原産:南部アフリカ 科:キキョウ(Campanulaceae) 属:ロベリア/ミゾカクシ(Lobelia) 種:エリヌス/ルリミゾカクシ(erinus) 別名:ロベリア・エリヌス/ルリチョウソウ/エッジングロベリア(edging lobelia)/トレーリングロベリア(trailing lobelia) 開花時期:4月~6月 花の色:紫色●青色●赤色●桃色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:15cm~20cm 草姿:這性 花言葉:「謙遜」「悪意」「 人目につく」 誕生花:4月11日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ロベリア(ルリミゾカクシ)は学名Lobelia erinus、別名では「ロベリア・エリヌス」や「ルリチョウソウ」とも呼ばれ南部アフリカを原産とする多年草です。和名「ルリミゾカクシ」の由来は瑠璃色を連想させる美しい花が、溝を覆い隠す程に咲き誇る花姿からきています。
ロベリア(ルリミゾカクシ)の最大の特徴は、カーペットの様に地面を広がる草姿と葉を覆い尽くす程に咲き誇る花姿にあり、花は青色の他にも桃色や白色等と多くの花色があります。茎は分枝がよく這うように伸び傾斜地や壁面等では上部から下部へと茎葉が流れ優雅な草姿を作ります。
ロベリア(ルリミゾカクシ)は多年草ですが、夏の暑さにも冬の寒さにも弱いため一般的には一年草扱いされており、秋もしくは晩冬から早春に種を撒いて育てられ春に花が咲いたら夏に枯れる一年草として殆どの場合は育てられています。
園芸では主にグランドカバーとして花壇前方を彩り、また花壇のエッジ(花壇縁)やハンギングバスケット等に植える事で壁面を優雅に下垂する草姿を作り出します。非常に豊富にある花色は、お庭の雰囲気に合わせてロマンティックで可愛いお庭であれば淡く優しい色合いの桃色や水色の品種を選んだり、明るくカラフルなお庭であれば色の対比を活かしながら色鮮やかな品種を選ぶと良いでしょう。ロベリア(ルリミゾカクシ)の品種は下記のページから確認出来ます。
開花時期は春から初夏、花色は紫色や青色、赤色や桃色、白色等があり、個々の花は下唇が広く3裂して上唇は小さく2裂しており、花序は小花(唇形)が集まり円錐状に集まり円錐花序をつくります。草姿は這性で高さは約15(20)cm × 幅は15(30)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は線形もしくは倒披針形かへら形で葉縁に鋸歯があり、葉序は互生葉序につきます。
ロベリア(ルリミゾカクシ)は秋もしくは寒冷地で春撒きされて種で増やします。多年草ですが一般的には夏の暑さや乾燥に弱いため花が咲いた後に枯れる一年草として扱われます。また冬の寒さにも弱いため冬越しする場合は霜に当たる前に温室もしくは室内に取り込むといいでしょう。
ロベリアの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。