原産:南アフリカ 科:シソ(Lamiaceae) 属:コリウス(Coleus) 種:ネオチラス(neochilus) 同義語(syn.):Plectranthus neochilus 別名:ロブスター・ブッシュ(lobster bush)/モスキート・ブッシュ(mosquito bush)/スメリー・コリウス(smelly coleus) 開花時期:3月~5月・8月~9月 花の色:紫色●桃色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約50cm 誕生花:2月28日 花言葉:「鎮静」「友情」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
プレクトランサス(ネオチラス種)は学名Coleus neochilus(syn. Plectranthus neochilus)、別名「ロブスター・ブッシュ(lobster bush)」や「スメリー・コリウス(smelly coleus)」等とも呼ばれる南アフリカ原産の多年草です。属名のコリウス(Coleus)はラテン語で「鞘」を意味しており花序が刀の鞘に似ている所からきています。また種小名のネオチラス(neochilus)はラテン語で「唇」を意味するキロ(chilo)に由来しており、恐らく萼の形もしくは花の形に由来しています。
プレクトランサス(ネオチラス種)の特徴(魅力)は、花のない時期もグランドカバーとして機能する地面を被覆する様に広がる草姿、ぷにぷにとした肉質の小さく可愛らしい葉、柑橘系にも例えられる強い香りがある葉、花壇に植えておけばヘビ・蚊・ハエ等の害虫が寄ってこない(と言われている)所、強い霜が降りない地域であれば屋外での冬越しも可能な所等があり、また現地ではハーブティーとしても飲まれており胃の調子を整えるとも言われています。
園芸では、一般的に花壇や植え込み等の縁どりとしてグランドカバーとして利用される事が多く、香りの良い葉と上品な花が楽しまれます。また管理がしやすい鉢植えにして玄関周り等に飾られる事もあります。
開花時期は春と秋、花色は紫色もしくは桃色、個々の花は唇形、花序は小花が節に多数集まり輪散花序に花を咲かせます。草姿は茎が匍匐して途中で立ち上がり高さ約50cm × 幅は約100cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形もしくは円形で縁部分に鋸歯があり、葉序は対生葉序につきます。
プレクトランサス(ネオチラス種)は挿し木や種で増やす事ができます。育てる際は夏の暑さに強い一方で、冬の寒さと霜には耐えられないため冬越しする場合は管理に注意が必要です。