セダム(マンネングサ)は属の中に約460種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは41の原種と、57の園芸品種等を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■目次
■セダム(マンネングサ)の簡易比較
名称 | 葉の形 | 葉の色 | 備考 |
---|---|---|---|
ウスユキマンネングサ | 線形・長楕円形 | 緑・灰紫・灰桃 | ・葉の色が強い日差しや低温などの環境ストレスにあうと灰紫から灰桃になり上品な印象を与えるカラーリーフとなる。 |
エゾノキリンソウ | ヘラ形・倒卵形・倒披針形 | 緑・黄・白 | ・花の中心部が咲き進むにつれて赤色に変化する。 |
オウシュウマンネングサ | 卵形・三角形 | 緑・黄・赤 | ・葉はサイズがとても小さくて鱗状に密につく。 |
オノマンネングサ | 線形・線状披針形 | 緑色・黄色・白色 | ・株はマット状に広がるため地被植物として利用されており、また根が浅いため屋根の緑化などにも利用されています。 ・葉は細長く緻密につくため綿のようなふわふわした外観となります。 |
乙女心 | 楕円形・倒披針形 | 緑・白緑・赤・桃 | 葉の形状がゼリービーンズのような可愛い見た目をしている。 ・低温などの環境ストレスにより葉の先端が赤くなる。 ・寒さにあまり強くない。 |
クラバツム | 倒卵形・ヘラ形 | 緑・白緑・黄・赤 | ・茎の上部で葉が密に集まり薔薇の花を思わせるようなロゼットを形成する。 ・寒さにあまり強くない。 |
シロバナマンネングサ | 線形・長楕円形 | 緑色・赤色・紫色 | ・葉の形状が粒粒としていて米粒のようで可愛い。 ・葉の色は低温などの環境ストレスで赤みをおびる。 |
スプリウム | 円形・卵形・倒卵形 | 緑・赤・桃・黄・紫・白 | ・園芸品種が豊富で葉の色が多彩です。 |
スプリングワンダー | 倒心形 | 緑・赤・桃・紫 | ・葉の付き方が鱗状で、松ぼっくりのような見た目をしている。 ・葉の形状がハート形で可愛い。 ・葉の表面に軟毛が密生している。 ・霜に耐えられますが、寒さにあまり強くない。 |
セディフォルム | 線形・線状披針形 | 緑・白緑・黄・赤褐 | ・開花期になると最大60cmまで直立する茎を伸ばして黄色の花を咲かせる。 |
ダシフィルム | 円形・卵形・倒卵形 | 緑・赤・桃・紫・白 | ・葉の表面に腺毛が密に生えるためふわふわした見た目になる。 ・葉の形状が粒粒としていて可愛い。 |
玉つづり | 披針形 | 緑・白緑 | ・茎が真下に下垂するためハンギング仕立てなどに利用される。 ・寒さにあまり強くない。 |
虹の玉 | 楕円形・倒披針形 | 緑・赤・桃・黄・紫 | ・葉がお菓子のゼリービーンズのような可愛い見た目をしている。 ・葉は強い日差しなどの環境ストレスにより鮮やかな赤色になる。 ・他のセダムと比べて寒さに弱い傾向がある。 |
パキクラドス | 倒卵形・倒三角形 | 白緑 | ・茎の上部で葉が密に集まり薔薇の花を思わせるようなロゼットを形成する。 |
パリダム | 線形・線状披針形 | 緑・赤・紫 | ・低温環境で葉の色が赤色や紫色に変化する。 |
フォステリアナム | 線形・楕円形 | 緑・白緑・青緑・青白・赤 | |
ブレビフォリウム | 円形・楕円形 | 緑・白緑・青緑・赤 | 葉の形状がぷにぷにして丸みがあり、ぶどうのような可愛いらしい外観をしている。 |
マツノハマンネングサ | 線形・線状披針形 | 緑・赤・紫・茶・黒 | ・葉の形状が針のような見た目で、茎は匍匐して広がるため、ハイマツのような見た目となる。 ・葉の色が低温ストレスなどにより赤色・紫色・茶色・黒色に変化するためシックな印象を与えるカラーリーフとして楽しめる。 |
マルバマンネングサ | 円形・ヘラ形・倒卵形 | 緑・黄・紫・赤 | ・葉の形状が丸く表面に強い光沢がある。 |
ミッデンドルフィアナム | 線形・倒披針形 | 緑・赤 | |
銘月 | 楕円形・倒披針形 | 緑・黄緑・黄・橙・赤・赤茶 | ・葉の色にややくすみがある黄土色をしている。 ・他のセダムと比べて寒さに弱い傾向がある。 |
メキシコマンネングサ | 線形 | 緑・黄 | |
メノマンネングサ | 楕円形・披針形 | 緑・赤 | ・原産地が日本 |
ルペストレ | 線形・長楕円形 | 緑・黄・青緑・白 | |
■セダム(マンネングサ)の主な種と園芸品種の紹介
主な原種
- セダム・ウスユキマンネングサ
- セダム・エゾノキリンソウ
- セダム・オウシュウマンネングサ
- ★セダム・オノマンネングサ
- セダム・乙女心
- セダム・クラバツム
- セダム・シロバナマンネングサ
- セダム・スプリウム
- ★セダム・スプリングワンダー
- セダム・セディフォルム
- ★セダム・ダシフィルム
- セダム・玉蛋白
- ★セダム・玉つづり
- ★セダム・虹の玉
- セダム・パキクラドス
- セダム・パリダム
- セダム・フォステリアナム
- セダム・ブレビフォリウム
- セダム・マツノハマンネングサ
- セダム・マルバマンネングサ
- セダム・ミッデンドルフィアナム
- セダム・ディフサム
- セダム・銘月
- セダム・メキシコマンネングサ
- セダム・メノマンネングサ
- セダム・オカタイトゴメ
- セダム・タイトゴメ
- セダム・ルペストレ
その他の園芸品種
※★マークはおすすめのセダムです。
ウスユキマンネングサ
ウスユキマンネングサの学名はSedum hispanicum 、別名では「セダム・ヒスパニカム」「スパニッシュ・ストーンクロップ(Spanish stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
ウスユキマンネングサの原産地はヨーロッパと西アジアにあり、自生地は山地の岩の多い斜面などにあります。
ウスユキマンネングサの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がったり下垂したりするため地被植物として利用出来る所、葉の形状は小さな棒状で、茎に重なるように緻密につくためフサフサとした外観になる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色ですが、強い日差しや低温などの環境ストレスにより灰紫色または灰桃色へと変化する所、春から初夏頃になると白色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
ウスユキマンネングサは、ぷにぷにした多肉質の葉を可愛いをテーマにするお庭で楽しむ目的、緑色から灰紫色へと変化する葉の色をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、茎葉が枝垂れる姿をハンギング仕立てや斜面などに植栽して楽しむ目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的で栽培される植物です。
ウスユキマンネングサの園芸品種の紹介
セダム・ヒスパニカム
セダム・ヒスパニカムの学名はSedum hispanicum 、別名では「ウスユキマンネングサ」「スパニッシュ・ストーンクロップ(Spanish stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・ヒスパニカムの原産地はヨーロッパと西アジアにあり、自生地は山地の岩の多い斜面などにあります。
ブルーカーペット
学名:Sedum hispanicum ‘blue carpet’
草姿:匍匐性
花の色:桃色・白色
葉の形:線形・長楕円形
葉の色:青白色・青緑色
草丈:約5~10cm
備考:セダム(ブルーカーペット)はウスユキマンネングサと比べて葉の青みが強く白色を帯びているため、心を落ち着かせる鎮静効果があるヒーリングガーデンやクールなカッコ良さを感じさせる鬼羽によくあいます。
エゾノキリンソウ
エゾノキリンソウの学名はSedum kamtschaticum 、または同義語でPhedimus kamtschaticus 、別名では「セダム・カムチャッカム」「オレンジ・ストーンクロップ(Orange Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
エゾノキリンソウの原産地は日本・中国・韓国・ロシアにあり、自生地は山地の岩の多い斜面や草原などにあります。
エゾノキリンソウの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉のサイズは小さく肉厚で可愛らしい所、葉の色は品種により黄色・桃色・白色と多彩なためカラーリーフになる所、花は黄色ですが咲き進むと中心部が赤色になりコントラストが楽しめる所などにあります。
エゾノキリンソウは、黄色と赤色の明るく華やかな花を楽しむ目的、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
エゾノキリンソウの園芸品種の紹介
セダム・カムチャッカム
セダム・カムチャッカムの学名はSedum kamtschaticum 、または同義語でPhedimus kamtschaticus 、別名では「エゾノキリンソウ」「オレンジ・ストーンクロップ(Orange Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。セダム・カムチャッカムの原産地は日本・中国・韓国・ロシアにあり、自生地は山地の岩の多い斜面や草原などにあります。
オウシュウマンネングサ
