アカンサス(スピノサス)の特徴
原産:南ヨーロッパ 科:キツネノマゴ(Acanthaceae) 属:アカンサス(acanthus) 種:スピノサス(spinosus) 別名: 分類:多年草 草丈:90cm~120cm 草姿:直立 開花時期:5月~8月 花の色:白色〇紫色● 葉色:緑色● 花言葉:「芸術」「技巧」「不死」 誕生花:5月10日/6月20日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アカンサス(スピノサス)は学名acanthus spinosus、南ヨーロッパ原産の多年草です。非常に装飾的な葉はモリス種よりカットが深く光沢がありその先端に棘があり、モリス種と同様に古代ギリシャ時代のコリント式の柱の装飾部にアカンサス(スピノサス)の葉も彫刻されています。地面下の地下茎により侵襲的に広がる可能性があり、地際から直立する茎を伸ばして春から夏に長さ約50cmの花穂に紫色の萼から白色の小花を密に咲かせます。
開花時期は晩春から夏、紫色の萼(約4cm)から白色の唇形の小花(約4~5cm)を出し穂状花序(長さ約50cm)に花を咲かせます。草姿は直立で根茎により広がり高さ約90(120)cm × 幅は約60(100)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は長さ約60~90cmあり羽状深裂~全裂して根出葉もしくは対生葉序につきます。
アカンサス(スピノサス)は十分スペースを取り花壇の中央や後方に植えると光沢のある装飾的な葉と最大約1.5mに伸びる花穂をバランスよく鑑賞する事が出来ます。くすんだ暗め紫色の萼から咲く白色の花はアンティークな雰囲気のある落ち着いたお庭に良く合うでしょう。
アカンサス(スピノサス)は春か秋に播種か株分け、根挿しによって増やす事が出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く、丈夫で乾燥にも強く低メンテナンスで育てられる多年生植物ですが、地下茎により侵襲的に広がる事がありしばしば問題になる事があります。
アカンサスの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アカンサス(スピノサス)の育て方