シコンノボタンの特徴
原産:中央・南アメリカ 科:ノボタン(Melastomaceae) 属:シコンノボタン(tibouchina) 種:シコンノボタン(urvilleana) 別名:スパイダーフラワー/ノボタン 開花時期:7月~11月 花の色:紫色● 葉色:緑色● 分類:常緑低木 草丈:100cm~300cm 草姿:直立 誕生花:10月23日 花言葉:「ひたむきな愛情」「自然」「謙虚な輝き」「平静」「落ち着き」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
シコンノボタンは学名tibouchina urvilleana、別名「スパイダーフラワー」や「ノボタン」とも呼ばれる中央・南アメリカ原産の常緑低木です。園芸品種が多くノボタンとしても流通しており、しばしばシコンノボタン(T.urvilleana)とノボタン(M.candidum)は混同されています。シコンノボタン(T.urvilleana)の花は濃い紫色をしており雄蕊は紫色で長く不規則にカールする事があります。一方でノボタン(M.candidum)の花は桃色で短い黄色の雄蕊が多数つきます。
開花時期は夏から晩秋、紫色の花(5数花)は一日花で寿命が短いものの蕾を次々とつけて咲き続けます。樹形は直立で分枝が良く高さは約100(300)cm × 幅は100(300)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形から披針形で対生葉序につきます。
シコンノボタンは高さや幅ともに大きく成長するため花壇に植える際は十分スペースをとって植えてあげましょう。地植えすると3m近く成長する可能性がありますが、毎年切り戻しを行ったり鉢植えで育てる事で高さと幅に抑える事ができます。夏から晩秋にかけて咲く、上品で高雅な濃い紫色の花は気品がありエレガンスな雰囲気漂うお庭によく合うでしょう。
シコンノボタンは通常春から晩春に挿し木が行われ増やされます。育てる際は夏の暑さに耐えますが、乾燥に弱いため夏場は水やりをしっかり行いましょう。また冬の寒さに弱く霜に耐えられないため冬越しする場合は管理に注意が必要です。
ノボタンの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
シコンノボタンの育て方