オウシュウマンネングサの学名はSedum acre 、別名では「セダム・アクレ」「ゴールドモス・ストーンクロップ(goldmoss stonecrop)」「モーシィー・ストーンクロップ(mossy stonecrop)」「ゴールデンモス・セダム(goldmoss sedum)」等とも呼ばれる多年草です。
オウシュウマンネングサの原産地はヨーロッパ・西アジア・北アフリカにあり、自生地は海岸沿い岩場や砂地、乾燥した草原や荒れ地や道端などにあります。
オウシュウマンネングサの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉は常緑で冬の間も葉が落ちない所、葉は鱗状に茎に密生してつく所、葉のサイズは1cm未満と小さく三角形のような卵形をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色をしており、しばしば赤みを帯びる所、春から初夏になると株一面に鮮やかな黄色の花が咲き、黄色の絨毯のようになる所などにあります。
オウシュウマンネングサは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、イエローリーフの品種をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
オウシュウマンネングサの園芸品種の紹介
セダム・アクレ
セダム・アクレの学名はSedum acre 、別名では「オウシュウマンネングサ」「ゴールドモス・ストーンクロップ(goldmoss stonecrop)」「モーシィー・ストーンクロップ(mossy stonecrop)」「ゴールデンモス・セダム(goldmoss sedum)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・アクレの原産地はヨーロッパ・西アジア・北アフリカにあり、自生地は海岸沿い岩場や砂地、乾燥した草原や荒れ地や道端などにあります。
アウレウム
学名:Sedum acre ‘aureum’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:緑色・黄色(新芽)
株のサイズ:約5~10cm
備考:新芽がクリーム色から黄色をしているため、明るさや元気の良さを感じさせるカラーリーフとなり、イエローと緑色の混じる絨毯のようにもなる。
オノマンネングサ
オノマンネングサの学名はSedum lineare 、別名では「セダム・リネアレ」「カーペット・セダム(carpet sedum)」「ニードル・ストーンクロップ(needle stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
オノマンネングサの原産地は東アジアおよび中国にあり、自生地は低山の斜面の草地や岩場などにあります。
オノマンネングサの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がったり下垂したりするため地被植物として利用出来る所、葉は線のように細長く柔軟で湾曲する事もあり、また緻密についているため綿のようなふわふわした見た目をしている所、葉は緑色ですが環境ストレスで黄色に変化したり、品種によって黄色や白色の班が入るためカラーリーフとして楽しめる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から初夏になると茎が長く伸びて、茎の頂部に半球状に小さな黄色の花を沢山咲かせる所などにあります。
オノマンネングサは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、根が深く浸透しない事から屋根などの緑化に利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
オノマンネングサの園芸品種の紹介
セダム・乙女心
セダム・乙女心(オトメゴコロ)の学名はSedum pachyphyllum 、別名では「セダム・パキフィラム」「ブルーゼリービーン・プラント(Blue Jelly Bean plant)」「メニーフィンガーズ・プラント(Many Fingers plant)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・乙女心(オトメゴコロ)の原産地はメキシコにのオアハカ州にあり、自生地は山地にあると考えられています。
セダム・乙女心(オトメゴコロ)の特徴は、草姿が匍匐性で茎は不規則に曲がりくねくねする傾向にある所、葉は長球形で途中で緩く湾曲しており光沢があるため、お菓子のゼリービーンズのような可愛らしい見た目をしている所、葉の付き方は上部で房状に密集して下部で葉がなくなる傾向がある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色をしていますが強い日差しなどの環境ストレスにより、葉の先端付近が赤色へと変化する所、春から夏頃になると黄色の明るく元気な花が咲く所などにあります。
セダム・乙女心(オトメゴコロ)は、葉がお菓子のゼリービーンズのような見た目をしているため可愛いお庭やスイーツガーデン等に利用する目的、花と葉が鮮やかな緑色・赤色・黄色をしているためカラーガーデンに利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・乙女心の園芸品種の紹介
セダム・クラバツム
セダム・クラバツムの学名はSedum clavatum 、別名では「ティスカラテンゴ・ゴルジ・セダム(Tiscalatengo Gorge Sedum)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・クラバツムの原産地はメキシコ、自生地は岩場や崖地等にあります。
セダム・クラバツムの特徴は、草姿が匍匐性で茎は直立したり匍匐したりする所、葉は茎の上部でロゼット状に密に集まり、下部は疎らまたは脱落する傾向があり、ロゼットは薔薇の花のようなお洒落な外観をしている所、葉は多肉質で表面が平面で裏面が半円形をしているため全体的に船のような見た目をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は白粉を帯びたような白緑色ですが、低温などの環境ストレスにより先端や全体が赤色になる事もある所、春から夏頃になると白色の花が咲く所などにあります。
セダム・クラバツムは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、パステル調の可愛い葉をカラーリーフとして楽しむ目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・クラバツムの園芸品種の紹介
ジェットバース
学名:Sedum clavatum ‘Jet Bars’
草姿:匍匐性
花の色:白色
葉の形:倒卵形
葉の色:緑色・明るい赤紫色・茶色
草丈:約10~15cm
備考:葉は形状が丸く、色明るい緑色から赤紫色をしているため、果物の葡萄のような可愛らしさがある。葉の色は低温ストレスや強光などの環境ストレスで色が変化する。
シロバナマンネングサ
シロバナマンネングサの学名はSedum album 、別名では「セダム・アルバム」「ホワイト・ストーンクロップ(white stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
シロバナマンネングサの原産地はヨーロッパと西アジア、自生地は海岸沿いの岩場や壁、乾燥気味の草原などにあります。
シロバナマンネングサの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉は常緑で冬の間も葉が落ちない所、葉の形状は細長い円柱形をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色をしていてしばしば赤みを帯びる所、春から初夏になると茎が長く伸びて、茎の頂部に半球状に小さな白色の花を沢山咲かせる所などにあります。
シロバナマンネングサは、可愛らしい白花を楽しむ目的、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
シロバナマンネングサの園芸品種の紹介
セダム・アルバム
セダム・アルバムの学名はSedum album 、別名では「シロバナマンネングサ」「ホワイト・ストーンクロップ(white stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・アルバムの原産地はヨーロッパと西アジア、自生地は海岸沿いの岩場や壁、乾燥気味の草原などにあります。
ミューラル
学名:Sedum album ‘murale’
草姿:匍匐性
花の色:白色
葉の形:線形・長楕円形
葉の色:緑色・赤色・赤褐色
草丈:約10~15cm
備考:葉の色は低温期になると赤色になり、赤褐色になる。
セダム・スプリウム
セダム・スプリウムの学名はSedum spurium 、別名では「コーカサスキリンソウ」「ツーロウ・ストーンクロップ(two-row stonecrop)」「コーカシアン・ストーンクロップ(Caucasian stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・スプリウムの原産地はコーカサス地方・イラン・西アジアにあり、自生地は山地の草原や岩場などにあります。
セダム・スプリウムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は円形から卵形でぽっちゃりとしてて可愛らしい所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は品種により赤色・桃色・紫色・黄色・白色と多彩なためカラーリーフになる所、夏になると赤色から桃色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
