- 原産:北アメリカ
- 科:アヤメ(Iridaceae)
- 属:アヤメ/アイリス(Iris)
- 種:チャショウブ(Iris fulva)/ヘキサゴナ(Iris hexagona)/ブレビカウリス(Iris brevicaulis)/ヒュージアエルレア(Iris hugeaerulea)/ネルソニー(Iris nelsonii)
- グループ:ルイジアナアイリス(Louisiana iris)
- 品種:ナイトサンダー(Louisiana iris ‘Night Thunder’)
- 開花時期:4月~6月
- 花の色:黄色●紫色●
- 葉の色:緑色●
- 香り:
- 分類:多年草
- 草丈:約40~60cm
- 貯蔵方法:
- 植付け時期:
- 誕生花:
- 花言葉:
- 用途:切り花/球根植物
- 購入方法:ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)の特徴
- ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は花の色が明度の低い濃い紫色をしていて上品さと高級感を感じさせます。そのため、格式高い雰囲気を感じさせるラグジュアリーなお庭や、優雅な印象を与えるエレガントガーデン等によく合う園芸品種になります。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約40~60cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
ルイジアナアイリスとは!?
ルイジアナアイリスの学名はIris ser. Hexagonae、北アメリカのルイジアナ州とその周辺を生息地域にする、チャショウブ(Iris fulva)・ヘキサゴナ(Iris hexagona)・ブレビカウリス(Iris brevicaulis)・ヒュージアエルレア(Iris hugeaerulea)・ネルソニー(Iris nelsonii)のアイリス属の種のグループです。
ルイジアナアイリスの語源(由来)
- 属名のIrisは、ギリシャ語で「虹」を意味する「ἶρις(îris)」からきており、またギリシャ神話に出てくる虹の女神(Iris)にも因んでいます。
- アイリスの名前の由来は花の色が虹のように多種多様にある所からきています。
- シリーズ名のser. Hexagonaeはルイジアナ州に自生しているIris hexagonaに由来しています。
- ルイジアナアイリス(Louisiana iris)はルイジアナ州とアイリスの二語で構成されており、英名の由来はルイジアナ州に自生しているアイリス属の植物を意味しています。
ルイジアナアイリスの特徴(魅力)
- ルイジアナアイリスの特徴は、北アメリカのルイジアナ州に自生するアイリス属の五種のグループで構成されている所、花が春から夏頃に咲く所、複数の原種と園芸品種で構成されているため花の形や花の色が多様にある所、立ち姿が真っ直ぐとしていて洗練された雰囲気がある所、湿性植物または抽水性植物のため湿り気のある場所または浅瀬を好む所などにあります。
- ルイジアナアイリスは根茎アイリスに分類されており、地面下に肥大化した根茎があります。
- 根茎は太く横走しながら分枝して伸びる傾向があり、根茎から何本も株が生まれるため年を追うごとに株が増えて群生をつくります。
- 葉の形は細い剣形をしているためシャープで洗練された見た目をしており、直立または途中で湾曲して優雅に広がる傾向があります。
- 開花期間は春から初夏頃、花は一つの茎に数個、苞から1~3個の花を基本的に一個ずつ咲かせます。
- 花の大きさは直径が約4~15cm、萼片の数が3枚・花弁の数が3枚・雄蕊の数が3本・雌蕊(子房3・花柱1・柱頭3)あり、ルイジアナアイリスは複数の原種と品種で構成されているため形や色は多様です。
ルイジアナアイリスの主な園芸品種の紹介
ガーネット ストーム ダンサー
- ルイジアナアイリス(ガーネット ストーム ダンサー)は、花の縁部分がフリルしており、花姿がお洒落なドレスを想像させる魅力的な園芸品種です。
- 花の色は濃い紫色をしていて上品さと高級感を感じさせます。そのため、格式高い雰囲気を感じさせるラグジュアリーなお庭や、優雅な印象を与えるエレガントガーデン等によく合う園芸品種になります。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約70~100cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
サマー シンフォニー
- ルイジアナアイリス(サマー シンフォニー)は、花の縁部分が緩くフリルしており、花姿がお洒落なドレスを想像させる魅力的な園芸品種です。
- 花の色はクリーム色と赤紫色、萼片の縁部分に赤紫色の幅広な班がはいります。そのため、甘いお菓子を想像させるスイーツガーデンや、可愛いをテーマにするお庭などによく合います。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約60~90cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
ポストマスター
- ルイジアナアイリス(ポストマスター)は、花の縁部分がフリルしており、花姿がお洒落なドレスを想像させる魅力的な園芸品種です。
