ボタンクサギの特徴
原産:中国/台湾/北インド 科:シソ(Lamiaceae) 属:クサギ/クレロデンドロン(Clerodendrum) 種:ボタンクサギ(bungei) 別名:ヒマラヤクサギ/ローズ グローリー バウア(rose glory bower) 開花時期:7月~9月 花の色:赤色●桃色● 葉色:緑色●黄色● 分類:落葉低木 草丈:約100~250cm 誕生日:7月26日/8月5日 花言葉:「清楚」「運命」「輝く美しさ」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ボタンクサギは学名Clerodendrum クレロデンドラム、別名「ヒマラヤクサギ」や「ローズ グローリー バウア(rose glory bower)」とも呼ばれる中国及び台湾、北インドが原産の落葉低木です。日本でも暖地等では観賞用に栽培されていたものが逸出してしばしば野生化しており、樹形は下部で分枝してブッシュ状に高さ幅共に2mを超えて成長する事があります。葉はクサギと同様に独特な臭気を放ちますが、品種によりクリーム色の覆輪が入ったり、またハートの形が装飾性を高め花のない時期も鑑賞価値を高めてくれます。
半球状に咲く直径約10cmになる花は、その豪華な花姿がボタンやアジサイに似る事から和名や英名の由来にもなっており「牡丹臭木」や「メキシカンハイドランジア(Mexican hydrangea)」とも呼ばれます。また花はアゲハ蝶等の蝶々をよく惹き付ける事で知られており、お庭に植え込み等に植栽する事で開花期間中はボタンクサギの桃色の花とひらひらと優美に舞う蝶々がロマンティックな雰囲気を作ってくれるでしょう。
開花時期は夏から初秋、花色は赤色や桃色、高杯形の小花を直径約10cmの集散花序に咲かせます。樹形はブッシュ状で高さ約100(250)cm × 幅は約100(250)cmまで成長します。葉色は緑色や黄色があり、葉身は卵形もしくは腎形、葉序は対生葉序につきます。
ボタンクサギは晩春から夏にかけて行う挿し木で増やす事ができます。夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすい植物です。
クサギの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ボタンクサギの育て方