カッコウセンノウの育て方や増やし方【リクニス・フロスククリ】

花壇の土づくり

カッコウセンノウは直射日光が6時間以上あたる日向から、6時間程度の半日影で育てる事が出来ます。暖地等の暖かい場所では半日影で育てるのが良いでしょう。

土はPH6.0～7.5前後の水捌けが良くやや肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善しましょう。

鉢土づくり

カッコウセンノウは通気性のいい培養土を好みます。

自作する場合は’赤玉土小粒6割＋腐葉土3割＋パーライト1割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

カッコウセンノウの水やりは土の表面もしくは表層が乾燥してきたタイミングで行い、土壌中の古い空気と新鮮な空気が入れ替わる程にたっぷり水を与えましょう。

肥料の与え方

カッコウセンノウは多くの肥料を必要としません。植付け時もしくは春と秋に1度ずつ緩効性肥料を与えましょう。

剪定のやり方

カッコウセンノウは開花期間中に萎れたり枯れた花を摘む事で開花期間が延長されます。

夏越しする方法

カッコウセンノウは夏の強い日差しや高温多湿を苦手にしています。

日向にある場合は半日影もしくは明るい日陰に移動させ、難しい場合は遮光ネットを利用して強い日差しを避けましょう。

また過湿を防ぐために土の排水性を高めておき、長雨が続く場合は根腐れや腐敗を防ぐために雨の当たらない場所に避難させると安心でしょう。

冬越しする方法

Hardiness:4b～8a

カッコウセンノウは耐寒性が高く基本的には冬越し対策をしなくても問題ありません。

挿し木や株分けで増やす

株分け

カッコウセンノウの株分けする時期は春もしくは秋が最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。

スコップを使い株を掘りあげたら根と葉茎をしっかり付けた束を2個から3個に分けるように手もしくはハサミを使い切り分けます。株分け後は直ぐに植付けて水をしっかり与えてください。

播種で増やす

カッコウセンノウの種蒔の方法
播種時期:3月～4月・9月～10月
発芽適温:約20度
発芽日数:
光条件:

種は通気性と保水性のいい無菌の培地に撒き、指で軽く押して土と種を密着させ軽く土を被せましょう。乾燥しないように水やりをしっかり行い管理して下さい。

植物の病気

カッコウセンノウの病気