カンパニュラ（マクランサ）の育て方や開花時期【ラティフォリア種】

花壇の土づくり

カンパニュラ(マクランサ)は直射日光が6時間以上当たる日向から2時間程度の部分的な日陰で育てる事が出来ます。

土は保水性と排水性のバランスが良い土壌を好むため、植付けの前に土壌診断を行い必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善しましょう。 

鉢土づくり

カンパニュラ(マクランサ)は通気性の良い培養土に植えて上げましょう。

自作する場合は’赤玉土小粒6割＋腐葉土3割＋パーライト1割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

カンパニュラ(マクランサ)はやや湿り気のある土壌を好み、また他の一般的な植物と同様に短期的な乾燥と湿潤の繰り返しによって根を深く張り成長が良くなるため、水やりは土がしっかり乾いてから行うといいでしょう。

肥料の与え方

カンパニュラ(マクランサ)は多くの肥料は必要ありません。植付け時に有機質の元肥を施し、必要に応じて生育期間中は規定量の半分程の緩効性肥料を１ヶ月に1度と与えて下さい。

剪定のやり方

カンパニュラ(マクランサ)は開花期間中、萎れた花を切り戻す事でこぼれ種を防ぎ2番花を楽しむ事が出来ます。

夏越しする方法

カンパニュラ(マクランサ)は夏の高温多湿をやや苦手にしています。暖地等で日向にある場合は西日の当たらない半日影に移動したり遮光ネット等を使い強い日差しから株を守ると良いでしょう。また長雨等によるジメジメした多湿を嫌うため土の排水性を高かめる事も大切になります。

冬越しする方法

Hardiness:3b～7a

カンパニュラ(マクランサ)は耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は特にありません。翌年の成長に備え有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。

挿し木や株分けで増やす

挿し木のやり方

カンパニュラ(マクランサ)は生育期間中であれば何時でも挿し木出来ますが五月から六月が最も適しています。新しく成長した茎をとり上部にある葉を残し下部の葉は取り除きましょう。その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。切り口に発根ホルモンを付け湿らせた培地(ピートモス／バーミキュライト／パーライトの混合か単体で使う)に挿して下さい。

株分けのやり方

カンパニュラ(マクランサ)の株分けする時期は春もしくは秋が最も最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。

スコップを使い株を掘りあげたら根と葉茎をしっかり付けた束を2個から3個に分けるように手もしくはハサミを使い切り分けます。株分け後は直ぐに植付けて水をしっかり与えてください。

播種で増やす

カンパニュラ(ラティフォリア)の種蒔の方法
播種時期:3月～4月 9月～11月
発芽適温:約15度～20度
発芽日数:約14日～28日
光条件:好光性種子

種は通気性保水性のいい無菌の培地に撒きます。発芽には光が必要なため指で軽く種を押すのみで覆土はしないようにしましょう。種が流されないように底面吸水もしくは優しく水やりを行い乾燥しない様に管理して下さい。

植物の病気

カンパニュラ(ラティフォリア)の病気