クリプタンサス(ヒメアナナス)属は属の中に約67種がありブラジルを原産とする多年草です。一般に園芸では、赤色から桃色の縦縞模様の班が入るビビッタツス種、高級な絨毯を連想させる様な褐色(黒色)と白色の横縞模様が入るトラフヒメアナナス等が親しまれています。
クリプタンサス(ヒメアナナス)は基本的には夏の暑さに強いですが、乾燥や強い日差しが苦手です。また冬の寒さにも弱いため基本的には観葉植物として育てる事が一般的でしょう。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
②トラフヒメアナナス |
原産:ブラジル
学名:cryptanthus bivittatus
草丈:約10~15cm
分類:多年草
開花時期:不定期(開花後枯れる)
花色:黄色●白色〇
葉色:赤色●桃色●黒色●
耐暑性:強い
耐寒性:弱い
誕生花:
花言葉:
特徴:クリプタンサス(ビビッタツス)は学名cryptanthus bivittatus、別名「アーススター(Earth star)」とも呼ばれるブラジル原産の多年草です。種小名ビビッタツス(bivittatus)はラテン語で「2つの縦縞の」を意味しており、葉色に由来しています。
クリプタンサス(ビビッタツス)の特徴(魅力)は、非常に背が低く中央から外側へと優雅に広がる草姿と、葉先が尖り細長く縁部分が波打つ個性的な葉の形、毒々しさを感じさせる様な桃色と黒色の二色の縦縞模様の葉色にあります。一方で株中央で開花する花は葉と比べてあまり重要視されておらず、開花後の親株は短期間しか生き残れません。※親株の近くに子株が出来ます。
園芸では優雅に広がる草姿と美しい葉色を鑑賞する目的で、鉢植えにして玄関周り等に飾られたり、花壇や植え込みの縁どり等に利用されたりします。また耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、シェードガーデンや室内の観葉植物として利用される事もあります。
開花時期、花色は黄色もしくは白色、個々の花は花弁が3個の3数花で、花序は頂部に小花が集まり頭状に咲きます。草姿はロゼット状で高さは約10(15)cm × 幅は約15(30)cmまで成長します。葉色は桃色(~赤色)と黒色、葉身は剣形、葉序は根生葉につきます。
クリプタンサス(ビビッタツス)の増やし方は、一般的には子株を分けて増やすしますが、大きな株であれば株分けで増やしたり、また種で増やしたりする事も出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつけ、また冬の寒さに弱いため管理場所には注意が必要でしょう。
原産:ブラジル
学名:cryptanthus zonatus
草丈:約10~15cm
分類:多年草
開花時期:夏と秋
花色:白色〇
葉色:黒色●茶色●白色〇
耐暑性:強い
耐寒性:弱い
誕生花:
花言葉:
特徴:トラフヒメアナナスは学名cryptanthus zonatus、別名「クリプタンサス・ゾナタス」とも呼ばれるブラジル原産の多年草です。種小名ゾナタス(zonatus)はラテン語で「環状紋の/帯状の模様をもった」を意味しており、葉色に由来しています。
トラフヒメアナナスの特徴(魅力)は、高級な絨毯や高級な毛皮を連想させる様な独特な葉色と、非常に背が低く中央から外側へと優雅に広がる草姿にあります。葉の色は表面のみに茶褐色と白色の縞模様の斑が入っており、裏面は白色1色です。葉の形は細長く長さ30cmまで成長する事もあり、縁部分は波打つ様にフリルして鋭い棘があります。時折、株の中央で白色の花を連続して開花させますが葉と比べてあまり重要視されていません。
園芸では優雅に広がる草姿と美しい葉色を鑑賞する目的で、鉢植えにして玄関周り等に飾られたり、花壇や植え込みの縁どり等に利用されたりします。また耐陰性が強く間接光のみが当たる日陰でも育てる事が出来るため、シェードガーデンや室内の観葉植物として利用される事もあります。
開花時期は夏と秋、花色は白色、個々の花は花弁が3個の3数花で、花序は頂部に小花が集まり頭状に咲きます。草姿はロゼット状で高さは約10(15)cm × 幅は約15(35)cmまで成長します。葉色は黒色(茶色)と白色、葉身は剣形、葉序は根生葉につきます。
トラフヒメアナナスの増やし方は、一般的には子株を分けて増やすしますが、大きな株であれば株分けで増やしたり、また種で増やしたりする事も出来ます。育てる際は夏の強い日差しと乾燥に気をつけ、また冬の寒さに弱いため管理場所には注意が必要でしょう。
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