フクロナデシコの特徴
原産:ヨーロッパ/アジア 科:ナデシコ(Caryophyllaceae) 属:シレネ(silene) 種:ペンデュラ/フクロナデシコ(pendula) 別名:サクラマンテマ/サクラギソウ/シレネ・ペンデュラ/ノッティング・キャッチフライ(nodding catchfly)/ドルーピング・キャッチフライ(drooping catchfly) 花の色:白色〇桃色● 葉色:緑色● 分類:一年草 草丈:15~45cm 草姿:直立 開花時期:4月~6月 誕生花:4月16日 花言葉:「未練」「しつこさ」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
フクロナデシコは学名silene pendula、別名「サクラマンテマ」や「サクラギソウ」と呼ばれるヨーロッパ及びアジアが原産の一年草で、世界で広く帰化しています。和名「フクロナデシコ」の由来は開花後に萼が袋状に膨らむ所からきています。また属名のシレネ(silene)はギリシャ神話の神のシーレーノス(Silenus)に由来しており、種小名のペンデュラ(pendula)は「垂れ下がる」を意味しています。
フクロナデシコの特徴(魅力)
- 花が咲くと袋状に膨らむ可愛らしい萼
- 非常に多花性で桃色のマットが敷かれたように花咲く姿は圧巻
- 茎は非常に分枝がよくこんもり茂る
- ↳茎は上部(1部)で粘り気があり
- ↳虫を捕まえる植物を意味するcatchflyの名で外国では呼ばれています
- 種から育てる事が出来るため大量植栽しやすい
フクロナデシコは基部付近では茎が地面を這い分枝して、途中で立ち上がり最大45cmまでの高さまで成長します。粘着物質は茎の上部で多く染み出しており、特に花序の下あたりの茎から最も出ていると言われます。花が咲くと萼は風船の様に膨らみ、中で種子が出来ます。
開花時期は春から初夏、花色は赤色や桃色、白色があり、個々の花は直径約1.5cmで花弁は5個で中央部が浅く避ける、花序は小花が集まり総状花序の様に花を咲かせます。草姿は直立して高さ約15(45)cm × 幅は約15(45)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは倒披針形で、葉序は対生葉序につきます。
フクロナデシコは一般的に春もしくは秋に種を撒いて増やされます。基本的には低メンテナンスで育てやすいですが、夏の暑さを苦手にしてるため強い日差しを避けた場所で管理した方がいいでしょう。
シレネの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
フクロナデシコの育て方