セダム・スプリウムは、可愛らしい赤花・桃花を楽しむ目的、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・スプリウムの園芸品種の紹介
コーカサスキリンソウ
コーカサスキリンソウの学名はSedum spurium 、別名では「セダム・スプリウム」「ツーロウ・ストーンクロップ(two-row stonecrop)」「コーカシアン・ストーンクロップ(Caucasian stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
コーカサスキリンソウの原産地はコーカサス地方・イラン・西アジアにあり、自生地は山地の草原や岩場などにあります。
トリカラー
学名: Sedum spurium ‘Tricolor’
草姿:匍匐性
花の色:白色・桃色
葉の形:円形・倒卵形
葉の色:緑色・白色(覆輪)・桃色
草丈:約10~20cm
備考:葉の色は緑色に白色の覆輪が入り、低温期になると桃色に染まる傾向があります。そのため、明るさや上品さを感じさたり、可愛らしさを感じさせたりするカラーリーフになる。
ブードゥー
学名:Sedum spurium ‘voodoo’
草姿:匍匐性
花の色:赤色・桃色
葉の形:卵形・円形
葉の色:緑色・赤色・赤紫色
草丈:約10~20cm
備考:葉の色は太陽の元で鮮やかな赤色から赤紫色になる傾向がある。赤色から赤紫色の葉は、上品さや華やかさを感じさせるカラーリーフになります。
セダム・スプリングワンダー
セダム・スプリングワンダー(ベルサデンセ)の学名はSedum versadense 、別名では「薄毛万年草」とも呼ばれるメキシコが原産の多年草です。
セダム・スプリングワンダー(ベルサデンセ)の特徴は、草姿が匍匐性で茎は直立したり匍匐したりする所、葉の付き方は鱗状で松ぼっくりのようなユニークな見た目をしている所、葉の形状はハートのような可愛いらしい外観をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の表面に白色の軟毛が密生しているためフサフサとした柔らかな見た目をしている所、葉の色は低温などの環境ストレスにより赤色・桃色・紫色の範囲で変化する所、春から初夏頃になると白色と桃色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
セダム・スプリングワンダー(ベルサデンセ)は、葉がぷにぷにとしているため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しめたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・セディフォルム
セダム・セディフォルムの学名はSedum Sediforme 、または同義語でPetrosedum sediforme 、別名では「ペトロセダム・セディフォルム」や「ペール・ストーンクロップ(pale stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・セディフォルムの原産地は地中海沿岸、自生地は岩場や崖地等にあります。
セダム・セディフォルムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は棒状で丸みがありぷにぷにとした可愛らしさがある所、葉は低温ストレス等の環境変化により赤褐色に変化する事がある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から夏頃になると直立する茎を最大60cmまで伸ばして頂部に黄色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・セディフォルムは、葉がぷにぷにとしているため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、地面を覆う地被植物として利用出来たり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・セディフォルムの園芸品種の紹介
セダム・ダシフィルム
セダム・ダシフィルムの学名はSedum dasyphyllum 、または同義語でSedum burnatii、別名では「セダム・姫星美人」「シックリーブ・ストーンクロップ(thick-leaved stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・ダシフィルムの原産地は南ヨーロッパ、自生地は岩の間や崖地、荒れ地などにあります。
セダム・ダシフィルムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉は密に重なるようについてるためモコモコとした可愛らしい外観となる所、葉の形状は円形から卵形でぽっちゃりとしてて可愛らしい所、葉の表面には白色の腺毛が密に生えるためふわふわとした見た目となる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は白緑色で柔らかな色合いをしているため可愛らしさがあり、また低温期になると赤みを帯びて桃色になるため可愛らしさが増す所、初夏頃になると白色から淡い桃色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
セダム・ダシフィルムは、葉の形状がぷにぷにとしていて可愛らしく葉の色がパステル調で柔らかな雰囲気があるため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しめたり、地面を覆う地被植物として利用できたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・ダシフィルムの園芸品種の紹介
セダム・姫星美人
セダム・姫星美人の学名はSedum dasyphyllum 、または同義語でSedum burnatii、別名では「セダム・ダシフィルム」「シックリーブ・ストーンクロップ(thick-leaved stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。セダム・姫星美人の原産地は南ヨーロッパ、自生地は岩の間や崖地、荒れ地などにあります。
セダム・玉つづり
セダム・玉つづりの学名はSedum morganianum 、別名では「セダム・モルガニアナム」「ドンキーテール(donkey tail)」「ブロズ・テイル(burro’s tail)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・玉つづりの原産地はメキシコ、自生地は渓谷の崖地などにあります。
セダム・玉つづりの特徴は、茎が真下にカーテンのように枝垂れる所、茎に葉は密集して重なるように付きますが、衝撃に弱く触るとポロポロと葉が外れやすい所、葉の形状は細長い葡萄のような見た目をしており、先端は尖るか丸みがある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色はパステル調で白緑色をしているため明るく柔らかな印象を感じさせる所、花は滅多に咲かず茎の長さが25cm以上になった時に赤色または桃色の花を咲かせる所、一般的なセダムと違い耐寒性がほとんどなく寒さに弱い所などにあります。
セダム・玉つづりは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、茎葉が枝垂れる姿をハンギング仕立てや斜面などに植栽して楽しむ目的などで栽培されている植物です。
セダム・玉つづりの園芸品種の紹介
セダム・モルガニアナム
セダム・モルガニアナムの学名はSedum morganianum 、別名では「セダム・玉つづり」「ドンキーテール(donkey tail)」「ブロズ・テイル(burro’s tail)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・モルガニアナムの原産地はメキシコ、自生地は渓谷の崖地などにあります。
セダム・虹の玉
セダム・虹の玉(ニジノタマ)の学名はSedum rubrotinctumまたは雑種を意味するSedum × rubrotinctum 、別名では「セダム・ルブロティンクツム」「ジェリービーンプラント(jelly bean plant)」「ポークアンドビーンズ・プラント(pork and beans plant)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・虹の玉(ニジノタマ)は、1948年に初めて紹介され、原産地はメキシコ、一般的にセダム・玉葉(Sedum stahlii)とセダム・乙女心(Sedum pachyphyllum)の交雑種と考えられています。
セダム・虹の玉(ニジノタマ)の特徴は、草姿が匍匐性で茎は不規則に曲がりくねくねする傾向にある所、葉は長球形で緩く湾曲しており光沢があるため、お菓子のゼリービーンズのような可愛らしい見た目をしている所、葉の付き方は上部で房状に密集して下部で疎らになる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色をしていますが強い日差しによく当たる事で鮮やかな赤色へと変化して華やかな見た目になる所、春から夏頃になると黄色の明るく元気な花が咲く所などにあります。
