プロスタンテラ(ミントブッシュ)は属の中に約111種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは幾つかの原種と、幾つかの園芸品種を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■プロスタンテラ(ミントブッシュ)の主な種と園芸品種の紹介
プロスタンテラ・オバリフォリア
プロスタンテラ・オバリフォリアの学名は Prostanthera ovalifolia 、別名では「オバルリーブ・ミントブッシュ(Oval-leaved mint bush)」「パープル・ミントブッシュ(purple mintbush)」等とも呼ばれる低木です。
プロスタンテラ・オバリフォリアの原産地はオーストラリアのニューサウスウェールズ州・クイーンズランド州・ビクトリア州にあり、自生地は森林地帯や砂岩地帯などにあります。
プロスタンテラ・オバリフォリアの特徴は、樹形が直立で分枝が多くブッシュ状に茂る所、枝葉は腺があり触るとほんのり香りが広がる所、葉の形状が楕円形をしていて細長い所、葉の色は緑色ですが品種により白色の班が入る事もある所、開花は春頃、花は多花性で株を覆うように沢山の花が咲く所、花の色は紫色から青紫色で上品さを感じさせる所などにあります。
一般的な用途としては、紫色の花が上品さを感じさせるためエレガントなお庭に利用されたり、いくつかの品種では葉の中に白色の班が入るためカラーリーフとして楽しめたり、樹形がブッシュ状になり枝葉が密に茂るため温暖な地域では生垣として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
プロスタンテラ・オバリフォリアの園芸品種の紹介
ミントブッシュ
ミントブッシュの学名は Prostanthera rotundifolia 、別名では「プロスタンテラ・ロツンディフォリア」「ラウンドリーブ・ミントブッシュ(round-leaved mintbush)」「ラウンドリーフ・ミントブッシュ(round-leaf mint-bush)」等とも呼ばれる低木です。
ミントブッシュの原産地はオーストラリアのニューサウスウェールズ州・クイーンズランド州・ビクトリア州・タスマニア州にあり、自生地は森林地帯の岩場や砂岩などにあります。
ミントブッシュの特徴は、樹形が直立で分枝が多くブッシュ状に茂る所、枝葉は腺があり触ると”オレガノ”や”ミント”に例えられる香りが広がる所、葉が円形をしていて可愛らしさがある所、開花は春頃、花は多花性で株を覆うように沢山の花が咲く所、花の色は紫色から桃色をしており、上品さや可愛らしさを感じさせる所などにあります。
一般的な用途としては、紫色の花が上品さを感じさせるためエレガントなお庭に利用されたり、枝葉に触れるとミントやオレガノの香りを周囲に漂わせるため休憩所の傍や小道の脇などに植えられたり、樹形がブッシュ状になり枝葉が密に茂るため温暖な地域では生垣として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。