アイスランドポピーの特徴
原産:ロシア/アジア/北アメリカ 科:ケシ(Papaveraceae) 属:ケシ(Papaver) 種:シベリアヒナゲシ(nudicaule) 別名:シベリアヒナゲシ 分類:多年草(短命) 草丈:30cm~60cm 草姿:ロゼット状 開花時期:4月~6月(春撒き7月~8月) 花の色:黄色●橙色●赤色●桃色●白色〇 葉色:緑色● 花言葉:「慰め」「七色の恋」 誕生花:3月2日/3月4日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アイスランドポピーは学名Papaver nudicaule、 別名「シベリアヒナゲシ」とも呼ばれるロシア及びアジアと北アメリカ原産の短命の多年草です。ロゼット状に広がる葉は全体的に丸みを帯びており、一般的にトゲトゲした葉をもつポピーと比べるとアイスランドポピーは柔らかでふんわりした佇まいをもちます。花は秋撒きされたものでは春から咲き葉の花茎を何本も長く伸ばし頂部に一輪、お椀状の可愛らしい花を咲かせます。
開花時期は春から初夏(春撒きは夏から晩夏)、花色は黄色や橙色、赤色や桃色、白色があり花弁が通常4枚の直径約4cm~10cmの花を単頂花序に咲かせます。草姿は直立で稀に分枝し高さ約30(60)cm × 幅は約20(30)cmまで成長します。葉色は緑色、羽状浅裂~深裂して根出葉する。
アイスランドポピーは地面から何本も茎を伸ばして群生する様にふさふさと生い茂り、花壇では前方や中央に植えると膝から腰の辺りまでの高さを出すアクセントとして使われます。強く色鮮やかな赤色や橙色等の花色は、コントラストのあるカラフルなお庭に良く合うでしょう。
アイスランドポピーは一般的に春撒きか秋撒きによる種まきによって繁殖されます。短命の多年草ですが、夏の高温多湿に非常に弱いため花が終わると夏までに枯れる一年草として扱われています。
注意事項:アイスランドポピーは一般的に栽培が出来ますが、良く似た植物のケシやハカマオニゲシは「アヘン法」及び「麻薬及び向精神薬取締」により法律で栽培が禁止さています。
ポピーの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アイスランドポピーの育て方