原産:北アメリカ 科:オオバコ(Plantaginaceae) 属:ペンステモン(penstemon) 種:バルバタス(barbatus) 別名:ヤナギチョウジ/ゴールデン ビアド ペンステモン(golden beard penstemon) 開花時期:5月~7月 花の色:赤色●橙色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約60~180cm 誕生花:6月6日 花言葉:「あなたに見とれています」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ペンステモン(バルバタス)は学名penstemon barbatus、別名「ヤナギチョウジ」や「ゴールデン ビアド ペンステモン(golden beard penstemon)」とも呼ばれる北アメリカ原産の多年草です。種小名のバルバタス(barbatus)はラテン語で「あごひげを生やした」と言う意味があり、恐らく花の下唇に黄色の毛がついている事に由来しており、また英名の「ゴールデン ビアド ペンステモン(golden beard penstemon)」も黄色のあごひげのペンステモンと言う意味があります。
ペンステモン(バルバタス)の最大の特徴は、長さが約90cmにも達する非常に長い花穂と、長さが約4cmでやや俯いて(下向き)咲く赤色(橙色)の小花、長さが最大20cmになる細長い葉になります。草姿はロゼット状で一般的に冬は地上部の茎はなくロゼット葉だけが残り、春になると新芽を伸ばし地面から何本も茎が伸び群生する様な草姿をつくります。花は節間が長いため疎らに見えますが、節ごとに花穂が付くため比較的ボリュームがあり、また花茎が何本も並ぶと花穂が長い事もあり圧巻の花姿を作り出します。
園芸では殆ど倒伏する事なく最大180cmまで伸びる草姿から花壇の中央や後方に植えられ単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。また開花期は1m近い花穂が何本も並び咲くため庭園等の広い場所に植えても非常に目立ち、目をひくフォーカルポイントととして働くはずです。
開花時期は晩春から夏、花色は赤色もしくは橙色、個々の小花は長さが約4cmある唇形で上唇は2裂して下唇は3裂、花序は節間が長く長さ約~90cmの円錐花序に咲きます。草姿はロゼット状で短い根茎から直立する茎が何本も伸び高さは約60(180)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は線形もしくは披針形、葉序は対生葉序もしくは根出葉につきます。
ペンステモン(バルバタス)は一般的に簡単で確実な挿し木で増やされる事が多いですが、株分けや播種によっても増やす事が出来ます。育てる際は梅雨時期や夏の時期の長雨を苦手にしているため、枯らさないために土の排水性を高める等の長雨対策が必要になります。また適切に育てた株でも数年育てると活力を失い衰退していくため数年毎(3年から5年)に株の更新が必要になります。