- 花の色は濃い青紫色をしていて上品さと落ち着きを感じさせます。そのため、エレガントな雰囲気のお庭などによくあいます。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約70~100cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
クイーンアデレード
- ルイジアナアイリス(クイーンアデレード)は、花の縁部分がフリルしており、花姿がお洒落なドレスを想像させる魅力的な園芸品種です。
- 花の色は紫色で花脈が濃い紫色をしており、また多くのルイジアナアイリスと同様に基部に黄色の班が入ります。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約60~90cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
アンホーダーン
- ルイジアナアイリス(アンホーダーン)は、花の縁部分がフリルしており、花姿がお洒落なドレスを想像させる魅力的な園芸品種です。
- 花の色は赤ピンク色と黄色で、グラデーションのような色合いをしています。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約30~60cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
メゾンデヴィル
- ルイジアナアイリス(メゾンデヴィル)は、花の縁部分がフリルしており、花姿がお洒落なドレスを想像させる魅力的な園芸品種です。
- 花の色が濃い紫色をしていて、また多くのルイジアナアイリスと同様に基部に黄色の班が入ります。そのため、強いコントラストが生まれてカラフルで華やかな見た目をしている園芸品種です。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約50~80cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
ナイトサンダー
- ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は花の色が明度の低い濃い紫色をしていて上品さと高級感を感じさせます。そのため、格式高い雰囲気を感じさせるラグジュアリーなお庭や、優雅な印象を与えるエレガントガーデン等によく合う園芸品種になります。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約40~60cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
ブラックゲームコック
- ルイジアナアイリス(ブラックゲームコック)は、花の色が濃い紫色をしていて上品さや神秘性を感じさせる品種です。そのため、エレガントな雰囲気のお庭や、神秘性などをテーマにしたミステリアスなお庭によくあいます。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約60~90cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
ディープ シー クエスト
- ルイジアナアイリス(ディープ シー クエスト)は、花の色が明度の低い濃い紫色をしていて、また多くのルイジアナアイリスと同様に基部に黄色の班が入ります。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約70~100cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
サウスクリムソン
- ルイジアナアイリス(サウスクリムソン)は花の色が赤紫色をしていて、また多くのルイジアナアイリスと同様に基部に黄色の班が入ります。そのため、明るく華やかな雰囲気をつくる園芸品種です。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約60~130cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
フレンズ ソング
- ルイジアナアイリス(フレンズ ソング)は花の色が濃い桃色と薄い桃色の二色で構成されていて、萼片は濃い桃色、花弁は薄い桃色をしています。そのため、花の中に縞模様が出来てユニークな印象をあたえます。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約50~80cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
メアリーチャーリー
- ルイジアナアイリス(メアリーチャーリー)は、花の色が鮮やかな紫色をしていて、また多くのルイジアナアイリスと同様に基部に黄色の班が入ります。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と同程度の大きさがあり、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約60~90cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
バーミリオントレジャー