セダム・虹の玉(ニジノタマ)は、葉がお菓子のゼリービーンズのような見た目をしているため可愛いお庭やスイーツガーデン等に利用する目的、花と葉が鮮やかな赤色・緑色・黄色をしているためカラーガーデンに利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・虹の玉の園芸品種の紹介
レッドベリー
学名:Sedum rubrotinctum ‘red berry’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・赤色(環境ストレス)
草丈:約5~10cm
備考:セダム(レッドベリー)はセダム・虹の玉と比べて葉のサイズが小ぶりで葡萄を思わせるような可愛らしい見た目をしている。
オーロラ
学名:Sedum rubrotinctum ‘aurora’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・赤ピンク色・桃色・黄色
草丈:約5~10cm
備考:可愛らしいピンク色の葉色が評価されている品種です。葉の形状はお菓子のゼリービーンズのような見た目をしており、また女性的な印象を与えるピンクの葉が可愛いをテーマにするお庭にピッタリとあいます。
セダム・パキクラドス
セダム・パキクラドスの学名はSedum pachyclados 、別名では「グレーストーンクロップ(Gray Stonecrop)」等とも呼ばれるアフガニスタンとパキスタンが原産の多年草です。
セダム・パキクラドスの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、茎の上部では葉が密に集まりロゼットを形成する傾向がある所、ロゼットは薔薇の花ようなお洒落な見た目をしている所、葉の形状は倒卵形でぽっちゃりとしてて先端に切れ込みが入る所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は明度の高い白緑色をしているため柔らかで優しい雰囲気をつくる所、春から夏になると白色の花が咲く所などにあります。
セダム・パキクラドスは、上品な白花を楽しむ目的、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・パキクラドスの園芸品種の紹介
セダム・パリダム
セダム・パリダムの学名はSedum pallidum 、別名では「ターキシュ・ストーンクロップ(Turkish Stonecrop)」等とも呼ばれるヨーロッパが原産の多年草です。
セダム・パリダムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がったり下垂したりするため地被植物として利用出来る所、葉の形状は棒状で丸みがありぷにぷにとした可愛らしさがある所、葉は低温ストレス等の環境変化により赤色・紫色に変化するため華やかな印象を与えるカラーリーフとして楽しめる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から夏頃になると茎の頂部に白色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・パリダムは、葉がぷにぷにとしているため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しめたり、地面を覆う地被植物として利用出来たり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・パリダムの園芸品種の紹介
セダム・フォステリアナム
セダム・フォステリアナムの学名はSedum forsterianum 、別名では「ロック・ストーンクロップ(Rock Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・フォステリアナムの原産地はヨーロッパとモロッコにあり、自生地は岩場などにあります。
セダム・フォステリアナムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、茎の頂部では葉の向きが直立・斜上・水平と変化するため花が開花していくようなお洒落な見た目をしている所、葉の形状は針のように細長く上部が上側に湾曲する傾向がある所、葉は多肉質で柔らかく貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は環境ストレスで赤色になる事もある所、夏になると茎が長く伸びて、茎の頂部に半球状に小さな黄色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・フォステリアナムは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・フォステリアナムの園芸品種の紹介
セダム・ブレビフォリウム
セダム・ブレビフォリウムの学名はSedum brevifolium 、別名では「スモールリーブ・ストーンクロップ(Small-Leaved Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・ブレビフォリウムの原産地はヨーロッパと北アフリカにあり、自生地は岩の間や崖地などにあります。
セダム・ブレビフォリウムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は亜球体のようなぽっちゃりした可愛らしさがある所、葉は密に重なるようについてるため果物のブドウのような可愛らしい外観となる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は白緑色から白色を帯びる青緑色をしていて優しい雰囲気があり、また環境ストレスにより赤色へと変化して華やかな見た目になる所、初夏頃になると白色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
セダム・ブレビフォリウムは、葉の形状がぷにぷにとしていて可愛らしく葉の色がパステル調で柔らかな雰囲気があるため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しめたり、地面を覆う地被植物として利用できたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
マツノハマンネングサ
マツノハマンネングサの学名はSedum hakonense 、別名では「セダム・リネアレ」「カーペット・セダム(carpet sedum)」「ニードル・ストーンクロップ(needle stonecrop)」等とも呼ばれる日本および東アジアが原産の多年草です。
マツノハマンネングサの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がったり下垂したりするため地被植物として利用出来る所、葉は線のように細長く先端が尖るためつんつんとした見た目をしている所、葉は低温ストレス等の環境変化により赤色・紫色・黒色に変化するため重厚的なカラーリーフとして楽しめる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から初夏になると茎の頂部に黄色の花を沢山咲かせる所などにあります。
マツノハマンネングサは、濃い色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
マツノハマンネングサの園芸品種の紹介
チョコレートボール
学名:Sedum hakonense ‘chocolate ball’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:線形・線状披針形
葉の色:濃い緑色・茶色・赤紫色・黒色
草丈:約5~15cm
備考:葉の色は低温などの環境ストレスにより濃い緑色から、茶色・赤紫色・黒色の範囲で変化するため、シックで落ち着いた雰囲のカラーリーフとして楽しめる。
丸葉万年草(マルバマンネングサ)
丸葉万年草(マルバマンネングサ)の学名はSedum makinoi 、別名では「セダム・マキノイ」等とも呼ばれる多年草です。
丸葉万年草(マルバマンネングサ)の原産地は日本、分布は九州・四国・本州にあり、自生地は山地の岩場等にあります。
丸葉万年草(マルバマンネングサ)の特徴は、草姿が匍匐性で茎は直立したり匍匐したりする所、茎は赤みを帯びる所、葉の形状は丸みのある形状をしていて多肉質で可愛らしい所、葉には濡れたような光沢がある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は低温などの環境ストレスにより紫色や赤色になる事もある所、春から夏頃になると黄色の花が咲く所などにあります。
丸葉万年草(マルバマンネングサ)は、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
丸葉万年草(マルバマンネングサ)の園芸品種の紹介
黄金丸葉万年草(オウゴンマルバマンネングサ)
学名:Sedum makinoi ‘ogon’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:ヘラ形・円形
葉の色:黄色・黄緑色
草丈:約5~10cm
備考:草姿は匍匐性で茎は基本的に立ち上がらずに横に広がるため地被植物になる。黄色の葉は明るさや元気の良さを感じさせるカラーリーフとして楽しめる。
セダム・ミッデンドルフィアナム
