原産:ヨーロッパ 科:シソ(Lamiaceae) 属:オドリコソウ/ラミウム(lamium) 種:ヒメオドリコソウ(purpureum) 別名:パープル デッド ネタル(purple dead nettle) 開花時期:2月~5月 花の色:桃色●紫色●白色〇 葉色:緑色●紫色● 分類:一年草(越年草) 草姿:直立 草丈:約20~30cm 誕生日:2月6日 花言葉:「快活」「陽気」「愛嬌」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヒメオドリコソウは学名lamium purpureum、別名「パープル デッド ネタル(purple dead nettle)」とも呼ばれるヨーロッパ原産の一年草(越年草)です。日本でも明治時代中期に帰化しており、北海道から九州までほぼ全国に分布しており畑地や荒地、林縁や河岸等の様々な場所で見る事が出来ます。草姿は根元で分枝した後に少し水平に成長してその後、直立に茎を伸ばして群生するような姿を作ります。上部の葉には葉柄がなく赤紫色に染まっており、葉の両面共に毛があります。
ヒメオドリコソウの若葉はサラダとして食べる事もでき、またおひたしや天ぷら等に調理して食べる事ができます。ただし一般的な葉物野菜と比べるとエグ味があり味はあまり良くないようです。また花にも甘い蜜があり筒状の小花を外してお尻から吸うとほんのり甘い蜜の味を感じる事が出来ます。またこの花蜜は花蜂や蜜蜂の重要な蜜源にもなっており、開花期になると花の下唇に足を乗せて花の中に頭を入れながら蜜を吸う可愛らしい花蜂達の姿を見る事が出来るでしょう。
ヒメオドリコソウとホトケノザは花の形や葉の形がやや似ている所があります。比較するとヒメオドリコソウは花序(節間)が短く詰まった感じに花を咲かせますが、ホトケノザは花序(節間)が長く伸び伸びとした花姿をしています。ヒメオドリコソウは上部の葉が卵形で茎葉ともに赤紫色に染まりますが、ホトケノザは葉の形が扇形で浅く避けた鋸歯があり緑色です。
開花時期は晩冬から晩春、花色は紫色や桃色、白色があり、唇形の小花を苞葉の腋に数個ずつ咲かせ花序は密になる。草姿は直立して高さ約20(30)cm × 幅は約20(30)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は卵形で葉縁に鋸歯があり葉序は対生葉序につきます。
オドリコソウ(ラミウム)属の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
剪定のやり方ヒメオドリコソウの剪定は基本的には不要ですが、こぼれ種を防ぐために開花後は花を摘みましょう。 | 夏越しする方法 |
冬越しする方法Hardiness:4b~8a ヒメオドリコソウは耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は基本的にはありません。 | 挿し木や株分けで増やす |
播種で増やすヒメオドリコソウの種蒔の方法 | 植物の病気ヒメオドリコソウの病気 |