- ルイジアナアイリス(バーミリオントレジャー)は、花の色が赤紫色をしていて、また多くのルイジアナアイリスと同様に基部に黄色の班が入ります。そのため、強いコントラストが生まれてカラフルで華やかな見た目をしている園芸品種です。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約70~100cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
サウスクリムゾン
- ルイジアナアイリス(サウスクリムゾン)は、花の色が濃い赤色と黄色の二色で構成されており、基部が黄色をしています。そのため、燃え上がる炎を想像させるような情熱的な印象を与えたり、また赤色と黄色のコントラストが華やかでカラフルな印象を与える園芸品種です。
- 花の形は平咲き、花弁は萼片と比べると一回り小さく、萼片と花弁が六枚並ぶ花姿をしています。
- 草丈は約60~130cm、生息環境が湿地等にあり湿性植物または抽水性植物のためビオトープ等で利用できます。
アイリス(アヤメ)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)の育て方
花壇の土づくり
日当り
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
そのため基本的には日向で育てる方が良いでしょう。また半日影までで育てる事も出来ますが、日向と比べると花数が少なくなったり、生育が悪くなったりする傾向があります。
- 日向とは、直射日光が6時間以上当たる場所です。
- 半日影とは、直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。また基本的には午前中のみ日が当たり午後から日陰になる場所になります。
- 明るい日陰とは、直射日光が二時間程度まで、または間接光だけが当たるような比較的に明るい場所です。
- 暗い日陰とは、森の中にあるような直射日光も間接光もほとんど当たらないような暗い場所です。
環境と水深
ルイジアナアイリスは、植物体の根元が水に浸かる程度または水を多く含んでいる土壌を好む湿性植物または抽水性植物です。そのため、基本的に常に湿った状態または水深が5~15cm程度の浅瀬で管理します。
- 湿性植物:植物体の根元が水に浸かる程度または水を多く含んでいる土壌を好む植物です。根が水中でも呼吸出来る仕組みを持っているため、水位がある程度上がっても短期間であれば問題なく育ちます。また常に水に浸かっていなくても土壌に湿り気があれば問題なく育つことが出来ます。
- 抽水性植物:植物体の根と下部の茎葉が水面下にあり、茎および葉の一部が水面上に出て生息している植物です。
- 浮葉性植物:植物体の根が水底についていて、水面に葉や花を浮かべる植物です。
- 浮遊性:植物体の根が水底についておらず、水面に浮かび漂いながら生息する植物です。
- 沈水性:植物体が完全に水面下にある植物です。
土壌の土質
ルイジアナアイリスは自生地が湿地や池の辺などにある事からも分かる通り、田んぼのような粘土質な土壌での生育が良いです。そのため、荒木田土などがよく利用されます。また赤玉土を混ぜたり、黒土を混ぜて利用されることもあります。
土壌診断と改善の行い方
植付け方法
- 植え付け時期
- 植え付け適期は秋です。
- 植え方
- 根茎を地面に水平に置いたら、根茎の成長点(葉の位置)が地面から出るように調節して、根茎の残りの部分は表面が隠れる程度に穴を掘ります。
- 根茎を穴の中に水平に置いて、根茎の成長点を地表に出し、残りの部分に土をかぶせます。
鉢土づくり
日当り
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
そのため基本的には日向で育てる方が良いでしょう。また半日影までで育てる事も出来ますが、日向と比べると花数が少なくなったり、生育が悪くなったりする傾向があります。
培養土
ルイジアナアイリスは、田んぼのような土での生育が良いため、荒木田土の単体、または赤玉土などを混ぜて粘土質な土壌をつくり、腰水で管理されたり、株元を水中に沈めて管理される事が多いです。
また比較的に乾燥にも耐えるため、保水性の高い培養土で育てられる事もあります。
腰水や株元を水中につけて管理する場合は、荒木田土の単体または赤玉土を配合して、水で練ってから利用すると良いでしょう。詳しくは下記をご覧下さい。
培養土の配合例
- 荒木田土+赤玉土=5:5(腰水で管理)
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土+バーミキュライト=5:3:2
- 赤玉土(小粒・中粒)+ピートモス+腐葉土=5:2:3
土を練る
水生植物の土は、一般的に粘土状にしてから植え付けが行われます。利用する培養土にもよりますが、普通は赤玉土や荒木田土などに水を加えて「耳たぶ程度の柔らかさ」までこねてから使用されます。
- 道具を準備
- 培養土(荒木田土など)・容器(タライやトロ舟など)・水・混ぜる道具(スコップなど)
- 培養土をこねる
- 容器に培養土を入れる。
- 培養土に水を少しずつ入れてかき混ぜる。
- 水を一気に入れるとヘドロ状になり利用できなくなるため、必ず少量ずつ水を入れる。
- 培養土と水を何度もかき混ぜて、培養土の柔らかさが「白玉」や「耳たぶ」を思わせる程度になれば完成です。