セダム・ミッデンドルフィアナムの学名はSedum middendorffianum 、別名では「ミッデンドルフズ・ストーンクロップ(Middendorff’s Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・ミッデンドルフィアナムの原産地は東アジア・ロシアにあり、自生地は山岳地帯の岩の間などにあります。
セダム・ミッデンドルフィアナムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は細長く肉厚なため可愛らしさを感じさせる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は環境ストレスで赤色になる事もある所、夏になると黄色の花を咲かせる所などにあります。
セダム・ミッデンドルフィアナムは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・ミッデンドルフィアナムの園芸品種の紹介
ディフサム
学名:Sedum middendorffianum ver. diffusum
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:倒披針形
葉の色:緑色・赤褐色(環境ストレス)
草丈:約5~10cm
備考:セダム・ディフサム(Sedum middendorffianum ver. diffusum)はセダム・ミッデンドルフィアナムの変種です。ディフサムは「広がる」を意味しており、株は横へとよく広がります。そのため地被植物としてよく利用されており、また屋根の緑化などにも利用されています。
セダム・銘月
セダム・銘月(メイゲツ)の学名はSedum adolphi 、別名では「セダム・アドルフィー」「ゴールデンセダム(golden Sedum)」「コッパートーン・ストーンクロップ(coppertone stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・銘月(メイゲツ)の原産地はメキシコ、自生地は岩場や崖地にあります。
セダム・銘月(メイゲツ)の特徴は、草姿が匍匐性で茎は直立したり匍匐したりする所、葉は多肉質で表面が平面で裏面が三角形から半円形をしているため全体的に船のような見た目をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は全体的にくすんだ黄土色のような色合いをした黄緑色をしており、縁部分に赤色から赤褐色の2次色が入りやすい所、春から夏頃になると黄色の明るく元気な花が咲く所などにあります。
セダム・銘月(メイゲツ)は、上品な白花を楽しむ目的、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・銘月の園芸品種の紹介
黄麗(オウレイ)
学名:Sedum adolphi ‘golden glow’
草姿:匍匐性
花の色:白色
葉の形:楕円形・披針形
葉の色:黄緑色~黄色・赤橙色(環境ストレス)
草丈:約10~20cm
備考:葉の色にくすみがなく鮮やかな黄緑色または黄色をしており、強い日光などの環境ストレスにより縁部分に赤橙色の2次色が入ります。そのため、セダム・銘月と比べて明るくポップな印象を感じさせやすいです。
メキシコマンネングサ
メキシコマンネングサの学名はSedum mexicanum 、別名では「セダム・メキシカナム」や「メキシカン・ストーンクロップ(Mexican stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
メキシコマンネングサの原産地はメキシコ、自生地は荒地等にあります。また日本にも帰化しており九州・四国・本州に分布しています。
メキシコマンネングサの特徴は、草姿が匍匐性で枝垂れる性質もあるため地面や斜面を覆う地被植物として利用出来る所、茎に葉が輪生して密につくため緻密で洗練された印象を感じさせる所、葉の形状は棒状で先端が尖りますが、丸みもありぷにぷにとしていて可愛らしさがある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から夏頃になると直立する茎を伸ばして頂部に黄色の花を咲かせる所などにあります。
メキシコマンネングサは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
メキシコマンネングサの園芸品種の紹介
メノマンネングサ
メノマンネングサ(雌の万年草)の学名はSedum japonicum 、別名では「セダム・ジャポニカム」等とも呼ばれる多年草です。
メノマンネングサ(雌の万年草)の原産地は日本および東アジア、日本での分布は九州・四国・本州にあり、自生地は海岸沿い岩場や低山の岩場や草地などにあります。
メノマンネングサ(雌の万年草)の特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がりしばしば立ち上がる所、葉のサイズは小さく楕円形のような形をしており、ぷにぷにと多肉質な所、葉は緑色ですが環境ストレスで赤みを帯びる事もある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から初夏になると茎が長く伸びて、茎の頂部に半球状に黄色の小花を沢山咲かせる所などにあります。
メノマンネングサ(雌の万年草)は、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
メノマンネングサの園芸品種の紹介
オカタイトゴメ
学名:Sedum japonicum subsp. oryzifolium var. pumilum
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の長さ:約0.3~0.5cm
葉の形:楕円形/断面は半円形
葉の色:緑色
草丈:約5~15cm
備考:日本各地で帰化しており、道端などに自生している。葉の縁付近に粒状の突起があり、ぶつぶつとしている。
モリムラマンネングサ
学名:Sedum japonicum ‘morimura’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:楕円形・披針形
葉の色:緑色
草丈:約5~10cm
備考:株は生育旺盛で分枝がよくカーペットのようによく広がるためロックガーデンなどの地被植物として利用される。葉序は互生になったり輪生したりする。
セダム・ルペストレ
セダム・ルペストレの学名はSedum rupestre 、または同義語でSedum reflexum 、別名では「セダム・レフレクサム」「リフレックス・ストーンクロップ(reflexed stonecrop)」「ブルーストーンクロップ(blue stonecrop)」「ジェニーズ・ストーンクロップ(Jenny’s stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・ルペストレの原産地はヨーロッパにあり、自生地は岩の多い崖地や斜面、乾燥気味の草原などにあります。
セダム・ルペストレの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉は常緑で冬の間も葉が落ちない所、葉の形状は針のように細長く先端が尖る所、葉は多肉質で柔らかく貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色・白緑色・青緑色・黄色・灰色白色と多彩な所、春から初夏になると茎が長く伸びて、茎の頂部に半球状に小さな黄色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・ルペストレは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。またイギリスやドイツなどのヨーロッパの一部では、この植物の葉っぱをサラダやスープに入れて食べられることがあります。
セダム・ルペストレの園芸品種の紹介
セダム・レフレクサム
セダム・レフレクサムの学名はSedum reflexum 、一般的に同義語のセダム・ルペストレ(Sedum rupestre)の名称で流通している事が多い多年草です。
カメレオン
学名:Sedum rupestre ‘chameleon’ f. variegata/Sedum reflexum ‘chameleon’ f. variegata
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:線形・長楕円形
葉の色:白緑色・クリーム色(覆輪)・桃色~赤色(環境ストレス)
草丈:約5~15cm
備考:葉の色が全体的にパステル調をしていて、白緑色とクリーム色の二色で構成されているため、子供っぽさや可愛らしさを感じさせるカラーリーフとして楽しめます。また低温などの環境ストレスにより葉の色は桃色または赤色へと変化するため女性的な可愛らしさも感じさせるカラーリーフになります。
アンジェリーナ
学名:Sedum rupestre ‘Angelina’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:線形・長楕円形
葉の色:黄色・黄緑色・橙色
草丈:約5~15cm
備考:葉の色は黄色からライムグリーン色をしており、低温期になると橙色へと変化します。そのため、明るさや元気の良さを感じさせるカラーリーフとして楽しめる品種です。
シルバー
学名:Sedum rupestre ‘silver’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:線形・長楕円形
葉の色:白色・白緑色
草丈:約5~15cm
