アカンサス(バルカニクス種)の特徴
原産:バルカン半島 科:キツネノマゴ(Acanthaceae) 属:アカンサス(acanthus) 種:バルカニクス(balcanicus/syn. hungaricus) 別名: 分類:多年草 草丈:90cm~150cm 草姿:直立 開花時期:6月~9月 花の色:白色〇桃色●紫色● 葉色:緑色● 花言葉:「芸術」「技巧」「不死」 誕生花:5月10日/6月20日 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アカンサス(バルカニクス種)は学名acanthus balcanicus、同義語acanthus hungaricus、バルカン半島原産の多年草です。非常に長く装飾的な葉は長さが最大1mに達し全裂~深裂に羽状に裂けロゼット状に根出葉もしくは茎葉につきます。直立する茎は群生する様に何本も地面(根茎)から伸び、初夏から秋にかけては長さ約90cmの花穂に紫色の萼から白色の小花を咲かせます。
開花時期は初夏から秋、紫色の萼(約4cm)から白色から淡い桃色の唇形の小花(約4~5cm)を出し穂状花序(長さ約90cm)に花を咲かせます。草姿は直立で根茎により広がり高さ約90(150)cm × 幅は約60(100)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は長さ約90cmあり羽状深裂~全裂して根出葉もしくは対生葉序につきます。
アカンサス(バルカニクス種)は十分スペースを取り花壇の中央や後方に植えると光沢のある装飾的な葉と最大約1.5mに伸びる花穂をバランスよく鑑賞する事が出来ます。くすんだ暗め紫色の萼から咲く白色の花はアンティークな雰囲気のある落ち着いたお庭に良く合うでしょう。
アカンサス(バルカニクス種)は春か秋に播種か株分け、根挿しによって増やす事が出来ます。夏の暑さや冬の寒さに強く、丈夫で乾燥にも強く低メンテナンスで育てられる多年生植物ですが、地下茎により侵襲的に広がる事がありしばしば問題になる事があります。
アカンサスの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アカンサス(バルカニクス種)の育て方