植付け方法
- 植え付け時期
- 植え付け適期は秋です。
- 植え方
- 根茎を地面に水平に置いたら、根茎の成長点(葉の位置)が地面から出るように調節して、根茎の残りの部分は表面が隠れる程度に穴を掘ります。
- 根茎を穴の中に水平に置いて、根茎の成長点を地表に出し、残りの部分に土をかぶせます。
- 水中に入れる
- 株元を水中に沈める場合は、水の入った容器の中に、植物を植えた容器を沈めます。植物の大きさに合わせて、植物の根元から水深が5~15cm程度になるように調節しましょう。
- 腰水する場合は、鉢の大きさよりも幅が大きな容器を準備して、容器の中に植物を植えた鉢を置きます。容器の中に水を入れて、鉢底から水を吸水できる状態にしましょう。水を入れる量は鉢の高さの半分程度を目安にします。
水やりの仕方
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は、株元を水中の中に入れて管理するか、湿った状態で管理するかで、管理の仕方がかわります。
株元が水中にある場合
常に水中にある場合は、定期的な水やりは不要ですが、水中にヘドロが溜まるなどして汚れる事があるため、水中の状態を見ながら定期的に水の入れ替えが必要です。
水中で管理しない場合
水中で管理しない場合は、基本的に常に土壌に湿り気がある状態で管理します。
土壌が乾燥すると生育不良を引き起こしたり、また開花期間に水切れを引き起こすと、花の蕾が綺麗に開かずに萎む事もあるため注意が必要です。
また夏の休眠期間も完全に乾いた状態は好みません。そのため、土壌の状態を見ながら必要に応じて水やりが必要になってきます。
水やりの方法
水やりの頻度は、周囲からの水の集まりやすさ、土壌の保水性、気候などによっても変わりますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。
また鉢植えで育てている場合は、定期的に水やりをするよりも、腰水で管理する方がよいでしょう。特に春から秋にかけての生育期間中は、常に湿った状態を求めているため腰水で管理する方が安心です。※腰水に関しては植付け方法からご覧下さい。
肥料の与え方
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は、適した季節に適量の肥料を与えることで、成長を促進させる効果があります。
また土壌の中にある程度の肥沃さがあれば肥料を与えなくても育てることが可能です。
肥料の与え方
- 肥料を与える時期
- 肥料は三月頃と、九月頃に肥料を与えます。
- 肥料の選び方
- 肥料は緩効性肥料や水生植物用の肥料がおすすめです。
- 肥料の与え方
- 肥料は、規定された分量を規定された頻度で与えます。基本的には肥料を株から少し離して、用土の中に押し込んで使いますが、製品に記載された通りに施肥するようにしましょう。
剪定のやり方
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)の剪定は、花がら摘みを行います。
花がら摘み
花がら摘みとは、花色が悪くなったり花の外観が崩れたりした咲き終わりの花を摘み取る事です。
花がら摘みを行う事で、腐敗した物が好きな灰色カビ病などの病気が予防出来たり、外観が良くなったりする効果があったりします。
花がら摘みのやり方
花は茎の上部に数個つき基本的に一個ずつ咲きます。個別に花を摘まなくても問題ありませんが、花が枯れたら一つ一つ摘んだ方が見た目が美しく、次の蕾も開花しやすくなります。
一般的に茎の上部に花を数個つけますが、この花の開花が終わったら、葉の上まで戻り茎を剪定しましょう。葉は成長に必要なエネルギーを補充するのに役立つため、残しておきます。
夏越しする方法
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は基本的な育て方に従えば夏越し対策を特段行う必要はありません。
夏越しで重要なポイント
- 夏場は、西日の当たらない半日影で育てた方が、葉焼けなどを引き起こしにくく株が弱りにくいでしょう。
- 乾燥すると生育不良を引き起こしたり、花が上手く咲かないことがあるため、土壌の状態を見ながら定期的に水やりを行いましょう。
冬越しする方法
Hardiness:4~8
ルイジアナアイリス(ナイトサンダー)は、耐寒性がとても高いため基本的には冬越し対策不要です。
挿し木や株分けで増やす
ルイジアナアイリスは株分けによって増やす事ができます。
株分けの方法
- 株分けに適する時期
- 株分けの頻度は三年から五年ごとに行います。
- 株分け時期は花後が適しています。
- 株を掘りあげる
- 株をスコップで掘りおこし、土を軽く落として根茎の広がりと芽(葉)の位置を確認します。
- 株を分割する
- 根茎に芽を付けて、園芸用のハサミまたはナイフを使って株を分割しましょう。
- 葉のカット
- 葉が大きい場合は吸水と蒸散のバランスをとるために、根元から10cm程度の場所で葉をカットします。
- 株分け後の管理
- 切り離した株は、そのまま土壌に植え付けましょう。植え付け方に関しては植付け方法をご覧下さい。
播種で増やす
ルイジアナアイリスの種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
ルイジアナアイリスの病気
ルイジアナアイリスの害虫
- アブラムシ
- ヨトウムシ