備考:セダム・ルペストレ(シルバー)はセダム・ルペストレよりも葉の色が白色をしているため、シルバーリーフとして楽しめる。
その他の原種
セダム・オレガナム
セダム・オレガナムの学名はSedum oreganum 、別名では「オレゴン・ストーンクロップ(Oregon stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。セダム・オレガナムの原産地は北アメリカにあり、自生地は高山の尾根や崖地などにあります。
セダム・オレガナムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は風船を膨らませたようなぽっちゃりとした見た目をしていて可愛らしい所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色ですが環境ストレスにより黄色から赤色に変化する所、夏になると黄色の花が咲く所などにあります。
セダム・オレガナムは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、環境により変化する色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・グラウコフィルム
セダム・グラウコフィルムの学名はSedum glaucophyllum 、別名では「クリフ・ストーンクロップ(Cliff stonecrop)」とも呼ばれる多年草です。セダム・グラウコフィルムの原産地は北アメリカ、自生地は岩場にあります。
セダム・グラウコフィルムの特徴は、草姿が匍匐性で茎は匍匐したり花の茎は直立したりする所、葉は枝先にロゼットを作り、ロゼットは薔薇の花のようなお洒落な外観をしている所、葉の色は白緑色または青緑色をしていて低温などの環境ストレスにより赤色に変化する事がある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から初夏頃になると直立する茎に白色の花が咲く所、花は白色の花弁が四枚ある所などにあります。
セダム・グラウコフィルムは、葉がぷにぷにとしているため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、パステル調の柔らかな葉の色をカラーリーフとして楽しめたり、地面を覆う地被植物として利用できたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・サクサグラレ
セダム・サクサグラレの学名はSedum sexangulare 、別名では「六条万年草(ロクジョウマンネングサ)」「テーストレス・ストーンクロップ(tasteless stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。セダム・サクサグラレの原産地はヨーロッパおよびアジアにあり、自生地は岩場や砂地などにあります。
セダム・サクサグラレの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、茎に沿って葉が螺旋状に並ぶため上から見ると捻れているように見える所、葉の形状は棒のような見た目をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色で環境ストレス等により黄色・橙色・赤色に変化することがある所、春から初夏になると茎が長く伸びて、茎の頂部に半球状に小さな黄色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・サクサグラレは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・スアベオレンス
セダム・スアベオレンスの学名はSedum suaveolens 、別名では「スイート スメルリング・セダム(Sweet Smelling Sedum)」等とも呼ばれるメキシコが原産の多年草です。
セダム・スアベオレンスの特徴は、地面の上に蓮の花を咲かせたような美しいロゼットを作る所、ロゼット(葉)の合間からかは長い茎が伸びて花が咲いたり、小さなロゼットを新たに作る事があるため成熟した株はユニークな外観になりやすい所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色はほとんど白色に見える 白緑色をしているため上品さがあり、また環境ストレスでほんのりと赤みを帯びる事もある所、夏頃になると白色の花が咲く所などにあります。
セダム・スアベオレンスは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、パステル調の可愛い葉をカラーリーフとして楽しむ目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・ステフコ
セダム・ステフコの学名はSedum stefco 、原産地はバルカン半島にあり、自生地は山岳地帯の岩場などにある多年草です。
セダム・ステフコの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉のサイズは小さく米粒のような見た目をしている所、葉は密に重なるようについてるためモコモコした可愛いらしい外観になる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は低温などの環境ストレスにより赤色へと変化して華やかな見た目になる所、春から初夏頃になると白色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
セダム・ステフコは、葉がぷにぷにとしているため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しめたり、地面を覆うように広がるため地被植物として利用できたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
セダム・セルスキアナム
セダム・セルスキアナムの学名はSedum selskianum 、別名では「ミッデンドルフズ・ストーンクロップ(Middendorff’s Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。
セダム・セルスキアナムの原産地は東アジア・ロシアにあり、自生地は斜面や岩場などにあります。セダム・セルスキアナムの特徴は、草姿がマット状に広がる傾向があるため地被植物として利用出来る所、葉は肉厚で表面に光沢がある所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、夏になると黄色の花を咲かせる所などにあります。
セダム・セルスキアナムは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・ダイバージェンス
セダム・ダイバージェンスの学名はSedum divergens 、別名では「スプレディング・ストーンクロップ(spreading stonecrop)」「カスケード・ストーンクロップ(Cascade stonecrop)」「パシフィック・ストーンクロップ(Pacific stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。セダム・ダイバージェンスの原産地は北アメリカ、自生地は高地の岩場や崖地などにあります。
セダム・ダイバージェンスの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は球体から長球形でぽっちゃりした可愛らしい見た目をしている所、葉は密に重なるようについてるためモコモコとしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色をしており、また環境ストレスなどで赤色から赤黒色に変化することがある所、夏頃になると茎を直立に長く伸ばして黄花を咲かせる所などにあります。
セダム・ダイバージェンスは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、葉の色の変化をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培される植物です。
タカスソウ
タカスソウの学名はSedum cyaneum 、同義語ではSedum takasui 、別名では「セダム・キアネウム」等とも呼ばれるロシアおよび北アジアが原産の多年草です。
タカスソウの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は円形から倒卵形で小判のような見た目をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は白っぽく灰緑色をしていて、環境ストレスによりしばしば赤みを帯びる所、夏になると赤色から桃色の可愛らしい花が咲く所などにあります。
タカスソウは、可愛らしい赤花・桃花を楽しむ目的、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・玉葉
セダム・玉葉の学名はSedum stahlii 、別名では「セダム・スターリー」等とも呼ばれる多年草です。セダム・玉葉の原産地はメキシコにあり、自生地は岩場の斜面などにあります。
セダム・玉葉の特徴は、茎は匍匐したり直立したりする所、葉は長球形をしていて葡萄のような見た目をしている所、葉の付き方は十時に規則正しくつく所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は緑色をしていますが強い日差しなどの環境ストレスで赤色または紫色へと変化して華やかな見た目になる所、春から夏頃になると黄色の明るく元気な花が咲く所などにあります。
