原産:コロンビア 科:サトイモ(Araceae) 属:カラジューム(Caladium) 種:リンデニー(lindenii) 開花時期:開花は稀 花の色:白色〇黄色● 葉色:緑色●白色〇黄色● 分類:多年草(宿根草) 草丈:約30~75cm 誕生日:7月5日/9月3日/9月11日 花言葉:「歓喜」「喜び」「爽やかさ」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
カラジューム(リンデニー)は学名Caladium lindenii、コロンビアが原産の多年草(宿根草)で、種小名の「リンデニー(lindenii)」はベルギーの植物学者ジャン・ジュール・リンデンに由来しています。
カラジューム(リンデニー)は、一般的に親しまれているカラフルな葉色が魅力のカラジューム(Caladium bicolor)と比べると、控えめな葉色で人気もそこまでありませんが。カラジューム(リンデニー)の非常に細く長い矢尻の様な鋭利な葉型(長さ約45cm)と白色の葉脈が通る濃い緑色の葉色はスタイリッシュでかっこいい雰囲気を出しています。葉(葉柄)は地面下にある里芋の様な塊根から出て最大75cmまで成長し、花は白色の苞葉に包まれたクリーム色の棒状(肉穂花序)の花を稀に咲かせます。しかし一般的には葉の成長を促すために、花を咲かせる事なく花芽の段階で花は取り除かれます。
園芸では強い日差しを苦手にして耐陰性が強い事から主にシェードガーデン等に利用され、また鉢植えに植えて観葉植物として利用される事もあります。細長く鋭利な葉形と白色の葉脈が通る濃い緑色の葉色は、洗練された魅力がありクールでかっこいいお庭等によく合うでしょう。また美しい葉はカットして水につけておけば数週間は持ち、フラワーアレンジメントの素材としても利用出来ます。
カラジューム(リンデニー)はシュウ酸カルシウム結晶を含み全草が有毒(吐き気や嘔吐、口周りの腫れ等)な為、子供や犬猫のいる家庭等では間違って食べないように注意する必要があるでしょう。
開花は殆どなく、花は白色の仏炎苞が黄色の肉穂花序を包む様に開花します。草姿は高さ約30(75)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色に葉脈が白色(黄色)、葉身は矢尻形です。
カラジューム(リンデニー)は冬から春に分球して増やす事が出来ます。基本的には丈夫ですが、強い日差しで葉がボロボロになったり冬の寒さに弱いため夏や冬は管理に注意が必要でしょう。
カラジュームの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。