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原産:マダガスカル 科:キョウチクトウ(Apocynaceae) 属:ニチニチソウ/カタランサス(Catharanthus) 種:ニチニチソウ/ロゼウス(roseus) 別名:ビンカ/カタランサス・ロゼウス 開花時期:5月~11月 花の色:赤色●桃色●紫色●白色〇 葉色:緑色● 分類:常緑多年草/亜低木 草丈:約15~60cm 誕生日:7月30日 花言葉:「友情」「生涯の友情」「楽しい思い出」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ニチニチソウは学名Catharanthus roseus、別名「ビンカ」や「カタランサス・ロゼウス」とも呼ばれるマダガスカル原産の常緑多年草もしくは亜低木です。和名「ニチニチソウ」は数日で散る短命の花とかわりに新しく咲く花が次々に入れ替わる事に由来しており、別名の「ビンカ」は元はツルニチニチソウ(Vinca)属にまとめられていたため現在もビンカの名前で呼ばれています。
花は晩春から晩秋まで夏も休まずに咲くため、お庭に欠かせない定番の花として花壇や鉢植えにされて楽しまれており、光沢のある葉と明るい花色がお庭をポップでカラフルに彩ります。草姿は品種によって「這性」と「直立」の2タイプがあるため、目的の用途に合わせてハンギングバスケット等に使うなら茎が這性に広がり鉢縁などでは枝垂れる様な草姿を見せる品種を選んだり、花壇の中央等で高さを出したい場合等は茎が直立する品種等を選ぶと良いでしょう。
ニチニチソウは自生地では常緑多年草(or 亜低木)ですが、日本では冬の寒さに耐えられないため一般的には一年草扱いとなります。冬越しさせる場合は屋内に取り込み温度を最低5度以上(15度以上で開花が続く)に保ち、日光もしくは育成ライト等を使い適切な光量を保って育ててあげる必要があります。
開花時期は晩春から晩秋、花色は赤色や桃色、紫色や白色等があり、直径約3~4cmの花先が5裂する筒状の小花を葉の付け根(腋生)に咲かせます。草姿は直立もしくは匍匐して高さ約15(60)cm × 幅は約15(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形、葉序は対生葉序につきます。
ニチニチソウは春から初夏に行う挿し木や播種によって増やす事が出来ます。基本的には春に撒き冬に枯れる一年草として育てやすい植物ですが、冬越しして多年草として育てる場合は温度や光量等の管理に気をつける必要があります。