原産:西インド諸島/ブラジル 科:ヒユ(Amaranthaceae) 属:アルテルナンテラ(alternanthera) 種:デンタータ/アカバセンニチコウ(dentata) 品種:リトルロマンス(little romance) 分類:多年草 開花時期:10月~11月 鑑賞期間(葉):5月~11月 花の色:白色〇黄色● 葉色:紫色● 草丈:30cm 草姿:直立 誕生花:10月14日/10月18日 花言葉:「燃え上がった情熱」「熱しやすく冷めやすい」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アルテルナンテラ(リトルロマンス)は、一般的に高さ1mまで成長する種と比べて高さが30cm程度までと非常に背が低く鉢植え等でも育てやすい所が魅力で、また幅広で大きな葉の形と濃い紫色の葉色が上品な雰囲気をつくる魅力的な園芸品種です。
開花時期は中秋から晩秋、花色は白色もしくは薄黄色、花序は小花が集まり直径約1cmの頭花になり頂生もしくは葉腋から花を咲かせます。草姿は直立して高さ約30cm × 幅は約30cmまで成長します。葉色は紫色、葉身は楕円形もしくは卵形で、葉序は対生葉序につきます。
アカバセンニチコウは学名alternanthera dentata、別名「アルテルナンテラ・デンタータ」や「ルビー・リーフ・アルテルナンテラ(ruby leaf alternanthera)」とも呼ばれるブラジル及び西インド諸島が原産の多年草です。和名「アカバセンニチコウ」の由来は赤色(紫色)の葉とセンニチコウの様な球形の花からきています。属名アルテルナンテラ(alternanthera)はラテン語で「交互」を意味するalternoと「葯」を意味するantheraからきており雄蕊と仮雄蕊が交互する事に由来しています。また種小名のデンタータ(dentata)はラテン語で「歯状の/歯のある」を意味しています。
アカバセンニチコウの特徴(魅力)
- 上品なお庭に合う美しい紫(~赤紫)の葉色
- 鑑賞期間が長くカラーリーフは晩春から晩秋頃まで楽しめる
- 葉が大きく草丈も1m近くになり見応えがある
- 秋に開花する球形をした薄黄色の可愛らしい花
- 暑さに強く高温期にどんどん成長する
- 晩春から初夏頃に挿し木しておけば数ヶ月で立派に成長する
園芸では美しい葉と可愛らしい花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、花壇の中に植えて大きく成長させ高さと立体感を出したり、また鉢植えの中でコンパクトに育てて玄関先等に飾ったりする事が出来ます。黒色に近い上品な紫色の葉は、落ち着いた雰囲気がありエレガントな雰囲気漂うお庭などによくあうでしょう。
アカバセンニチコウは一般的に挿し木で増やされますが、株分けや種によって増やすことも出来ます。育てる際は夏の高温多湿に強い一方で、乾燥を苦手にしているため水分の管理には注意が必要です。また冬の寒さに弱く霜に当たると枯れるため、冬越しさせる場合は室内に入れる等の対策が必要になるでしょう。