クサギの特徴
原産:日本/中国 科:シソ(Lamiaceae) 属:クサギ/クレロデンドラム(Clerodendrum) 種:クサギ(trichotomum) 別名:ハーレクイン グローリーバウア(harlequin glorybower)/ピーナツバター ツリー(peanut butter tree) 開花時期:7月~9月 花の色:白色〇 葉色:緑色● 分類:落葉低木/落葉小高木 草丈:約300~600cm 誕生日:10月26日 花言葉:「運命」「治療」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
クサギは学名Clerodendrum trichotomum、別名「ハーレクイン グローリーバウア(harlequin glorybower)」や「ピーナツバター ツリー(peanut butter tree)」とも呼ばれる日本及び中国が原産の落葉低木もしくは落葉小高木です。日本では北海道から九州まで広く分布し、道端等でもよく見かけ裸地にいちはやく侵入して定着する先駆植物となります。
葉には鼻につく独特な臭気(海外ではピーナツバター)があり和名「クサギ」の由来にもなりますが、葉は収穫して暫くすると臭いが収まり、クサギ茶として飲用されたり若葉が山菜として和え物にされたり炒められて食べられます。また花後に出来る青色の実は、煮出した汁が染料として使われており、布等を漬け込むと透き通るような水色(空色)に染まります。
日本では園芸的に育てられる事は少ないものの、お庭の目隠しとして生垣の様に利用される事もあり、夏は株を覆い尽くす程に咲くクリーム色の香りの良い花を楽しめて、また花が終わるとコントラストが魅力的な赤色の萼とメタリックブルーの果実が続きお庭を彩ります。
開花時期は夏から初秋、白色から緑色の鐘状の萼から花先が5裂する白色の小花を集散花序に咲かせます。樹形はブッシュ状で高さ約300(600)cm × 幅は約300(600)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形、葉序は対生葉序もしくは輪生葉序につきます。
クサギは晩春から夏にかけて行う挿し木で増やす事ができます。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい植物です。
クサギの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
クサギの育て方