フクシア(レギア種)の育て方や増やし方

フクシア(レギア種)の特徴


原産:ブラジル科:アカバナ(Onagraceae) 属:フクシア(Fuchsia) 種:レギア(regia) 品種: 開花時期:4月～11月花の色:赤色●紫色● 葉色:緑色● 分類:低木草丈:150cm～300cm 花言葉:「信頼した愛」「交友」「愛を信じます」「見識」「たしなみ」「激しい心」「おしゃれな人」「上級嗜好」「好み」「趣味がいい」
花壇土	鉢土	水やり
肥料	剪定	夏越し
冬越し	増やし方	病気

フクシア(レギア種)は学名Fuchsia regia、ブラジル原産の低木です。半ツル性の枝をアーチ状に枝垂れさせ、葉腋から花柄を出し吊り下がる様に細長い赤色の花(萼)を穂状に咲かせます。

開花時期は春から秋、花色は赤色と紫色で花同様に色付く4個の萼と4個の花弁がつく小花を穂状に咲かせます。樹形は直立し高さは約150(300)cm × 幅は150(300)cmまで成長し、葉色は緑色で葉形は楕円形をしており葉序は対生葉序もしくは輪生葉序につきます。

フクシア(レギア種)は夏の高温多湿をやや苦手にしており、また寒さにも弱く軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。

フクシアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。

フクシアの珍しい種類、主な種とおすすめの園芸品種の紹介【2020】

フクシア(レギア種)の育て方

花壇の土づくり

フクシア(レギア種)は直射日光が6時間以上当たる日向から2時間～4時間程度の部分的な日陰で育てる事が出来ます。

土は通気性が良い肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善しましょう。

鉢土づくり

フクシア(レギア種)は通気性の良い肥沃な培養土に植えて上げましょう。

自作する場合は’赤玉土小粒5割＋腐葉土4割＋パーライト1割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

フクシア(レギア種)はジメジメとした過湿な土壌を嫌います。水やりは土がしっかり乾いてから行うといいでしょう。

肥料の与え方

フクシア(レギア種)は植付け時に有機質の元肥を施し、追肥として生育期間中は緩効性の肥料を月に1度与えましょう。

剪定のやり方

フクシア(レギア種)は生育期間中いつでも剪定する事が出来ますが、通常早春から中春に古い枝を切り戻し新しい成長を促します。

夏越しする方法

フクシア(レギア種)は夏の高温多湿を苦手にしています。

切り戻しを行い株の風通しをよくして病気や根腐れを防いだり、日向に株や鉢が置かれている場合は半日影もしくは部分的な日陰に移動するか、遮光ネット等を使い強い日差しから株を守りましょう。

冬越しする方法

Hardiness:8a～10b

フクシア(レギア種)は軽い霜に耐えますが、強い霜に当たると枯れる恐れがあります。

hardiness zoneが8以下の地域では、霜が降りる前に温室や室内に移動させ、それが難しい場合は株元に腐葉土を盛り不織布やビニールで植物の周囲を囲ってあげましょう。

挿し木や株分けで増やす

挿し木のやり方

フクシア(レギア種)は生育期間中であれば何時でも挿し木出来ますが五月から六月が最も適しています。新しく成長した茎をとり上部にある葉を残し下部の葉は取り除きましょう。その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。切り口に発根ホルモンを付け湿らせた培地(ピートモス／バーミキュライト／パーライトの混合か単体で使う)に挿して下さい。

播種で増やす

フクシア(レギア種)の種蒔の方法
播種時期:3月～5月 9月～11月
発芽適温:約15度～20度
発芽日数:約14日～28日
光条件:

種は通気性保水性のいい無菌の培地に撒きます。光は発芽にいい影響を与えるため指で軽く種を押すのみで覆土はせずにおきます。種が流されないように底面吸水もしくは優しく水やりを行い乾燥しない様に管理して下さい。

植物の病気

フクシア(レギア種)の病気

灰色カビ病
すす病