後は、石灰が塊にならないようによく混和します。
- アルカリ性土壌を改善して酸性に傾けたい場合は無調整ピートモス(PH4程度)を利用しましょう。ピートモスを腐葉土のかわり等に利用して、よく混和しましょう。
植付け方法
- 植え付け時期
- 4月~5月頃です。
- 植え穴の深さ
- 植え穴の深さは根茎の大きさに合わせて、地面から5~10cmに穴を掘ります。
- 植付け間隔
- 植付け間隔は40~60cm程度離します。
- 植え方
- 根茎の成長点を上向きにして穴の中に根茎をおきます。その後、土を被せましょう。
鉢土づくり
日当り
ダンドクは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
そのため基本的には日向で育てる方が良いでしょう。また半日影までで育てる事が出来ます。
培養土
ダンドクの培養土は、腐植の多い肥沃で、保水性が高めの、通気性のよい培養土を選びましょう。
自作する場合は通気性・排水性・保水性のバランスが良くて、肥沃な培養土を作ると良いでしょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土+バーミキュライト=5:3:2
- 赤玉土(小粒・中粒)+ピートモス+腐葉土=5:2:3
- 黒土+腐葉土+赤玉土=5:3:2
植付け方法
- 植え付け時期
- 4月~5月頃です。
- 植え穴の深さ
- 植え穴の深さは根茎の大きさに合わせて、地面から5~8cmに穴を掘ります。
- 植え方
- 根茎の成長点を上向きにして穴の中に根茎をおきます。その後、土を被せましょう。
水やりの仕方
春から秋の水やり
ダンドクは、基本的にやや湿り気のある土壌を好みます。
そのため、地植えしている場合も、生育が活発な期間、夏場などの乾燥しやすい季節、雨が長く降らない時には、必要に応じて水やりをしてあげた方が良いでしょう。
鉢植えで育てる場合は、地植えと比べて土の乾燥が早くなるため特に注意が必要です。
水やりのタイミングは、基本的に土の表面から数cmが乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。水やりの量は、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
冬の水やり
冬の間も土壌は完全に乾燥させずに、少しだけ湿り気のある状態を保ちましょう。
球根を掘りあげて管理する場合は冬越し方法の欄をご覧下さい。
肥料の与え方
ダンドクは肥料食いの植物です。肥沃な土壌と十分な肥料がある事で、活発に成長して沢山の花を咲かせます。
そのため、生育期間中はしっかりと肥料を与える事が大切でしょう。
堆肥の与え方
- 堆肥を与える時期
- 冬から早春に堆肥をいれます。
- 堆肥の入れ方
- 地植えの場合は株の上に堆肥(腐葉土や牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を入れます。
- 鉢植えの場合は、植え替えを行います。鉢から株を取り出して、風雨で劣化した古い土を軽く落とし、長い根や腐った根も軽く切り詰めます。土は新しい物を使うか、古い土を再利用する場合は、古い土の中に二割から五割ほど新しい土を混ぜます。
肥料の与え方
- 肥料を与える時期
- 生育期間中の春から中秋にかけて肥料を与えます。
- 肥料の選び方
- 肥料は有機肥料・化成肥料(固形肥料)・液肥が利用できます。肥沃な土壌を好むため、有機肥料がおすすめです。
- 肥料の成分は窒素・リン・カリがバランスよく入る水平型肥料を選びましょう。
- 肥料の与え方
- 液体肥料を与える場合は、規定された分量で希釈して、約10~14日の頻度で、水やりと一緒に液肥も与えましょう。
- 化成肥料(固形肥料)を与える場合は、規定された分量を規定された頻度で与えます。基本的には置き肥のため、株から少し離れた場所に与えるようにしましょう。また、水やりの際に、きちんと肥料が解けるように水を肥料に当ててください。