セダム・玉葉は、葉がお菓子のゼリービーンズのような見た目をしているため可愛いお庭やスイーツガーデン等に利用する目的、花と葉が鮮やかな赤色・緑色・黄色をしているためカラーガーデンに利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
蔓万年草
蔓万年草(ツルマンネングサ)の学名はSedum sarmentosum 、別名では「セダム・サルメントサム」「グレイブヤード・モス(graveyard moss)」「ゴールドモス・ストーンクロップ(gold moss stonecrop)」「ストリンジ・ストーンクロップ(stringy stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。蔓万年草(ツルマンネングサ)の原産地は中国および朝鮮、自生地は岩場や斜面等にあります。また日本にも帰化しています。
蔓万年草(ツルマンネングサ)の特徴は、茎がツル性で地面を覆うように広がるため地被植物として利用出来る所、茎に葉が三枚輪生して付いている所、葉の質感は肉厚で他の多肉質と同様に貯水組織があるため乾燥に強い所、初夏頃になると黄色の花を咲かせる所などにあります。
蔓万年草(ツルマンネングサ)は、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。また中国では薬草として利用されたり、韓国ではナムルの材料やお浸し、生のままサラダで食べられる事もあるようです。
セダム・トレレアセイ(天使の雫)
セダム・トレレアセイ(天使の雫)の学名はSedum treleasei 、別名では「セダム・天使の雫」等とも呼ばれる多年草です。セダム・トレレアセイ(天使の雫)の原産地はメキシコにあり、自生地は岩場や砂地などにあります。
セダム・トレレアセイ(天使の雫)の特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉は丸みを帯びたぽっちゃりとした形状をしており可愛らしい見た目をしている所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は白粉を帯びる白緑色しており、また環境ストレスにより黄色・赤褐色へと変化する所、初夏頃になると黄色の花が咲く所などにあります。
セダム・トレレアセイ(天使の雫)は、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・リディウム
セダム・リディウムの学名はSedum lydium 、別名では「リースト・ストーンクロップ(Least Stonecrop)」等とも呼ばれる多年草です。セダム・リディウムの原産地は西アジア・トルコ・アルメニアにあり、自生地は亜高山帯などにあります。
セダム・リディウムの特徴は、草姿が匍匐性でマット状に広がるため地被植物として利用出来る所、葉の形状は細長い棒状で、茎に密に重なるようにつくためモコモコとした可愛らしい見た目をしている所、葉は多肉質で柔らかく貯水組織があるため乾燥に強い所、葉の色は環境ストレスで赤色になる事もある所、夏になると茎が10cm程度伸びて、茎の頂部に半球状に小さな白色と桃色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・リディウムは、ぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、葉をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として利用する目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
セダム・ルベンス
セダム・ルベンスの学名はSedum rubens 、別名では「レッドストーンクロップ(Red Stonecrop)」等とも呼ばれる地中海沿岸が原産の多年草です。
セダム・ルベンスの特徴は、草姿が匍匐性で茎は直立したり匍匐したりする所、葉の付き方は輪生または上部で互生になる所、葉の形状は棒状で丸みがありぷにぷにとした可愛らしさがある所、葉は低温ストレス等の環境変化により黄色・赤色に変化するためカラーリーフとして楽しめる所、葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、春から夏頃になると茎の頂部に白色の花を沢山咲かせる所などにあります。
セダム・ルベンスは、葉がぷにぷにとしているため可愛いをテーマにするお庭で楽しめたり、変化する葉の色をカラーリーフとして楽しめたり、地面を覆う地被植物として利用出来たり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用出来たりする植物です。
その他の園芸品種
クリームソーダ
学名:Sedum ‘cream soda’
草姿:匍匐性
葉の形:線形
葉の色:淡い白緑色・クリーム色
草丈:約10~25cm
備考:草姿が匍匐性でマット状に広がるため地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:葉は多肉質で棒状の形状をしています。多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考③:葉の色はパステル調の淡い白緑色からクリーム色をしているため、女性的な優しさを感じさせる可愛いお庭などによくあいます。
グリーンローズ
学名:Sedum ‘alice evans’/× Sedeveria ‘Green Rose’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:ヘラ形・倒卵形
葉の色:白緑色・赤色~桃色
草丈:約10~25cm
備考:セダム(グリーンローズ)の学名はSedum ‘alice evans’ または × Sedeveria ‘Green Rose’で、別名ではセデベリア(グリーンローズ)とも呼ばれており、エケベリア(Echeveria derenbergii)とセダム(Sedum palmeri)の属間交雑の園芸品種です。
備考②:草姿は匍匐性、茎は垂れ下がる性質もあるため、ハンギング仕立てにしてハンギングバスケットで育てたり、斜面などに植栽して育てると、優雅に垂れ下がる姿が楽しめます。
備考③:葉の付き方は茎の上部でロゼット状に密に集まり、下部では疎らになる傾向があります。葉のロゼットは葉の向きが直立・斜上・水平と変化するため薔薇の花のようなお洒落な外観となります。
備考④:葉の質感は肉厚で多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考⑤:葉の色は白緑色をしていますが、強い光や低温などの環境ストレスで赤みを帯びることもあります。
サルサヴェルデ
学名:sedum ‘salsaverde’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:ヘラ形・倒卵形
葉の色:緑色・暗赤紫色・茶色・焦げ茶色・黒色
草丈:約10~20cm
備考:草姿は匍匐性で、茎は匍匐茎・傾状茎・直立茎があり、地面や岩肌を覆うように広がるため地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:葉のサイズは非常に小さく、形状は丸みがあるため可愛らしく、またやや肉厚で多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考③:葉の色は緑色・暗赤紫色・茶色・焦げ茶色・黒色の範囲であり、チョコレートのような色合いをしています。そのため、シックで落ち着いた雰囲気のお庭や、甘いお菓子を想像させるようなスイーツガーデンなどに良くあいます。
ドリームスター
学名:Sedum ‘Dream star’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:披針形・長楕円形
葉の色:黄色・黄緑色
草丈:約10~25cm
備考:草姿が匍匐性でマット状に広がるため地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:葉は多肉質で棒状の形状をしています。多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考③:葉の色は黄色から黄緑色、夏場は黄緑色へと変化する傾向がある。黄色の葉は、明るさや元気の良さを感じさせるカラーリーフとして使えます。
春萌
学名:Sedum ‘alice evans’
草姿:匍匐性
花の色:白色
葉の長さ:約3~4cm
葉の形:倒披針形
葉の色:緑色~黄緑色・赤色(葉先端)
草丈:約10~25cm
備考:草姿は匍匐性、茎は垂れ下がる性質もあるため、ハンギング仕立てにしてハンギングバスケットで育てたり、斜面などに植栽して育てると、優雅に垂れ下がる姿が楽しめます。
備考②:葉の付き方は茎の上部でロゼット状に密に集まり、下部では脱落する傾向がある、葉のロゼットは葉の向きが直立・斜上・水平と変化するため薔薇の花のようなお洒落な外観となります。
備考③:葉は多肉質で花弁を思わせるような倒披針形をしている。多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考④:葉の色は緑色から黄緑色で、葉先端付近に赤色の斑点が入ることもある。
ピンクベリー
学名:Sedum ‘pink berry’
草姿:直立
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色~黄緑色・桃色~赤ピンク色