- 有機肥料を与える場合は、規定された分量を規定された頻度で与えます。有機肥料を土に剥き出しにすると分解が遅くなったり、虫が寄ってくる事もあるため、基本は土の中に埋めます。株元から少し離れた場所に穴を掘り肥料を埋めるとよいでしょう。※地面にそのまま置き肥する場合もあります。
剪定のやり方
ダンドクの剪定は、花がら摘みと切り戻し剪定を行います。
花がら摘みのやり方
花は茎の上部に複数の花をつけます。そのため、花軸についてる花を開花が終わった順番に摘み取ることも出来ます。
一般的には花穂の花が全部終わったら、花穂の下の分枝した部分または葉の上で切り戻します。
切り戻し剪定のやり方
- 剪定の時期
- 生育期間中であれば何時でも行えます。
- 剪定方法
- 株全体を観察して、損傷したり、病気になっていたり、枯れたりしている茎や葉を見つけたら剪定して取り除きましょう。
- 剪定は、健康な部分まで戻り切り戻し剪定するか、地面の近くで切り戻し剪定しましょう。
- 晩秋から初冬になり、地上部がの葉が枯れたら、地面から10cm程度の場所で切り戻し剪定しましょう。
夏越しする方法
ダンドクは、熱帯や亜熱帯に自生しており、基本的に夏の暑さを問題にすることはありません。
ただし、基本的に湿り気のある土壌を好むため、鉢植えで栽培してる場合は、半日影に移動して乾燥対策をしたり、雨が長く降らない場合や土壌が乾燥した場合などは水やりをしっかり行った方が良いでしょう。
冬越しする方法
Hardiness:8~11
ダンドクは、軽い霜であれば耐えられるため、暖地や平地であれば屋外で越冬させる事も可能です。ただし、根茎が凍結すると腐敗して枯れる事もあるため、冬越し対策が必要でしょう。
冬越し対策
- 地植えしている場合
- 寒さが厳しくなる前に、株の上に腐葉土を約10~20cmの厚みで盛り、凍結対策をおこないます。
- 寒さがより厳しい地域であれば、球根を掘りあげて温度が5度以上の場所で貯蔵します。※詳しくは下記をご覧下さい。
- 鉢植えで管理している場合
- 鉢植えを霜の当たらない軒下などに移動して、鉢土が完全に乾燥しないように、ほんのりと湿潤している状態で春まで管理します。
- 寒冷地であれば、屋内や温室に移動して、5度以下にならない場所で管理しましょう。
湿潤貯蔵の方法の例
- 掘りあげ時期
- 地上部が枯れて、植物が休眠してからおこないます。
- 掘りあげる前に水やりを止めて、土を乾燥させておきましょう。
- 根茎を綺麗にする
- 根茎を傷つけないように土を落として、邪魔な茎を整理します。
- 根茎を保管する
- 袋または箱の中に適度に湿らせたバーミキュライトまたはピートモスを入れて、その中に根茎を入れます。
- 植え付け時期まで、湿潤状態を保ち、温度が適度に保たれた冷暗所で保管します。
挿し木や株分けで増やす
ダンドクは株分けによって増やす事ができます。
株分けの方法
- 株分けに適する時期
- 休眠期であればいつでも行えます。一般的に早春または晩秋が最適です。
- 株を掘りあげる
- 株をスコップで掘りおこし、土を軽く落として根茎の広がりと茎(芽)の位置を確認します。
- 株を分割する
- 根茎に数個の芽を付けて、手またはナイフなどを使って株を二つに分割しましょう。
- 株分け後の管理
- 切り離した株は、そのまま土壌に植え付けるか、植え付け時期まで適切に保管しておきましょう。
播種で増やす
ダンドクの種蒔の方法
播種時期:3月~6月
発芽適温:約20~25度
発芽日数:約7~21日
発芽条件:硬実種子
ダンドクは種皮が硬くて、種の中に上手く水分を吸収出来ない硬実種子です。硬実種子は、物理的な休眠状態にあり、そのまま種を撒いても発芽が安定しません。
そのため、自家採種された硬実種子は発芽促進処理として種皮カットや事前吸水を行い、種まきがされるのが一般的です。
事前吸水のやり方
- 種を水に漬ける
- 種を水の中に一日~二日くらい浸します。
- 吸水が上手くいくと膨張するため、これを撒きます。
植物の病気
ダンドクの病気
ダンドクの害虫