草丈:約10~25cm
備考:セダム(ピンクベリー)はタマツヅリ(Sedum burrito)とセダム・クラバツム(Sedum clavatum)の交配品種です。
備考②:茎は直立する傾向があり、茎が途中で分枝すると、その部分から葉がロゼット状に広がるため、新しい子株がうまれたようなユニークな姿が見られます。
備考②:葉は頂部で密に集まりロゼットをつくる傾向があり、ロゼットは薔薇の花のような華やかな見た目をしています。また茎の途中は葉があまり落ちる事がなく残ります。
備考③:葉は多肉質で細長い棒状のような見た目をしており、光沢があります。葉の色は明るい緑色をしていますが、低温などの環境ストレスで鮮やかな桃色へと変化します。
備考④:葉の多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
ファイヤークラッカー
学名:Sedum ‘firecracker’
草姿:匍匐性
花の色:桃色
葉の形:楕円形・円形
葉の色:チェリーピンク・紫色
草丈:約5~15cm
備考:草姿は匍匐性、茎は節からよく分枝しながら、地面や岩肌を覆うように広がる事から地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:葉の形状は円形または楕円形をしており、肉厚でぷにぷにとした見た目をしているため可愛らしさを感じさせます。
備考③:葉は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考④:葉の色は春・夏・秋を通してやや明度の低い濃いチェリーピンクをしているため、女性的な可愛らしさ、華やかさと上品さを感じさせる事ができます。そのため、ラグジュアリーなお洒落さのあるお庭などによくあうでしょう。
備考⑤:夏頃になると桃色の可愛い花が直径約10cm程度の花房をつくり咲きます。桃色の花は可愛らしさを感じさせるため、女性的な優しい雰囲気のあるお庭などによくあいます。
ブルーエルフ
学名:Sedum ‘blue elf’
草姿:匍匐性
花の色:赤ピンク色
葉の形:ヘラ形
葉の色:灰色~灰色を帯びる青緑色・赤紫色
草丈:約5~10cm
備考:セダム(ブルーエルフ)はセダム(Sedum)属とオロスタキス(Orostachys)属の属間交雑の園芸品種です。
備考②:草姿は匍匐性で、茎は匍匐茎・斜上茎・直立茎があり、こんもりと盛り上がりながら広がるため、地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考③:葉の付き方は茎の上部でロゼット状に密に集まり、下部では疎らになる傾向がある、葉のロゼットは葉の向きが直立・斜上・水平と変化するため薔薇の花のようなお洒落な外観となります。
備考④:葉は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考⑤:葉の色は灰色から灰色を帯びる青緑色をしているため、高級感を感じさせるようなシルバーリーフとして楽しめる、また低温ストレスなどの環境ストレスにより赤紫色を帯びるため、華やかさも感じさせるカラーリーフになります。
備考⑥:夏頃になると赤ピンク色の華やかな花が咲きます。赤ピンク色は、シルバーリーフとの相性がとてもよく、シルバーとルビーの宝石を想像させるため、ラグジュアリーなお庭にピッタリです。
モコランド・シリーズ
園芸ネット予約店・サクラアフロ
園芸ネット予約店・シルバーチェリー
園芸ネット予約店・シュガーアフロ
学名:Sedum hybrid
草姿:半匍匐性
花の色:白色・桃色・赤ピンク色
葉の形:卵形形(鋸歯あり)・楕円形(鋸歯あり)
葉の色:白緑色・灰緑色
草丈:約25~30cm
株張り:約40~50cm
備考:草姿は半匍匐性で、茎は分枝しながらドーム状に盛り上がるため、花壇の中でボリューム感を出したり、地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:多花性で株を覆うように沢山の小さな花が咲くため、開花期の夏は華やかな花姿が楽しめる。※花の色は白色・桃色・赤ピンク色の範囲であり、シリーズの中の品種によりかわります。
備考③:葉は肉厚で多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考④:葉の色は全体的にパステル調で、白緑色から灰緑色をしているため、子供っぽい可愛らしさがあります。そのため、可愛いをテーマにするお庭や、メルヘンチックなお庭などによくあいます。
備考⑤:株は生育旺盛で大株に育ち、耐暑性・耐寒性に優れ強健で育てやすい品種です。
ミモザ
学名:Sedum ‘Mimosa’
草姿:匍匐性
葉の形:線形
葉の色:黄色・黄緑色
草丈:約5~10cm
備考:草姿が匍匐性で、茎は匍匐茎・斜上久喜・直立茎があり、マット状に広がるため地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:葉のサイズはとても小さくて形状も細長い線形をしており、葉が重なるようにとても密につきます。そのため、緻密で洗練された見た目となりやすいです。
備考③:葉はやや肉厚な多肉植物です。多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考③:葉の色はミモザの花を想像させるような明るい黄色から黄緑色をしているため、華やかさや元気の良さを感じさせるカラーリーフとして使えます。
ラベンダー
学名:Sedum ‘Lavender’
草姿:匍匐性
葉の形:披針形
葉の色:緑色・白緑色・赤色
草丈:約10~25cm
備考:草姿が匍匐性で、茎は分枝しながら直立したり匍匐したりして、マット状に広がるため地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考②:葉は多肉質で三角形のような形状をしているためツンツンした外観をしています。また多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考③:葉の色は緑色をしていますが、低温などの環境ストレスにより赤色に色が変化します。
リトルゼム
学名:Sedum ‘little gem’/Cremnosedum ‘Little Gem’
草姿:匍匐性
花の色:黄色
葉の形:ヘラ形・倒卵形(先端が尖る)
葉の色:緑色・淡い褐色・赤褐色
草丈:約5~10cm
備考:セダム(リトルゼム)はSedum humifusumとCremnophila nutansの交配品種です。
備考②:草姿が匍匐性に広がるため地面や岩肌を覆う地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考③:茎は葉が重なるように密についており、葉の先端が尖るため、ツンツンとした見た目をしています。また葉は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考④:葉の色は緑色または淡い褐色から赤褐色をしており、強い陽射しなどの環境ストレスにより色が変化します。
リトルビューティー
学名:Sedum ‘little beauty’
草姿:直立
葉の形:楕円形・ヘラ形
葉の色:緑色~黄緑色・桃色~赤ピンク色
草丈:約10~25cm
備考:茎は直立する傾向があり、葉は茎の上部に密に集まり、下部は葉が無くなる傾向がある。
備考②:ロゼットはミニ薔薇の花のような可愛らしい外観をしている。
備考③:葉は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考④:葉の色は緑色~黄緑色と桃色~赤ピンク色、低温などの環境ストレスで桃色~赤ピンク色へと変化します。
ロッティー
学名:Sedum ‘Rotty’
草姿:直立
葉の形:倒披針形・ヘラ形
葉の色:緑色~黄緑色・赤色
草丈:約10~25cm
備考:茎は直立する傾向があり、葉は茎の上部に密に集まり、下部は葉が無くなる傾向がある。
備考②:ロゼットは薔薇の花のような華やかな外観をしている。
備考③:葉は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考④:葉の色は緑色~黄緑色をしており、低温などの環境ストレスで葉先端や葉全体が赤色へと変化します。
ワイルドファイア
学名:Sedum ‘wildfire’
草姿:匍匐性
花の色:赤ピンク色
葉の形:楕円形・円形
葉の色:緑色・クリーム色・桃色・橙色(強光)・チェリーピンク(強光)
草丈:約5~15cm
備考:セダム(ワイルドファイア)はアメリカのミシガン州のナーセリーで発見されたセダム ファイヤークラッカー(sedum firecracker)の突然変異種です。
備考②:草姿は匍匐性、茎は節からよく分枝しながら、地面や岩肌を覆うように広がる事から地被植物として利用出来ます。ただし基本的に踏圧に強くないため人が通らない場所で利用した方が良いでしょう。
備考③:葉の形状は円形または楕円形をしており、肉厚でぷにぷにとした見た目をしているため可愛らしさを感じさせます。
備考④:葉は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。
備考⑤:葉の色は、春の季節は緑色・クリーム色・桃色の三色で構成されていますが、強光などの環境ストレスで橙色からチェリーピンクに変化します。クリーム色・桃色・チェリーピンクは子供っぽさや可愛らしさを感じさせるため、可愛いをテーマにするお庭やメルヘンチックなお庭などによくあうでしょう。
備考⑥:夏頃になると赤ピンク色の華やかな花が咲きます。赤ピンク色の花は葉の色とも被りますが、可愛らしさと華やかさを感じさせます。